＜第２９節アウェイマリノス戦ふりかえり＞
「マリノスが強いという前提でどうしたら勝てるかは当然考えて準備したと思うけど、ハマらなかったですねぇ。
　
　福森のところで少しずつ守備の対応が遅れていった。
　そこでうまく守ってボールを奪って攻撃に出るというのがマイナスに出てしまった。
　トライとしてはしょうがない。
　福森だけじゃなくて守備の選手の２秒後のポジション判断が遅い。
　２秒かかると菅がいいポジション取るのにそこからさらに２秒かかることで、相手に３～４秒の時間を与えてウチが優位にボールを持てないことの繰り返し。
　だからといって安全に守ることはできるけどスコアの体裁整えても進歩がない。
　いかに後ろの選手がボールがない時によりいいポジション早く取れるか。
　福森と菅のズレが１秒でも早くなれば相手は攻撃しにくくなる。
　そのトライを今しているところ。

　とはいえもうちょっとうまくやれたかなというのはある。
　チャンスの数は作れている。
　４点くらい取られちゃう可能性のあるゲームではあった」

（メール）
＜前半は選手が自信なさげにプレーしていたように見えました＞
「喝を入れて変わるならいくらでも入れてます(笑)
　違った側面からゲームを見ると暑さは相手もだけど大変だった。体重そうな選手いた。
　数人コンディションが良くないように見えた。
　ピッチも良くなかった。重たい感じ。あのピッチが苦手な選手もいる。
　ああいうピッチだとロペスやドドは変わらずできる。
　あの二人のほうがあのピッチには合ったかもしれない。
　
　駒井、チャナ、荒野の守備のタスクをロペスとドドができるか。
　完成形のイメージだと二人ではまだ上から追い込めない。だからスターとからではなかったのかなと思う。
　彼らがそれを出来るようになると期待している。
　ボールが画面に映ってないところでどんな仕事が出来ているかがチーム全体の能力を上げるために重要。
　そのためにこれからどう上げていくか」

（メール）
＜降格のないシーズンなのでやりたいサッカーをすればいいと思います＞
「降格がないからトライするのではなくクラブの資金力の差を埋めるには他がやっていないトライをし続けないと勝てない。
　来年再来年のために今トライしている。
　マリノスは攻め込む回数はリーグで一番。ウチは３番目。
　それでも点が取れていないのが現状。やり続けることが大事」

（メール）
＜ゼロトップの戦術の評価は？＞
「たまたまＦＷに守備の部分を理解できてる選手がいない。
　さっきも話したボールのないところでロペスやドドがチームとしてやろうとしている仕事が出来るようになれば彼らがメンバーに入ると思う。
　チャナや駒井もＦＷの役割を担っているので、ゼロトップの一人歩きはよくない。

　迫力のある選手がいてもそこにボールを運ぶ選手は必要」

＜明日はホーム名古屋戦。来週水曜日はカップ戦。重点を置くのは？＞
「両方と言うしかない。
　
　カップ戦は１発勝負。
　また違うやり方かもしれないし、違うメンバーかもしれない。
　両方頑張ってと言うしかない。

　名古屋は川崎やマリノスとは真逆のチーム。
　どういうトライをするのか興味はある。
　コンディション上がってきている選手もいるし、ケガ人も戻ってきているので。
　ドドやロペスがどう活躍するか」

＜鈴木武蔵選手のベルギー移籍＞
「しっかりまとまって良かったと思います」

（メール）
＜急な展開で別れを惜しむ間もなかったのでは？武蔵選手とお話はできましたか？
　MUSASHIの名をヨーロッパ中にとどろかせてほしいです＞
「移籍の話が直前で来てまとまるまで一週間なかったけど話す機会はいつも以上にあった。
　向こうに渡るのも急。この世界こういうことある。こんな感じか？と。
　早く帰ってこないように頑張ってと言った。
　
　本人の思いはわかっているので今回のチームに行くことが最終的な目標ではなく、クラブとしても次どこに行くか権利も含めいっしょに頑張っていこうというかんじでやってる。
　ベルギーのそんなに強いチームじゃない中で点を取っていくのはむずかしい。
　英語は前から勉強していると言ってたけど通訳なしで頑張ると言ってた。
　チーム内は英語が多いみたい。

