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OSC:「CNNコンサ隊 F」 2001年3月,某有名選手のオフ会で顔を合わせたメンバーが,その後,我が街のサッカーチーム「コンサドーレ」の応援にも集まるようになり,知人・友人・家族を巻き込んで,いつしか「コンサ隊」と名乗るようになった。 活動の開始は2001年5月12日。 厚別で鹿島アントラーズに勝利したその日だ!! 2002年2月OSC登録。 性別・年齢・居住地・職業,さまざまなメンバーで構成されており,その応援のスタンスも様々だが,思いはただ1つ。 「我が街のサッカーチームの成長を見守り,自らが関われることには積極的にかかわり育て,いつの日にかきっとJ1を制する!!」 初期メンバーに友人、親族などが加わり、大きなクラブになったため、名称に「F(ファミリー)」を加え、現在に至る。 ☆「発言は責任を持って!」というスタンスから、ステハンによるコメントは、内容のいかんに関わらず、削除させていただきますので、ご了承ください。 ☆ふさわしくないと管理者が判断したコメント&トラバは、管理者の権限でお断りすることなく削除しますので何とぞご了承ください。

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父の愛読書

2008年10月28日

週に1、2度、寝たきりの父と過ごす1日。

命の綱である栄養点滴を、欠かすことはできないが、その作業を何度かすることの他は、静かに時間が流れる1日だ。

たいていは、本を読んで過ごす。

かつて自分のものであった部屋は、今は、姪が使っているが、
自分の本が壁一面に並んだままなので、
そこから、何冊か取り出して読んでいる。

そこで、覚えのない時代小説を見つけた。

父が買い求めたものらしい。

私が実家にいた頃は、父はまだ現役で働いていたから、
父の読書する姿はあまり記憶にないが。

定年後のゆったりとした時間に、
父はずいぶんと本を読んでいたらしい。

実家を訪ねると、
ソファーの上に、読み掛けの本が置いてあったりしたものだ。

父の買った時代小説を何冊か読み終えたころ、
私の本棚とは別のところに、
ずらっと並んだ本を見つけた。

「鬼平犯科帳」。
それは22冊もあった。

父はこれをどんなふうに買い集めたのだろう。
1冊読んではまた1冊とだったのか。
何冊かまとめて買ったのか。

今はもう言葉を発することをしない父に、話を聞く術はない。

「鬼平犯科帳」を読み出したら、
思いがけない面白さに、
ぐいぐいとひきつけられて、
時間を見つけては、次、次と読み、今日は9冊目に入った。

父が過ごした穏やかな日々を思いながら、
父の愛読書を読み続けている。

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post by consatai

19:30

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