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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2019年04月18日
明後日(土曜)リーグ戦第8節横浜FM戦が到来です。
先ず、第8節横浜戦の試合目標・価値ですが、
今シーズン目標≪リーグ戦上位=3位内・カップ戦チャンピオン獲得≫ですが、リーグ戦は、第4節~6節での想定外「3連敗」で、目標到達の第一関門「第16節で勝点30」(2018第16節3位勝点)に対して、現在コンサ勝点9で「不足勝点21」を残る9試合で達成が必要です。
9試合で勝点21を達成する勝敗は「7勝0分2敗、6勝3分0敗」しかありません。
という事で、今シーズン目標<リーグ戦3位以内>を、再び本当の今シーズン目標とするためには、「第7節の勝利に続く8連勝」しかありません。
J1リーグの強力チームとの対戦で、そんな8連勝を掴む取ることは、「奇跡的戦績・伝説的連勝」を作るしかない事態に、コンサは転落している、訳です。
そのため、当ブログでは、現在の現実的な今シーズン目標は「降格圏離脱」に転換してしまった、と記載しましたが、「奇跡・伝説」的な連勝を、完全に不能となるまでは、真剣に「第16節まで8連勝を追及!」としました。
サッカーのプレイを愉しむ、観戦を愉しむ心境は、現時点は、封印!で、チーム全固く結集し、ギリギリとガツガツと、一切の甘さを排除し、1試合毎、勝利を何が何でも掴んで行く「闘う姿勢全開」で行く試合です。
全サポーター・チーム全員「闘い、勝利を掴み取る、捥ぎ取る試合」に徹しましょう!!
では、対戦相手は「天敵・横浜FM」であっても、そんな過酷で、勝利絶対の試合体制構築を予測しましょう。
1.コンサ戦術・試合展開
横浜FMは、前ブログで点検の通り、「攻撃型アタッキング戦術」で中盤・前線(コンサ守備位置)に分厚く・スピードに溢れた攻撃陣を押し上げて、コンサゴールに肉薄して来ます。しかし、両サイドも攻撃参加となり、守備バランスはアンカー・2CBの3枚まで、攻撃バランスとなり、ボール奪取(横浜ボールロスト)の瞬間は、大きなスペースが産まれ、複数選手でのカウンターは弱点となり、失点多発となっています。ボール支配率は、両チーム共に「攻撃型=ボール支配=パス戦術」を指向し、激しく局面転換が連続する試合が必至との想定ですね。
両チームとも、どちらかのチームにより強力攻撃力が発揮し「攻勢時間帯」となりますが、一旦「ボール奪取=ボールロスト」の瞬間、攻守が切り替わり、守備チームが一転「強力攻撃チーム」となり、攻勢時間帯となり、更に、ボール奪取=ボールロストにより攻守切り替わり、相手攻撃・攻勢、と連続します。
<超緊迫・激しく攻守交代・走力スプリント力勝負・スピード勝負>の試合です。
<一瞬も目を離せない試合>必至ですね。
この様に、激しく・厳しく・過酷な緊迫試合でのポイントは明白です。
➀横浜の「強力個々能力」に、コンサ選手の「個の力」で対抗、つまり「1対1」は無理で、原則避けるものです。コンサに、横浜「高能力選手」に対抗して勝てる選手は居ません。そのため、コンサの対抗策は「複数選手・組織の力」しかありません。「複数選手で、強力個々選手に対抗するには、速やかに数的優位とするプレイ予測のポジショニングと走力・共有意識が必須」です。横浜「個の力で突破」に、コンサ「数的優位の複数選手連携プレー」で対抗です。
➁「ボールロスト」⇐「ミスプレイ」が最大の注意点です。「ボールロスト」=攻撃権を相手にプレゼント、との事で、大胆に、しかし、高い精度維持・高リスクのギャンブルプレイ排除・連携と共通認識と集中完璧徹底
➂決定機=シュートチャンスでの決定力・精度が死命を征する、試合戦績に直結。「決定機」に冷静にターゲットへシュートを運べるか、否かで、試合は決まります。
試合展開は、過去の試合同様、僅差=1得点差勝負となりますが、複数得点同士・得点勝負となりそうです。両チームの攻撃力からは、無失点試合は困難で、複数得点の取り合い勝負が濃厚です。
この様な激しい得点獲得勝負の試合展開予想ですが、コンサ戦術は新ミシャ戦術【3ー4ー1ー2】チャナティップトツプ下が適しています。チャナティップのターゲットは「横浜FM・アンカー;喜田または扇原」で、ビルドアップのスタートにチャージをかけます。また、コンサWボランチは、横浜・インサイドハーフ;天野・三好をチャージします。<三好>は<深井>がお世話し、自由を奪い、ボールも奪う、という事ですね。
両チーム共に、攻撃型ですが、相手攻勢時は自陣DF3rdまで下がり「密集・ブロック守備」でパス・ドリブルを複数選手の数的優位で阻止、ボールを奪取します。
そこからは、横浜では、両SBのボランチ位置へのポジションアップをスタートに、インサイドハーフ・前線がコンサゴールへ突進進入して来ます。
一方、コンサは、システム可変を伴ないながら、➀前線へのロングフィード、そこを起点としたショートカウンター➁DFの押し上げにより陣型をポジションアップ、センターライン付近に布陣し、長短パス、ドリブル、裏への飛び出し、反復サイドチェンジ、サイド・クロスと多彩パターン攻撃、と複雑・多彩攻撃から「決定機・シュートチャンス」を多数回創出します。
攻撃力、特にゲームメイク力は、「スピード・一点突破の横浜」に対して、「攻撃パターン」の多彩さ・数でコンサが圧倒し、「得点獲得勝負」では、「決定力」があれば「コンサ優位」ですね。
想定試合展開は、
試合開始 ~ 20分 両チームの攻勢時間帯が3~5分続き、
攻撃チームボールロストの攻守切り替えの瞬間、
逆チームの攻撃となり、攻勢時間帯継続、と
攻守入れ替えが、3~4回反復する緊迫・均衡
~ 45分 激しい攻撃展開が、両チームともやや低下し、
中盤の潰し合い、均衡状態で前半終了。
後半開始 ~ 60分 後半開始直後に、コンサのカウンター・派生セット
プレーで、先制点獲得。
~ 70分 選手交代で活性化
両チームともに選手交代で運動量・攻撃を維持
~ 80分 選手交代で活性化
横浜カウンターで失点
~ 90分 両チームとも、決勝点を目指し、攻撃を交互に実施
コンサ、セットプレーで決勝点獲得
「 2ー1 得点獲得勝負勝利 」
とも厳しい展開ですね。
2.メンバー予想
故障以外、フルメンバーが揃った様ですね。
スタメン
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB 岩崎・檀崎
中野・白井・藤村
早坂
菅野
次節は、ロペス・武蔵が得点獲得しそうですね。
複数得点獲得が、試合展開上でのキーポイントとなりそうです。
天敵・横浜FMを「撃ち合い勝ち」で破る試合を、チーム全体、全サポーターの力「ドーム」へ結集し、連勝開始の「将来に繋がる勝利」を掴み取りましょう。
2019年04月17日
公式戦2連勝! リーグ戦3連敗で、今シーズン目標<リーグ上位=3位以内>が、ひたすら目標消滅の苦境状況から、第7節・ラッキー7!試合に、降格圏の嵐から脱出し、僅かな望みを繋ぐ、激勝・苦勝を掴みました。ここから「7連勝」実現を目指す第8節の対戦相手は、なんと「コンサ最大の天敵・横浜FM」。
昨2018シーズン対戦初戦に厚別にて「都倉・進藤の逆転2ー1」勝利となりましたが、横浜FMとの通算対戦戦績は、「3勝2分13敗」で、2018第2戦は1ー2でジェイ得点も仲川・ウーゴヴィエイラにより逆転負け、2017以前は、J1の2017・2戦、2012・2戦、2008・2戦、2002・2戦、2001・1戦、1998・2戦の計「11試合全て敗戦」、2001・2試合目が引き分け、なんと1997・YNC戦第3節の試合に「3ー1の勝利」があるだけで、昨シーズンの勝利は、21年振りの勝利獲得となったものでした。
