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サッカー好きないいおっさんです(笑) まだコンサドーレが弱かったころからファンではありますが基本映像観戦派です。 どこ出身とかはあまり気にせず良いプレーをしているかどうかで見てしまいます。 不定期に上げるのであまり期待せず暇つぶし程度にご覧ください⚽⚽⚽
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2025年04月06日
さて昨日の徳島戦、手放しでほめたたえるというわけにはいかないレベルではありますが今後に向けて非常に良かったと思える点が多数あったのでちょっとUPします。
今シーズンのコンサの苦しみははっきり言えば昨年から続いている左サイドの不安定さをどう改善しレベルアップ化できるかです。 どうしても攻撃が右側に偏り、左側は狙われやすい環境が続いていました。昨年はミンギュが加入したことで立て直せましたが左WB、左ボランチとの連携をどうしていくかは今期のキャンプでの大きな課題だったと思います。
様々な試行錯誤があった後の徳島戦で岩政監督は西野と高嶺の2人を左側に置き、前に木戸を置く布陣としてきました。 西野の特徴はフィジカルを駆使したデュエルや守備力でまだサッカーIQは成長途上にあるものの全力プレーでチームに活力をもたらします。一方高嶺は経験値が高く1対1の強さはもとより的確なポジショニングと左足のロングフィードにも魅力があります。
ただし高嶺は本来ボランチの選手であくまで左SBはオプションであり、西野もメインは右CBであって左はほとんどやっていません。
じゃあ何を求めたのか…。この点が非常に重要でした。 ①無駄なドリブルでの攻め上がりやパス交換を減らし前線につける。 ②対人(ボールホルダー)にきちんと詰めていく。(中途半端にしない) この2点です。
①今まで左CBは中村が務めていましたが中村は左利きです。人は可能な限り利き足でのプレーを選択します。CB左にポジションをとると蹴るときにはいわゆる内向きのキックの方が安定感があります。右利きの右CBと組むと横パスが増える現象が発生しやすくなります。 しかし西野は右利きなので必然的に外側の高嶺にパスを出そうとする機会が増えます。仮に相手がカットしようとしてもサイドなので中で取られるよりリスクは大幅に下げることができます。 そして高嶺は左利きですのでタッチライン側のボール供給が良くなることで前線とのつなぎが改善されました。右で蹴るとタッチライン側にカーブがかかるボールとなりますが左では内側に巻くボールになります。 西野が右利きでドリブルで持ち上がるのは中央にいる相手選手からのカット率も上がりますので早めにパスを出して散らした方がリスクも下げられるし無駄な走りやポジショニングカバーも減らせます。 ②西野は宮澤と違い若く体力、走力があるのでいわゆるデュエルに対しては苦手意識がありません。中で自由にやらせない守備はベストとは言いませんが今のコンサドーレの悪癖を修正するには十分なメッセージになったと思います。また高嶺も狩り取りが得意な選手なのでしっかりとコースを切りながら相手選手と対峙できるので守備が飛躍的に安定します。岡田、中村は攻め上がりでポジションを開けてしまって戻りが遅いことやコースは切れるが取り切れないというシーンが多数ありました。走れる西野は今日の試合は非常に良かったと思います。
当然プロであれば両方の足でパスは高精度に出せるのが理想ではあり、デュエルでしっかり勝つこと、自由にやらせないことは全員共通なのですがそれは相手も同じわけで大方は利き足をメインで使おうとし、相手にデュエルで負けること、フェイントでかわされることもあり得るわけです。リスク管理をどこまでできているか。カバーをどれだけできているかですね。
そしてこのポジションのもうひとつの意味は…。3CB+1です。 もともと岩政監督は守備の時は4バックと言っていた通り本来はWBが下がって4バックにする守備を指示していました。しかしながらカバーの遅れやそもそもの個々の守備力の低さ、ポジショニングの悪さが重なり失点癖が治りませんでした。途中から4バックを入れましたが岡田を左において3CB+1(岡田+中村、家泉、高尾)をテストしてある程度の感触を得ていたと思います。しかしながら甲府戦での安い失点から今回の形にしているわけですが岡田+中村ではどうしても攻撃に目を奪われやすいという欠点と守備の軽さが治っていかないというところがネックになっていたと思います。今回は3CB+1の入れ替えでクリーンシートが達成できました。意識づけの変化ですね。 わかりやすく言えば『守備時には4バック』ではなく『攻撃時には3バック』の意識です。 最後の家泉のヘディングシュート。あれが典型です。ミンギュを残して1トップをケアし家泉を上げさせた。高嶺を最終ラインに入れていたからできたことでもあります。ルーズボールの際、前までは3バックでしたが今はルーズボール時は4バックです。守備側に重きを置いて調整したのが功をそうしています。
もちろんこのメンバー構成がベストであったとは思いません。木戸は前半で交代となっていますし、高嶺をずっと左サイドというわけにはいかないでしょう。終盤にミンギュを入れなければいけなかったというところを見るとまだまだ個々の守備力の向上は行わなければいけません。しかし西野が左CBでいけるメドがついたというのは非常にチームにとって大きいことです。西野は本職CBです。CBのポジションならどこでもできるというのは今後非常に大事なことです。このまま成長曲線をたどって欲しいですね。そしてミンギュがこの試合での高嶺の役割を理解できれば高嶺をボランチに戻しミンギュを左SBに置いたフォーメーションもできます。
今後に大きな期待をもたらした昨日の試合でしたね。
フラッ太
Re: 西野と高嶺で左CBを構築できたのは非常に大きい
2025/04/06 19:41
なるほど。 高嶺左SB予想はコンアシで既にあったんですね、知りませんでした…(汗)。 高嶺左SBは窮余の一策という感じで捉えていましたが しっかり穴を埋めようと思ったら高嶺くらいしか回せる選手がいないのも事実。 西野って左CBやったことあったっけ?とも思っていたので1失点なら上出来くらいに思ってました。 家泉が西野とよく話をしていたとコメントしていましたが、高嶺のフォローつきとはいえ このコンビで曲がりなりにもクリーンシートができたことは大きいですね。 何といっても西野は本職。桐耶同様我慢して保有してきたのが実を結びつつあるのがうれしい。 裏を返せば岡田はともかく桐耶はよほど奮起しないとスタメンに返り咲くことができない、 守備に関してはミンギュの方がアテにできるぶん左SBを岡田と争うことになるかも。 本職のCBが出て来て本職じゃない高嶺がフォローすることで実った完封勝利。 岡田と桐耶には大いに危機感を持つことになったのではないでしょうか。 チーム事情からある意味尻ぬぐいをすることになった高嶺の心労も気がかりですが…。
そうなんですよね~
Re: 西野と高嶺で左CBを構築できたのは非常に大きい
2025/04/08 08:10
今回の戦術は高嶺のサッカーIQの高さと本人の了承があったからできた戦術なんで左SBでこのまま高嶺を使うというのはないでしょうね。ただ岡田、中村では守備のほころびが怖いし西野も不安になると思います。西野は成長していますよね~。本職CBは本当に貴重なので怪我無く今シーズン飛躍してくれればと思っています。中村は今はめるポジションが見当たらないんですよね…。7試合連続失点で試合に出続けて外れたらクリーンシートでは…。岡田はまだ左WBでも行けそうなんだけど。
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