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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 北九州戦 総括

2016年06月20日

シーズンスローガン【稲のために!稲と共にJ1へ!!】
試合目標【勝ち点3獲得により2位以下チームとの勝ち点差維持・拡大】を着実に進める
【 1-0 】勝利、大変喜ばしい所ですが、
試合内容からは、とてもとても、手放しで喜べる状態ではありませんでした。

同じ【1-0】でも、6連勝中の内容と、昨試合内容では、同一点と大きな相違点とがありました。 (前日ブログにもちょっとコメントしましたが..)
①まず、同一・類似点です。
「堅守」・・・3DF・2DMF・2SB・GK8人での組織的守備の堅固さ、は同程度でした。ただ、最大の殊勲者は...GKソンユンですね!全員一致でしょう!!

と言うのも、想定通り(??)櫛引の不安定守備が数回発生、周りのサポート・カバーで、守備は取り敢えず、辻つまは合わせるも、破綻した局面でGKが立ち塞がり、身を挺して失点を辛うじて防ぎました。ですから、8人の総合守備力ですね。

でも、高さのアドバンテージで進藤ではなく櫛引起用の筈が、ボール落下点を誤り、ヘディング防御を再三空振りは、あり得ませんね。責任(感)の問題で、即交代モノですが...!!更に、もう一点、〔左DF(福森)からビルドアップ〕の相手想定を外すためでしょうが、〔右櫛引からのビルドアップを主体〕としていましたね。しかし、パス精度・〈スペースやエリア選択が在り来たり〉で、攻撃は活性化せず、攻撃停滞の要因でした。
2回連続のスタメン起用のテストも、良くて〔60点〕の「可」評価、進藤の80点「良」評価に勝てなかったのは、明白です。
6連勝中の陣形から変更の意図は、色々あるでしょうが、
もう次戦からは、堅守の主体は、GK、ではなく、DFとすべく、進藤起用です!!
②相違点です。
ズバリ!「攻撃力の低下」です。
昨試合で、想定通り、コンサの「ボール支配」での攻撃の機会が数回ありましたが、全く崩し切れませんでした。
 選手起用・戦術とは一体・不可分ですので、合わせて確認です。
 以下、6試合連勝時・・同一(表示) 変更≪表示≫です。

ースタメンポジション-
  (内村)  (都倉)
    ≪ヘイス≫
 ≪石井≫   (マセード)

   ≪ヘイス≫と≪石井≫が6連勝時とは相違起用。
先ず、ヘイス。
自由(?)にポジション変更し、殆ど、FWにいましたね?!
〔トップ下〕ポジションは、誰が...
 ふぁ~! 誰もいませんでした、とさ!!
 時々、内村が下りて来ましたが、殆どは、3トップ???
以下が、実戦配置
     ↓
 (内村)(都倉)≪ヘイス≫  ・・3トップ???
    =   =       ・・空きポジション ??
 ≪石井≫    (マセード)
これでは、トップ下の守備=プレスバックが無くなりますよね。
都倉が、最先端~トップ下まで、追いかけましたが、スタミナを失うだけで、パスの方向制限がやっとで、パスカット・2次ボール取得は作動せずで、守備の穴が開きました。
また、ヘイスの〔ボール配給役は、ポストプレーのみ〕で、それ以外は極く僅かで、役割は機能せず、攻撃停滞の主因でした。やはり、ヘイスのポジションは、「トップ下へのポジション変更も可能な【FW】」が最適です! 実際のプレーも、「トップ下」ではなく、「FW」そのものでした。
次に、石井と堀米の比較です。
結論から言うと、運動量に大きく差がある、という事。スピードは、全盛期なら石井の圧勝ですが、現在は同列。しかし、運動量は、問題なく「堀米」の勝ち。昨試合では、再々敵ゴール前まで突出しましたが、全機会、帰陣遅れが起き、守備陣の穴が再三発生しました。敵から、左の櫛引の穴と右ハーフの石井の穴、更に、福森のアバウト守備がリスクの全てでした。やっぱり、攻守のバランスで「堀米」です。
但し、コンディション低下で、堀米を暫く起用できないのなら、サイド選手は、生命線の「運動量」ある攻守兼用の選手となりますね。=ズバリ!「荒野」-「上原」-「福森」の順。福森-DF、上原-交代の切り札でSUBに温存とすると⇒「荒野」! 結構、適任と思います?! ついでに、内村も、コンディションはピークアウトの低下気配、「フル」⇒「交代=切り札」にチェンジ時期。【ヘイス・都倉の2トップ+ジュリーニョのトップ下】です!
⇒都倉が、パス配給役と前線守備役の負担が軽減され、クローザー・得点役の復活となりますね。
もう一点、
③戦術です。
サイド・クロスの変化です。=攻撃ポジションが下がっていますね!
以前は、サイドスペース(エリア)へ侵出・フィード、そこからの折り返し=センタリングパス型でしたが、現在、アーリークロス型に変わりました。
〔サイド・アーリークロス 比較】
項目      センタリング    アーリークロス
難易度      高い         低い
攻撃力      高い         中程度
必要運動量    多い         少ない
リスク(切替時) 高い         低い  となります。
アーリークロスの方が、難易度低く・運動量少なく・リスク低い、から、自然体ではアーリークロス中心に変化していきます。しかし、ポイントは、攻撃手段であり、最優先項目は、攻撃力であり、センタリングの回数が大変重要となります。
確かに、リスク・運動量からも、両手段のバランスの問題で、【サイドスペース(エリア)への侵出・パス・そこからのラストパス】攻撃回数を増加させる事ですね。
コンサ対策として、敵チームは、同攻撃を多用し、結構破綻・失点に繋がっていますね。

