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サッカー好きないいおっさんです(笑) まだコンサドーレが弱かったころからファンではありますが基本映像観戦派です。 どこ出身とかはあまり気にせず良いプレーをしているかどうかで見てしまいます。 不定期に上げるのであまり期待せず暇つぶし程度にご覧ください⚽⚽⚽

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トップ下(シャドー)の補強に関して

2025年10月08日

ちょっと間が空きましたが次は攻撃に関して。 攻撃的な選手はいわゆるトップとトップ下(シャドー含む)に分けて考えます。

コンサでトップ下に求められる要素は 1.瞬発力に長けたスペースへの飛び込み 2.積極的にゴールにシュートを打つ。 3.ドリブルをする力

です。トップもそうでしょって言われたらそうなんですけどちょっと特性が違うので 1.スペースへの飛び込みは結構チェック辺りは上手いんですがチェックはチャンスメイクの方にもかなり比重を取っていることとチェックを生かすためのコンビネーションを使える選手が非常に少ないことがあり、要素の一つとして重要です。今期スルーパスでの得点がないことは以前UPしていますがトップを囮にシャドーが裏抜けするプレーが全然ありません。それはそもそもトップ下にいる選手がどちらかというとゲームメイカータイプ(青木、田中克)を使ことが多く、また一時期トップ下がない4-4-2を採用してきたことからも適正選手がなかなか作れない状態にあります。本来であれば白井ができると思うのですがケガのことやWBでのプレーも多かったこと、トップとのコンビネーションがほとんど築けていないことから補強は必須です。もしチェックにその役割をさせるのであればそれ以外の選手をどう組み合わせるのかが重要になります。 2.これが実は大きな問題でして…。シャドーの選手はミドルを積極的に打つようにしてくれないと攻撃の手詰まり感がでて相手からすると非常に守りやすくなってしまいます。ペナルティエリア付近でボールをもらってもパスの出しどころを探している選手が多く、少しずらしてシュートを蹴りこむプレーが本当に少ないです。前回の山形戦においても宮澤のミドル、高嶺のミドルがありましたが本来はシャドーがもう少しあのエリアでDFの間を狙うミドルを打っていかないと裏が空かないんです。マリオやバカヨコが点がとれないのはシャドーがミドルを打ってくれる状態が少なくペナルティエリア内に入ろうとすることが多いが故、ゴール前が固められてしまいトップが動きにくくなってしまうからです。田中克、青木、チェック、白井、出間、木戸にしてももっとバカヨコやマリオからの落としをミドルを打つという意識でプレーしていると相手は前にブロックに出ようとするので裏のスペースができます。4-4-2の時と3-4-2-1とでは違うので。3-4-2-1の場合はシャドーが本来ミドルを打たないとダメです。4-4-2だとボランチの1枚が前に出てミドルを打ちますがそこは大きな違いです。ボランチにミドルを打たせようとすることは逆に言えば守備バランスが崩れやすくなることを意味しているのでそれが今の選手が出来ていないことでもあります。ターンしてすぐにシュートを打つというプレーがないのも問題です。ミドルからのシュートを枠に飛ばせるプレイヤーが望まれます。それこそチャナティップが出来たプレーを今のコンサではできる人がいないのが残念です。

3.ドリブルはチェックも青木もしますがどちらかというと横向きのドリブルが多く、前向きなドリブルは非常に少ないです。その結果、カウンターでの得点がコンサドーレは全然ありません。以前はカウンターでドリブルで駆け上がり、喰いついたDFをあざ笑うかのようなスルーパスを小柏が決めるなど一つの攻撃パターンとしてコンサの武器の一つとなていました。トップがそこまでスピードがないということもありますがある程度長い距離をトップ下の選手が猛スピードでドリブルで駆け上がるようプレーはほとんど今期見られません。ドリブルがないと相手も読んでいるのでパスコースを消してスピードダウンさせる戦術でほぼ無効化できているので相手は安心して攻撃を仕掛けられます。(カウンターで決めれないので)ドリブルスピードを速く正確にできる選手が望まれます。

現行の選手である程度トップ下(シャドー)をやる選手のプレーを見ると

・チェック 飛び込み〇 シュート△ ドリブル△ (スピード△、パス〇) ・青木 飛び込み✕ シュート〇 ドリブル△ (スピード△、パス△) ・田中克 飛び込み✕ シュート△ ドリブル✕ (スピード✕、パス〇) ・白井 飛び込み△ シュート△ ドリブル✕ (スピード〇、パス△)

