岐阜戦の前夜、南木曽の山の中の温泉に泊まった私たち。

寝る前にもう１度温泉に入ろうと思った私が、
浴場にいくと、そこには誰もいません。

「貸切？ラッキー♪」と思ったのですが、
いざ浴室に入ってみると、洗い場が思いのほか寒いのです。

（本州の温泉の洗い場がこちらでは考えられないくらい寒いのは伊豆・箱根で経験済みですが、冬には雪が積もるらしいこの温泉でも洗い場が寒いと言うのは、ちょっと驚きでした。）

これは早く浴槽に入らなくちゃ！と、急いでかけ湯をして、
浴槽の淵に立った・・・・とたん、
何がどうなったのかよくわからないまま、目の前に迫ってくる湯。。。

ひえ～～！と思い、足を踏ん張ったはずが、
お湯の中の足は、ガーーーンと何かに打ちつけられ、さらにザザーとこすられ、
顔がお湯にバシャーンと当たり・・・・
必死にもがいてなんとか立ち上がる私。

ど・どうしたの？？？

振り向くと、浴槽の淵は木製の枠があって、そこはいかにも＜すべりますよ＞という感じにニュルっと光っていたのでした。

温泉のお湯に長くさらされているところにはありがちな光景です。

そうか・・・私はこの木製の枠の上に上がってしまって滑ったんだ・・と一部始終を納得します。

が、、、

それにしても足が痛い。

ひりひりする。

右足を見てみると、そこには見事な傷がありました。
長さ１０ｃｍほどのものが１本と、その下には数本の短い傷。

いかにも＜擦傷＞そのものｗｗｗ

幸い血はにじむ程度なので、お湯がしみるものの、温泉効果で治るだろうと判断しました＜根拠ナシ！（爆）

しかし、痛いのは傷よりも、その周辺一帯です。

見ると、ちょっと腫れている模様です。
触ってみるとめちゃくちゃ痛い！！

でも、歩いてみると、普通に歩けるので、打ち身だと思い、これまた温泉効果で治るに違いないと判断します＜これまた根拠ナシ（猛爆）


とはいえ、ゆっくりお湯につかる気分でもなくなった私は、そそくさとお湯から上がって部屋へと戻ったのでした。


No.24いっちゃんに
「ドジっちゃった。。。」と言って、足を見せると、

「それですんで良かった。
下手をして、骨折したり、アキレス腱を切ったりしたら、救急車で病院送りだったよ。。」と言われました。


うん。本当に。

何しろ、浴場での出来事だから、裸だったし。。。

まあそうなったら、這ってでも、脱衣場まで戻って、身づくろいをしてから助けを求めたとは思いますがｗｗｗ

今頃、木曽のどこかの外科病院に入院しているはめに陥らずに、本当に良かったと思います。。


幸い、足は歩行に支障がほとんどなかったので、予定通り岐阜戦を立って応援することもでき、快勝にも立ち会えたのでした。


やっちゃった夜。
部屋のお布団の中で、
動くと痛い足をかばいながら、
「私が厄払いしちゃったから勝つかもね・・・」と思ったりしたのは、内緒です。