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OSC:「CNNコンサ隊 F」 2001年3月,某有名選手のオフ会で顔を合わせたメンバーが,その後,我が街のサッカーチーム「コンサドーレ」の応援にも集まるようになり,知人・友人・家族を巻き込んで,いつしか「コンサ隊」と名乗るようになった。 活動の開始は2001年5月12日。 厚別で鹿島アントラーズに勝利したその日だ!! 2002年2月OSC登録。 性別・年齢・居住地・職業,さまざまなメンバーで構成されており,その応援のスタンスも様々だが,思いはただ1つ。 「我が街のサッカーチームの成長を見守り,自らが関われることには積極的にかかわり育て,いつの日にかきっとJ1を制する!!」 初期メンバーに友人、親族などが加わり、大きなクラブになったため、名称に「F(ファミリー)」を加え、現在に至る。 ☆「発言は責任を持って!」というスタンスから、ステハンによるコメントは、内容のいかんに関わらず、削除させていただきますので、ご了承ください。 ☆ふさわしくないと管理者が判断したコメント&トラバは、管理者の権限でお断りすることなく削除しますので何とぞご了承ください。

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指導者としてのジレンマ。。

2009年04月07日

人が人に何かを教えるとき、
一番難しいのは、「メンタル」の部分なのだろう。


「笛吹けど踊らず」

わかってもらいたいと、情熱を込めて、熱弁をふるい、
よし!と思ったはずが、
現実は、なんだ。。。これは・・・という状態で、
「あれほど言ったのに、まだわかってもらえないのか・・・」と暗澹たる想いにさいなまれたりしがちだ。


けれど、もしかしたら、それは

『伝えた』と思った自己満足だっただけで、
実は、本当には伝わってはいなかったのではないか?


「幼稚園児にとって『頑張る』ということはどんなことなのか」を調べたら、

「目を大きく開く」
「体に力を入れて硬くする」

ことだったという調査をずいぶん昔に読んで、ほほう。。。と妙に納得した覚えがある。


指導者は「頑張れ!」と言うのではなく、
頑張るということは、つまりどういう行動をとることなのかを具体的に示してやらなければ、
結局、園児を頑張らせることはできないということだ。


プロのアスリートを幼稚園児と同等に扱うのは、申し訳ないと思うが、
つまり、
もっと、具体的な指示が、もしかしたら、必要なのではないかと、思う。


『戦え』と言われ、『気持ちが必要だ』と言われる。

自分では戦っているつもりだし、
気持ちも持っていると思っている。

けれど、結果が出なくて、
それは「気持ちが足りないからだ」と言われ、「戦え」と言われる。

頭の中は???????なのじゃないか。

例えば(サッカーの素人の言うことなので、的外れでもご勘弁を)

「相手より半歩先に動こう」とか、
「最後までボールを追いかけよう」とか、
「シュートで終わろう」とか、

馬鹿馬鹿しいとあるいは思えるような、けれど、それを一番見失っているような、
つまりは非常に具体的な事柄を明確に示すことが、
実は必要なのじゃないかと、思ったりしている。



新学期が始まって、
新入学の児童たちが昨日はちこちに見受けられた。

今日から本格的な学校生活が始まる。

1ヶ月ほど経つと・・

「うちの子は、学校から帰って来ると、ランドセルをそこら辺に放り投げていて、
決まった場所にしまうことができない」などという悩みが聞こえてきたりする。

ランドセルを放り出して遊んでいる子供に、
「ダメじゃないの。どうしてきちんとしまえないの」とガミガミ怒る。

その繰り返し・・・


これはやってはいけないことを示してはいるけれど、
やらなくてはいけないことを示していないのだそうだ。

行動が否定されたのはわかった。
けれど、推奨されるべき行動を知るにはもう1回路が必要になるということらしい。


放り出されたランドセルをもう一度、背負わせ、
玄関から入ってくるところから、やり直させる。

<玄関から入り、子供部屋に行き、ランドセルを机の横にかける>

一連のやるべき行動を具体的に覚えさせる。

「今度からこうしようね」と言って、何日かそれを続ける。

するべき行動がはっきり認識できれば、それは身につくのだそうだ。

こちらは、肯定される行動がすぐにわかる。つまり、1回路ですむということらしい。


これまた、子供の話をプロのアスリートにあてはめては、申し訳ないのだけれど。


ダメな部分の修正だけでなく、
良かった部分の洗い出し、再確認が、案外重要なのかもしれない。



結局のところ、

指導者のジレンマというのは、どこでもいつでもあるわけで、
それをいかに乗り越えて行くか、
どう打開していくか、
具体策をどう持つか、
が、指導者としての力の見せ所なのだと思う。





post by No.1 代表:くー

09:03

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

NO.2隊長

Re:指導者としてのジレンマ。。

2009/04/07 11:27

石崎監督のやろうとするサッカーのやるべき行動とは、めまぐるしく位置関係が変わるサッカーにおいては、 その場における個人の判断としか言えなくなっちゃうよね。 何事もシンプルに整理して、判断を下すまでの指標を限りなく減らす。 今やってるサッカーは指標が多く今の選手のスキルでは判断できていない(正解を見つけられない) 前回は3年かかってあそこまで。 今回は何処までいけると踏んでるのか。 J1で昨年通用しなかったのは戦術云々と言うよりも、J1レベルの選手が居なかった、だけ。。。

No.1 代表:くー

Re:指導者としてのジレンマ。。

2009/04/08 08:35

>隊長 そうか・・・今の選手のスキルじゃ、今のノブリンサッカーは無理ってこと?! 厳しいのう・・・orz ここからが本当の監督としてのお仕事の始まりだと私は思っているので、ノブリンに期待して辛抱しますwww

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