　（移籍先が）どういうチームかはよくわからない。１部にあがったばかり。
　２トップでやってるチーム。日本とはまた違う。
　そこをうまく乗り越えて次のためへのアピールの繰り返し。
　点を取ることが大事。スコアは必須」

＜世界へ選手が出るってすごいですね＞
「そこはすごいと思います。
　コンサドーレから向こうの４大リーグへ移籍出来たらすごい。
　Ｊリーグから直で行く選手はそう多くない。
　Ｊリーグもマーケティングで頑張っていかないと。
　サッカーの世界野中での位置づけはまだまだ。世界に近づいていけるようにならないと。

　武蔵は１年半でプレー面でも成長したし。
　ルヴァン杯の準決勝で点を決めた時もサポーターの応援のチカラがあったからだと思ってるだろうし、応援してくれたことに感謝していると思う」

＜第１０節ホーム川崎戦ふりかえり＞
「川崎はそりゃ強い。わかっていてどう戦うか。
　殴りあうつもりで、差し違えるくらいのつもりだったけど最後にブスブスっとやられた。
　僕はそれでいいと思います。失点こわがって０－２でチャンス作れないより。
　スタッツだけ見れば互角。ペナルティエリアへ入っていく回数はウチが多かった。
　その試合だけ見れば勝つ可能性の高い選択あったかもしれないけど、それを今やる必要はないと思って見ていた。

　とはいえもったいない。
　最後のフィニッシュの精度もあるけど、その前の対応のちょっとした軽さがスコアにあらわれた。
　ひとつのプレーに対する甘さや意識の低さをどう埋めるか。
　セットプレーで先に取られたのはちょっと・・・
　大分戦もそうだけど個人のちょっとしたところの意識の低さがゲームを難しくしちゃうところはある。
　突き詰めていけたら上位へ行ける戦い方は見せることできてる。
　ちょっとしたところが難しい。
　完全に守備を植えつけると攻撃のクリエイティブさが薄れる。バランスが難しい」

＜第１１節ホーム大分戦＞
「最後追いついてよかったですね。
　これもデータ上は勝っておかしくない。
　先に１点取られたのがゲームを難しくした。
　大分がびっくりするくらい守備的というかゴール前に人数かけてた。こじ開けるのによけい苦労した。
　ペナルティエリアへの侵入回数は大分４でウチが２３から２４回。
　失点シーンのマンツーマンなのにフリーを作っちゃうことはトレーニングで意識づけしていかないと」

＜補強はないのですかというメッセージが多かったです＞
「このタイミングではなかなかない。
　０％とは言えないけど。
　今年は１０月に移籍期間がある。
　コロナで経済的な問題は影響すると思う。

　ウチは武蔵が抜けても今のメンバーが新しいやり方で成長していくことやればいいかなと思う」

＜鈴木武蔵選手の移籍について＞
「移籍のオファーはいろんな選手にちょいちょいある。今回は正式にレターが来た。
　武蔵がウチに移籍してくるときコンサドーレで日本代表になって、年齢的にもラストチャンスに近い海外の高いレベルのクラブに行きたいという希望があった。
　クラブの成績を上げながら一緒にやっていこうよと話してココに来た。
　本人の意思を確認しながら話を進めている。契約に至るかどうかは未定」

＜いつくらいからその話があったんですか？＞
「急で日曜日の夜中（こっちは月曜の朝くらい）。
　当然バタバタしている。
　合意の条件を詰めて前向きに交渉している。もうちょっとかな」

＜三上ＧＭはまとまっていく方向と＞
「まずは武蔵の気持ち。彼のビジョンの中でここまでは順調。
　クラブ間の中でビジネスとして成功させないといけない。（獲得時の倍くらいの金額）
　移籍ということになったら応援して送り出すのはもちろんだけど、さらに大きなリーグに行く時も移籍金が発生するような契約になるとかビジネス的なこともある」

