例の福森の3点目の後に、池内さんが神戸の選手に
ずーっと囲まれていて執拗な抗議をされていたが、
なかなか終わらなく池内さんは毅然としていたが、
あんな屈強な男たちに4〜5人囲まれて抗議され続
けていたら、大変だろうなあと思っていた。
そして、内容から言ってもちょっと収拾つかず的
な様相だった。

が、ここで都倉登場。彼が何を言いながら近付き、
あの輪に入っていったのかは正確には不明だが、
結局彼が来たことにより、都倉への反応にベクト
ルが変わり、池内さんは解放された格好になった。
神戸の本当の抗議対象は池内さんであるはずなの
に都倉に代わることで、あの場は収束されたので
ある。

これは、すごいと思った。
よーく考えられた高度な戦術で、ウチにはメリッ
トしかない内容だ。
まず、誰も救いの手を差し伸べようという雰囲気
がなく、ずっと池内さん1人でいたのを助けると
いう形になったこと。(実際はどうか別としても、
池内さんの心の奥隅に、都倉には借りが出来たく
らいに思ったくれたら儲けもの)

更に時間を進められたのである。池内さんはプレ
イが止まってる時間を正確に計測したかもしれな
いが、それでも多少は稼げた気はするし、選手た
ちはラストに向けて休息を取れただろう。

などと、ドームで観た光景と後でDAZNで見たり
して、都倉がトラブルにわざわざ絡む理由を考え
ていたら、もしかしてと想像してみた。
あくまでも私の妄想だが、私の想像通りならば、
都倉という男は相手にとって、この上なく嫌な
奴に映るだろうなあ。それはつまり味方にとっ
ては頼もしいということになる。
ありがとう、都倉。