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OSC:「CNNコンサ隊 F」 2001年3月,某有名選手のオフ会で顔を合わせたメンバーが,その後,我が街のサッカーチーム「コンサドーレ」の応援にも集まるようになり,知人・友人・家族を巻き込んで,いつしか「コンサ隊」と名乗るようになった。 活動の開始は2001年5月12日。 厚別で鹿島アントラーズに勝利したその日だ!! 2002年2月OSC登録。 性別・年齢・居住地・職業,さまざまなメンバーで構成されており,その応援のスタンスも様々だが,思いはただ1つ。 「我が街のサッカーチームの成長を見守り,自らが関われることには積極的にかかわり育て,いつの日にかきっとJ1を制する!!」 初期メンバーに友人、親族などが加わり、大きなクラブになったため、名称に「F(ファミリー)」を加え、現在に至る。 ☆「発言は責任を持って!」というスタンスから、ステハンによるコメントは、内容のいかんに関わらず、削除させていただきますので、ご了承ください。 ☆ふさわしくないと管理者が判断したコメント&トラバは、管理者の権限でお断りすることなく削除しますので何とぞご了承ください。

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アスリートの内面を垣間見る

2008年09月02日

ここ2日ほど、夢中になって本を読んでいた。

『夏から夏へ』佐藤多佳子

高校生の短距離走者を描いた『一瞬の風になれ』 で、吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞した作家「佐藤多佳子」が4継(100m×4リレー)の4人を取材して書いたスポーツドキュメンタリーだ。

北京オリンピックで4継が銅メダルをとった快挙に、沸き立っていたとき、
新聞の小さな広告を見つけて、買い求めたのだ。

7月30日発行だから、新刊なのだけれど、
話題になっていないのが不思議だ。

大阪世界陸上での話を中心に、
各選手の人となりや、競技者としてのおいたち、
練習のやり方、考え方など、
内面に迫っていて、
非常に興味深かった。

人間としての器の大きい朝原。

繊細と大胆が同居する末續。

分析力にすぐれ、クールそうで熱い高平。

エネルギッシュでお調子者の塚原。

さらに、この4人を支える補欠の小島。

彼らの1つに結ばれた心がよくわかる。

さらに4継でメダルをとるべく、重ねてきた「バトンタッチ」の、日本独特のやり方、また各選手の特徴を捉えた上での成熟具合など、
世界を戦うためには、
これほどの繊細な理論と実践の積み重ねが必要なのだと、改めて思った。

「トップに立つものは、
さらなる高みに行くために、
自分を越えなくてはならない。

だから、自分の限界を越える練習をする。

それ故、怪我や故障に常につきまとわれることになる。」

目からウロコの話だった。

『夏から夏へ』佐藤多佳子著
集英社

P1000410.jpg



post by consatai

11:00

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

あきっく

Re:アスリートの内面を垣間見る

2008/09/02 20:38

少し前に、アディダスショップのオープニングショーのゲストに山瀬と伊達公子選手が出席したとき、 「自分にとってのひとこと」で偶然同じようなことを書いてたってそれぞれのブログで驚いていました。 山瀬が「自分に限界をつくらない」 伊達さんが「限界は自分で決めるもの」 と書いたようです。 (山瀬のブログの2008/4/18、伊達さんのブログの2008/4/17のところで読めます。) 同じようなことを、さらに別の方も言っているとは。 突き詰めていくと同じような境地に至るものなのですかね。 高みを目指すというのは、凡人にはなかなかできるものではないなあというのも痛感します(笑)。

No.1 代表:くー

Re:アスリートの内面を垣間見る

2008/09/02 20:56

>あきっくさん 山瀬も伊達さんも言ってましたか「限界」。 「トップアスリートの限界越え」の話は、末續や伊東や高野や朝原や、つまりは日本の陸上のトップに立った選手たちがみな経験する話のようです。 前に誰もいないから、越えるべきは自分になるということです。 北京五輪を野口が故障で欠場したあとだったので、なんだかすごく納得できた話でした。

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