＜この話が来た時の率直な思いは＞
「いろんなことひっくるめ武蔵にとっていい方向になるよう、ベルギーから次のリーグへの移籍ができるような方向なら前向きに考えたほうがいい（クラブにとっても）。
　そうならないなら話がなくなる可能性もある。
　武蔵が移籍したら戦力的なことはあるけど、サッカーの世界はこういうことある。
　トータルして考えると悪くないというのは最初に思ったこと。

　決まったとしてもサポーターに直接話す状況でもない（コロナの影響で）。
　向こうはリーグが始まっているので早く来てほしい。
　もしかしたらメディカルチェックで今夜にはベルギーへ発つかもしれない。
　本当にそういうスピード感。
　武蔵本人も移籍が決まれば思いは伝えたいだろうけし、そんな準備もまだ出来ない。

　いなくなるのは寂しいし戦力的なこともあるけど、クラブがより世界としっかりつながって日本代表に選ばれる選手も出てきてもっと上のステップにすすんでる感じはある。
　長いスパンで見るといいこと。
　彼が頑張るとよりいいことが起こせる。
　ポジティブにとってもらえばいいと思う」

＜第９節アウェイ清水戦ふりかえり＞
「だいぶ昔の話のよう(笑)
　いろんな意味で経験が足りなかった。
　駿汰の退場は大きかったけど、全体に疲労の度合いが前半見ていてあった。
　２，３日でどう回復させるか若い選手は経験がない。
　試合と直接関係あいけどコンディショニング出来るようにならないと。

　武蔵のFKあんなの決められるんだってびっくり」

＜ルヴァン杯横浜FC戦ふりかえり・グループステージ１位通過＞
「いちばん大切なのはベスト８に入ること。
　成功させてくれたのは嬉しい。

　（小柏選手初出場）
　初めてにしてはよかった。
　特徴を見ている人に何度も見せられたし。
　頑張れるなっていうところはあきらか。体力的にじゅうぶんプロで戦える。
　守備はウチのやり方に慣れてなくてムダに走らないといけないシーンあった。
　慣れればもっといい面出せる」

＜ルヴァン杯決勝トーナメントの抽選で相手はマリノス＞
「抽選前に進藤にあった時『１番か５番引くと２戦はホームで、決勝まで川崎と当たらないように』と要求。
　完璧に応えてすごいなと思った。
　完璧に要求に応えたので、試合でも完璧に応えてほしい(笑)」

＜明日はドームで川崎戦です＞
「とうぜん強い。ウチはケガ人含めいろんなことあって、これから伸びる選手の活躍に期待。
　今いる選手でどれだけやれるのかのスタートライン」

＜第８節ホーム神戸戦＞
「いいゲームでした。勝てたゲーム、もったいないと思う。
　９９％みんないいプレー。
　一個の判断ミスが全部失点につながっちゃった。
　総じてすごくいいゲームしたと思う」

「荒野は頑張って点取って。
　それ以外でもすごくいい仕事してた。
　荒野はよく走る。
　マリノス戦から駒井とチャナと攻撃やってるけど、ああいうやり方をミシャさんはこれからやりたいと思ってると僕は思ってる。
　荒野じゃなくてもあのポジションやる選手は運動量が必要になると思う」

＜神戸・サンペール選手のファール＞
「相手の選手がイライラした行為だとは思う。
　なんらかのカードが出ておかしくなかったけど。
　ルール上あの場面はカード出さなきゃいけなかったけど、審判がゲームをコントロールする立場に立つとじゃああのあとウチの選手が執拗に講義をしたかというとそんなことはなく。
　多少文句はいっただろうけど次のプレーにうつった。
　ゲームを上手くコントロールすることを考えると感情のぶつかり合いは多少あってあたりまえと考えて、コンサドーレの選手もそれを感じて次のプレーにうつったので。
　そっちの観点から見ると何もなくても（カード）しょうがないとは思いますけど。
　まぁ（あのプレーは）カード出てあたりまえかなとは思います」

「今年に関しては多少のプレーはファール取らないつもりでやってる。
　簡単にファールをとらないことは長い目で見ると選手はより強くなる。
　倒れてファールもらう選択よりそこ一歩頑張って次の局面まで笛が鳴らないで行くともっとチャンスになる経験を度々しているのでそれはいいこと」

