当時はけっこう暑苦しく数字を拾っていたので感じることですが、四方田コンサが開幕５試合で勝ち点５のジンクスを覆したのはかなりのレアケースと言えます。昇格組のうち１つは必ず落ちるというのもデータ的には確度が高く、その１つと目されていたのが札幌で当然降格候補のド本命。ところが16シーズンで昇格してきたセレッソ・清水・コンサは17シーズンから３年連続して全て残留（４年目の去年は順位的には清水は16位ですが）。これは今までにはなかったケース。 　 　J1の残留争いは基本的に先行逃げ切りで後半戦に猛チャージをかけてというのは難しい。実際、ひと回り対戦してビリのクラブは降格（逃れたのは08シーズン千葉の奇跡的な残留）。17四方田コンサは前半戦で勝ち点15で15位とギリギリですが終わってみれば勝ち点43で11位と 前半戦＜後半戦という勝ち点になるケースもまた珍しい。 　 　ジェイやチャナ、石川と夏の補強がズバズバ当たりまくったのも要因として大きいですが、四方田コンサは何と言ってもホームで強かった。16シーズンではヴェルディに負けただけでホームの戦績は17勝３分け１敗と驚異的でした。その空気を維持して17シーズンのJ1でもホームで９勝４分け４敗とホームだけなら６位。これはサポの力なくしては不可能でしょう。 　 　昇格組は即降格候補になるのが常ですが、福岡は松本よりも総得点で劣る上に稼ぎ頭の遠野は川崎に強制送還、堅守の要であるGKセランテスは契約満了。徳島は新体制になるのに未だ監督が入国できないなどネガティブな要素がありすぎてこれを覆すのは相当困難とみます。

フラッ太さん、そんなにホーム勝ちまくりでしたか。ホームはここのところ全試合観てますが、2017年の後半はそうでしたか。なんか苦しい試合ばかり記憶の断片に残っていて、楽しかった試合の印象がちょっと薄いのは自分に反省です。2017年のコンサは偉業の1つに認定ですね。