昨年と比べ今シーズンのＪ1は上位実力者のクラブの
強さの強度が増した印象を受ける。
つまり、昨年よりも更に上位に勝てなくなった。
そう、ウチは順位通りというか実力通りというか、
上位には負け、下位には勝つという内容だった昨年
同様のことを今年も概ね続けている。

ただ、今は7位にいるが、つい先頃には15位に居た
り、連敗をしたり、連勝をしたり。
怖いのは例年より大型連敗のチームがいくつも出て
来ていること。守備強度が強かったはずの広島も今
は泥沼だ。首位に居たのに。

これはもう他人事では片付けられない。
ウチがかろうじて今の状態にあるのはソンユンと宮澤
のおかげである部分が大きいことに異論を唱える人は
まず居ないだろう。
その内ソンユンはベストに体調を持っていくためのち
ゃんとした配慮が為されているが、宮澤に対しては今
のところ「酷使を強いられている」状態だ。

ミシャは選手が壊れない限りはベストパフォーマンス
が出来るはずだと思っているとしか思えないような起
用の仕方をしているが、試合は録画でも見直している
ならば分かるはずだ、宮澤がかなりボロボロになって
来ていることを。

彼が怪我離脱をしたら大変なことになる確率が高い、
という見立ては間違っているだろうか？
変えの効かない選手であるからこそ、ポジションを
変えようがどうしようが宮澤を使っている理由はミ
シャが一番理解しているはずだと思っている。

宮澤が不在、というのは実はロペス不在やチャナ不
在よりもっと深刻な事態をチームにもたらすことを
真摯に受け止め熟考して欲しい。もちろんしてるだ
ろうが、宮澤という真の札幌の心臓部を欠いては絶
対いけない。
ベストな体調を少しでも取り戻し、ガンバ戦にてま
たハイパフォーマンスを見せてもらいたい。
(宮澤は今体力ギリギリの境界線上だ)