砂さまのことで、一番私の記憶に残っているのは、

０５年　１１月２６日。　ラス前のアウェイ鳥栖戦。

鳥栖スタジアムで、見事に決めたゴール。

２－０での勝利を導いたゴール。


そのとき、鳥栖スタで、

♪　すなかわ

　　すなかわ

　　俺たちの　すなかわ　まこと　♪

何度何度も歌いました。

あのときが、心の底から＜俺たちの砂川誠＞と歌った最初でした。



移籍当初から、「技術が素晴らしい」と評判だったものの、
「黄色い電池は６０分しかもたない」とも言われたりもしていた砂さま。



ボールを持ったときに、どうもこねくり回すプレイが多くて、
もう少しシンプルにプレイして欲しいと思ったり。

草津戦のあと、
コンサ隊内では、
「草津の湯もみに対抗するのは、砂さんの＜ボールもみ＞だな」
と、言われてしまったりもしましたｗｗｗ



砂さまのやってきた０３年は、「１年でJ１復帰」を目指していた年。

砂さまも、出場機会を求めてのレンタルだったわけで、すぐにもJ1に戻るつもりだったと思います。

ところが、頓挫。

次の年からは若者たちを集めての＜我慢・育成＞のヤンツー教室が始まったわけで、
自分の思い描く理想のサッカーとコンサドーレの現実との狭間で、
どれだけ、苦しみや悩みが多かったことだろうと思います。


私が心から＜俺たちの砂川誠＞と歌うことのできた
０５年のシーズン終了間際は、

砂さま自身、３年のレンタルを終え、完全移籍か柏復帰（または別にチームへの移籍）かの、結論を迫られていた時期ではなかったかと思います。

そして、今から思えば、
「コンサドーレと共に・・・」という結論を出してくれた時期だったのかもしれません。

そして、苦楽をともに、今日までの日々。

努力と成長は比例するものなのだと身をもって教えてもらった日々でした。


砂さまがコンサドーレに注ぐ愛情、サッカーに対する情熱は、若者たちの良いお手本です。


初めて北海道に降り立った日、
「真っ白な広がりしかなくて、なんと言うところに来てしまったんだ」と思ったという砂さま。

札幌で家庭を持った今は、きっとこの土地も良さをたくさん見つけてくれたことでしょう。


どうぞ、いつまでも、＜俺たちの砂川誠＞でいてください。




砂さまの最多出場記録が＜勝利＞で飾られることを信じています。