これだけ激しい敗戦戦績は、横浜FMのみで、文字通り「天敵」です。次節での勝利は、それこそ「平成2度目の勝利」獲得を賭ける試合という事ですね。
しかし、実は、その「13敗」のスコアは、2017シーズンでの「0-3」の完敗以外は、ほぼ「1点差負け」との内容で、」スコア上は「大きな戦力差」というよりも「僅差での敗戦」と見えますが、実は「横浜FMの試合巧者」たる所以で「得意の1得点差勝ち」に試合をコントロールされた「完敗」という事でした。
所が、現在の横浜FMは、そんな「試合巧者・試合コントロール力」は未だ全開とは言えない現況で、隙も穴もあります。
十分、コンサ勝利の方程式・方法論が成立しています。
では、そんな横浜FM現況を点検してみましょう。
1.現況
順位5位 勝点12 3勝3分1敗 11得点 8失点 得失差+3
2018シーズン現在値
14位 8 2勝2分3敗 6得点 9失点 得失差-3
昨シーズンの序盤は、監督交代・戦術変更の浸透期で、波乱・低迷戦績となりました。しかし、2年目ポステコグルー監督は「アタッキング戦術」の定着に成功し、課題だった「フィニッシュ精度・決定力」改善も加わり「強力攻撃スタイル」を「強力得点力」にステップアップしました。
チーム固有カラーの強力守備力が「試合巧者・試合コントロール」を可能とする「源」でしたが、その上に「強力得点力」が加わった、という事です。
元オーストリア代表監督で、ギリシア代表監督への移籍も噂されたポステコグルーの「アタッキング戦術」は、
➀GKと最終ラインからショートパスをつなぐビルドアップ。
➁両SBがボランチのようにインサイド寄りのポジションを取り、中盤のトライアングルとともに攻撃をスピードアップさせる。
➂アタッキングエリアに侵入してボールを受けた両ウイングがさらに攻撃を加速させ、相手の守備陣形が整わないうちにフィニッシュへ持ち込む。
との、独特のゲームメイク戦術が根幹ですが、「シュート決定力」が最後のカードでした。今シーズン、FWマルコスジュニオール・エジガルジュニオ・仲川の3トップが決定力を発揮、インサイドハーフ天野・三好がゲームメイクに絡む体制が爆発して課題も克服となっています。主力選手の戦術理解も浸透し、攻撃的なスタイルでリーグを席巻する可能性が大、という状態です。
所が、今シーズン序盤の2試合は、「5得点3失点・得点力爆発」での連勝スタートでしたが、その後直前5試合(第3~7節)は「1勝3分1敗・6得点5失点」で、1勝の浦和戦「3ー0」試合を除く「0勝3分1敗」の4試合は、「3得点5失点」で「得点力不発、失点が多発」しています。
攻撃型戦術の反映・影響で、チームカラーの筈の「守備力が低下」しているのです。
という事で、今シーズン狙いの「攻撃型サッカーでリーグ席巻」は現在停滞中。このタイミングでの対戦は「ラッキー」です。
2.戦術・項目別数値点検
「アタッキング戦術」は、同上ですが、フォーメーションと連動する戦術です。
フォーメーションは【4ー1ー2ー3】で、中盤1アンカー+2インサイドハーフ型(=守備時3ボランチ)です。
同戦術のポイントが、両SBの動きですが、攻撃開始とともに、1アンカーと並列し、バイタルエリア付近に3枚ラインを作り、更に両SBを前進させ、アンカーと「トライアングル」、両インサイドハーフと「トライアングル」で、攻撃数を増加し、攻撃バランスの中、パス・ドリブル突破で決定機を作ります。
しかし、その局面でのボールロスト・相手カウンターには、1アンカー+残る2CBで、特に、アンカー脇にスペースを産み、相手カウンターへのリスク対策が破綻し勝ちです。
DF・CBは、畠中・チアゴマルチンスの2枚ですが、スプリント力が高く、カウンターへのスピード勝負は◎で、高さ・対人力もあり、特にビルドアップ力に優れています。相手攻撃局面での「ボール奪取」から、「個vs個、1vs1」の勝負ではなく、スペースを突いた複数選手カウンターは効果的ですね。
直前試合の項目別数値をコンサ対比で点検してみます。
攻撃 横浜FM コンサ コンサ対比
得点 1点 1点 △均衡
30m進入数 33回 52回 ◎優位
[シュート]
シュート数 12本 14本 △均衡
枠内数 4本 7本 ◎優位
PA内数 7本 9本 ◎優位
PA内率 58.3% 64.3% ◎優位
決定率 8.3% 7.1% △均衡
基礎
パス数 543本 466本 ✕劣後
同成功率 81% 84.1% ◎優位
クロス数 13本 15本 △均衡
同成功率 7.7% 20% ◎優位
守備
被シュート数 18本 11本 ◎優位
被決定率 5.6% 0% ◎優位
基本
支配率 57.4% 47% ✕劣後
走行距離 120km 117km △均衡
スプリント数 234回 186回 ✕劣後
コンサが
◎優位・・30m進入数(攻撃回数)・枠内数・PA内数・PA内率・パス成功率・クロス成功率・被シュート数・被決定率~8項目~
△均衡・・得点・シュート数・決定率・クロス数・走行距離~5項目~
✕劣後・・パス数・支配率・スプリント数~3項目~
如何でしょうか。
攻撃力が強烈な筈のチームとの対戦ですが、
攻撃項目は、ほぼ全項目、守備項目も全項目、要注意は「スプリント数」の走り勝負のみで、コンサ優位な試合は十分に可能ですね。否!コンサが優位で、コンサが試合コントロール試合も可能な数値です。
2019年04月16日
シーズンは、第7節にまで来て、今シーズンの序盤概要が明確になってきました。
ここまで、
第1節;攻撃力の発揮は未だ模索・整備中で、守備力主導⇒高守備力チームが主導
第2~4節;攻撃力発揮が進行し、攻撃項目・得点力が急増し、攻撃中心・主導⇒高攻撃力チームが巻き返し
第5・6節;守備主導チームにより、攻撃優位への対抗策が準備され機能発揮、巻き返し進行⇒高守備力チームが巻き返し
第7節;攻守の高バランス、高い攻撃力・守備力を高いレベルで発揮チームが上位への道を獲得・リーグ主導。
単純な攻撃や守備主導は、対戦対策による「想定戦術の阻止・制約」を受け、想定プレイを低減され、戦績低迷。攻守両方のバランスを、高いレベルで実践、がポイント。更に、上位進出の鍵・条件は、「相手対策を上回るだけの攻守高レベル戦力発揮」か「相手対策を想定し、その対策を打破する第2・第3戦術の戦術・プレイの多様性保持、発揮」の2つのみです。
コンサの目指す方向は「相手対策を上回る高レベル戦力、相手対策を打破する第2・3戦術の多様パターン戦術」どちらも指向ですね。
順位とチーム方針を一覧してみると、
1位 広島 得点11・5位 失点3・1位 攻撃〇守備◎
2位 FC東京 得点12・2位 失点5・2位 攻撃◎守備◎
3位 大分 得点10・7位 失点5・2位 攻撃△守備◎
4位 名古屋 得点15・1位 失点6・5位 攻撃◎守備〇
・・・・・以下チームは、攻守どちらかに低レベル・・・・・・
5位 横浜FM 得点11・5位 失点8・10位 攻撃〇守備✕
6位 鹿島 得点10・7位 失点9・11位 攻撃△守備✕
7位 浦和 得点 5・15位 失点7・6位 攻撃✕守備△
8位 川崎 得点 7・12位 失点5・2位 攻撃✕守備◎
ここから、明らかに、<攻撃〇と守備〇以上が上位進出条件>である事が証明されています。
コンサは、
11位コンサ 得点10・7位 失点13・16位 攻撃△守備✕✕
どちらも大きい不足状態!
