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OSC:「CNNコンサ隊 F」 2001年3月,某有名選手のオフ会で顔を合わせたメンバーが,その後,我が街のサッカーチーム「コンサドーレ」の応援にも集まるようになり,知人・友人・家族を巻き込んで,いつしか「コンサ隊」と名乗るようになった。 活動の開始は2001年5月12日。 厚別で鹿島アントラーズに勝利したその日だ!! 2002年2月OSC登録。 性別・年齢・居住地・職業,さまざまなメンバーで構成されており,その応援のスタンスも様々だが,思いはただ1つ。 「我が街のサッカーチームの成長を見守り,自らが関われることには積極的にかかわり育て,いつの日にかきっとJ1を制する!!」 初期メンバーに友人、親族などが加わり、大きなクラブになったため、名称に「F(ファミリー)」を加え、現在に至る。 ☆「発言は責任を持って!」というスタンスから、ステハンによるコメントは、内容のいかんに関わらず、削除させていただきますので、ご了承ください。 ☆ふさわしくないと管理者が判断したコメント&トラバは、管理者の権限でお断りすることなく削除しますので何とぞご了承ください。
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2008年03月10日
開幕戦遠征記を書きました。 まずは、その1。 3月8日(土)のあれこれ。。 長くなるので畳みます。。
<3月8日(土) ~鹿島までの距離~ > 今回の遠征の参加者は、札幌からNo.7このり事務局長と、No.13どーれくん&No.15アンさんのご夫妻、私No.1 代表:くー、それに成田でNo.8 支部長が合流して、合計5名。 今までは試合会場で合流だったNo.13どーれくん&No.15アンさんのご夫妻が、今回初めて、フクロウの杜旅行社ツアーフル参加となった。 まずは、千歳空港で札幌組が集合し、JALの朝1便で東京へ飛んだ。 鹿島スタまでの移動を色々研究した結果、一番楽な方法としてフクロウの杜旅行社が選んだのは、電車の移動。 京急の羽田駅から成田空港まで快特便がある。 京急線・銀座線・京成線を使って走る電車なのだ。 羽田空港駅から乗り込むと、そのまま電車に揺られて(佐倉で乗継)2時間弱で京成成田駅に着く。 JR成田駅はすぐ近くにあるから、今度はJR鹿島線にのり、鹿島神宮駅まで行く。 鹿島神宮駅からスタジアムまでは鹿島臨海鉄道に乗ってもよし、シャトルバスでも良し、タクシーでもOKである。 羽田空港駅9:55発の電車に乗り込む。始発電車だから、楽々で座席確保。 あとはただおしゃべりしつつ成田を目指す。 飛行機の中は赤黒い人々がたくさんいたのに、この車内にはほとんど見当たらない。 わずかにいた人も、品川あたりで降りてしまった。 「この方法で行くサポさんは他にはいないんだね。。」などと話しながらのんびりすわっていると、 電車は江戸川を渡り、千葉に入り、どんどん風景がローカルになって行く。 佐倉で降りて後続の成田空港エキスプレスに乗り込むと、次の駅が京成成田駅だ。 成田駅で無事支部長と合流する。ここで11:50。 ここで昼食の予定だが、とりあえずJR駅まで行く。 すると、「成田そば」のお店を発見し、まずはそこで昼食となった。 JR鹿島線に乗り鹿島神宮に向かう。これまた1時間ほどのローカル線の旅となる。 サッカー観戦に向かうであろう人の姿がちらほら見えるが、同じように赤系な服装で、どちらのサポか判断に困る。 千葉を過ぎて茨城に入り、どんどんどんどん田園風景の中へ。 じょじょに明らかに鹿サポさんと思われる人たちが増えていく。 大きな鹿のぬいぐるみを背負ったサポさんも見かけた。 さて、神宮駅に到着。 事前に調べた時刻表では、スタジアムの臨時駅へ向かう鹿島臨海鉄道の列車への接続までは時間があったので、ここからタクシー利用にしようと思っていたのだが、 なんと、車内放送で「臨海鉄道は向かいのホームで、2分後に出発です」と言う。 「おう!何だ接続良いんじゃないか。じゃあこれに乗りましょう!!」と慌てて乗り継ぐ私たち。 乗る車両は2両のみで、乗り込む人は多く、バタバタと駆け込んだ。 