金子がＰＫじゃないのかというシーンあったけど、あんなので倒れてるようじゃだめ。
　多少足が当たっててもプレー続けるくらいの強さをみんなで作っていこうという流れの中の基準になってる。
　ただし危ないプレーも多いのでそのへんのジャッジはしっかりやってほしい」

＜厚別ルヴァン杯広島戦＞
「連戦でメンバー考えるのけっこう大変。
　去年だとふだん出てないメンバーを全員出すんだろうけど、主力を休ませながらロペスとかリハビリ的に使いながら。
　何とか勝たないといけないメンバーで結果出したのはすごい」

「ドド点取ったのはよかった。
　頑張ってる。頑張れる選手であることは間違いない。
　まだまだ足りないけど神さまの御褒美と思えるくらい頑張ってる」

「ロペスはルヴァンに出てコンディションがまだ足りないのはわかったと思う。
　ゲームに出ないとコンディション上がらないから使ってあげたいけど練習試合も出来ない状況」

＜第７節ホーム・マリノス戦ふりかえり＞
「総合してすごくいいゲームをしたと思いました。
　マリノス相手ということ、ケガ人の状況から今までやったことのないトライをした。
　ＦＷがチャナと駒井とか、こんな」小さい２トップすごいなと。
　あきらかにこの選手がＦＷだという選手がいない中でもたくさんチャンスを作るトライをしたいと思っていて、ケガ人や対戦相手でトライのチャンスがたまたま訪れた。
　それに選手も応えて素晴らしいゲームをしたというところはビックリした」

（メール）
＜ＦＷなしの布陣のゲームは野々さん経験ありますか？
　マリノス戦は他の選手を休ませるためのシフトか、対マリノス戦のシフトか？＞
＜引き出し増えた？＞
「サッカーではポジションがあってそのポジションが上下することが多い。
　ゴールに一番近いＦＷがペナルティエリア付近にいるのが普通。
　後ろの選手がペナルティエリアに入っていくようなサッカーやれば、ＦＷが点を取らないといけないわけじゃないので。
　そういうトライをミシャさんはしたかった。
　練習の中ではいくつもある。中盤のＭＦがゴール前に顔を出すとか。
　日々のトレーニングの中でやっていることをゲームでやればいいという考え」

「マリノス戦のメンバーは休ませるという選択ではなくて、ジェイやドドがいたけどその選手じゃないメンバーでやるほうがより良いものを見せられると思っただろうし勝つ可能性が高いだろうという選択。
　本当にやりたいことをやるという、今までと発想が違うということ。
　それをやってみて勝たせちゃうミシャさんスゴーイと思った」

＜ＦＷなしのゲームの経験は？＞
「公式戦ではないと思う。
　後ろの選手がペナルティエリアに入っていくようなサッカーは楽しそうだと思う」

＜今季降格なしもあって戦術増やしているということは？＞
「たぶんですけどミシャさんの中には、僕もですけど降格を意識するレベルにはないと思ってる。
　より上を目指すために、今のＪリーグも順位が上のクラブの戦力が充実しているので去年と同じじゃダメという意識強くて。
　サッカーにもトレンドがあって次のトレンドをいち早く身につけると能力が高いチームに勝つチャンスが１，２年で出てくる。その１，２年を先取りすることを目指してる」

（メール）
＜拓馬君（荒野）のゴールとヒールパス。全体を通してしっかり周りを見てのパス。
　嬉しかったです＞
「あの試合に関して言うと素晴らしかった。
　頼もしいと思えるプレーを９０分間したと思う。
　チームを助けるプレーもたくさんした。
　あれを続けることができるかどうか。
　あのレベルで毎試合出来たら代表に呼ばれてもおかしくないレベルのプレー。
　続けることが大事。（出場停止後の）成長はあると思う。
　前節の全試合でいちばん走ったのも荒野。
　コンディションをどうやって維持できるか。気持ちの部分とコンディションの充実が毎試合できればチームももっと上に行ける」