この傾向は、ここ何節か、継続し、上位へ参入するには、前提の戦力整備が必要なリーグ現況です。
では、試合データを点検しましょう。
第7節公式試合データ
第7節全チーム平均とコンサを、前節との対比で推移を点検・・・
平均は、得点=失点、シュート数=被シュート数、決定率=被決定率となりますね。
得点-30m進入-シュート数-枠内数-決定率-パス成功率-被シュート-被決定率
L平均 1.2点-40.9回-11.8本-4.1本-10.4%- 77.7%- - - -
➅節 1.4点-42.5回-12.0本-4.4本-11.6%- 77.0%- - - -
コンサ 1点-52 回-14本➂位-7本➀位-7.1%⑪位-84.1%➄位-11本➇位-0%➀位
➅節 1点-54 回-19本➀位-4本➈位- 0%- 86.3%➁位-5本➀位-20%⑯位
リーグ平均値は、僅かに、得点減少=失点減少、シュート数・枠内数・決定率の攻撃3要素が低下し、守備力強化の相対関係・傾向値。
コンサは、課題の「シュート精度=枠内数・決定率が大幅改善」「被シュート数は悪化するも、被決定率改善し、失点減退」とリーグ動向とは逆行し、大幅改善。
コンサの出色は、
(1)シュート精度~「枠内数」は、C大阪と並び「7本の1位で、枠内率50%」となり、当然の結果として「得点獲得」
ちなみに、リーグの枠内数順位は、1位・7本コンサ・C大阪、3位・6清水、4位・5本名古屋・鹿島・広島・大分・・・
(2)プレイ精度~「パス成功率」が、リーグ5位・84.1%の高率で、前節より△2.2%と一見、見えますが、パス内容が「縦パス~連動パス交換」と内容が変化し、より難易度の高く、効果の高いパスへ転換したにもかかわらず、高成功率を維持したもので、プレイの大幅進歩・進展です。
(3)走行距離・スプリント数は、1週間に3試合に起用された「累積疲労選手」の起用の懸念・リスクによる「低下想定」の所、逆に、
今節117km・186回で、前節116km・154回を上回りました。試合中との選手交代も対象6選手中、66分ルーカス・84分菅の2選手のみで、6選手の「驚異的な精神力の強さ」により他の選手にも伝播・影響した好数値でした。
最後に、コンサの今節の項目別順位を確認して置きます。
得点1点・6位
シュート数14本・3位 枠内数7本・1位 PA内シュート数9本・3位
PA内シュート率64.3%・5位 決定率7.1%・10位
30m進入数(攻撃回数)52回・2位
パス数466本・10位 同成功率84.1%・5位
クロス数15本・9位 同成功率20%・4位
失点0点・1位
被シュート数11本・8位 被決定率0%・1位
タックル数21回・6位 クリア数28回・5位
支配率47%・11位
走行距離117km・4位 スプリント数186回・6位
優位項目 劣後項目 を確認すると、
攻撃項目は、決定率のみが劣後し、他の全項目が優位です。
守備項目は、前節全て劣後項目でしたが、全て優位項目に大逆転しています。
基礎項目は、支配率のみ劣後、劣後予想の走力・フィジカルは優位となりました。
纏めると、
今節のコンサは、超攻撃的戦術はより一層推進し、リーグ屈指の攻撃力を示す数値でした。しかし、唯一の課題・劣後項目「決定率」により、「複数得点となるべき攻撃力を、最少得点・1得点としてしまい、試合結果を接戦にしてしまった」ものでした。また、最弱点の守備・失点防止力は、<攻撃時にトライ・攻撃的縦パスを仕掛けるも、パス成功率を維持出来・連続攻撃を成功させ、多発していた「ボールロスト」を激減>出来ました。その結果、<相手カウンター回数を半減>出来、<カウンターを多発⇒特定数>とし、<一回毎のカウンターに対しての集中度・対応力を上げ>、特に、<<相手シュートの阻止・ブロック局面に、高い集中を発揮し「複数選手の壁」で、GK・ソンユンのみに頼らないカバー・守備を実践>し、「零封・失点0」を掴めました。
決して、守備的戦術や布陣はせず、全選手の緊密で高い集中を継続し、攻撃的戦術を維持したまま、守備力の上昇を実現できた理由です。
ミシャが求めていた事こそ「選手の集中する意識、一瞬も緩まない集中力、徹底せず妥協の甘いプレーを一切排除する意識」の<意識改革>でした。第6節~ルヴァン杯第3節起用~第7節と「激しく・厳しい選手起用」で、やや投機的に、追及・賭けに出ても、求めたものが、「この意識」でした。そして、それに選ばれた6選手が「チーム中核そのもの」という事も現実化・証明してしまいましたね。選択漏れ選手「荒野・・・」は中核外、という事になってしまいましたね。
これからに大きく影響する第7節となった事は、絶対・間違いありません。
2019年04月13日
今シーズン最初の関門・分岐点試合。
ルヴァン杯第3節を経由したリーグ戦第7節は、
<試合途中で、フィジカルダウンが予測される複数選手を含む選手起用となり、選手交代のタイミングと内容がキーポイントとなる>【ギリギリの勝負を挑む】試合となり、
そんな過酷な試合条件の下、リーグ戦3連敗により、降格圏争いに、シーズン展開は変化し、ここでの敗戦・4連敗はもう出来ない【絶対勝利】試合でもあり、この試合の勝利獲得の成否が、今シーズン・コンサを決定付ける<関門・分岐点試合>と設定しましたが、
起用選手・未起用のサブ選手・帯同されず札幌に残った選手、チームスタッフ、そして、現地参戦と現地へ心を寄せたサポーター、の全チームが、一丸となり、気持ちを一つにした試合は、見事に「勝利・勝ち点3」の成功を勝ち取る結果となりました。
偏に、チーム総力を注ぎ、起用選手は、その意思と信念とエネルギーを糧に、試合全時間、一瞬の緩みや淀みも排除して、戦い切った試合となりました。
この一勝の価値は、「勝ち点3」との数値以上にあり、
「信念と団結心と自信に充ちたコンサのチームプレイ」」を確信し、大きな自信・自覚を掴み、これからの「試合への精神支柱と確かなプレイ」を連続する「力」をもたらしました。その意味合いで、予想・予測の通り、今シーズンの今後の試合への「再点火」の契機となった「分岐点」となりました。
しかし、予想・想定では、「試合途中で、前ルヴァン杯第3節の疲労によるフィジカル低下・プレイ低減が予想される選手」が複数発生、としましたが、驚きですが、
一番候補の「福森」、二番手予測「武蔵」、更に「宮澤」は、試合最後まで、目立つような「低下・低減」は全くありませんでした。・・本当のところは、「絶対に、確実に悪化・低下」するところでしたが、相手選手にも、味方選手にも、そんな素振りを見せず、周りの選手たちに、その認識・把握は一切ありませんでした。
実際に、<選手本人の【心・気持ち・精神の強さ・タフさ】>が原因で、本人に疲労感の認識を殆ど発生させず、プレイのキレ低下、プレー低減も全く発生させなかったと考えられます。「精神が身体を超越する」との、かなり「超人的」現象ですが、その超ハイテンションレベルでの「精神・身体・プレー」が実現したもの、でしょうね。
しかし、試合終了後の現在、ベンチ裏・宿舎では、「全く身体が動かせないレベルの疲労感が襲っている」事態が想像されます。・・・そんなに、この試合・一つ一つのプレーに「全身全霊」を賭けて、凄いプレーを現実と出来る選手達に、成長・進化した、との事実に感動もしますね!
【選手の皆さん、スタッフの皆さん、遠く長居まで参戦、遠くより懸命の声援を送り続けたサポーターの皆さん、本当ほんとうに、お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。感動しました・・!】
試合内容について少しだけ、
苦しむC大阪は、試合前ロティーナ監督コメントの「コンサのリーグ屈指の攻撃力」を警戒し、システムを3ー4ー2ー1を4ー4ー2でスタートし、試合中に、計3回、試合展開の好転のため、両システムを変更し続けました。また、ボール支配も「低率」で「守備主導・カウンター戦術」を続けていましたが、この試合では、変化し、「高支配率・攻守バランス・ポゼッションパス戦術」を対抗して来ました。そのため、想定した「コンサボール支配・攻勢継続」ではなく「コンサ・C大阪が、攻守を均衡する試合」となりました。
両チーム共に、前節までの低迷の主因だった「シュート決定率・特に枠内数」は、両選手共に、高い意識から大改善し、「枠内シュートを撃ち合う、GKファインセーブで阻止」の激しい展開の均衡展開となりました。
しかし、「ゲームメイク力はコンサ圧倒的優位」で、決定機の回数勝負でコンサが勝ち、その結果が「進藤得点」となりました。C大阪の決定機は、ソウザの強烈ミドルシュートの通り、「コンサ守備陣を抉り、突破の決定機」ではなく、その差が、試合結果の形となったもので、単なる「決定力の差」ではありませんでした。
試合速報値(概算値)は、
チーム 支配率 シュート数 枠内数 パス数 成功率 走行距離 スプリント
コンサ 47% 13本 10本 499本 84% 117km 186回
C大阪 53% 10本 9本 563本 83% 113km 159回
注目が、両チームの「枠内シュート数」の多さで、
コンサ枠内率は77%と驚異的な高率でしたが、「決定率7.6%」で決定力自体は未だまだ改善が必要なレベルですが、その前提段階となる「枠内」は改善スタートとなりました。コンサのバス数は、前節699本から、△200本と大幅低下となりましたが、「パス成功率」に低下は無く、パス内容が変化した事を証明します。本日試合では、「縦パスが成功・有効」が特徴でしたが、「縦パス成功→そこを起点とした連続パス→決定機・シュート」の「手数回数の大幅減少」=「攻撃のスピードアップ」との「攻撃力復活」が原因となりました。この成功・試合体験から見えて来る事が、「支配率と高成功率パス数の相関関係」で、「自陣でのパス交換」が多くなる「支配率上昇」は、「攻撃の端緒・穴や方法」が見つからず、攻撃に苦しんでいる状況で、逆に、攻撃が活性化・効果的な時には、無駄な自陣内パス交換は減少し、有効・効果的な「縦パス」から、短多数で決定機形成、となるもので、その際は、意外に「支配率はそんなに高くなく、時には、50%切れ」ともなる、という事です。
単純に、パス数が多い少ないは、駄目ですね。
今晩~明日のフィジカルリカバリーは大変重要ですね。通常日程以上に、重負荷状態で、故障発生が近いです。適正なコントロールで、まずは、体力・身体、フィジカル復活です。
コンサの戦術の実践=習熟消化は、ここで一段階ステップアップしました。
次節からの「7連勝」を目指します。そこまで到達すれば「今シーズン目標の復活・再掲示も許されます」が、あと連続6勝は、過酷で厳しい道のりですね。しかし、遣り甲斐の高い、大きな道・目標です。
フレーフレー!コンサ!
