昨年Ｊ2降格が決まった4クラブは現時点で、首位横浜FCを筆頭に
3位仙台9位大分14位徳島という順位になっている。

横浜も仙台も3試合すると2試合は勝ってるような試合運びでサポ
ーターも楽しそうだ。
更に新潟も岡山も長崎も自動昇格に絡める感じで、アウェイ遠征
などもSNSを見てると彼らの幸せそうな文章が目に入る。

皆Ｊ1で思ったように勝てず、サポーターも嘆き悲しみ怒りなど
など負の感情のオンパレードだったのに、今季の様子を見ている
と、ほぼそれらとは無縁の喜びや楽しさに溢れていて、全くの他
人事ながら和ませてもらっている。

Ｊ1は本当に厳しくツラい。これでもかと襲いかかられ、失点を
重ね続ける贔屓チームに毒を吐きたくなりがちだ。楽しくない。
全く楽しくない訳ではないが、楽しいの後に何倍もの苦しいが
やって来る。

じゃあ、Ｊ2に行きたいか？多くの勝ちを味わえる確率が上がる
だろう舞台に戻りたいか？と言ったら、それは200%ない。
絶対にない。やはりＪ1の舞台で戦うことこそがクラブの存在価
値を高めたり、維持したりする唯一のものだから。
そしてそこにいてレギュラーになることがＪリーガーの大きな
アイデンティティのはずだから。

だから、Ｊ2でどんなにいい成績を上げようが、それはＪ1への
切符を手に入れるためのものに過ぎず、Ｊリーグの表歴史には
大して関係のないものだと考えると、Ｊ1以外での成績のアレコ
レは実は結構虚しいものだと理解出来るはずだ。