＜ロペス選手合流＞
「ロペスは変わらずのキャラクター。元気ですよ。
　自分でトレーニングもしてきてるし、コンディションもまぁまぁやれる。
　本人にも話したけどチームの競争に勝てればゲームに出られる。
　いないあいだ残ったメンバーも相当ハードワークして今がある。
　簡単にはでられないよと。
　しっかり競争に勝ってチームを助けてよという話をした」

＜次節はホームで神戸戦＞
「いいゲームをしてほしいなというのは当然で。
　神戸は日本でいちばん大きなクラブ。戦力が充実している。
　こんどはどんな戦略で挑むのか楽しみ。興味ある。

　ミシャさんの１年目はボールをどう持つか、どうつないで攻めるか。
　２年目はボールを持てるようになって前に早く運ぶトライ。
　両方をある意味出来てトライできる。
　神戸相手にどういう戦略でいくのか楽しみ」

＜マリノス戦では４０分すぎから拍手がおきましたね＞
「あれはすごかった。感動というか。
　２－１から起きて最後みんな拍手していた。
　あの空気感は感動するし、こういう空気感いいなぁと思いました。

　たとえばなんですけど・・・
　数年前昇格が決まりそうな試合の時ボールを回す時間が続いてポカンとした空気があったんだけど。
　あの時僕『みんなでスタンディングオベーションしながら昇格を祝う空気になれるようにしたい』と言ってたと思うんだけど。
　あの一試合（マリノス戦）でそれに近いもの感じた。
　みんな変わってきてるんだなぁと思った。

　あれをやられたら相手は疲れてる選手なら難しいかなと思う。
　ホームの選手はもうひとがんばり出来る。
　あれはよかったですね」

（メール）
＜このあと９連戦。ルヴァンは相手もびっくりするメンバーに？＞
「おそらく神戸戦は今のベストメンバー。
　ルヴァンも選手のコンディション次第だけど取りにいくんじゃないかな？
　各チームケガ人が多いし、一試合毎終わらないと何とも言えない」

＜第５節アウェイ仙台戦ふりかえり＞
「退場者も出て０－２からよく追いついたなという感じ。荒野が３０分くらいで退場。
　アディショナルも入れて約７０分間１人少ない状態でやらないといけない。
　４５分間は０－２でそこから勝ち点を取るのも難しい状況。
　
　ミシャさんが浦和の時相手がコンサドーレで、ミシャさんの浦和最後のゲームは１１人対浦和９人だったけど、９人の浦和に圧倒されてすごいなと思った。
　ミシャさんがウチに来て２年。７０分間でウチの選手がどういうプレーが出来るのか楽しもうと思って見た。
　追いつけたこともそうだし内容も一人少ない状況で相手を上回るプレーも出来た。
　２年間でみんな良くなってると思えた。勝ち点を取れたこともそう。

　荒野は説教した」

（メール）
＜すごい試合でした。
　一人いなくなってからあんな試合が出来るとは強くなったとあらためて実感しました。
　選手時代に頭突きで退場になって坊主頭になった社長を思い出しました。
　荒野選手はしっかり反省してまた成長してほしいです＞
「そういうことのあとどうなっていくかが大事ということは話した。
　何人もに言われると本人も余計不安定になるので、僕が代表して怒った。

　苦しい状況でみんな頑張って勝ち点取った姿を見て、本人も申し訳なさや情けなさを感じていると思う。
　ボウズじゃないのかと三日くらい続けて言ったら『見かけじゃなく中身を変える』と言ったのでやれると思いますよ。
　ゲームの中で間違ったことをしてどう自分のチカラに変えるかはすべての選手が学ぶこと。
　きっと良くなっていく。
　変わっていくことの大切さを強く感じさせるプレーをみんながしてくれた」

＜田中駿汰選手のゴールも＞
「ラッキーはラッキーだったけど、追いつけるパフォーマンスをみんなしていたので神さまからのプレゼントだったと思います。
　駿汰も持ってると思いました」

＜第６節ホームＦＣ東京戦ふりかえり＞
「残念は残念。２－０にできなかったほうを考えたほうがいい。
　東京相手に９０分のパフォーマンスを考えると良かった。
　強いクラブ相手に勝ってもおかしくないゲーム出来た。成長している。