2019年04月12日
コンサに、今シーズン最初の関門・分岐点試合がやって来ました。
昨日プログの通り、
水曜ルヴァン杯第3節を経由したリーグ戦第7節は、
<試合途中で、フィジカルダウンが予測される複数選手を含む選手起用となり、選手交代のタイミングと内容がキーポイントとなる>【ギリギリの勝負を挑む】試合となります。
そんな過酷な試合条件の下、リーグ戦3連敗により、降格圏争いに、シーズン展開は変化し、ここでの敗戦・4連敗はもう出来ない【絶対勝利】試合でもあり、
この試合の勝利獲得の成否が、今シーズン・コンサを決定付ける<関門・分岐点試合>となったものです。
そんな、次節のコンサ戦術・試合展開・メンバーを予想します。
1.戦術・試合展開
対戦チーム・C大阪は、現在、昨シーズンから、戦術・システム・選手全てがモデルチェンジを図るも、当然予想された通り、機能・成功は程遠く、戦績も昨シーズン以下の苦境現況。
唯一のリスク・危険ポイントが「柿谷・清武・ソウザの連動・スピードカウンター」です。しかし、期待された(?)都倉は、そのスピードに付いて行けず、ロングボールのポスト、セットプレー時のターゲットのみにプレーが縮小しています(可哀そうな状態ですね・・)。
対策のポイントは、➀ソウザ・レアンドロのボランチ、マテイヨニッチのDF、のパス起点へのチャージで、有効攻撃開始第1パスの阻止➁また第1パス受け手の清武・柿谷へのパスレスポンス時、ボール保持時のタイトチャージで、第2パス(=決定的・ラストパス)起点へのチャージにより、連続パス交換阻止で、スピードカウンターをストップさせる、とのプレイです。
コンサのスタメン選手は、途中での「フィジカル低下=エンジン急停止」が想定される複数選手を含んでおり、「スタートチームの戦力」は、試合開始時から、一定時間が最高レベルとなり、ある時点、フィジカル低下選手発生により、急低下が必至で、その前に「交代選手の試合準備」を用意し、その瞬間に、「選手交代し、戦力は低下させず、高いまま維持」を図り、試合進行の中、終盤まで、戦力レベルを維持する、との試合戦略・方針です。詰まり、「フィジカル低下選手が出ても、即座に、タイムリーに選手交代し、戦力低下の隙間時間を絶対作らない」との試合となります。
コンサの戦術は、C大阪フォーメーション[3ー4ー2ー1]に対して、フル・マッチアップとはしない【3ー4ー1ー2】基本フォーメーションの新型ミシャ戦術。
<トップ下>チャナティップが、攻守のキー選手となり、守備では、C大阪の第1パス起点;両ボランチ・DFマテイヨニッチをチャージし、フリーな第1パスを阻止、一方、攻撃では、両トツプへのショートパス・崩しパス起点、両トツプ・ポスト等からのこぼれ球・第2パス受け手の攻撃・ボール保持起点、と攻守に大活躍との想定。このため、前ルヴァン杯第3節での起用は回避・温存、したものと見えます。
試合展開は、想定されるコンサ戦力のフル発揮時間帯から、試合開始直後からの「前半で勝勢態勢」を図る展開を狙います。
そして、最初に「フィジカル低下選手」の発生は、後半開始頃に到来、その後、60分・75分と発生し、都度選手交代により、試合開始時のチーム戦力を維持した時間帯を延ばします。しかし、最終盤の80分~90分では「足を攣る(つる)」選手の交代枠は使い切り、「前線選手も含む全員守備で、勝勢を守り切る」展開が想定されます。
前ブログで記載の通り、試合開始から、チーム戦力は「前ルヴァン杯第3節の疲労」によるダウンは起きず、逆に「キレが増した複数選手により、チーム戦力はいつもよりアップ」状態と予想します。
試合開始直後から、コンサの圧倒的強烈・攻撃を展開し、「試合開始20分以内先制点、前半更に追加点獲得の前半2ー0・勝勢」を実現する事が必須試合展開となります。
前半が、その様な「コンサ攻勢展開」を成功すると、当然、精神的ダメージも無く、最効率的なフィジカル消費で、消費進行を大きく低減出来る展開となり、
フィジカル低減の時間・タイミングを遅らせる事ともなる「一石二鳥、いや一石三鳥」となる展開ですね。
纏めると、試合展開は、
試合開始 ~ 20分 試合開始直後からコンサ猛攻が開始、攻勢状態を維持。
ファーストかセカンドチャンスで、絶対に得点獲得。
「枠外」シュートが最も注意する点です。
~ 30分 コンサ攻勢を維持し、
C大阪のカウンターは早い段階で阻止、コンサ攻撃へ。
~ 45分 コンサ攻勢の中、追加点獲得。
< 2ー0 >勝勢状態を実現し、前半終了。
後半開始 ~ 50分 最初のフィジカル低下選手を交代し戦力維持。
コンサ攻勢を回復を図るも、やや均衡状態。
~ 60分 二番目のフィジカル低下選手交代で戦力維持を図る。
均衡状態。
~ 75分 三番目のフィジカル低下選手交代で戦力維持を図る。
均衡状態。
~ 85分 C大阪攻勢・カウンター・反撃で失点
~ 90分 C大阪攻勢を全員守備で守り、試合終了
【 2ー1 】激勝で勝ち点3獲得!!
との試合展開を予想します。
2.メンバー予想
ギリギリの試合をする起用選手です。従来以上に、注意点満載で、微妙且つ、積極・アクティブな選択と運用ですね。ミシャの腕の見せ所です!
では、予想スタメンから。
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
スタメン6選手が、ルヴァン杯第3節にスタメン起用で、この試合、フィジカル低下がある選手です。スタメンチームのキー選手は「宮澤」で、前節まで「深井・荒野」のWボランチでは、運動量・ボール奪取は強みとされますが、
ポジショニング(責任カバースペースをしばしば空けて、フリースペースとしてしまい、そこを狙うフリーなパス起点を許すプレイ・リスク)、
攻撃起点(パス精度が問題で、しばしばミスパスで、ボールロストとなる、攻撃のリズム・連続をストップさせ、攻撃にブレーキを掛ける)、
判断(試合展開・プレイの予想・予測が低すぎる) の3要素が低レベルで、より適正な選手の筆頭が、宮澤で、以下、小野・駒井・金子・藤村と続きます。
そのため、リベロ役をミンテに委ねる事となりますが、ミンテは「ルヴァン杯第3節の失点はミンテの失点」の通り、「ポジショニング(荒野同様、必死のあまり、冷静な判断が停止し、安易な飛び出しと、即座の帰陣・ポジション復帰がしばしば遅れ。により、GK前の超危険エリアに、フリー・空きスペースを産んでしまいます)に大きなリスク・課題」があり、高いリスクと、両サイドCBのカバー意識・実践が条件となります。一方、スピードはコンサDF選手では、突出し、若手、中村・濱に匹敵するスピードを持ち、現行ミシャ戦術でのリスク点、「相手カウンター」とのスピード勝負の守備は現在DF陣(宮澤・福森・進藤)よりは優位との利点もあります。
要は、「注意・カバーを利かして、起用」する、という事です。
ルヴァン杯第3節起用の6選手のフィジカル低下予想は、(これまでのフィジカルから推測すると)
福森~50分
宮澤~60分
武蔵・菅~75分
ルーカス・ミンテ~90分 と(大胆)予測です。
ここから、 50分 福森OUT⇔ 宮澤CBリベロへ・金子IN
60分 ※<2ー0>勝勢ならば、
宮澤OUT⇔ 濱IN・ミンテリベロへ
※<2ー0>に未到達なら、
菅 OUT⇔ 白井IN
宮澤は根性・精神力と冷静な判断・ポジショニングで
頑張ってもらいましょう。
75分 武蔵OUT⇔岩崎IN
との選手交代。
SUBは、 金子・白井・岩崎・濱・中野・檀崎
菅野 で形成したいですね。
特に、檀崎・岩崎は、リーグ戦での実戦起用・体験を積ませる段階に到達です。
色々、制約・条件が、厳しく・重複した試合で、
<ベンチワークと選手精神(勝利魂)、そして、それらすべてを支えるサポーター>の3つのチームワークで、絶対勝利必達・勝ち点3捥ぎ取る覚悟の試合です。
コンサ全チーム力を結集し、激戦を勝利で飾り、連敗停止、連勝開始、シーズン目標復活へのスタートを開始と致しましょう!!
