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2010年4月に大阪に転勤、これを機に西日本のスタジアムを制覇するぞと意気込んでおりましたが、2011年5月、今度は米国へ転勤となってしまいました。その後、メキシコ勤務を経て今は東京で暮らしています。

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たたかう産經新聞

2010年03月03日

相変わらず産經新聞は民法改正に大反対です。
【未来予想図 選択的夫婦別姓】(上)ほころぶ家族の絆…お父さんだけ違う姓

こんな記事書かれたらツッコミ入れずにはいられないじゃないですか。

Case1) 一人っ子同士の結婚、夫婦別姓で子どもをどちらの姓にするかで揉める
両家の親が「家名を残す」ことにこだわるのなら、現行制度でもどうせ破談に
なるのだから同じこと。

Case2)夫婦別姓を選択した両親に違和感を持つ娘

母の言葉をどんなに自分に言い聞かせてみても、自分の「生き方」を正当化する母親が、私に押しつけているという疑義がぬぐえないのだ。

つまり、女は自分らしい「生き方」を選択するのも正当化するのもダメだと。
さすが保守本流を自認するだけのことはありますな。

Case3)夫の通夜に現れた愛人と隠し子に苦悩する妻
こちらは「非嫡出子差別の禁止」への疑義ですね。
いろいろ無理がある前提をひねり出さざるを得ない記者に同情します。
死んでも外に作った子どもの存在を明かさなかった浮気夫よりも、
愛人の方が悪いと言うのが産經新聞の価値観です。

今まで夫婦と一人息子で切り盛りしていた会社経営に、隠し子を参画
させざるを得ないというストーリー。

息子と同額の遺産を渡すには会社の株を渡して経営陣に参加させるか、わが家を売って現金を準備するしかないからだ。しかしわが家は銀行の担保下にあり、売り払うのも難しい。

亡夫が会社の全株を持っていたとしても、妻が50%相続して息子と
隠し子が25%ずつ相続するのだから、母子で協力すれば経営の主導権を
握れるんでないかい。
しかも家が担保になっているということは借金が残っているということ。
家を売っても清算できないくらいの負債を抱えているなら、それを
差し引くと相続対象となる純資産は薄まるはず。
財産だけでなく負債も相続しなきゃならないことを全国紙の記者様が
知らないとも思えないのですけどね。

これからも楽しい記事を期待しています(はぁと)


post by luchun

21:38

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