• シーズンチケットとファンクラブ会員証をkitaca対応のICカードにする。
• 電子マネー機能を使って試合会場や練習場でキャッシュレスで買い物できるようにする。
• JR北海道以外のスポンサーにも呼びかけてコンサkitacaで買い物したら優待してもらう。

<<コンサドーレにとってのメリット>>
1. 会員の購入履歴をマーケティングや営業活動の資料にできる。
2. 試合会場でキャッシュレス決済できるので、支払いにかかる時間が短縮できる。
3. 企業に対し、コンサのスポンサーになるメリットを具体的、定量的に提示できる。
4. 新しい試みをすることで、新聞やテレビが取り上げてくれる。(タダで広告できる)

デメリットとしては、設備の導入に費用がかかることと、競合する札幌市交通局との
兼ね合いに気を使わなければならない事があります。
データがあっても分析できる人的資源がなければ宝の持ち腐れになりかねませんが。

<<JR北海道にとってのメリット>>
1. kitacaの取扱件数・金額・利用店舗を一気に増やせる。
2. コンササポがどこから乗車するか把握する事により、沿線住民へのサービスを
　　提案できる。

<<他のスポンサーにとってのメリット>>
1. コンササポを自社に誘導するツールになる。

<<サポーターにとってのメリット>>
1. 小銭の用意やお釣りをもらう必要がないので、試合会場での買い物時間が短縮される。
2. 結果的に売店の回転が速くなり、待ち時間が短くなる。
3. kitacaはsuicaと相互利用ができるので、関東や仙台(来年は試合ないけど)への
　　遠征の際に、手持ちのカードがそのまま利用できる。
　　(ただし、味スタに行く時には新宿駅で京王線のキップを買う必要あり。)
4. 逆にJR東日本管内のサポーターが試合に来た時に手持ちのsuicaをそのまま利用できる。

<<サポーターにとってのデメリット>>
1. 電子マネーがあるので貸し借りが難しい。「この試合見に行けないから代わりに
　　応援してよ」というやりとりは余程の信頼関係がないとできないでしょう。
2. 買い物の履歴を企業に把握されるのが気持ち悪い。情報漏洩の危険。
　　セキュリティの問題は関係企業にがんばってもらうしかないですね。
3. 地下鉄利用者にはあまりうまみがない。SAPICAとの相互利用ができるといいのですが。

なんでSAPICAじゃなくkitacaなのかというと、手持ちのsuica(ちなみにJALカードだ)を
使い回したいオイラのエゴも入っていますが、現状地下鉄料金の支払いにしか使えない
SAPICAよりも応用範囲が広いのと、道外でも使用できるのがあるからです。

うまく仕組みづくりができれば、売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よしが
成り立つと思うのですが、いかがでしょうか。

ちなみにジェフや大宮はそれぞれの大手スポンサーと組んで似たような事をやっています。
来シーズン開幕には間に合わないかもしれませんが、実現不可能ではないと思います。