といったところでしょうか。それ以外の選手は試合数が少ないのであまり参考にならないです。 チェックがもう少しチャナティップの様なプレーをすれば一気にブレイクするのですが…。理想は小柏+チャナティップのような選手がいると理想ですね。

で攻撃がうまく組み立てられない理由の一つは上の相性です。チェックと青木は補完関係があって相性が良いのですが田中克や白井とだと補完関係が成り立たないので1トップ2シャドーだと停滞してしまうのです。特に青木とチェックの組合せでドリブルが絡められるプレーがあると攻撃力がさらに上がります。

まあ点も取れて常に相手に脅威を与えられるプレイヤーーならJ2に留まらずJ1に引き抜かれるでしょうけどね…。

特に私としてはドリブル力を上げないとゴール前での良いFKも得られにくいですし相手を引きつけてパスを裏に通すプレーもできませんからね。ミドルは意識を変えれば打つでしょうし。飛び込みはその前の攻撃の組み立てが良くないと中々一人だけではというのもあるので。


post by talkconsa1974

13:22

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攻撃的MF(WB、SH、ボランチ)の補強に関して

2025年10月06日

攻撃的MF(WB、SH)としましたがボランチのことも含めて考えたいと思います。

今年苦労した大きな理由の一つに「戦術近藤」以外の戦略が立てられないことがありました。これは左サイドの人材難とけが人によって左サイドの攻撃力がかなり下がり、本来主戦場ではない青木やチェックがつとめるなどかなり苦労しています。

最近になりミンギュがWBで使えるので安定化してきましたがここの補強も必要と考えます。その大きな理由は「クロス」精度の低さです。 セットプレーとクロスでの得点率が上がらないのは受け手の問題もあるとは言えやはりクロス精度の低さが上げられると思います。 クロスからの得点は10(J2同率7位)ですが長崎が17、磐田が15など攻撃力のあるチームはひとつの武器として活用しています。 またセットプレーからの得点は8(J2 8位)でいわきや秋田の19、甲府の14などと比べると見劣りします。 左右からの揺さぶりが弱いのが今期のコンサドーレの弱さを象徴しています。特にサイドにボールを当ててもバックパスを選択するシーンが多く勝負に行けないプレーが他のチームと比べても非常に多い印象です。

WBおよびSHで重要なのは 1.スピードがあり相手をドリブルで抜き去ることのできる選手 2.クロスの選択幅の多い選手 です。

守備力をという人もいると思いますが今期の状態を見てわかる通りWBがさがりすぎて守備に追われるとまったく攻撃が機能しなくなります。(山形戦が典型です)

1.やはり裏にスピードに乗って走りこめる選手、そしてドリブルで相手を抜き去ることのできる選手が欲しいところです。 以前は金子やルーカスがその役割を果たせていたので相手は構えなければならず結果相手の攻撃を抑えることに貢献できていました。近藤は金子に近いものがありますが単騎になってしまうことも多く相手に十分な脅威を与え切れていません。 白井はスピードはありますがドリブラーではないのでWBとしてはベストではないです。白井は本来シャドーが適正でしょう。 田中宏はドリブルがありますがスピードはそこまで早い感じではないですしミンギュはスピード、ドリブラーというより守備の面と積極性としては良い面もありますが後ろの守備が安定してくれないと守備ができるが故に下がりすぎてしまうきらいがあります。原もスピードは魅力でもありますがまだ1対1で抜き切るだけの技術は乏しいのが現状です。(カン、キングは未知数…)青木、チェックはパスセンスは評価できますがスピードで抜き去るようなプレーは期待できません。世界的に見ても三苫や伊藤純也の様にスピードのあるサイドのドリブラーは脅威を与え続けられますのでそういった選手が欲しいところです。特に左WB(SH)ですね。

2.ここが非常に悩ましいところで福森がいたときやルーカスなんかは早めのアーリーなどでピンポイントクロスでゴールなんて気持ちのいいシーンもありましたが今期は本当にそういったシーンが少ないです。私は個人的にはCKはWBの人間が蹴れるようになるべきだと思ってますがそうはならないところを見るとWBでありながらキックに難があるというのは紛れもない事実でしょう。現に近藤、白井、原、田中宏はクロスの精度に難がありせっかく相手のマークをかわせてもその後のクロスで「あ~あ」っていうシーンが多いです。山形戦でのミンギュのシュートを見てもわかりますね。そのクロス精度の低さが相手に脅威を十分に与えられない原因の一つで特にFWの選手に前を向いてもらえるクロスを上げられる選手が本当に少ないです。後ろ向きのポストプレーになるクロスが多いので脅威にならないんですよね。クロスは練習で本来はうまくなってくるはずなのですがそもそも教えられる手本になる選手がいないというのが大きいんでしょうね。

