Xをここ数日見ていて、やっぱり同じ意見を持つ人がいろいろ出て来るなあと思った。 強烈な違和感というか、これは酷いなという仕事ぶりは受け手にはすぐ伝わるということだと思う。

何かと言うと、深井引退記念のTシャツのデザインのことだ。 キービジュアルとしてのあの感じは全く問題ないが、あれを全く変えずにそのままTシャツに載せてしまうという発想が残念すぎて。

広報なのか商品部なのか又は両方なのか分からないが、提供元の部署に訊きたいのは、あのデザインをそのまま載せたTシャツを自分で嬉しくて着る気になるのかどうかを問い質したいということだ。

商品て何でもそうだと思うけど、自分が買いたくなるか、手にしたくなるか、という基本的な姿勢から進めないと、あまりにも独りよがりというか、受け手や買い手の気持ちを考えない物を提供しがちになるのではないだろうか。

Tシャツ以外の商品については、まあまああれでも問題ないと思うけど、Tシャツはあまりにも違う。あんな風にドカーンとカラー画像をあの大きさで持ってくるのは、自分で着ることを1ミリも考えないでおざなりで作ったと言われても仕方ないと思う。

つまり、仕事の質の話だ。 深井が引退だ、じゃあ記念品をたくさん出そう、よし何種類も用意した、我々はちゃんと仕事をした、、、と仕事をした気になってはいるけど、出し手だけが満足したものは決していい仕事ではないことくらいは分かるはずだ。