すぐにスタジアム臨時駅に到着。この時点で13:42。 羽田を出て、途中乗継の成田で昼食休みをかねて50分ほどあったが、全部で4時間ほど。 遠い。。。JRなら札幌を出て函館に着く。(まあ、札幌はその距離でホーム試合をするのだけれど) 臨時駅とはいえ、駅舎というものはなく、プラットフォームのみ。 駅員さんたちが3~4人いて、 その前を通ってスタジアムへ行くらしいのだが。。 なぜか1人1人に時間がかかっている。 帰りの切符を手売りしているためか?と思うが、どうにも様子がわからず、時間もあることからとりあえずその列に並んで待つ。 と、ふと、マフラーをしていないことに気づいた私。 座席に置き忘れたんだ。。良いか。。。と思いながら、 急に「ウチの子どーれ」を入れた布製のバッグも一緒に置いていたことが頭に浮かんだ! きゃあ~~~!! 「私、ウチの子どーれを置き忘れて来た。。。」 え?うそ?!まさか???とコンサ隊は大混乱。。 「ね、リュックの外側のポケットに入ってないよね?」 「ないよ~~~」 やっぱり置いて来たんだ。。 胸がドキドキして、顔が蒼白になるのがわかった。 <勝ち守を付けたウチの子どーれ>なのだ! これはなんとしても探し出さねばならない! 頭をなるべく働かそうとする。。。 臨海鉄道では立っていたから、座席に置いたのはJRの車内だ。 支部長がもらって来てくれた毘沙門天さまの「勝ち守」をつけるために、リュックから出して、 そのあと混んで来たために、リュックを網棚に上げたから、 しまえずに、座席の窓際に置いて。。。 そのまま、リュックとバッグだけを持って降りて来てしまったのだ。 あのJRは・・・・たしか・・・神宮駅が終点なはず。 だとすると、車内点検で駅員さんが見つけてくれた可能性は大きい! よし!!とにかく、神宮駅に戻ろう! そこにいた駅員さん(実はあとで他の駅員さんが呼んでいるのを聞いたら駅長さんだったのだが)に話をしたところ、 「臨時駅から神宮駅に直通電話がないんだよなあ」と嘆きつつも、 とにかく戻る列車があと5分くらいで来るからそれに乗って戻りなさいとのことだった。 私と支部長は神宮駅へ戻ることにし、事務局長たち3人は先にスタジアムへ行くことになった。 駅長さんはそれから、スタジアムへ無線連絡して、スタジアムから神宮駅に連絡してもらうように手配してくれ、「あんたたちが乗ってきた列車は折り返し運転までまだ20分くらいはあそこに停まったままだから」と言ってくれたり、「戻るときは14:21の列車があるからそれで戻って来れるべ」と言ってくれたり、とても親身に対応してくれたのだった。 さて、神宮駅に戻ると、あの列車が停まっていた。 車内を探す私たち。 しかし、ない。。。。。 これは駅員さんが探し出してくれたに違いない!あれを持って行く人はいないだろう。。と望みを持って、しかし、確信はないままに、改札口まで降りて行った。 改札口で業務をしていた駅員さんに 「すみません。さっき着いた列車に忘れ物をしたんですが」とおずおずと言う。 「さっき、スタジアムから電話あった人かい?」 「そうです。」 「どんな忘れ物?」 「マフラーと布の袋に入ったぬいぐるみなんですけど」 「どんなぬいぐるみ?」 「札幌のしまふくろうのぬいぐるみです!!」 ここまで言ったのに。。。 なんか駅員さんの反応が薄い。。。ないのか?どうしよう???ドキドキ。。。 なにやら他の乗客のちょっと面倒な手続きをしていて、私たちは放置される。 ドキドキ。。。 駅員さんは何も言わないままに駅事務所へ向かう。 すごすご後ろから事務所についていく私たち。 中をのぞいてみるがそれらしいものはない。。ドキドキ。。。 事務所の奥から 「どんなマフラー?」と聞く駅員さん。 「えーーと、縞の。グレーで黒い縞が・・」 「これかい?」 あった!!! 「それです!!!!!」 もう、もったいぶらないで欲しいよォ~~~!!<大汗 「本当は書類に色々書いてもらわないとならないんだけど、 戻る列車の時間まで時間がないから、自分で探し出したってことにするから」 はい!ありがとうございます。。 深々と頭を下げる私たち。 無事にウチの子どーれが手元に戻ってきた。。。