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サッカー好きないいおっさんです(笑) まだコンサドーレが弱かったころからファンではありますが基本映像観戦派です。 どこ出身とかはあまり気にせず良いプレーをしているかどうかで見てしまいます。 不定期に上げるのであまり期待せず暇つぶし程度にご覧ください⚽⚽⚽
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2025年03月30日
甲府戦は戦術が機能しませんでした。理由は簡単です。 まず前半早いタイミングで失点し、アウェイ戦である相手が前に出ていく必要性がなくなったこと。 そして早く同点にしたい攻撃陣とこれ以上失点したくない守備陣との意識の相違が生まれていること。 の2点です。
甲府はあの時点でコンサドーレより下の順位で勝ちを欲していました。アウェイ戦で早い時間に先制点を取れれば相手は前掛かりに来るであろうことは容易に想像がつくので待ち構えてボールを奪取することを選択します。するとラインを若干自ゴール側に下げるんですね。そしてロングまたはショートカウンターを仕掛けるというのは正攻法の選択です。当然前のスペースは絞られ穴は少なくなります。
一方コンサドーレとしては攻撃側は相手の陣形が乱れている間、または視界をそらした瞬間などタイミングよくボールを動かしたいのでDF同士の間またはDF-MFの間にポジションをとりボール供給を当然守備側に対して要求します。状況によっては裏を狙いにいくのもあるでしょう。ところが守備陣側はなぜか後ろでボール回しをします。なぜか。攻撃陣との距離が長くなっているからです。いわゆる間延びというやつです。つまり相手はラインを若干下げて待ち構えるのに対し攻撃陣はその間でボールを要求するので必然的に前掛かりの状態になります。自ゴール前からの組み立てでDF陣が前に当ててもそのこぼれ球を拾われたときにショートカウンターを食らう可能性があるからです。また、距離が長くなればそれだけ相手に寄せられる率も高くなります。なのでボール回しをして前の選手が下がってくることを要求し前の選手がボールをもらいに行くことを選択してしまいました。しょうがなくバカヨコや青木、チェックが何度も下がってましたよね。でもこれは前線の選手がゴールから離れてしまうのでゴールの確率は下がってしまうしそれだけ無駄な後ろ向きのプレーが増えてしまうのですよ。DF陣はリスクが減ってよいのですが攻撃陣は無駄に体力が削られてしまうのですよ。攻撃に脅威を与えられないパス交換の時間を取られて。攻めるためのパス交換ではなくただ時間が経過するだけのパス交換のために走らなければいけなくなるので。
じゃあどうしなければいけなかったか。「リンクマン」を誰がやらなければいけなかったのか?ということです。 まずボランチが「レジスタ」として機能できたか。高嶺が本来その役割ですね。でも高嶺はその役割を果たすことができませんでした。なぜかというと未だにクリーンシートが達成できないDF陣の責任を背負いこんでいたからです。試合を重ねても改善されないボールウォッチャーや細かいパスミス、トラップミス、ポジショニングミスをケアしなければならず守備側の方に意識が取られすぎてしまっているからです。であれば馬場が下りてくるべきですが馬場も下がってしまうと4-4-2で相手が5バック気味では前の枚数が足りなくなってしまいます。馬場は「ボックストゥボックス」としての役割を果たそうとしていました。高嶺は「レジスタ」ではなく「アンカー」としてプレーし、馬場はインサイドハーフのような動きになっていました。 後ろにリンクマンがいないのであれば前線にリンクマンをお願いしなければいけませんがコンサドーレは「トップ下」を置いていません。チェックはあくまでセカンドトップでありトップ下ではありませんし青木と近藤はサイドアタッカーです。そのため最後尾からの攻撃はドリブルで持ち上がって陣形をコンパクトにするかロングフィードで攻撃側にボールを預け押し上げるかしか方法はありません。