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風と君を待つだけ

2016年11月19日

いよいよ最終戦。
札幌ドームは風は吹かないけれども。
1992年。
北海道ロケも行われた「いつか どこかで」という映画が公開された。
ヒットしなかった。
監督は小田和正。
今年、函館と札幌でコンサートをしてくれた。
コンサドーレも久しぶりに函館でゲームを行った。
映画のサウンドトラックに「風と君を待つだけ」という曲がある。
コンサートに行った人は分かるのだけれども、凄く複雑にメロディラインが歌われる曲である。
全く違う歌詞を同時に歌い、それが又ぴったりとはまるのだ。
「あとはただ強い風と君を待つだけ」
この一言にぐっとくる。
それまでは、会場も自分の好きなパートを歌って楽しむのだけれども、ここだけは一つになるのだ。
明日は30000を超えるサポーターがチームを後押しする。
金沢サポーターにとっては、もの凄い圧力だ。ドームの隅から隅までが埋め尽くされる。
ホーム最終戦に行けないのは初めてだ。
それどころか、生観戦も叶わない。
でも、「あとはただ強い風と君を待つだけ」なのだと言うことを。


post by sauron

20:52

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