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50代の♂です。 1997年の厚別での川崎F戦が 初めてのスタジアム観戦。 バルデスのハットトリックに 感動し、コンサにハマる。 アウェイBでの観戦がほとんどで、 熱いゴール裏を見ながら観戦。 ただアウェイ試合を観る時は 熱烈サポと一緒に応援します! 2014年の最終戦をもって 住み慣れた札幌を離れ 両親が住む青森へ。 青森から熱く応援します!

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18年越しの"忘れ物"。

2011年01月30日

サッカーアジア杯、日本代表が見事に優勝しました!
本当におめでとうございます!!
いわゆる1993年のアメリカW杯予選の"ドーハの悲劇"になぞらえて
"ドーハの歓喜"なんて声もありますが、まさに18年前に
ドーハに置き忘れた"歓喜"を取り戻したような感じです。
18年前…まだ学生でしたがロスタイムのあの失点はよく覚えてます。。。
でも1ヵ月後にはJリーグが開幕しますし、海外組はリーグ戦の最中。
本当にお疲れだと思いますが、しっかり体調を整えて
所属チームでも頑張って欲しいです(今ちゃんはコンサ戦以外で)。

まず昨日のオーストラリア戦を振り返ると、率直な印象として
「オーストラリアの単調な攻めに助けられた」です。
予想通りゴール前にハイボールを送ってくる攻撃が多かったですが、
でもそれだけ。サイドを深くえぐったり個人技で仕掛ける攻撃はほぼ皆無。
そのおかげでハイボール作戦は苦しかったのは間違いないが
それしかないので心の準備が出来て守り易かったのも事実。
(だから岩政を早々と投入したのだと推測します)
決定的なピンチがあったけどそれは守備陣のミスからで
川島がスーパーセーブで防いでくれたのも大きかったです。
体力的に厳しかったかもしれなかったけど、オーストラリアが
もっと多用な仕掛けをしてたらヤバかったかも、なんて思ったりもします。

対する日本の攻撃はオーストラリアの高さに苦しんだものの
テレ朝解説のセルジオ氏の「低いクロスのほうが有効だと思う。」
というのが聴こえたかのようにサイドからニアヘの低いクロスを多用した。
しかし得点シーンはそれが効果抜群でした。
サイドの長友がニアに低いクロスを上げると予想したオーストラリア守備陣が
ニアを固めたのを嘲笑うかのように長友はファーヘクロス。
李もその意図を感じファーに流れてドフリーに、そしてボレー。完璧でした。
ジャブの効果が一気に発揮されたような李のボレーシュートでした。

この大会の優勝の大きな要因は、
ずばり"ザッケローニ監督のマネジメント力"に尽きると思います。
W杯イヤーのリーグ戦が終わり、直前まで天皇杯もあった影響で
選手の状態はあまりいいものではなかったと思います。
しかし選手のメンタル面、コンディション、控え選手のモチベーション、
チームとしての団結力。現状においてチームが力を最大限発揮出来る
状況を作り出したのが"ザッケローニ監督のマネジメント力"と見ます。
その象徴が準々決勝で出場停止の内田に代わり右SBで出場した
伊野波が決勝弾を挙げたり、準決勝では途中出場の細貝が一時は逆転となる
ゴール(しかもPKのこぼれにいち早く反応したゴール)を挙げたり、
そして決勝は途中出場の李が決勝弾。これは控えであっても
しっかりと試合に入り準備していないと出来ないものであると思うし、
極めつけは大会前半は精彩を欠いていたGKの川島。
彼に対する厳しいコメントもあったけど、信用し使う事によって
モチベーションを挙げさせた結果が準決勝でのPK阻止や
決勝でのスーパーセーブに繋がったのではないか、と見ます。

これで次回アジア杯の予選免除のみならず
2年後のコンフェデ杯への出場権も獲得。
2014年ブラジルW杯の強化には最高の状況を作れました。
確か今年は南米選手権に招待されているはずですから、
アルゼンチンやブラジル、、南アフリカW杯ベスト4のウルグアイ、
同大会で惜しくも敗れたパラグアイらとの"ガチンコ勝負"が見物です。


post by 剛蔵

20:32

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

孔明

Re:18年越しの"忘れ物"。

2011/01/30 22:14

 とにかく優勝は見事でしたね。オーストラリアのロングボール攻撃に耐えて、延長後半サイドからのクロスでゴールという劇的な最後でした。剛蔵さんの言われるようにオーストラリアの単調な攻撃に助けられた格好ですが、あんな工夫のない攻撃をするチームに負けていたらアジアのレベルはあんなものかと言われたことでしょう。勝ったことは日本にとってだけではなくアジア全体によかったと思っています。これでコパアメリカやコンフェデ杯でガチンコの勝負ができます。日本にとっては最高の結果でしたね。

フラッ太

Re:18年越しの"忘れ物"。

2011/01/31 00:52

 BCスピリッツに掲載中のLOSTMANに「イングランドのフットボールはガツンガツン当たって潰すのが普通」みたいな記述があったような・・・。オーストラリアはイギリスから人が渡ってきたせいなのか、それとも過去の成功体験がそうさせたのか、「肉弾戦上等!」というゴリ押しサッカーに固執した面はあると思います。  コンフェデ杯にも出られるし、代表にとっては優勝したのは大きいです。  キリンカップは文字通り国内組のチャレンジの場に回せますし、  これで南米選手権もガチ勝負に専念できるので楽しみが増しました。  南米選手権といえばトルシエジャパンの時のコータの緊急招集が思い起こされます。  大伍のフル代表デビューの夢も見たいですね! P.S.リンクさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

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