やっていることはトヨタが3000台限定発売した車を100台だけ追加生産してもらうのと似ています。 しかもその100台に幾つかのサイズが混在。 トヨタの生産ラインには数ヶ月先まで各車種、数万台単位の生産計画ができています。 そのなかで追加100台を優先生産はできません。他の車も必要だから生産しているし、企業としては大量生産側が利益率も高いため。大口分を生産計画の中心にせずに小口分の要請に応えていると生産ラインの切り替え等で全体が非効率になります。 追加100台は結局、大口分の隙間に入れるか大口分の後に入れるしかないので時間がかかります。 もう１つ理解が必要なのは最初の2000台は当初からの年間生産計画に入っていて注文を受ける前に生地や染料などの手配は終わっています。 追加生産分はこれから生地や染料も追加発注します。そうなると生地生産側でも染料などの生産側でも上記と同じようなことが生じ時間がかかります。 こういう理屈で追加生産分の対応には時間がかかります。メーカー的には本当はこういう小量追加生産はしたくないところを善意で実施するとしてできることは限定されるでしょう。 注：トヨタで例えたのは分かりやすさのためです。トヨタの最新工場では大口小口の混在も可能なシステムもあるそうです。

あいうさん、コメントありがとうございます。おっしゃることは分かりますよ。言いたいことも伝わってます。 トヨタの看板方式も多品種少量生産も理解しています。 ただ、その上で敢えてちょっとだけ。 数十万点の部品から成り立っている自動車を例に持ってくるのはやはりちょっと。 それと決定的に違うことがあり、半年待とうがマイカーは半年くらいじゃ何にも時代遅れにはならないけど、今回問題にしているのは季節商品だからなんですね、皆んなが言いたいのは。 新たなシーズンの新たなユニを纏う、これはプロスポーツの中でもサッカーが一番そういう流れの中で運営されていることには異論はありませんよね⁉︎そう、そういう流れというか慣習というかがあるサッカーのサポーター用のユニだから問題視されてるかなと思います。 同じように車で例えるなら、脱炭素のためもうじき新規のガソリン車は売らないみたいな時代なのに、最後に思い切りガソリン車を堪能したかった購入者に対し、納期は半年後ですとか言われたら、もうガソリン車要らないかなみたいな感情になるだろうな、みたいな感じでしょうか。 日本の言い回しで『せっかくの行為(善意)がアダとなる』とあるくらい、中途半端な善意が返って悪いことに取られて、やらない方が良かったみたいなことがありますが、今回はそういう印象は免れませんよねえ。