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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜66)采配ミス?選手はミシャ指示守り2失点!

2023年03月19日

「絶対勝利確実」と、大半サポーターが確信した好展開から、一挙に、コンサ自らサッカー停止とした事による連続2失点による、「引き分け」結果、との現実は、
到底、納得も理解も不可能であり、「不審・不信一杯」の悪夢と成り果てた試合!
 実は、試合直後には、この事態、「監督指示造反で、その戦犯は誰か⁈」との疑心満杯となっていました。
しかし、驚く事に、試合後小柏コメントで、「監督からの指示による後半試合姿勢チェンジだった」、との事実を知り、
「選手たちも、その意図・意味を理解・周知し切れないまま、指示されたプレーだった。しかも、それにより、連続失点となり、監督指示とは異なる選手自主判断の必要性を必要課題視していて、選手判断で、通常内容に戻す、との展開となった」、との事実は、衝撃でした。
即ち、後半ハーフタイムのミシャ指示が[(ハイプレスの前線からの攻撃的)守備に行き過ぎ無い事。そのため、布陣・ボール奪取位置を自陣深くまで下げる]との驚愕内容!オールコートマンマークプレスと、マンマークハイプレスを停止し、自陣守備から、カウンター狙い、との意図でしょうが、
コンサ守備の根幹が、最前線からの厳しいパス制限と阻止により、中盤・最終ラインへのボール回し自体を大幅に減少させ、少なくした相手ボールへ集中守備し、自陣守備を大きく軽減させるスタイルで維持され、中盤と最終ライン配置選手は、ボールテクニックとパス能力優先>固有守備力選手を配置しても、守備が成立する源泉です。その「肝心・肝」となる、最前線守備を放棄する事は、守備根幹を放棄し、相手からのビルドアップをフリー、許すものだ、と言う事は誰でも直ぐ分かるもの。当然、コンサ選手を大きく上回る「精密・ピンポイントパス能力」の能力発揮となり、コンサ守備の弱点の、両サイドを突く、ハイスピードパスワークで、普段ゾーン守備から遠ざかっているコンサ選手の、甘く、遅い寄せなど、無効とする連続パスワークで、コンサゴール前・決定機となり、エリア守備が弱点のGKソンユンの、ゴール前飛び出しの無さ、コンサ守備陣のバイタルエリアの薄さを突かれ、バイタルエリアの左右一杯を突かれると、カバー消滅・フリーシュートコースを与える欠点を何度も狙われます。選手たちは、そんな指示へ、全面理解と認識とはならず、かなり不可解!、との意識だった事も、透けて見えた小柏コメント。しかし、智将ミシャへの信頼から、
 後半、コンサチームは、そのミシャ指示に従うと、
正に、その指示内容こそ「苦しんでいたG大阪を救い、自由なプレーを敢えてさせた」局面となり、
選手は、一気に変化した「自陣守備力激減」との現状認識が、選手にまだ生まれて来ない時間帯となり、
「G大阪の前半ストップイメージ」のままプレーし、
結果は、コンサ守備ライン自陣ゴール寸前・最前線もハーフラインより大きく下がったエリアとなり、コンサ前線守備が消滅した、ハーフライン付近のG大阪ビルドアップ〜コンサM’3rdとD’3rdの境目・G大阪中盤で、全く「ノーチャージ・G大阪フリープレー」を許し、当然、弱点サイド経由バイタルへの連続パスパターンで、58分決定機構築・失点となり、そのまま状態を継続したため、60分連続失点を重ねたもの。
ミシャは、慌てて、68分サイドの穴として狙われた福森→中村、走りもスプリントも不能・宮澤→中島を投入するも、既に遅く、試合は同点・振り出し、G大阪パスワーク復活済みで、オールコートマンマークプレスも復活作動は果たさず、圧倒的攻撃で、相手を押し込むスタイルには程遠く、今頃、追加点獲得も、交代選手レベル・能力では、不能で、これ以上失点し、大逆転敗戦の自滅敗戦を免れたのみ!との結果でした。
何とも、最高パフォーマンス発揮を途中放棄し、付け焼き刃の様な、甘いプレーで試合を展開させた姿勢に、甘さと驕りと、自己過大評価を感じてしまいますね。
しかし、多くの選手の姿勢では無く、監督ミシャと一部選手のものだ、と言う事も、深く心を痛めることです、
 この様に、試合の最大ポイントは、誰が見ても、「監督後半指示の酷い誤判断」としか言いようがありません。
 ピッチに居る選手の多くが、「理解・納得していなかった]と推測される選手コメントは、本当に不可解?ですが、実は、ある仮説・見方が有力、と想定しています。
そのヒントが、良いとされていた前半にあります。
試合展開を振り返ると、
[試合開始〜15分]、[15分〜前半終了]で、プレーが変化しました。
[〜15分]想定通り、オールコートマンマークプレス、マンマークハイプレスで、ほぼ完全に、G大阪ビルドアップを阻止、GK東口は、当初はCBやアンカーへのビルドアップを試みるも、全てタイトマークでパスターゲットを塞がれ、無理パスで、パスカットや奪取多発で、最終的手段として、G前線へのロングパス放り込みプレーしか方法が無くなり、G大阪攻撃は、想定ポイントで準備済みのロングボール対処で、完封。
当然、ハイプレスや中盤ボール奪取から、ショートカウンター炸裂し、15分間に、決定機3回構築、その派生CKも、冷静シュートで小林ゴール先制で、試合開始の序盤戦は完勝状況。
しかし、先制した直後から、コンサ変化し、
[オールコートマンマーク、マンマークハイプレス]停止、チーム陣は自陣に下がり、マンマークで追う事も大幅低減、但し、低く位置でマンマーク気味で、G大阪に、ボール保持を許し、ボールを持たせ・攻めさせるスタイルで、完全に「守備・ロングカウンター狙い」となりました。
これこそ、監督ミシャへの事前指示だった、のでしょう。
G大阪は、このコンサ激変にも、疑心暗鬼となるも、恐る恐る攻撃とするも、選手も居らず、フリーだったビルドアップの自陣センターライン内側への、安心・安易感から、甘いスピードのバックパスが出て、それを狙っていた小柏が、カットし独走から、追加点獲得と、スタイル変化も嵌ったかにみえました。
しかし、この15分〜前半終了までの30分は、走量・スプリントも激減、決定機は、追加点の1回のみと、「ある意味、省エネ」、しかし、こんな甘いサッカーがこのまま通用するのか、そんな事はないだろう!との印象を受けた前半でした。
詰まり、「完全パフォーマンス発揮は試合開始から15分のみで、追加点は狙うも偶々G大阪が嵌った失点で、コンサのパフォーマンスの故では無いもの」だったとの闘いと言う事。
試合スタッツには、
〜15分
支配率 コンサ55% 走行距離・スプリントコンサ優位
その後〜前半終了
支配率 コンサ40%    走行距離・スプリントコンサ劣後
トータルでは、
支配率 コンサ44% 走行距離56km(前試合同数)で、Gと均衡
          スプリント57回(前試合△30回)、Gに劣後
決定機は、コンサ〜15分3回、その後〜終了僅か1回の前半4回(前試合△6回半減以下の低数値)・G大阪ま、僅か2回。激減選手も明白で、スプリントで、前試合数値より、宮澤△9の0回、小林△9の4回、小柏△8の8回の3選手のみで、他選手は前試合数値と同値で問題有りません。小柏は、〜15分の時間帯が7回、その後1回が、たまたまの追加点となった、と言う事です。