ポストにもなるバカヨコやドリブルで駆け上がれる近藤、チェックとのコンビで崩せる青木に素早くボールを供給していくのが本来の攻めの形を通る上で重要です。ただ相手も当然対策をしてくるのでギャップをどう作るかということが前半はなかなかできていなかったと思います。 問題はこの後です。後半に入り白井を投入したのはなぜか。点を取らなければ勝てないのと同時に前半のパス供給の改善をしてほしいからです。つまりゴールに向かう迫力を上げるとともに積極的にプレスを掛けにいく白井を前に置けばセカンドボールを拾われても追いかけまわして時間を掛けさせたりコースを制限したりといったことができるだろうと思ったからでしょう。白井のプレースタイルは「ラウムドイター」であり前線を動き回ってもっと前にチャレンジしてくれとのメッセージです。ところがそれでもDF陣は前にうまくボールを蹴っていけません。中村に代えて宮澤投入はタイミング的には疑問でしたが中村のプレーに相当不満が溜まっていたのではないかと思います。ただそれでもボールは前に行かずDFラインで回すばかり。守備のほころびは減ったが攻撃に向かう姿勢が徐々になくなっていきました。全然ボールをもらえないチェックを下げてゴンヒを投入しバカヨコを残してターゲットを増やしパワープレーを仕掛けられる状況を作っても一向にボールは上がらず。木戸や原を投入してもそういったプレーが全然出ませんでした。DFラインを上げてコンパクトな陣形を作ることをカウンターが嫌なので最後まで避けてしまったような試合運びでした。
前線にボールがいかないと点は入りません。ボールキープで点数は入らないので。チャレンジを恐れたプレーが続いた結果です。 そしてボール保持率が60%超えたらコンサドーレは全敗です。持たされていることを守備陣が良しとしてしまっている認識を頭から消し去らない限り勝ちを積み上げることはできないでしょう。ミドルもほとんど打てていません。アーリーも上げません。大きなサイドチェンジも後半はほとんど見られません。これでは勝てないです。
相手が強いとは思いません。そんなに相手守備が良かったとも思いません。自滅に近いですね。 高嶺がスランプに陥ってしまいそうで怖いです。レジスタの役割ができるプレイヤーをボランチで使うのか(例えば田中克や大崎)、それとも前にどんどん放り込むのか。対策が求められます。
ちなみにここぞとばかりに監督の指示のことを言う人が多いですがプレー中にそんなにしょっちゅう各プレイヤーに声はかけられませんし大声で声掛けたら敵にも聞こえますからね。交代選手の特徴を考えればいちいち全選手に声なんかかけなくてもわかるでしょってことです。それをチャレンジしないで負けるのであればそれは選手の責任ですね。例えばゴンヒ入れて細かいパスワークで崩すぞって思うプレイヤーはいないでしょって話で。白井にバンバンハイボール上げるのも違うでしょうし。木戸にしても原にしてもクロスを供給しろと言われているはずですよ。2人ともそれで得点に絡んだ実績があるのだから。それがわからないプレイヤーなら終わってます。
fukusuke
Re: コンパクトで前向きの意識に欠ける守備→攻撃
2025/03/30 09:29
素人ですが、大崎選手はボランチ、高峰選手はアンカーというか左DFかな?と思いました。大崎選手の怪我が痛いです(-_-メ)真ん中DFは緊急に補強が必要かと思います。家泉選手の成長は必要ですが…
コンサ解析
家泉の成長
2025/03/30 12:52
私としては家泉に覚醒してほしいのですが福島戦の出来の悪さから自信を失ってしまっているように見えます。ちょっと疲れがたまっているのかなと。それと前にボールを取りに行くタイミングが良くないですね。リスクマネジメントがまだまだです。参考になるCBがチームにいないのできつい面はありますね。真ん中のCBはなかなか良い人材がいないんですよね。できればゾーンディフェンスに理解がある人が良いんですが鹿島の若手あたりを期限付きでもよいんで引っ張れないのかな…。
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