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2022年06月19日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=111705 サッカーの試合をコンサドーレを通してずーっと観ていて、 監督の試合後コメントもサッカー評論家の言葉も自分が納得 するものに出会わなかったが、この記事の言葉が今までの何 よりもスーッと胸の奥に入って来た気がしてる。 「勝利こそが戦術」、何もレアルマドリードのように莫大な 資金を基に大補強や大変革をしたいと思ってる訳じゃない。 勝利こそが戦術、という言葉の根底にある精神性で持って何 事も取り組んで行って欲しい、常にそこが最重要だと認識し ながら日々研鑽を積んで欲しい、選手もスタッフも会社も。 勝利にこだわるなら守備的になるのか?それをやって勝率 アップがかなり望めるようなら、その戦術は形を変えなが らも採用し続けるかもしれないが、そうではない分析が為 されるようなら、守備的にはならないだろう。世界的に見 ても守備的で勝利を重ねているチームの名を聞いたことが ないと思うので、懸念は杞憂だと思っている。 とにかく、「勝利こそが戦術」というメインテーマでこの クラブは取り組みを開始してもらえたらますます応援の熱 が上がるのだけど。 (今は絶対、練習してきた戦術が試合で披露出来たら、それ でほぼ満足、みたいなポジションに収まってる。練習の成 果を試合中に1回でも多く再現出来たなら、勝ちには拘らな い、ってスタンスがどうしても受け入れられない〜それだ とたまたま年1でその試合を目指して、様々な調整をして、 工夫してやっと来場したファンサポーターに失礼だと思っ ている) おそらく、鹿島なんかはかなり似た構造で成り立っている ように思うし、彼らは成功しているクラブの1つなはずだ。
対角線
Re:しっくりくる「勝利こそが戦術」という至言
2022/06/19 18:08
いろんな考え方があると思いますので批判ではありません。 私は練習をずっと見学している訳でもないのでチームの雰囲気や価値観が、「練習の成果を試合中に1回でも多く再現出来たなら、勝ちには拘らない」となっているのかは分かりません。 ただたぶん勝ちにこだわることは大切でプラス面がいろいろあります、でも勝ちにこだわることのマイナス面もあります。 分かりやいのは岡村大八選手です。彼はもともと守備には自信がありながらもビルドアップ等はできなかった。いまの彼はビルドアップ等も相当にこなします。 さて岡村選手の成長はひたすら彼個人の努力故でミシャさんの指導は関係無いと主張される方もいるでしょう。でも本当でしょうか?。 彼は25歳ですがプロフィールには2歳からサッカーを始めたとされています。高校生から数えても10年以上サッカーをやってきています。高校も強豪校ですし守備者でもビルドアップが必要なことは知っていたはずです。 何故そんな選手がここまでビルドアップもできなかったのか。 普通はこの手のことは小中学校年代で身につけるものでプロで身に付くものではありません。 これは憶測ですが、答えは恐らく常に結果にフォーカスされてきたからです。人は弱いというか日本人選手は基本的に失敗を避けようとします。 そうすると不器用な選手やできない選手はできることをやろうとする訳です。できないことをやろうとしてミスをすると指導者や仲間から叱られる。その連続が岡村選手をビルドアップのできない選手に止めた訳です。 札幌のような小さいクラブがタイトルを狙うときに、その試合だけ、その1年だけではなく中期的な戦略を立てることは1つの可能性です。 その試合の勝利にこだわることと中期的戦略でバランスを取ること。勝利にこだわるとしても中期的戦略を踏まえどこにどうこだわるか。 クラブもミシャさんもそんなチャレンジをしているように見えます。
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