この個別選手数値が示していますが、宮澤と小林のスプリント低下を、戦術化した采配で、後半、通常、「後半の入り、立ち上がり細心注意、ハイパフォーマンス指示」の筈が、逆指示の「パフォーマンスダウン指示」で、宮澤と小林のフィジカルにチームが合わせる、とのスタンスだった、との想定です。
しかし、正解采配は、「フィジカルダウン選手はその影響前に交代」が原則・鉄則の所、
ミシャ誤判断となったもので、G大阪の過小軽視と自己過大評価、と言われも仕方無い、ミス。

そもそも、宮澤と荒野のボランチでオールコートマンマークは、前試合で確か果たしたパフォーマンスから、継続も理解される所も、本来なら、走量とスピード負けが明らかな組み合わせで、避ける起用です。
当面、馬場の「現在能力とこれから拡大必至能力優先」は、冷静判断から必至の筈。
人情が、ミシャが監督として「選手指導把握の根幹」、の弱点!とも言え所ですが、真意は、「ピッチでの判断」を期待するも、発揮されず、弱点を突かれた、もので、コンサ選手起用ポイント「長所と弱点を合わせ持つ選手群起用の難しさ」は、チーム特徴であり、時にそれにより結果変化も許す事がサポーター使命ですね。}

%size(4){試合速報スタッツデータは、(内は、前試合数値・浦和部分は、横浜FM数値)
      コンサ      浦和
     前半 後半 全体  前半 後半 全体
支配率  44 46 46% 56 54 54%
    (35 39 39) (65 61 61)
走行距離 56 56 113 56 59 115km
    (56 56 112 56 55 111)
スプリント57 86 143 62 72 134回
    (80 69 149 67 44 111)
決定機数  4  6 10回  2  5  7回
    (10  5 15   0  5  5)
シュート  3  9 11本  4  9 11本
    ( 9  8 17   0  6  6)
同枠内数  3  1  4   1  3  4本
    ( 3  3  6   0  2  2)
得点    2  0  2   0  2  2点
パス数  244  249 493 278  218 496本
    (167  167 334 325  267 592)
同成功率 77 77 77  81 80 80%
    (65 65 65  81 79 79)

※走行距離・スプリントで、G大阪に「走り負け・スプリント負け」とはなっておらず、ほぼ同数値で、前試合比でも、「決定機数とシュート」のみが、大きな低下となっていますが、「走量・スプリント数の減少」との数値は出ていません。
しかし、これこそ、チーム全体値マジックで、一部選手の大幅減は、周り選手大幅増゜でカバーされ、全体バランスと成った訳で、「一部減少選手のパフォーマンス減退」が、間違いなくチームに波及、と成りました。
該当選手は、上記3選手で、3選手がプレー変化となれば、一気に、チーム全体での、マーク外れやスペース発生となりました。

その様に、かなり複雑な経緯での展開試合でしたが、次戦で、横浜FM戦内容なのか、G大阪戦内容なのか、どちらかが問われ、それにより、シーズン推移も変わる試合となります。
単に「勝点2喪失」とだけ言える試合でも無かった、複雑試合、、と言う事は、間違いありませんね。


post by yuukun0617

12:59

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