2019年04月11日
昨日のルヴァン杯第3節は、湘南Bチーム相手に「完勝」の結果でしたね。
この試合展開・戦術・起用メンバーは、想定内の通りで、圧倒的試合内容と試合結果に「予測的中🎯」とやや浮かれ反省ものですが、
最重要点は予測通りと自負して良いものでした。
それは、昨日ルヴァン杯第3節は、第一試合目標「ルヴァン杯グループステージ突破のため勝利」と同時に、
第二試合目標「Aチーム主力選手の実戦を使ったハードトレーニング」との方針です。
通常のリーグ戦・スケジュールでは、
週間毎に「6日間インターバル(オフ1日・トレーニング4日・事前試合地移動1日)」を遵守し、その間「フィジカルコンディション・コントロール、と、対戦トレーニング」を組み合わせて進行させています。
しかし、昨日ルヴァン杯第3節を挟み「リーグ戦第6節~中3日~ルヴァン杯第3節 ~中2日~リーグ戦第7節」となり、J1リーグチームは、ACL戦チーム以外は、全チームが、フルターンオーバーで、ルヴァン杯第3節、リーグ戦起用とします。
その中、
コンサは、この「3試合連続して特定選手を起用」するものです。
」 本ブログの事前予想では、「実戦によるハードトレーニング」の第二目的のため、ルヴァン杯第3節へ、Aチーム選手起用を予想しましたが、ルヴァン杯第3節~リーグ戦第7節の両起用可能選手は、「コンディション・リカバリーの早い選手」を条件とする予想をしました。
しかし、実際にルヴァン杯第3節起用Aチーム選手は、
「宮澤・福森・ミンテ・ルーカス・菅・武蔵」の6選手まで拡大し、「中2日」起用可能に懸念が発生しますね。
しかし、ミシャの捉え方は、そんな「甘え・余裕は認めず、排除」し、ルヴァン杯第3節起用Aチーム全6選手はリーグ戦第7節に起用、との考え方と想定します。
実際、「試合疲労」は、
「試合勝敗でダメージに相違」・「中2日での出場は、一定時間は普通にプレイ出来、場合によっては、体重減少により、キレが上がる事も多く、しかし、一定時間経過後、突然、筋肉疲労・スタミナ欠乏が襲い、プレイが激減する」・「激しいトレーニング達成感、と同様な、精神昂揚感から、プレイ集中度、無駄な力が抜けて、冷静・スムーズなプレイ可能」との反応・影響となり、
冒頭の記載の通り「絶好のハードトレーニング」を実践した状態、という事です。
因みに、ルヴァン杯第3節に起用されなかったAチーム選手は、ロペス・チャナティップ・進藤・深井・荒野・ソンユンですが、こんなチーム危機状況で「体調不良」のセルフコントロールも出来ない荒野は、論外ですが、他の選手の内、ロペス・チャナティップ・ソンユンは「ルヴァン杯第3節のハードトレーニング」は必要ない選手=既に十分、キレ・精神鍛錬は保持していて、そんなハードトレーニングは不要です。進藤・深井は、「中2日のリーグ戦第7節起用は困難」で回避です。
昨日ルヴァン杯第3節完勝で、
「勝利の味、勝ち癖、縦パス成功率回復、基本ミシャ戦術の再確認・実践、多彩ゲームメイク法の確認・実践、武蔵・岩崎・檀崎の使い方把握、、」とAチーム主力、特にゲームメイク選手;福森、ミンテ、早坂、ルーカス、菅、金子(も)はコンサプレイ・実践を確認し、自信回復を掴みました。
さぁ~、この「力・好影響」をそのまま「次節第7節C大阪戦」へぶつけます。
但し、絶対に注意しなければならない点が「ルヴァン杯第3節・第7節連続起用選手の、試合中途フィジカルコンディション・急低下減少の早目の把握、即時交代対応準備」です。 次節第7節の最重要・キーポイントは「選手交代」ですね。
では、具体的に、展望してみます。
1.対戦チーム C大阪現況
第6節では、
順位11位 勝点7 2勝1分3敗 5得点6失点 得失差-1
2018シーズン
順位 6位 9 2勝3分1敗 9得点9失点 得失差0 2連勝
コンサ
順位15位 6 2勝0分4敗 9得点13失点得失差-4 3連敗
2018シーズン
順位 7位 8 2勝2分2敗 9得点8失点 得失差1 13試合連続勝点中
両チームともに絶不調、特に、失点=守備力低減が原因で、C大阪は、得点力=攻撃力も低下しています。
両チームともに、シーズン当初のシーズン目標は「華々しい、リーグ上位・最強チームの自負に充ち満ちたもの」でしたが、コンサは降格圏寸前、C大阪は下位、と苦しんでいる状況」は同一です。
チーム立て直し・改善の苦境段階で、その切っ掛け、脱出口を探すリーグ戦となっています。
C大阪・苦境の原因は、どこにあるのでしょう?
チームは完全に移行に突入し、監督・戦術・チームカラーを転換してしまいました。
C大阪のチーム母体超名門ヤンマーをそのまま引き継ぎ、変わらないのは「強力資金力母体ヤンマー・日本ハム・シャープの資金力と桜ユニフォーム、女性ファン」ですが、今シーズンそれ以外の殆どを捨て、転換しました。と言うよりも、ここ何シーズンも繰り返されてきた「主力選手流失」は、2018~2019シーズンに更に加速し、「ズタズタ状態の主力流失」となり、必然的に、全面転換しか選択肢は無くなったもの。内容は、リアクションサッカーからアクションサッカーへの転換。
「堅守をベースに攻守の切り替えを重視し、奪ったボールは手数をかけずに前へ運ぶ」戦術の尹晶煥前監督に対し、ロティーナ新監督は「ビルドアップを重視、ボールをつなぎ、動かしながら相手の穴を突いていく」戦術に転換。
そのため「ポジショニング」を重視し、[いいポジションを取った上で、数的優位を作りながらボールを動かして相手ゴールに迫る」戦術を指向するも、キャンプ練習試合で多発し課題となった「ビルドアップパスを狙われたボールロスト多発」は現在まで継続したままで未改善。また、「ポゼッションスタイル」も成功しきれず「昨季の粘り強い守備」も喪失。フォーメーションは、2018「4ー4ー2」を「3ー4ー2ー1」に変更するも、守備型にも、攻撃型にも出来ずに、「課題・問題点噴出し、攻守に戦力ダウン」となったもの。
2.コンサとの対比
コンサとは、根本的に相違する低迷原因・状況です。
しかし、戦術・チームプレイのミスマッチが多発するも、選手層は「多数の高能力選手層」で、一旦切っ掛けを掴み、高能力多数選手が機能・起動すれば、一気に爆発的連勝も可能なチームです。現在の、苦境・低迷時期の対戦は、ラッキーです。
前節の項目毎の試合データをコンサと対比しておきましょう。
得点 失点 シュート数 枠内数 決定率 被シュート数 支配率 走行距離
C大阪 1 1 6本 2本 16.7% 13本 44.3% 115km
コンサ 1 2 19本 4本 0% 5本 61.1% 115km
共通値項目も多いですが、
シュート数=ゲームメイク力、被シュート数=前線~中盤守備、支配率
は、コンサ絶対優勢、
決定率=シュート精度は、C大阪優位、です。
試合コントロール、攻撃時間帯、決定機はコンサが圧倒的優勢で、C大阪の数少ないカウンターの得点力のみ注意で、コンサ勝利が濃厚な前節試合データでした。
戦術・フォーメーションは、
C大阪 【3ー4ー2ー1】 Vs コンサ基本システム【3ー4ー1ー2】
となり、一見、相似形に見えますが、
C大阪 アクションサッカーを指向するもカウンター主体
Vs
コンサ 超攻撃型・ミシャ戦術でシステム可変、布陣位置も高く位置し、相手陣内でのボール奪取~ショートカウンター、中盤でのボール奪取~連続ショートパス・ドリブル突破・裏スペースへの飛び出し・スルーパス・サイドからのクロス攻撃・サイド突破から抉るセンタリング・連続サイドチェンジ・派生セットプレーで攻撃時間帯を伸ばし試合支配を狙う、と戦術は全く相違し、同一システム・がっぷり勝負、とはなりません。
2019年04月10日
予想の後半コンサ2得点、湘南1得点は、コンサ1得点、湘南1得点となり、
予想の5ー1は、4ー1となりましたが、
予想は80%的中🎯との評価、となりました
コンサに関してだけですが、
コンサの予想、予測的中率は、60%レベルに到達です。
素直に、コンサの完勝と我が予測的中に、乾杯してる最中で〜す‼️
今日の祝杯は、一段と美味い!ですね‼️
2019年04月10日
昨日、大胆気味の今シーズン展開変更戦略を予測しましたが、
今朝のリリースで、驚きの予測的中🎯か⁈
少なくとも、ミシャは、今日のルヴァン杯第3節は、ここまでのルヴァン杯とは異なる、重要試合と設定しました。
今日の選手起用は、予測的中の A+B混成チームとする様です。
準Aチームで、ルヴァン杯を闘う戦略に転換、との事です。
但し、混成する選手は、更にランクアップした選手を用意します。
ここまでのルヴァン杯対戦Bチームの欠点は、縦パス成功率の低さ=その都度、ボールロストとなり、再奪取も出来ず、攻撃停止・中断でした。
その対策が、Aチームからの助っ人選手で、縦パス成功率を改善し、連続攻撃、多彩攻撃、攻撃時間帯を延ばしボール支配率を上げ、攻撃増加と失点に繋がる守備の時間帯そのものを減少させる、との展開の回復、定着です。
そのキー選手を、本ブログ予測では、チャナティップ、左右サイドの中野、白井、ディフェンス、ミンテの4選手を考察しましたが、ミシャの用意は、全プレーの起点DF宮澤、同じく、攻撃ぬスイッチパス起点とプレスキックでセットプレーを得点チャンスに加える、福森、サイドは、超絶テクニシャンルーカス、中野の主力4選手を用意する様です。
いずれにしても、対戦する湘南・Bチームとの戦力差は、大きく拡大し、闘う前に、既に勝負がついている、との準備での対戦とするとの意思ですね。
この準Aチーム形成は、ルヴァン杯今節のみの緊急対策なのか、暫くは、連続し、グループステージ突破を確実とする、かの戦略かは、未だ不明ですが、今節の大勝、完勝、の成果を掴むかどうか、でも替わる状態と想定しますね。
今日のルヴァン杯は、大勝、完勝!を狙いに行きます!
