１４日の大敗は，しっかり吹っ切ったつもりでした。
「ああいうこともあるさ」と思っていました。
ヤンツー監督を信じる気持ちに揺るぎはないし，
選手達の成長を見守って行こうというスタンスに変りはないし。

来札していた支部長の接待で，あちこち遊び回って楽しかったし・・・

でも，火曜日の夜，
「明日の試合，行くのが怖いな」とふと私が漏らすと，
支部長も「怖いよね」とすぐさま同意して・・・・

それを聞いていたうちのダンナさんは「あんな試合を見ちゃったんだから，なに怖いことあるの！？」と笑いましたが。
でも，正直怖かったのです。

「きっと，きちんと気持ちを立て直して試合をしてくれる」と思う気持ちと，
「でも，張り詰めた気持ちがどこかで切れたら，またグズグズな試合になってしまうんじゃないか」と言う気持ちとが入り混じっていました。

でも，もちろん，試合に行かないという選択肢はないわけで・・・

いつものように，隊員たちと開場を待って並んでいると，
「しっかり応援して選手たちの背中を押してやろう！」とそれだけを考えているいつもの自分になりました。

いつものあたりに席を取って，おなじみとなった「しまふくごはん」を味わいます。
いつもいつも温かい村野ママのお手紙ですが，今回はさらに心を揺すぶられ，涙がにじんでしまいました。

いつものようにＡＷＡＹドールズに参加しました。
ニコニコしながらダンスをすると，心も柔らかくなって，「よし！いくぞ～！」と思うのです。

戻って来ると，
「今日は選手紹介のときのコールはナシだって。その分，試合の時に集中してやろうって！」と残っていた隊員からの話。
それもありだね。。と同意。
なにか，選手たちにメッセージを伝えたいと思っていたので，これで選手たちが「？？？」と思って危機感を募らせてくれれば良いなぁと思いました。
ただ，ゴール裏で必死に盛り上げようとしているドーレくんには，ただただ申し訳なくて・・・
ごめんね・・・

そして，選手入場のとき。
たまっていた思いを精一杯声にして歌いました。
　♪行け！サッポロ！勝利信じ　最後まで戦え～～　♪

鳥肌が立つような，スゴイ歌声でした。
歌いながら，涙が出そうになりました。

　　いつだって，どんなときだって，一緒に戦っていくから。
　　諦めないで，逃げないで，前を向いていこう。
　
先制されて，追いついて，また入れられて，追いついて・・・

試合終了笛の後，拍手も起こるスタンド。
気持ちが見えたからですよね。

今年，勝てない時は拍手はしないと決めている私は，拍手はしませんでした。

　　勝てなかったのだから，拍手はしないよ。
　　やればできるんだから，できるはずだから，
　　しっかり進んでいこうね。
　　信じているからね。。

そう思って，挨拶に来る選手たちを見つめていました。

道は険しいです。
時間が必要な気がします。
だから，性急な結果を求めない覚悟は決めました。
１試合１試合を大事にして，しっかり見守って行こうと思いました。

そんな，昨日でした・・・