日大アメフト部の加害者本人が公の会見を
開き、おそらく日本の学生スポーツの闇の
部分を初めて世に晒した瞬間となったに違
いない。

ここまで、闇に包まれた部分をあからさま
にした会見はないだろう。
彼の悔恨・悩み・苦労などなど手に取るよ
うに分かる内容だった。代理人である弁護
士の段取りや配慮が素晴らしく、また質問
者側の記者たちもだいたいは核心により近
付けるためのものだったことが良かった。

この会見自体を開かなきゃいけないことは
不幸だったかもしれないが、この会見その
ものの価値はかなり大きい。
今後の学生スポーツに大きく影響を与える
ものになるだろう、それくらい画期的な加
害者会見だった。