2019年04月09日
リーグ戦3連敗中のコンサは、今シーズン目標<リーグ上位=3位以上>達成のためには、リーグ戦第5節~第14節広島戦までの「10試合で、勝ち点21獲得=➀7勝0分3敗又は➁6勝3分1敗」の試合目標に対して、第5・6節・2連敗となり、「➁の敗戦数を超過して➁は不能、残るは➀条件」のみですが、「許容範囲3敗の内、2敗し、残存許容敗戦は僅か1試合のみ」となりました。即ち「第7節~第14節の8試合を、7勝0分1敗」しか条件達成はあり得ません。言い換えると「ここから、7連勝」出来るか否か、を問われる状態に陥ってしまい、今シーズン目標を達成する可能性は、極めて僅か、ほとんど不可能、という状況になった、という事です。
僅かとは言え、可能性がある限り、追及しますが、それも「8試合中、2敗目となった瞬間」到達不能、との現実を自覚・認識しなければならなくなります。
そこで、視点を変換し、今シーズンの第2目標だった【カップ戦での優勝・チャンピオン獲得】に重点を移行する戦略が浮かび上がって来ました。
明日のルヴァン杯のコンサ現況は、
今シーズン第1・絶対的優先目標<リーグ戦上位=3位以内獲得>を主軸として、Aチームの有力戦力を集中・固定化して闘い、
今シーズン第2目標<カップ戦・優勝チャンピオン獲得>は副軸とし、Bチームの固定メンバーにて闘い、展開して来ました。
その結果・戦績は、2試合戦い、
Aグループ
1位長崎勝点4 2位湘南勝点3 3位コンサ勝点2 4位横浜勝点1 で、2試合連続引き分けとなっています。
全チーム、各チームのBチーム・ターンオーバー起用でしたが、リーグ戦現況とは異なる戦績となっています。
今後、グループステージリーグ戦は、第3節~折り返しの4・5・6節と「4試合」残存し、その戦いで「グループ2位以内」で、次ステージ「プレーオフ戦(ACL戦チームとグループステージ勝ち上がりチーム計8チームでのホーム&アウェイ戦」に進出可能となります。
リーグ戦上位の可能性がある「湘南・横浜FM」の2チームは、Aチーム強力化方針から、益々、Bチーム固定が進みますね。結果として、今シーズンルヴァン杯2試合で活躍の「若手有望選手はAチームへ吸収され、Bチーム戦力は、維持~やや低下」も想定されます。
結構、チャンスがあります!!
コンサも「リーグ戦への戦力集中を停止」するほどの余裕はありません(当面、降格圏から離脱に、リーグ戦試合目標変更です!!)。しかし、一部戦力を、ルヴァン杯に投入し、Bチームの「大幅強化、準Aチーム戦力」を選択する戦略も有力です。
という事から、次節ルヴァン杯は、「Bチーム主体+一部Aチームの混成軍団」を提案したいと思います。・・ルヴァン杯起用のAチーム戦力は、リーグ戦次節に起用可能な「フィジカルコンディション可能=リカバリーの早い選手=若手選手」です。
次節ルヴァン杯の「快勝」は、コンサチームに自信とエネルギーと「壁感・圧迫感を溶いてくれる勢い」をもたらします。この観点も、今のコンサには重要ですね!!
では、この大前提で、明日ルヴァン杯第3節を予想してみます。
1.戦術・試合展開
ミシャ戦術を展開する意識・意図はあるも、連携・各選手の具体的プレイにまで消化・定着せず、具体的には「縦パス」が全く通らない状況でしたが、ここに「Aチーム選手」を混成し、「縦パス成功⇒連続パス交換⇒多数回決定機獲得」とします。
戦術は、定例「ミシャ戦術」で、基本フォーメーション【3ー4ー2ー1】、可変システムで、守備時⇒[5ー4ー1]、攻撃切り換え時⇒[3ー2ー1ー4]。
ビルドアップ主体のパスサッカー戦術で、サイド攻撃・裏への飛び出し・反復サイドチェンジで、中央・両サイド全般での多彩パターン攻撃を掛け、縦パス失敗の「ボールロスト」を「寄せを早くした前線でのボール奪取・回収」により、連続攻撃・ボール保持時間を延ばす「高支配率」戦術を指向。攻撃中心で、「得点・撃ち合い勝ち」での勝利を図る。
試合展開は、試合開始から「猛攻・連続攻撃・攻勢時間帯を持続し試合支配」を目指し、「先制点・追加点・追加点」と得点獲得を徹底的に図り、失点があっても「複数得点獲得・複数得点差勝ち」を図ります。
湘南現況から、充分に狙える状況が来ています。
試合開始 ~ 10分 第1・2決定機に「先制点獲得」
~ 20分 攻勢・攻撃持続し「追加点獲得」
~ 45分 攻勢・攻撃持続「追加点累積」
< 3ー0 >勝勢局面を狙う
後半開始 ~ 60分 選手交代で、活性化
~ 75分 相手チームフィジカル低下で、
攻勢・攻撃持続時間帯で「追加点獲得」
相手カウンターで「失点」
~ 90分 攻勢を持続し「追加点獲得」にて試合終了
< 5ー1 >快勝・完勝
との展開を目指します。
2.メンバー予想
記載したコンセプトで、「Bチーム中心+Aチーム一部選手の混成チーム」で「準Aチーム」の強力チームを形成します。
Aチーム一部選手は、試合前半~60分に起用し「➀試合の勝勢を獲得➁次節リーグ戦へのハードトレーニング」とします。
スタメン 岩崎
チャナティップ 檀崎
金子 藤村 高嶺 白井
濱 ミンテ 早坂
菅野
SUB
60分予定 中野IN ⇔ 白井OUT
武蔵IN ⇔ チャナティップOUT
中村IN ⇔ ミンテOUT
荒野・大和・宮澤・阿波加
Aチームからの起用選手:チャナティップ・白井・ミンテ・中野・武蔵は、実試合の最緊張感・ハードトレーニング!となり、それぞれ「得点や美プレー等を獲得」し、次節プレーへ繋げる結果を「快勝・完勝」の中、同時に目指します。
如何でしょうか?!
