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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年12月18日
前回ブログで選手保有戦力とその現状地を確認しました。
しかし、その後に【激動が到来!】・・都倉流失ですが、重要なリリースがもう一つ「ルーカスフェルナンデス・レンタル加入」でした。
チームと我らサポーターや関係者への影響・反響は計り知れないものの様に見えますね。確かに「チームの中軸・中核選手」の喪失は大きな影響を引き起こすものですが、実は、そればかり、とは言えない内容が実体である移籍動向でした。
都倉も、コンサにも、少なくとも「悲観」ではなく「将来・次展開へ前進」となる移籍という結論です。
では、現在地の点検です。
1.(再掲載)選手保有戦略
前ブログで、ちょっと詳しく「コンサ選手保有戦略=2003策定【チーム強化戦略】」で現状地を確認しました。その結論が、
【ステップ4が、2017~2018シーズン。
ステップ5が、2019シーズン】
~ステップ4~2017~2018シーズン
〇チーム力のベースアップ及び戦力固定化
・ステップ1から育成・強化を行なってきた選手の中でJ1リーグで充分に通用する選手が育ち、その選手によるポジションの固定化を行い、それ以外に必要な補強部分を明確に打出し、次のステップでの補強の指針とし、補強するべき具体的なポジション・選手を絞り込む。又、ステップ3以上の成果を目指す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、精神的にも技術的にもチームを支えられる生抜きのメンバーによるチーム編成の確立と更にチーム力を強力にする為の外国人選手及び日本人選手の補強を検討する。
・選手総数30名以下・外国籍(最大3名)及び日本人選手の移籍獲得の検討
・選手平均年齢の引上げ-3年程度の選手平均年齢の引上げ
・選手平均年俸の固定化・育成トップへの昇格選手数:2名程度
~ステップ5~2019シーズン
〇J1リーグで安定して充分に戦う事ができるチーム力ベースの完成
・育成・強化の中で育ってきた生抜きの選手と指針に基づく補強で獲得された選手によるチーム力ベースが完成し、短期目標を達成。ステップ4以上の成果を残す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、結果を残し次のステップ(タイトル獲得)へ進む。
・選手総数30名以下・外国籍(最大3名)及び日本人選手の移籍獲得
・選手平均年齢の固定化-チームの新陳代謝のベースとなる選手平均年齢が固定
・選手平均年俸の固定化・育成トップへの昇格選手数:2名程度
を目指す!
コンサのリーグ戦の歴史が、この「強化戦略」にありました。
この視点から、現在地を点検です。
2.選手保有整備
①先ず、「都倉」流失の影響から確認しましょう。
影響のプラスポイントとマイナスポイントは、
〇「ミシャ戦術と都倉プレースタイルは符合せず」で、将来・次シーズンの「戦術実践度・遂行度が上昇」です。
●しかし、都倉の今シーズンのプレー上での最大貢献は、「ミシャ戦術が機能しにくい局面での<異質スタイルによる打開>・実際に得点獲得」で、「獲得得点・得点獲得パターン」は喪失します。
※都倉のスタイルは「カウンタースタイル」=<1トップで、ロングカウンターでのDF・ボランチラインより、縦一本フィードを、少数相手DFと競り合い勝ちし、GKとの1:1を狙う>とのスタイルで、2017シーズンの四方田スタイル・堅守速攻型チームに適合の選手です。しかし、ミシャのパスサッカーでは、「強靭なフィジカル」よりも「独創力・テクニック・スピード」が絶対優先で、戦術理解が進む程、その実践・プレー化に苦闘・苦悩していたのが事実で、そんな都倉を見て、ミシャは、試合起用は「最終局面やミシャ戦術外の局面での投入」との選択しか取れなかったものでした。お互いに、ミスマッチ気味で、互いに、人柄・人間としては高いリスペクトをし合うも、次シーズンでも、完全マッチングは難しく・可能性の低い将来でした。
●最大の貢献は、ピッチ内というより「ピッチ外・精神的支柱」にありました。「チーム内外での高い存在感と安心感、チーム意識統一力、広告塔」はベテラン領域で、圧倒的にチームNo.1でした。
という事から、マイナス面だけでなくプラス面もありますが、
最大の注目点が、都倉流失によるマイナスポイントの代替措置の有無です!