攻守ともにこれだけありながら、勝利できたのは、
1.相手チーム力が強力ではなかった
2.全選手全力プレーの組織攻守で、乗り切った
3.ラッキーだった   の全部によるものというのが本当でしょうね?!
強力チーム相手であれば、敗戦もあり得た、という事ですね。

特に、選手起用と戦術の相違・問題点を確認しましたが、未だ、弱点化にまではならず、次戦で改善し、以前同様の堅守・速攻の高成熟度チームに復活しますね!!


以上 長々と有難うございました。


post by yuukun0617

13:45

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

まさひろ

Re:~進化~ 北九州戦 総括

2016/06/20 18:36

昨日のMVPソンユンでよかったと思っています。相手が会のチームだけに守りなれているので、先取点を与えなかったことはとても大きいと思います。 今では、普通に見ていますが今年の補強で大成功なのが増川だと思っています。攻撃的なポジションの経験もあ り左右の選手の攻撃参加をよく促していると思います。 ヘイスは、よくやっていたと思います。ボールタッチが正確で自分でスペースを空けたり為を作る等、周りをよく使えていたと思います。内村もその点では同様に思います。都倉は身体的な能力は2人に勝ると思いますが、足元の技術と連携で若干見劣りすると思います。 石井ちゃんと櫛引の下足りなさには同感です。 マセードの調子がいいのですが、櫛引だとうまくパスがつながらない。基本的な足元の技術が不足しています。名塚コーチが頑張ってもあのレベルなので、右は進藤しかないですね。 左サイドですが、スペースのないところでのテクニックは今一つだった上原を使って見るべきだと思います。けがをした後、左で使ってもらっていないので、右利きの強いシュートと左足でのクロス(クロスはなぜかあげられる)と高い運動能力で活躍してくれると思います。もしくは、福森を一列前に上げ、左に永坂を使うべきだと思います。コンケーンにいっていたころと違い体もしっかりしてきましたし、増川が実戦で鍛えてくれると思います。

yuukun

Re:~進化~ 北九州戦 総括

2016/06/20 21:20

まさひろさん、コメント有難うございます。 石井・櫛引の代替ですが、福森・進藤ですね、やっぱり! ジュリーニョとヘイス比較では、正統派FWやOMFは、素直に見れば、ヘイスでしょうね。ただ、SBコンバートの利点を活かしたジュリーニョのトップ下も魅力です。特に守備が効きますね。 取り敢えず、〔堅守〕の復活・回復は緊急課題で次戦で改善ですね。

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