一考の余地がありそうな想定ですが・・・・。
2019年04月08日
通常よりも、一日早く、公式試合データがリリースされました。
コンサにとって、チーム・サポーターにとって納得し難い「苦い」敗戦となり、楽勝・イケイケムードは、一掃され、不安感と当時に、緊張感に包まれました。
この点は、これからのコンサに取っては、掛け替えのない「獲得物」です。
元々、コンサは<どさんこ魂・どろにまみれても根性と熱いハートで、その1球に渾身の魂を込めるチーム>でした。
「華麗な勝利」で、舞い上がり、有頂天・調子に乗ってた事は否定できませんね。
社長も、そんなチームではない、そんな力は未だない、と言い続けていましたが、最近の発言は、調子が良い事はいい事だ、と言い始めてましたが、選手・チームスタッフ・我々サポーターに「冷水をぶっ掛けられ、頭を冷やされた」ところですね。
後ほど、コンサの試合公式データを掲載致しますが、試合実感程、試合データは悪化していません。実の所は、僅な項目が劣後、劣化していてその箇所に問題・課題がある事の結果が大分戦であった事が明らかです。
大分の片野坂監督の試合後コメントが意外な「大分のサッカーは出来ていなかった、コンサに一方的に攻撃された試合だった」との内容そのものです。
吉原宏太のコメントにも、そんなに悪い試合では無かった、とありましたが、それが、正しい現状認識、という事ですね。
コンサの成長は、一瞬で消滅してしまうものでも無い、という事は、大変重要ですね!
では、
その内容です。
1.第6節 コンサとJ1リーグ試合データです。
(1)第6節試合データ〜項目別ランキング形式で記載〜
支配率 ➀67.3%神戸➁65.6%G大阪➌61.1%コンサ以下➃鳥栖➄名古屋➅横浜FM
走行距離➀127km横浜FM➁120km松本➂119km浦和➍115kmコンサ・FC東京・C大阪・大分
得点 ➀3点仙台・横浜FM・広島➃2点磐田・鹿島・松本・FC東京・大分➒1点コンサ
30m進入 ➀73回神戸➁67回G大阪➂61回川崎➃60回名古屋➎54回コンサ以下➅FC東京・横浜FM➇清水・鳥栖
シュート ➊19本コンサ➁18本磐田➂16本仙台・清水以下➄横浜FM・鹿島➆神戸・川崎・松本
同枠内数➀9本横浜FM➁7本神戸・FC東京➃6本仙台・清水・広島➆5本鹿島・川崎➒4本コンサ・松本・G大阪・鳥栖・湘南
決定率 ➀42.9%広島➁21.4%横浜FM➂20%大分➃18.8%仙台➄16.7%FC東京・C大阪以下⓮最下位コンサ・G大阪・鳥栖・湘南・浦和
パス数 ➀828本G大阪➁711本川崎➌692本コンサ➃659本横浜FM➄637本神戸以下➅名古屋
同成功率➀87.3%G大阪➋86.3%コンサ➂85.9%横浜FM以下➃川崎➄神戸➅名古屋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
被シュート数➊5本コンサ➁6本川崎➂7本G大阪以下➃磐田➄仙台・広島➆鹿島・横浜FM
被決定率 ➀0%仙台・横浜FM・磐田・広島・大分以下⓰20%コンサ⑰浦和⑱G大阪
タックル数➀40回松本➁30回神戸・浦和以下⓮19回コンサ⑮18回湘南⑯大分⑰仙台⑱FC東京
クリア数 ➀36回鳥栖➁34回清水・C大阪・大分以下⑯14回浦和⓱最下位13回コンサ・名古屋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コンサを纏めると、
◎リーグ上位水準・・支配率・走行距離・30m進入数・シュート数・パス数・同成功率・被シュート数
〇リーグ中位水準・・枠内シュート数
✕リーグ下位水準・・シュート決定率・被決定率・タックル数・クリア数、です。
ここから、
※1 試合の基礎項目;支配率・走行距離、攻撃のゲームメイク項目は全項目が◎リーグトップランクで、数値上からは問題点は見つかりません。また、驚きですが、被シュート数=相手シュートチャンス阻止力=前線~中盤守備力は、リーグトップでした。
※2 一転して、攻撃の最終段階「シュートの質(精度・決定力)」、被決定率=相手シュートの得点阻止力=DF・GK守備力、の2点が、リーグ最下位のリーグレベル以下で、敗戦の直接原因を示しています。また、「守備」の基礎項目の「タックル・クリア」もリーグ最下位の回数で、「守備陣の本来守備基礎数値の低レベル、リーグ水準未達」を示しています。
※3 大分との対戦は、試合データ値からは、ほとんどの項目で、コンサが上回り、圧倒していた事を示していますが、唯一「シュート決定率」で、大分は驚異の決定力により、圧倒的に少ないチャンスにも拘らず「勝利してしまった」との内容で、チーム戦力は、圧倒的な差があり、複数回の対戦では、コンサの勝利数が大きく上回るものの、今回、「奇跡的な勝利」を「驚異の決定力」により捥ぎ取った試合、との試合の実像が現れています。
(2)更に、今シーズンの累積値=第1節~第6節累計値での項目別コンサ順位を確認しておきます。
支配率 8位ー53.9% 走行距離 4位ー116.6km
30m進入数 8位ー42.8回
得点 5位ー9点 シュート数 2位ー17.1本 枠内数 9位ー24本
決定率 9位ー9.5%
パス数 9位ー433本 同成功率 8位ー80.3%
クロス得点 12位ー1点 セットプレー得点 3位ー1点
被シュート数 12位ー14本 被決定率 16位ー12.8%
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
纏めると、
◎リーグ上位水準・・走行距離・シュート数・得点・セットプレー得点力
〇リーグ中位水準・・支配率・30m進入数・枠内数・決定率・パス数・同成功率・
✕リーグ下位水準・・クロス得点力・被シュート数・被決定率
ここからは、
※4 ◎リーグ上位に到達項目は、「走力・ゲームメイク力(シュート数)・得点力」で、中位レベル項目に「攻撃基項目・決定力直結項目」が多く該当し、プレイの基礎・基本となる「個々選手能力」に課題があり、「リーグトップ攻撃力」は未だまだ差がある状態だという事です。また、✕リーグ下位項目「被シュート数と被決定率」の失点阻止・直結項目は、リーグ水準には未到達と、数値が証明してしまっています。さらに「コンサのストロングポイント」としていた「サイド・クロス攻撃は、現時点は、既にその強みは消滅し、リーグ下位レベルまで悪化している現状です。「目を覚ませ!」という事ですね。
2.現状点検の総括
第6節の試合データは、「悲観」しなければならない状態までは悪化していないが、致命的な課題・欠点の未改善・改善未着手からは、次節以降の勝利・勝ち点獲得は極めて困難・低い確率しかない、という事を証明しています。
その致命的課題を再記載しておきますが、
【課題1:シュート決定率改善】
【課題2:被シュート数・被決定率改善】
更に、リーグミドルレベルをトツプレベルに至急改善する重要課題は、
【重点課題1:パス成功率改善】
【重点課題2:クロス得点力改善】
更に、現在選手フィジカルコンディション悪化状況から、
【重点課題3:故障選手リカバリー早期化でコンディション改善】
少しだけ改善策について。
【課題1:決定率】・・現在、コンサのシュートポイントは、高い「PA内シュート率」にて問題はありません。詰まり、充分に「PA内への侵入」に成功しており、そこに問題は無い、という事。答えは、この課題は「シュートのタイミング・ターゲット」の問題で「テクニックやフィジカルは無関係」にあります。即ち、シューター(シュート選手)のプレイ意識・認識そのものの問題で、「選手固有(能力?)」の問題にされ兼ねませんが、これこそ、≪チーム共通意識・改善にしか≫解決・改善はありません。そうでなければ「選手を交換、入れ替え、新選手獲得の問題にすり替えられかねません」が、これこそ≪監督・コーチの問題≫で、選手個々の問題化は、永遠に解決・改善が無くなります。~適正な「シュートトレーニングの反復・定着」が解決策です。「シュートタイミング」~DF・GKのプレイ予想・予測外タイミングシュート=テクニックでは、「トーキツク・裏キツク・股抜き・ダイレクトシュート等々・・」「サイドチェンジを繰り返し、GKが突き切れなくなったタイミングのシュート等々・・」、「シュートターゲット」~「GKの届かないゴールポイント、GK足脇の早いグラインターシュート等々・・」 この結果、「ゴール枠内ギリギリを狙い、一見、枠内率を低下させそうですが、実は、逆に枠内率が上昇します。」更に、シューターの意識に大きな変化を齎してくれます。「強いシュート」の意識は、「枠外・ホームラン」にしか繋がりません。シュート時の最適な意識は「沈着・冷静に、最適タイミングのギリギリの瞬間、絶対にGKの届かないポイント、を狙い、脱力して素早い振りで、ボールが離れるギリギリの瞬間まで狙い続け、シュートプレイ」する、例えれば、「スナイパーの様に冷静に獲物を狙う」意識です。この「プレイ」を追求する事のみに集中した意識こそ、「得点したい、入れたい」との欲・意識に縛られた「固く・力を込めた・スムーズとは無縁のシュート」から、解放されます。そして、この意識を「無意識に、身体に記憶させる」ために「トレーニング」があります。 という事で、≪適正トレーニングの徹底・定着で改善≫出来る、本来は、そんなに時間が掛からずに、結果は出せる改善です。
