アジアを舞台にしたACLで2連覇中のＪリーグだが、こういう
資料を見てると、浦和や鹿島がよくぞ勝ち抜いたなと尊敬して
止まない。

資料というのは、中国スーパーリーグの年俸ランキングTOP20
という最新情報が公開されていて、主なものだけでも、
1位 オスカール/上海上港                  約30億円
2位 フッキ/上海上港                         約25億円
3位 マスチェラーノ/河北華夏           約22.5億円
4位 バカンブ/北京国安                     約22.5億円
5位 エル・シャーラウィ/上海申花   約20億円
13位 フェライニ/山東魯能               約13.75億円
16位 デンベレ/広州富力                  約11.25億円

20位でも7.5億円という調子だ。
Ｊリーグでは突出したというか異常値のイニエスタが約32億円
と言われていて、今はＪリーグがアジアで最高年俸を与えてい
るリーグになっているが、破談の噂もある江蘇蘇寧のベイルへ 
の提示額は約62.5億円だから、成立するとダントツで1位はスー
パーリーグになる。

だいたい10億前後以上が20人いるなんて、とんでもないリーグ
だ。三木谷さんの興味がサッカーに向いてくれて風向きが変わ
ったことは確か。その功績だけは讃えたいが、中国は異常だ。
そんな破茶滅茶な補強策を施している中国を始め、韓国やUAE
などライバルが強大化してきたACLでチャンピオンとなるなん
て、浦和と鹿島は本当にすごい。

ウチが今、足を踏み入れようとしている世界は、そんな破茶滅
茶が跋扈している凄まじいところだ。
例え、やっとリーグ3位になったからといって、ACLへ楽しい
思い出作りを夢見ているようでは瞬殺されるくらいの厳しい世
界だと思う。
でも、行かないと本当の厳しさは分からないままで終わる。
その厳しさを知っているクラブと知らないままのクラブでは
きっと大きく違うのではないかと思った。
(柏がその経験値を正しく活用していなかったのはまた別の話だ)