そしてこういった選手を取らないとダメだという理由がもう一つあります。それは

「普段の練習が試合対策の練習にならない」

そもそもチーム内にクロスをピンポイントで供給する選手がいれば戦術練習でもFK練習でも攻撃側だけではなく守備側の練習にもなるんですよ。だけどクロス精度が高くなければFWにそもそも合わないので守備も守れていると勘違いしちゃうんですよね。

コンサドーレのクロスの失点はJ2ワースト2の13失点です。良いクロスを上げられる選手がいないチームはクロス対策の守備練習もできないって問題がでているのは明らかです。

今いる選手で改善されるのならそれに越したことはないですが補強ポイントの一つであることは間違いないです。

そして攻撃的なボランチですがここは田中克、木戸の成長を見越すことと青木や中村、家泉を戦術的にコンバートを検討することでそこまで重要な補強ポイントではないかなと思われます。

攻撃的ボランチは

1.正確なミドルシュートを打ちこめる 2.縦パスの供給能力

がキーですがコンサの場合は失点数の多さが大きな問題であるので攻撃的ボランチを率先して強化する状況にはありませんし高嶺が両方を兼ね備えているのでいざとなれば高嶺に攻撃的ボランチをしてもらえるといいのかなと。田中克、木戸はフィジカルを強化して守備力を上げないとまだレギュラーとは言い切れないですしね、家泉をテストしておくのは彼のヘディングの得点能力を生かすという意味では面白いんですけどね。まずは守備的ボランチの補強の方が優先です。


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09:49

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守備的MF(ボランチ)の来期の補強に関して

2025年10月06日

さてMFに関しては適正等も含め攻撃的、守備的とわけたかたちで検討します。

守備的となるとコンサの場合はWボランチなのでその1人が守備的と捉えるのが良いのですが今期はいっぱいいるから大丈夫かなと思ったら最近はいやーどれもこれも…。といった感じになってしまいました。

大きな問題になったのは馬場の移籍です。馬場が移籍したことによって対人に強いボランチが高嶺だけとなりなおかつ左CB(SB)のけが人の多さからボランチの組合せに四苦八苦するはめになりました。荒野や田中克、青木はボランチと言っても攻撃的で守備力に問題がありますし大崎、宮澤はフルでは期待できない。木戸では守備が軽いし深井はケガでコンディションが上がらない。そのため岩政前監督は西野をボランチに起用して守備強度が低下しすぎないよう他の選手と組合せを考えながらやっていました。 西野が左CBがある一定程度できることからCBとボランチのハイブリッドで対応できたことから問題が解決しているようにも見えますが西野は将来CBの軸になって欲しいことや高嶺の高負荷率を考えるともう一人守備に力を発揮する選手が欲しいところです。

1.90分走り切れるスタミナを持っている選手 2.ロングフィードにある一定の精度を持つ選手

が求められます。

1.ボランチはCBと比べると攻撃のサポートをする場面も多くなりがちです。スタミナ面で問題のある選手ばかりでほぼ毎試合高嶺を残しもう一人が交代しており90分間任せられる選手がいないのが現状です。攻撃も両方できるのが当然理想なのですが失点数のことを考えると守備で汗を流せ90分間一定強度を保てる選手が理想だと思います。そうすれば高嶺を前目に出してミドルやフィードの供給を強化できますので。

2.そしてロングフィード能力ですが高嶺以外のボランチができる選手はこの部分が劣っているのが多く、うまく前線のスペースにボールを蹴り出せません。そのためすぐに相手ボールになってしまって押上げが十分にできなかったりカウンターを受けたりしてしまいます。相手の背後の入られたら嫌なスペースにボールを供給できるフィード能力は守備的な選手にとっては非常に重要です。

大崎、宮澤の年齢、深井の引退を考えると守備に強度を持てるボランチは不可欠です。今年もし高嶺がケガでもしていたら目も当てられないような戦績になっていた可能性もあります。逃げ切りを図る戦術を取る上でも重要補強のひとつです。


post by talkconsa1974

09:28

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DFの来期の補強に関して

2025年10月05日

今季一番苦しんでいるのは失点の多さなのですがなぜこんなに多いのか?選手が下手なのか?システムなのか? 答えはシーズン終了までは出せないと思いますがひとつだけ言えるのは「J2の戦い方はJ1とは違う」ということを理解できていなかったことだと思います。

