昨日行われた、日本代表vsＪ選抜＠長居。
まさに"キング・カズ祭り"って感じでした。
こういう試合でゴール決めるのはまさにスター。
彼が"ＫＩＮＧ"と呼ばれるに相応しいのは言うまでもないです。

"スポーツナビ"の宇都宮徹壱氏の今日のコラムの一説に、

カズのゴールについて。特に多くを語る必要はないだろう。
それでもこれだけは明記しておきたい。
この日、カズが放ったゴールと直後に披露したカズダンスは
下を向いて原稿を読む総理大臣の言葉よりも、
はるかに国民に勇気と希望と自信を与え、
そして「まだまだ日本は大丈夫だ」と
思わせるだけの説得力があったということである。

と書かれていましたが、まさにそうだと思います。
今日のタイトルはＴＶ中継で解説の都並氏が
カズがゴール→カズダンス終了直後に言った一言なんですが、
今被災や原発の影響を受けて苦労されている方々や
震災に心を痛めている全ての方々に勇気を与えてくれたと思います。
あとは赤黒のユニホームを着た"ゴンゴール"も勇気を与えると思います！

そして代表について。
昨日は新システム（3-4-3）については何とも言いようがないですが、
（まだ１試合しかしてないし、後半はいつものシステムだったので）
「北京世代が本当に逞しくなったな」と改めて思いました。
本田圭・長友・岡崎・内田ら現主力の多くは北京世代。
北京五輪は何とも頼りない感じでしたが、
多くの選手が海外に渡った影響があるのかもしれませんが、
アジア杯でも実感したものの昨日は再認識した印象です。
それと同時に遠藤の後継者を作らないといけない、とも思いました。
小野伸二・稲本潤一・小笠原満男ら"黄金世代"と言われたメンバーも現在３１歳。
ザック監督になっても代表に選ばれているのは現在遠藤のみ。
しかし今の代表（岡田監督時代もそうですが）は
北京世代が台頭したとは言え、遠藤＆長谷部の両ボランチが中心。
長谷部のようなバランサータイプの代役は細貝・本田拓らの北京世代で出来そうですが、
遠藤のように中盤から確実にパスで繋げれる存在は唯一無二でしょう。
遠藤自身は次回Ｗ杯のブラジル大会に意欲を見せていますが、
その時はもう３４歳。さすがにその次のロシアは･･･ないでしょう。
今の所彼の代役が出来そうな候補は柏木（浦和）ぐらいしか思い浮かびません。
柏木より下の世代の柴崎（青森山田→鹿島）にも期待していますが、
早く遠藤を脅かすような存在が台頭して欲しいかな、と思います。