　（後半は）自分たちがこの２，３年やってきた中で一番いい方法を見つけながら点を取りに行く感じ。
　東京もやられないように対応してくる中で間違った判断をしていたかというとそんなこともない。
　１点リードしていたから上手く時間使いながらサッカーしようという共通認識があったから、少し後ろからゆっくりボールまわそうという考えがあったかもしれない。
　いい意味最後にでみんな考えながらサッカーしていた。
　最後にやられないようにどうするかは次しっかり考えていけばいい。
　ミシャさんも言ってたみたいだけど今シーズンでいちばん高いレベルでゲームやれたと思う」

＜ホームの雰囲気は＞
「声は出せないけどワンプレーワンプレーで拍手をしてもらって。
　その拍手だけで選手の勇気になる。いいなと思った。
　タイミングが大事。相手が取りに来たのをかわしたプレーで拍手起きると相手にとってはいやな拍手。
　一体感を感じる。
　ひとつのカタチになりつつある」

（メール）
＜現地で見ると選手の指示や監督の声がよく聞こえます。
　ミシャさんの『シンド―！』では笑いが起きました。
　スタッフやボランティアのみなさんに感謝です＞
「クラブとしては出来る限りの準備はするけど、来てくれるみなさんの協力なしにはコロナの状況を乗り切れない。
　
　荒野がいないと進藤。ミシャさんも本番だとテンションがあがるから呼びやすい名前叫ぶ」

＜日曜日は再びホームでマリノス戦＞
「無事しっかりゲームが行われること。
　お互いケガ人もいる。
　いつもと違うスタートで出た選手がどのくらいやれるか。
　マリノスは強いけどウチもじゅうぶんやれる。
　若い選手に期待したい」
　

本日は所要のためHBCラジオ『ナルミッツ』のコンサドーレ情報は記録として夕方以降の更新になる予定です。

リアルタイムでは番組の中で10時13～15分頃にコーナーがスタートします。

仙台、FC東京２試合の振り返り内容になると思います。
興味のあるかたはぜひラジオでお楽しみください。

本日野々村社長は宮の沢の出演。

＜第４節アウェイ湘南戦ふりかえり・中断後初の観客来場数は3,327人＞
「２試合連勝して疲労もたまっている中勝たせてあげたかった。
　久しぶりにお客さんが入ってのアウェイの中よくできたと思います。
　疲れている中メンバーに入った選手が先々楽しみだと思った」

＜観客がいる中のゲームはやはり違う？＞
「見られていることは違う。
　無観客とはぜったい違う。サポーターも応援のしかたに制限があって難しい。
　運営もお客さんも新しいやりかたでまたいい雰囲気を作っていけたらいい」

＜田中駿汰選手が初スタメン＞
「いつスタメンで出てもおかしくなかった。
　ミシャさんは半分くらいメンバー替えてもいいというつもりだった。
　いい状態の（連勝）メンバーにすんなりハマった。
　すごくいいレベルでプレーできる。落ち着ついていて安心感がある。
　スタメンで出ても問題ない。
　もっと経験を積んでくと早い段階で必要な選手になる」

＜後半４人交代＞
「ミシャさんらしい。
　後半二人交代は確実に考えていて、あと二人は疲労が見える選手と状態見て。
　ルーカスが交代出場に入らなかったのはその日の練習で違和感があって、無理に使うのやめようということになった。
　ルーカスがいたら攻撃に少し変化あったんだけどしょうがない」

「大卒３人は一定レベルでやれることは実証済み。
　ドド（ドウグラス）は未知数なところあったけど、それなりにやれたのでそれはよかった。
　体の大きさとか日本人にはないものがある。
　がんばれないブラジル人多いけど、ドドは日本人以上頑張れるものを持っている。
　ブラジル人にイメージするスゴイテクニックはないけどウチのサッカーには合う。
　ドドはこのあいだのゲームを見た限り大丈夫」