②都倉流失等も含めた代替措置や保有選手戦略
現在、公式リリース選手は、
離脱;契約非更新8選手・完全移籍1選手
新規加入;レンタルの完全移籍1選手、高卒・育成加入2選手のみで、
交渉中(未リリース)は、
離脱;交渉中4選手(三好・金園・宮吉・都倉)
新規加入;6選手(駒井の完全移籍へ変更も)、
レンタル延長;交渉中1選手、レンタルバック等交渉中1選手で、
交渉中12選手の動向がポイントとなり、既存選手の契約更改と合わせて、「年内確定・成功」を追及して、チームは奮闘中ですね。
社長がラジオでコメントの通り、どのマスコミリリースも本当の内容、との事ですが、多くは順調に進行中との内容で、完全実現の可能性は高いですね。
その内容で、選手保有全体像を確認してみましょう。
都倉流失・ルーカスフェルナンデス加入の2案件除くと、
選手数30名 平均年齢25.0歳
Aチームスタメン想定13選手・同チームサブ想定7選手
Bチームスタメン想定11選手・同チームサブ想定5名
Cチーム想定5選手 でしたが、
都倉流失・ルーカスフェルナンデス加入を加味すると、
選手数30名 平均年齢24.8歳(△0.2歳低下)
Aチーム、Bチーム、Cチーム選手数は同数です。
特に、FW陣の選手数は変化しませんが、平均年齢が「25歳⇒23.7歳(△1.3歳)」と大きく低下しています。
実は、「都倉流失」のジャストタイミングでの「ルーカスフェルナンデス」加入は絶好手・対応となり、平均年齢をさらに低下させ、継続性を大前提とする「ミシャ戦術・スタイルレベルアップ」に大きく貢献しています。元々「都倉の選手生命・期間」課題も出始めますね。(※あと2年・永くて3~4年を、複数年・高額契約(推定3年・7500万円)のC大阪獲得要請は、合致していました。コンサも複数年・増額提示(推定2年・5000万円)しましたが、選手個人への評価では、大きく劣後していた様ですね。)
実際、新加入選手は「ミシャスタイルへの適合性」を獲得条件としたため、どの選手も、スタメン獲得は手近い位置に在り、次シーズンでの「A(チーム)スタメン・同サブ」は濃厚となり、選手生命の長い「若手・中堅のスタメン・チーム中軸選手」でのチーム編成が可能となります。
ちなみに現在交渉中選手も加えたA試合起用(スタメン・サブ)選手を選択してみると、
ジェイ
チャナティップ アンデルソンロペス
菅 深井 駒井 岩崎
福森 宮澤 進藤
ソンユン
SUB;ルーカスフェルナンデス(⇔ジェイ・アンデルソンロペス・岩崎)
小川(⇔菅・福森・宮澤)
+
荒野・ミンテ・石川・小野・菅野
凄い選手層で、一気に、
スビード・ハイテクニツク・精度が上昇し、
パス数・成功率・支配率上昇し、
戦術実践度は、大きなランクアップ・ステップアップとなります。
この有力戦力を、恐らくはリーグ最若・平均年齢チームで形成出来る事になり、「最若」の持つ意義は、「急速に上昇するポテンシャル(潜在)戦力」「長い選手生命保持選手が中軸で、戦力維持・拡大が長期間可能」にあり、「戦術進化・戦力強力化」の原動力となります。
③最後に、「都倉に替わる国内有力FW選手獲得」が話題・課題化となりましたが、ベテラン選手(実稼働年数は限定・その分低価)、中堅、若手選手の候補が挙がるでしょうが、「ミシャ戦術への適合性」が獲得条件、相手選手からは加入への希望理由、となるものです。意外に、適合選手は限定されます。
FW候補を提示しておきます。
〇李忠成33歳ベテラン 在籍浦和182cm・73kg
リーグ戦スタメン外れカップ戦要員、戦術適合性◎ミシャチルドレン
◎皆川佑介27歳中堅 在籍広島・レンタル熊本186cm・84kg
J2大活躍しチーム得点王、森保チルドレンで間接的に戦術適合性◎
〇阪野豊史28歳中堅 在籍J2山形181cm・76kg
2016浦和からJ2山形移籍、ミシャチルドレン戦術適合性〇
皆川が最適候補だと思います。即戦力・本人も大チャンスとなり、相思相愛で、肝心の選手生命も、5年以上在りますね。
このように、都倉流失も、コンサには「新時代・新しいチーム」のステップとなりそうです。
コンサの勢いは、益々盛んで、誰にも止めることも出来ない「大きな本流」です。 ≪ 進めコンサドーレ・・!! ≫ですね。
まさひろ
Re:~進化~ 2019シーズンへ前進!②戦力(選手保有戦略)と整備~2
2018/12/18 17:34
確かに途中でいなくなってしまうという点では同じだけど、移籍金の発生やら違ってくるしもしかしたらずっといてくれるかもしれない。などの点で違うと思う。 三好も本当に札幌でまたやりたいと思ってくれているのなら川崎との契約きれる何年後かに来てくれるかもしれない。
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