昨年4位。
実力を正確に反映したものだったら良かったが、何もかもウチに
上手く偏ったがために得た順位と言えなくもないから、勘違いを
正さなければいけなかった。

今シーズンの目標に対して、選手もサポーターも口では残留経由
のACL進出を言ってるが、心の中では3位以内をすんなり争える
チームにほぼ なってきた、と既に思ってしまっていたと容易に 
想像出来る。

が、やはりまだまだのチームなのだ。
お金をたくさん払って出来るチームはそれなりの質を持って構成
されているのだ。我々より高い質を持って。
それらとはまだまだ差があることをちゃんと認識しないと何も始
まらなかったのだ。

今シーズン開始前から目標として挙がっているACL圏内だが、昨年
が勝ち点55で争えたかもしれないのは稀なことで、本来なら63く
らいはないとカスリもしない。
まあ、それでも仮に60とした場合でも、1試合当たり1.77点の勝ち
点を稼がないと到達出来ない目標なのだ。

昨年のコンサは1.62点だった。(勝ち点55)
今は2勝3敗で1.2点だ。(勝ち点6)
まず、1.77点にするには2連勝して1.72点なので3連勝して1.875点
くらいにしないと到達出来ないくらいのものだ。
あの戦い方と未熟な技術と精神的な甘さでは、3連勝なぞ夢の夢、
と簡単に分かるだろう。

つまり、1試合当たりの勝ち点1.77点というものがどれくらい難し
く厳しい道のりなのかを理解して頂けたかと思う。

高すぎる目標は目標じゃない。単なる無知な願望だ。
現実的な可能性を残している内容を目標として据えるべきなのだ。
我々サポーターも含め、浮かれ過ぎていたのは認める。でももう、
浮き足立っている場合ではないのだ。
(今みたいな状態になっていてもタカをくくっているはずだ。自分 
たちは大丈夫だみたいな根拠のない自信をまだ持ち続けているに
違いない)

昨年から先週まで見てきたミシャの修正力を考えるに、今シーズ
ンはひと桁順位狙いが妥当で現実的な目標ではないかと推察する。
(ましてや、6月に武蔵がコパアメリカで抜けるなら、ますます厳
しさを増していくと考える)