失点したのは84分、88分。
ミランとジェイ投入が79分なので敗戦の主因の1つはここ。
高嶺の試合後インタビューで終盤に1人1人のマークが曖昧
になってしまったのも敗因とコメント。
つまり、交代メンバーがダメだったということ。サカダイ
もそれをしっかり書いていて、『ミシャの選択が相手に流
れを渡す結果に』とある。

ただ、79分時点で残っていたのは、交代した2人以外には
伸二と小次郎しかいないため、連れて来たメンバー的には　
仕方ないとはなるが、そもそもそういうメンバー構成しか
出来ない時点で、先発メンバーが2点以上獲って終盤を迎
えなければアウトに近いものだったということになる。

残念な話だ。
おそらく11人だけの闘いならウチは相当な強さであり、
ハイパフォーマンスを発揮出来るまでにはなったけれど、
18人での闘いならば、そのパフォーマンスはガクッと落
ちることになり、18人トータルの試合という現状では最
初は威勢が良いが、段々と尻すぼみをすることになり、
ハイパフォーマンスが出来たことだけを試合後に声高に
言うだけのチーム、と言うレッテルを貼られそうだ。

現状の闘い方を貫くなら、対戦相手のレベルで勝つか
負けるかの一線が引かれそうだ。つまり、5位前後まで
の相手には最終的には寄り切られ、ボトムの相手には
勝つ確率は高い、という感じで。(実際そんな感じだ)
決して福岡のように上位でも下位でもいい闘い方をし
て勝つか負けるか分からないようなものにはならない、
という感じだ。

限られた予算内で今の順位やパフォーマンスは素晴ら
しいと本当に思うが、90分息切れしないし、パフォー
マンスが落ちない戦術を来季に向け更に工夫していか
ないとキツいだろうと思う。