＜明日アウェイ仙台戦＞
「アウェイ４連戦の最後。
　一週間空いてコンディションがどうか。
　良くなかったとしても状態がいい選手もいると思うので、そういう選手が上手くゲームを作ってくれたら。
　そういうチームが強くなっていく。
　武蔵がいなくても点を取ることを期待」

（メール）
＜２２日水曜日はホーム開幕。注目するところや楽しみ方は？＞
「禁止事項ばかり注目すると面白くないので、家の中でテレビを見ている程度の見方で生で見ると思えば。
　選手の声も良く聞こえる。
　ミシャの声はテレビでもよく聞こえる(笑)「アラノ、アラノ」と南海言ってるか。
　そんなことも楽しみながら見てもらえたら。
　この先１，２年は同じような状況が続く。
　線引きはやってみないとわからない。
　楽しみながら参加してもらえたら」

＜２２日はＦＢＣテレビでも生中継があります＞
　
　

＜第３節アウェイ横浜FC戦ふりかえり＞
「無観客で雰囲気が全然違うのでいつもとは比較ができないゲームだったけど。
　勝つための準備はそれなりにしていた。
　コンディションはまだまだだと思った。
　いい場面はつくれたし、武蔵も点を取れた。
　４回くらいのチャンスで２点取れた。。

　（無観客は）落ち着いてやれてるのはある。普段通りのプレーが出やすい。
　お客さんがいるほうがパフォーマンスはもっと上がる。
　全体通してやりたいことはやれてた」

「ミシャさんの一年目はボールをつなぐ。二年目は早く攻めるトライ。
　今年はカウンターでチャンスをつくることも一つ。回数は増えてる。
　それで点を取れたのはよかった。上積みはできている」

（修正点）
「コンディションかなぁ。
　今はだめだからゆっくり守るというのは疲れないけど、目指していることがあるので。
　とはいえ前半２０分過ぎてから疲れてハーフタイムを境に体力的に難しいから後半は変えた。
　コンディションを徐々に上げていくと本来やりたいことはきっとできる」

＜第３節アウェイ鹿島戦ふりかえり。１９年ぶりの勝利＞
「四半世紀経っちゃいそう。
　今のチームにそんなにあのスタジアムを苦手としている選手はいないと思うけど、クラブとしてや長く見ている人から見るとあの地で勝つのはむずかしいことだったと思うので。
　また一歩前進したと思っていい。

　鹿島もクラブが変わらないといけない思いがあって、新しいこと取り入れようとしているので難しい時期。
　とはいえ選手のクオリティなんかを見ても鹿島なのでやられそうな場面もけっこうあったけど。
　うまくしのいで、菅野が頑張ったり。良かった。
　菅野はビッグセーブに見せないビッグプレーが多かった。
　ベテランで落ち着いてる」

（武蔵選手）
「パフォーマンスよりケガのほうが。
　そんなに簡単には戻ってこないけどまぁしょうがない。
　湿度や暑さ、準備期間考えたら仕方ないとするしかない。
　肉離れにもレベルがある。今シーズンは４週間に８試合くらい詰まってる。
　休むゲーム数は多くなる」

（次節湘南戦）
「相手どうこうではない。
　メンバーを変えるか追い込むか。
　途中から出た選手がいい仕事してる。誰が出ても面白そう」

（リモートマッチ）
「サポーターの作る空気感はぜったい大きい。データはないけど。
　5,000人だとそんなに影響はないと思う。
　声を出して応援できないのはデメリット」

（ロペス選手来日？）
「僕は実際どうなのかは知ってるけど、ぼやかして言います。
　入国するチャレンジはしている。
　帰ってきても２週間は足止めして検査して、戻ってくるまでトレーニングも入れたら上手くいっても８月以降」


※STVラジオも試合に関してはほぼ同じ内容なので割愛します

おはようございます。

今日は長時間勤務につき｢ののラジ」の更新ができません。

備忘録的に内容は残そうと思ってますが。
再開後二試合もあったのに、、、

明日の朝のSTVのラジオと合わせた野々さんの試合感想を残す形になるかもせれません。

ブログは書けませんが職場でラジオを聴いているので、二試合を終えた感想が楽しみです。