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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ コンサ「レアル・バルサスタイル」への挑戦

2018年03月05日

ルヴァンカップ第1戦甲府戦の直前練習日となりました。
チーム現状をより全体像の観点から総括した現状認識を確認したいと思います。

1.チーム現状の確認
Bチームの「本番」が始まります!
リーグ戦の主役Aチームーの道。
自らのJリーグ選手生命を賭けた闘いの第一歩ですね。

金曜Aチームリーグ戦、土曜Bチームテストゲームを闘い、日曜オフ日となり、コンサに集中体制から、リーグ第2節全体をじっくり観戦できました。
その他チーム観戦を通して、コンサの現状が確認出来ました。

特に注目チームが、前監督ミシャの「広島・浦和」と「川崎・名古屋」です。
「広島・浦和」は、今でもビルドアップは「GKからスタート、ショートパス連続」のミシャサッカー・スタイル。そして、攻撃フルパワーでは「多数選手を前線配置」スタイルです。相手の守備陣に対し「上回る、少なくとも同数の攻撃ターゲット」で、相手守備陣を、組織的に・戦術的に(個の力ではなく)崩し、ギャップを作り、スペースを産み、決定機・チャンスを作る、とのスタイルです。しかし、コンサミシャ戦術、以前のミシャスタイルとは、決定的な差がありました。
それは、「5TOP」ではなく、浦和「4TOP」、広島「3TOP」で、攻撃パターンの徹底レベルは大きくダウンし、その分、パターンが減少、1パターン毎の攻撃力が低下し、現「5TOP」コンサより劣後するチーム力でした。
また、「名古屋・川崎」の攻撃力は、前評判通り、リーグ上位でしたが、コンサの前線数「5TOP」までは到達せず、「3TOP」までで、サイドポジションが低く、前線には配置せず徐々にアップ、との従来型で、前線も、サイドも、著しいスピード・テクニック・創造性の個人能力を前提とし、逆に、そこをマークされると、停滞との内容でした。

この4チームと対比すると、
コンサのミシャ戦術・「5TOP」は、5つの前線ターゲットとの連動により、
「多ターゲット・多数攻撃パターン・多タイミング攻撃」で、
相手守備陣から見ると、
「的(ターゲット)を絞れない=プレイ予測が不能」となり、反復多パターン攻撃で、あっという間に、守備連携・組織的守備が崩壊し、対応策が困難で、「撃たれ続けるしかなくなる」状態に陥る、という驚異的な攻撃力という事です。

しかし、ミシャが植え付けた筈の「広島・浦和」共に、その後の監督により、「ミシャ戦術の改良、卒業」とされましたが、その全てで「基礎ミシャ式部分の徹底と追及を弱体化」させ、チーム全体プレイのレベルダウンとなり、実際、戦績低下・順位低下となっています。
ひょっとすると、ミシャ戦術は、ミシャによる指揮、つまり、監督ミシャである事が、最大の条件かもしれませんね。

2.コンサチームスタイル
「育成~トップチーム」まで、「同一戦術による実践」へコンサは転換しました。これは、今後の展開に直結しています。
というのは、
「育成で、最強ミシャ戦術を徹底指導、吸収した選手」が、トップチームへ昇格して来ますが、その選手は、テクニック・フィジカル・経験値は未だ高くなくても、他チームから移籍の優秀選手に勝ててしまい、試合起用となります。つまり、能力では劣っても、「戦術理解と実践力が高く」、移籍選手は、そのままではミシャ戦術に合致せず、劣後し、試合起用を奪われる、とのシステムです。当然、移籍選手も、十分なトレーニングにより「戦術理解・実践力」を獲得出来れば、トップチーム起用競争可能となり、チーム同化によるチーム力アップとなります。
このチーム戦術・育成スタイルは、「かのレアル・バルサ」と同一チームスタイルですね。
コンサが今追及を開始したチームスタイルは、「レアル・バルサスタイル」で、他のJリーグ、どのチームも確立・トライさえも出来ていないコンセプトへの挑戦という事が見えて来ます。
凄い事に挑戦しているんですね!!

前節は、コンサの本当の戦力の一端を、Jリーグ全体を震撼させる試合となりました。詳細の試合データを確認したいと思いますが、未だリリースが無く、遅れ気味の様です。
判明次第、記載したいと思います。
また、次戦ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望も、そこで記載したいと思います。


post by yuukun0617

10:16

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