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4年前

2015年03月10日

そこには無力な自分がいた。
画面の向こうに迫っている津波に対しては無力で、家や車や人が流されているのを唯見ているしかなかった。
9.11.の時もそうだった。
画面の向こうではビルに飛行機が突っ込み、ビルが崩壊するのを見ていたのだ。
電力をたたれた東北地方。
何が起きているのかさえ分からないままに時が過ぎ、夜を迎えた。
3.11.はとても寒い日だった。
夜が明けると地獄絵は凄惨を極めていた。
生きると言うことが無力に感じる中、わめき散らす首相はヘリを飛ばした。
危機管理という言葉を知らなかったのだろう。
自分にできたのは金銭的な援助くらいだった。
何処まで役に立ったのかは分からない。
それでも気持ちを落ち着かせることはできた。
あれから4年。
福島の時は止まったままだ。
発電所は、電力を作る代わりに恐怖を作り続けている。
少しずつ復興しているようにも見えるけれども、そこ実の金儲けの走る輩がいる。
この国は他人を何処まで食い物にするのか?
あれから4年。
僕等の時代は 少しずつ 今も動いている。


post by sauron

23:23

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