(T_T)戻ってきたウチの子ドーレと。。。 スタジアムに着いたら、もう、すごい赤黒人々だった。 いつものゴール裏でおみかけする人もたくさん。 AWAYゴール裏は日陰になっていて、寒い。 さっそく、ユニを着て、オーバーズボンも履いて、モコモコになって、準備をする。 そのうち、「ちょっと集会をしますから外に出てください」と声がかかる。 外に出ると、もうすごい赤黒な人々だった。。 征也の新しい歌の練習をして、マーカスのコールの練習をして、 「あの日の鹿島からやっとここへ戻って来た。新しい歴史を作っていこう!」みたいな決意表明があって、みんなで気合を入れ 「WE ARE SAPPORO!」 選手たちが練習に出て来た。 クライトンがちょっとビックリして、笑顔で隣のダヴィに話しかけた。 答えるダヴィも笑顔。 「いつもこんなにたくさんの人がAWAYに来るのかい?」 「うん。いつもさ!」 こんな会話が聞こえるようだった。。 対峙する鹿さんゴル裏。 声の大きさ。揺れる人数。 うむ。これがJ1なんだと実感する。 負けるものかと、精一杯コールする! 私は今日、最後まで戦うよ!と思う。 国家斉唱。。。川村隆一。。。。「君が代」に隆一節はいらない。。失笑がもれるウチのゴル裏。 鹿さんのゴル裏はどうだったんだろう? そして、試合開始。 やれるじゃないか!コンサ! 前から追って、追って・・・走り回って。 DFのラインが高く保って、オフサイドを取り、 ダヴィが突破して。 あわやのシュートは優やんがナイスセーブ! ああ。戦っている。頑張っている。。 40分過ぎて、とにかく前半を0点で押さえてくれと思う。 0-0でハーフタイムに入り、 後半、鹿島はどう修正してくるのか?それにコンサはどう対応できるのか?と思う。 後半。 鹿島の個人技での突破が多くなったなあと思う。 怖いなあと思う。 そして、あんな点がはいり、こんなふうにやられ。。。 声を張り上げ続ける!! 歌い続ける!! もっと!もっと!! 戦い続けるんだ!!! 試合時間がどうなっているのか、よくわからなかった。 点がどうなっているのかもわからなかった。 気づいたら、笛がなって、試合が終わっていた。 やって来た選手たちが深々と頭を下げた。 「戦っていくぞ~~!!顔を上げて~~~!!」そう叫んだような気がするが、 選手たちがどんな顔をしていたのか、よく覚えていない。 少なくとも私の周辺にブーイングはなかった。 「これからの長く苦しい道をともに戦って行くからな!」と、 そんな気持ちがみんなから溢れていたように思う。 周辺の渋滞が収まるまでの間、選手バスの所へ行って、 選手たちを励ましてやりたいと思ったのだが、 メインスタンドまで行ってみると、ガードマンさんがいて、近づけなかった。 このまま宿へ向かおうとタクシーを呼ぶ。 10分くらいで来るというので、ジーコ像のところで待つが、 スタジアムからの道路は、駐車場から出る車がとめどなく繋がっていて、動きがほとんどない。 たくさんの人を乗せたバスも、駐車場からさえ出られないままに、立ち往生している。
ジーコ像・・・もう暗い
池ちゃんの足 ありました! そのうちに、他の人が呼んだタクシーがやってきたのだが、 交通整理をしていたガードマンさんが「ここはタクシーの乗降が禁止です。スタジアムから離れたところでやってください」と言う。 結局、何度かタクシー会社とやりとりをして、運転手さんとも直接やりとりをして、 スタジアムから出てしばらく歩いた先の交差点で、1時間ほど後にやっと、乗車できた。 待っている時間、気温はドンドン下がり、本当に寒かった。 スタジアムにタクシー乗り場自体がないことにも驚くが、 事前にスタジアムに電話してタクシーを呼ぶ場所を確認したときも、 タクシー会社に電話したときも、 「<ジーコ像の前で>が一番わかりやすいです」と言われたのに、 現場ではそこでは乗降してはいけないと言われ、そのあたりの対応のちぐはぐさに、困惑した。 それでも、タクシーに乗車するまでに時間がかかったせいで、道路の渋滞もやっと解消されつつある時間帯の移動になったので、 危惧したよりは早く宿に着くことが出来た。 宿に着いて、すぐに夕食をとる。 冬の茨城名物「アンコウ鍋」が私たちを待っていた。 捨てるところがないといわれる「アンコウ」。 皮や骨の周辺にプルプルのコラーゲンのもとがあり、 「これを食べると明日の朝はお肌がプルプルだね」などと言いながら、美味しくいただいた。
