野々村社長は意外と芸が細かい。

河合のセレモニーの時は竜二Tシャツに着替え、
伸二の時には「44」のレプリカユニフォームに
着替えていた。

最初、妙に太った「44」がいるなあと思ったら
野々村社長だった。

伸二が最後に場内を一周する際には、勝利時と
同じように同行していたのだが、野々村社長も
感慨深いのだろうなあ。
今のコンサの成長路線の最初の一手だった伸二
の招聘が当たり、今に繋がっているのだから。
だから感謝もひとしおだろう。

その野々村社長を社長に据えた石水会長も昨日
来場されていて、河合の引退試合を見守ってい
た。

コンサドーレは2013年以降、道を外れること
なく、順調により大きなクラブになるべく、
真っ直ぐに歩んでいる。いや、少し早歩きか
もしれない。走りたいが、走ると転ぶ可能性
もあるので今のスピードがベストなのかもし
れない。