何度もコメントしたようにJ2は自分たちのサッカーではなく相手の嫌なところ、弱いところを潰しに行くサッカーを展開します。J1はある程度自分たちのベースサッカーを軸にして相手に合わせるというのは少ないですがJ2はそうじゃありません。いかに選手を組み合わせて1戦1戦戦っていくのかが大事であり、また若手の思い切ったプレーで試合が一気に決着してしまうような場面も多々あります。

DFの再構築は昨年度からの大きな課題であり、岩政監督の招聘で大きな改善を期待されましたが結果は見てのとおりです。

確かに岡村が抜けたことは大きいのですが逆に抜けたのは岡村だけでありJ2であれば再構築はそこまで難しいミッションではないと思われました。 しかしJ2のDFで一番必要だったのは「フィジカル」であることは間違いなく空中も足元もやらせないという強さが今のチームには大きくかけている点だと思われます。

残念ながら今期DFでフル出場した選手はゼロです。最多は高尾ですが高尾が優れているというより代えが利かない(いない)状態であったことが大きいと思います。そしてDF登録(実際はほとんどボランチでしたが)の馬場が抜けたことで編成は困難を極めます。

左の中村、岡田、ミンギュがケガをし高嶺がDFに入らなければいけない状況、大崎もアジリティが上がらずケガ。家泉も時々体調不良と今年のDFラインは残念ながら役割を果たせた選手はいません。敷いてあげれば成長した西野ですが現在離脱中ですし浦上と宮を補強し守備の安定化は図れましたが宮がケガで抜け3バックに戻してからは相変わらずの安い失点が続いてしまいます。

来期に向けては2つの要素が必要になると考えられます。

1.左右を苦にしないマルチなDF 2.エース潰しができる1対1の対人強さを誇るDF 3.攻撃力が魅力と言わず失点させないDF

コンサドーレのDFはなぜかほかのチームとは違い攻撃力をアピールする選手が多いことが大きな問題だと思います。 守備力が若干低くても攻撃参加が持ち味という選手ばかりではチームは成り立ちません。 むしろ今求められるのは絶対に失点しないという安定感でありそういった能力の高い選手の獲得は不可欠であると考えます。

そして3バックか4バックかですが、システム論ではなく「4バックができる人材、人数を所有する」のが本来だと思います。 そういった意味では現在DF登録10名ですが大崎はボランチ、窪田はまだ戦力として考えられないとなると実質8人です。 そういった意味では2名の補強(もし宮が期限付き終了で戻る場合は3名)の補強が必要です。

軸になるのは西野、宮、浦上、高尾であり、この4名を軸にDFラインを形成し試合展開によって切り替えていくのがベストであろうと考えます。ミンギュはどちらかというとWBの方が適正的に良さそうですし中村、岡田、家泉いずれも攻撃力に特徴を持ってしまっているので同時にピッチに立たせるのは難しいのでは。中村、岡田は別ポジションでもできそうですし。家泉はボランチを一度テストしてみてほしい。

1.ポリバレントなDFに関しては浦上や西野、宮が対応できると思いますが高尾やミンギュは逆サイドでのプレーがなく(おそらくできない)中村や岡田も同様です。そういった意味ではプレーエリアの視野が狭く交代要員の戦略的運用を狭めてしまいます。高尾、ミンギュはWBも経験しているのでまだましかもしれませんが両SBで起用できる守備に強い選手がまずは補強ポイントのひとつです。補強が無理であれば早急に育成に取り組むべきです。 例えば神戸の酒井高徳や川崎の佐々木旭、京都の安斎颯馬など左右を苦にせずある一定の守備強度をもつプレーをする選手はたくさんいます。そういった選手がチームにいることでチームの戦術の幅が広がります。コンサだと前目では長谷川や田中宏あたりが両サイドやったりしますがそれ以外はどちらか片方ばかりという選手が多すぎです。

2.エース潰しのプレイヤーに関しては例えば山形であればディサロがエースです。このエースを潰しきれないことが試合を難しくさせます。高嶺が土居を抑えたとしてもディサロを誰かが潰さなければ失点リスクは当然上がります。木戸はそこまで守備力がありません。もしDF選手にそういった選手がいれば4バックで付けさせるかボランチで出場させて潰させるかができます。(潰すといってもファールじゃありませんよ…。無効化させるという意味です)西野はある程度できますがもう一人そういったプレイヤーが欲しいところです。