お湯につかって疲れをとり、翌日の観光に備えて、その夜は終わったのだった。 鹿島は遠い。遠くて不便だ。 それが実感だ。 遠い鹿島。 それはスタジアムへの距離だけではなく、 コンサドーレとアントラーズのサッカーの距離でもある。 ひとりひとりの選手たちの技術、戦術眼、スピードの差でもある。 久しぶりに見たJ1トップチームは、強かったし、上手かった。 ここでしか感じられないものがある。 ここでしか学べないものがある。 ここで叩かれて、やられて、 眠れないほど悔しくて、 そういう経験をつんでいくことでしか身につかない何かがある。 J2の1年での成長の、きっと何倍もの成長がJ1での1年でウチの若者たちにもたらされるはずだ。 そうなるように、今日何も出来なかったウチの若者たちが明日からの練習に死に物狂いで取り組んでくれるだろうと思った。 なら、どうしても、なんとしても、ここにしがみついていたいと、心底思った。 対峙するゴール裏の応援の素晴らしさを見ながら、ここで戦うことは楽しいと感じた。 苦しいけれど楽しいと思った。 私たちコンササポーターも出来うる限りの精一杯のことをやって、 J1のサポーターになっていかなくてはならないと思った。 選手たちの成長に負けないように成長していかなくてはならないと思った。 鹿島まで、ローカル線でゴトゴト揺られて行った今回の旅のように、 コンサドーレも、 スマートな旅でなくて良い。 ゴトゴト音を立てながら、 ガタガタ揺れながら、 それでも、確実に目的地に着くように進んで行こう。 ときには、忘れ物をして戻るかもしれないがwww それでも、目的地にはちゃんと着くよ。間に合うよ。
まりん
Re:だらだら遠征記 < ローカル列車に揺られて >その1
2008/03/10 14:04
いやー、おもしろかったです~、遠征記その1!!熟読させていただきました!!その2、その3も是非お願いします!
笹姐
Re:だらだら遠征記 < ローカル列車に揺られて >その1
2008/03/10 16:59
すばらしい観戦記ではないですか!パチパチ
No.1 代表:くー
Re:だらだら遠征記 < ローカル列車に揺られて >その1
2008/03/11 15:32
>まりんさん お気に召しましたでしょうか??www よろしければ、過去の遠征記もどうぞ。。(^。^) >笹姐さん いや~~、拍手などいただいたら照れます(*^。^*) 「自分の言葉で書きましょう」とのことだったので、 遠征記にプラスする形でですが、感じたこと思ったことを書いでみたのですが。。
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OSC:「CNNコンサ隊 F」 2001年3月,某有名選手のオフ会で顔を合わせたメンバーが,その後,我が街のサッカーチーム「コンサドーレ」の応援にも集まるようになり,知人・友人・家族を巻き込んで,いつしか「コンサ隊」と名乗るようになった。 活動の開始は2001年5月12日。 厚別で鹿島アントラーズに勝利したその日だ!! 2002年2月OSC登録。 性別・年齢・居住地・職業,さまざまなメンバーで構成されており,その応援のスタンスも様々だが,思いはただ1つ。 「我が街のサッカーチームの成長を見守り,自らが関われることには積極的にかかわり育て,いつの日にかきっとJ1を制する!!」 初期メンバーに友人、親族などが加わり、大きなクラブになったため、名称に「F(ファミリー)」を加え、現在に至る。 ☆「発言は責任を持って!」というスタンスから、ステハンによるコメントは、内容のいかんに関わらず、削除させていただきますので、ご了承ください。 ☆ふさわしくないと管理者が判断したコメント&トラバは、管理者の権限でお断りすることなく削除しますので何とぞご了承ください。
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