3.攻撃力が魅力という選手はもういっぱいいるので整理対象です。むしろ守備をしっかりできる選手が必要です。例えば歴代日本代表で攻撃力をある程度売りにしたのは中澤や闘莉王ぐらいでほとんどの選手は守りを評価されます。例えば最近でいうと富安や板倉、谷口あたりも攻撃力で評価されてはいません。DFはやはり守備があってナンボなので。だから相手からボールを奪うことに喜びを感じるプレイヤーが欲しいところです。ただJリーグ全体でそういった選手が不足しているのでここが一番難しいところです。

で私がひとつだけDF登録の選手に声を大にして言いたいこと…。

攻撃力が魅力なら最初から前のポジションで勝負すれよ!とね。

前じゃ使えないけど後ろ目で攻撃力ある方がいいじゃんみたいな考えは本当にやめてほしいです。だったらシャドーでもWBでももっと前に出れるポジションで結果出してくださいと。DFの攻撃力はあくまでオプションです。メインは守備力であることを忘れずに。


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14:44

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GPの来期以降の補強に関して

2025年10月05日

さて今期の数字を見てもわかる通り今日の試合でもし愛媛がクリーンシートとなったら失点数はJ2最下位に陥るという不名誉な記録を達成する。

最後の砦となるGPの失点数の多さは過去にUPしている通りであるが来期に向けてどうあるべきか。

キーワードを上げるとすれば…。

①コーチング(特にセットプレーや流れの中での相手の狙っているプレーを読み取りDFに指示を出せる力) ②素早く正確なフィード(意図が感じられるキック、スローイング) ③瞬発力(瞬間的な判断、飛出し)

である。瞬発力に関してはすべての選手に共通している課題でもあるがGPの場合は特に重要である。

クロスからの失点は愛媛の14につぐ13失点でありクロスの弱さを露呈した。空中戦に強いコンサドーレのクロスに失点が多いのは早いクロスをGPとDFの間に送られるのが非常に多いからである。そしてその失点の一部はGPが飛び出せれば防げるものがある。瞬間的な判断、反応がかけている典型的な例である。 そしてスルーパスでの失点が5点あり、これは熊本、富山と並んでJ2最下位である。コンサの守備陣は空中には強いが足元が弱い。 そしてスルーパスの失点を防げるかどうかもGPの飛び出しでシュートコースを狭められるかどうかが大きい。

③の瞬発力はフィジカルは訓練で上がるもののメンタルでの瞬間的な動きは歳とともに低下してしまう。考えるべき点だろう。

①のコーチングに関してはセットプレーでの失点数がPK、直接含め12失点ありこれを防ぐのはキーパーのコーチングである。この前の仙台戦での直接での壁の作り方、山形戦での誰も触れずゴールに入れられたもの、ホーム甲府戦でのCKからの失点など…。マークに誰がどう付くのか相手はどういうプレーを狙っているのかをスペースのつくりかたなどから推測できなければいけない。これが実はコンサの根深い問題の一つなのではないかと思う。ミシャの時は原則オールコートマンツーでFKでの守備を特にGPが指示する必要はなかった。基本マークが決められてるので。今のGPではゾーンでのディフェンスやマークの受け渡しに対してコーチングできるGPはいないのではないか。

②は皆さん重々お分かりの「後ろから組み立てる」が「遅攻になるので相手が疲れない、隙ができない」を繰り返しポゼッションばかりが増えてピンチを招いている。GPはどこにスペースがあってどういったキックをするべきなのか。角度をつけてサイドチェンジ気味のロングボールをどうやって蹴ればいいかもっと練習から意識していかなければGP(プレイヤー)として意味はない。例えばオーバースローでどれだけ正確にボールを投げられるのか。もっとGPはプレーを意識しないといけない。

来年の編成がどうなるかはわからないが少なくとも1名のGP補強は必要ではないかと考える。 いくら半年の移行期間があるとはいえ菅野の年齢、高木のコンディション、中野のコーチング、児玉の経験値等どれも足りないものがありすぎる。 若手を育成するにしてもあまりに失点の多いこのチームでは育成される前に腐ってしまうかもしれない。海外も含め幅広く人員を見つめなおして欲しい。そうでなければドイツ辺りからGPコーチを招聘して今一度GPの在り方を問いただすべきなのかもしれない。

(FC大阪の山本透衣あたり獲得するか?札幌U18出身だし…。J3で月間ベストセーブ賞取ったりしてるし) (ガイナーレの櫻庭立樹あたり戻すか?札幌U18出身だし…。体格は恵まれてるんだけどな。)


post by talkconsa1974

13:35

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