しかし、その取り組みが無い限り「永遠に改善不能」⇒「選手入れ替え」策への誤対策に転落してしまいます。
【課題2:被シュート数・被決定率改善】・・相手チームの対策は「守備陣の固有・個々の守備力の問題に転嫁」されてしまっています。コンサのミシャ戦術は、守備時には「5バックの5ー4ー1フォーメーション、ブロック守備」で、ここが破綻・崩壊しているのではありません。
相手のコンサ対策は、
「➀基本システム局面の3バック 3ー4ー・・の、左右CB脇スペースを、コンササイドハーフが<上昇>の局面・タイミングに突く」
「➁コンサ攻撃局面のDFラインを相手陣やセンターライン付近まで上昇、そこに、3DFラインの3ー2ー1ー4フォーメーションで、コンサDF・左右SBより、前線選手への縦パスの<カットとボール奪取>を狙い、ボール奪取の瞬間に、パス起点を作り、そこからカウンター狙い」 の2パターンに集約されています。
➀パターンは、コンササイドハーフが前線への攻撃参加の瞬間・タイミングを突きますが、その局面を、コンサ守備の観点からみると、
「ハーフがアップしたスペースとCB上部~脇スペースのカバー」の問題ですね。
この観点で見れば、答えは一目瞭然ですね。
ハーフの居たスペースカバーは、その隣の「ボランチのスライドカバー、更にそのボランチの空けたスペースカバーの別ボランチのスライド」また、
「ハーフの空けたスペース+CB脇上スペースをカバーするCBのスライドカバー、更に、そのCBのスライドによるカバーのセンターCBのスライドカバー」の問題です。そのカバーの遅れ・丁寧なプレイで改善してしまいます。最近のこの失点は、CB・ボランチの「プレイ徹底度・真摯度・ズル休みの有無の問題」そのものという事が分ります。・・ルーカスを戦犯して「中野」にスタメン交代しても、全く改善しませんでしたね。何故なら、サイドハーフの問題ではなく、「ボランチ荒野とCB進藤」の問題だったからです。特に「荒野のポジション放棄」は、「自由な、運動量溢れるプレイとして評価」とは正反対の「戦術=規律違反の勝手プレイ」で、サイド突破を許す真因の一つで、実際、ボランチ変更で、一挙に問題解消したのは御覧の通りです。
➁の問題は、尽きるところ「DFラインに居る3選手のポジショニングとファーストコンタクト」の問題です。コンサの守備・ディフェンスの最弱点が「相手選手との甘い間合い」=「相手選手のプレイ・一挙手一投足を制限・阻止するための間合い(至近距離)」をコンサ守備選手は超苦手としています。これまで、対人能力の高いDFとされた選手を思い返すと、例えば、増川;強靭な体幹で跳ね返す、河合;徹底した密着の間合いで相手プレーを阻止、奈良;当たり負けしない体幹と勝負魂、、等全選手が、強い精神力・闘争心で当たり負けない、密着の間合いでした。現コンサのDF陣は、進藤以外は専門DF選手ではなく、闘争心・当たり勝ちの経験・累積も無く、MF特有の「跳ね返し防御」ではなく「テクニック型守備プレイ」となり勝ちです。
これが、被カウンターでの強く・効果の高い「ファーストコンタクト」が現在の弱点です。第1守備による「他守備選手が帰陣しリトリートの時間確保」に失敗し、そのまま「守備選手の帰陣・守備参加」を実現できない事態となっているものです。
「最終3選手」が「攻撃意識から、ポジショニングが緩み、攻撃参加した局面に、悲劇のカウンター防御失敗、相手想定策成功」となっている訳です。ポジショニングでの「規律=戦術」を無視する「スタンド・勝手プレー」がその起因となっている訳です。ボランチからDFに下がった「深井・荒野」が問題となります。
仮に攻撃参加するのなら、両サイドバックまで上がっている「福森・進藤」がスライドしてリスクカバーしていれば、スペースを突かれるフリープレーを阻止出来ます。
この様に、ミシャ戦術の要は、「規律=戦術」の徹底・真摯な実行にある、という事です。
以上で、今回ブログは終了。
2019年04月04日
さて、あと丸一日で、連敗脱出を賭ける第6節・大分戦。
今シーズン目標=リーグ上位・3位以上の達成のためには、中断期間開け第5節~第14節広島戦まで「10試合で【勝ち点21】が必須で、7勝3敗、または、6勝3分1敗」しかありませんでした。
6勝であれば、唯一許される一敗を最初の第5節名古屋戦・ゲームで喪失、7勝でも、3敗しか許されない所の一敗をしてしまった事となります。
このため、次戦・大分戦での勝利獲得は、リーグ目標達成のためには「絶対・必須条件」で、第6節にして、第1関門・分岐点が到来、との事です。
<シーズン・序盤の一戦>という甘い試合ではない、という事です。
【この勝利が無ければ、リーグ上位は遠い目標と逃げてしまう】という事です。
そんな価値の高い・重要試合、との認識・理解は、かなり乏しく、サポーター・マスコミリリース共に、甘過ぎ、リーグ目標を本当に、真剣に追及するのなら問題です。
この甘さは「選手・チームスタッフに直結・波及」します。
そして、試合の実戦プレイに直結です。
【危機感・とことん真剣に第6節!!】ですね。
では、対戦チーム点検、対するコンサの戦術・試合展開・メンバーを予想しましょう。
1.対戦チーム 大分現況
今・2019シーズン
順位6位 勝点9 3勝0分 2敗 6得点 4失点 得失差2
平均/試合 1.8 勝率60% 1.2点 0.8点 0.4
2018シーズン
J22位 76 23勝7分12敗76得点 51失点 得失差25
平均/試合 1.8 54% 1.8点 1.2点 0.5
(コンサ)
( 13位 6 2勝0分3敗 8得点 11失点 得失差-3)
(平均/試合 1.2 40% 1.6点 2.2点 -1.6)
※2018・J2屈指の高勝率を誇る「得点力最高の攻撃型チーム」で、J1へ昇格、そのチームカラーを一切の妥協無く、チャレンジ精神の固まり、チーム一丸のチームコミュニケーション力で、J1でも、同一チームスタイル・コンセプトで勝負し、今シーズン・J1でも、驚きの上位ポジションを獲得しました。
特筆は、得点力で、J1昇格の2018シーズン得点[76点]は、2016(コンサ65・)清水85、2017名古屋85に次ぐ高得点値との「高レベル力」で、今シーズン・J1でも通用し、炸裂しています。
第5節の試合項目毎データをコンサと対比してみます。
攻撃項目
チーム 得点 シュート数 枠内数 決定率 30m進入数 パス数 成功率 クロス 成功率
大分 0 7本 0本 0% 51回 801本 88.8% 13本 30.8%
コンサ 0 13本 3本 0% 40回 428本 73.4% 17本 35.3%
※パス数は、コンサの2倍レベルで「完全パスサッカー戦術チーム」です。ビルドアップからの連続ショートバス交換と、サイドへの転換により、サイドのクロス攻撃もストロングポイントです。
※前節は、コンサは名古屋に完敗でしたが、大分は、広島と完全同システムマッチアップとなり、攻撃のパス交換は、自陣では高成功率でしたが、広島陣でのブロック守備により、ラストパスをカットされ、シュート場面・決定機は激減となりました。前々節までは高い決定力で得点を確実に獲得しましたが、広島の最終ライン守備は突破出来ず、攻撃停止で、敗戦必至となったものでした。
守備項目
チーム 失点 被シュート数 被決定率 タツクル クリア パスカット 支配率 走行距離 スプリント
大分 1点 5本 20.0% 12 18 3回 64.7% 118km 184回
コンサ 4点 21本 14.3% 19 19 3回 45.8% 117km 186回
※前節は同じ敗戦でも、全く相違する内容・意味を被シュート数が証明しています。大分は、大分7本Vs広島5本で、両チーム共に極端に少ないシュート数となっていますが、この事こそが、相手ゴール付近でのパス交換・攻撃は停止・阻止され、決定機=シュート機会を激減させた「超均衡・緊迫試合」であった事を証明します。対して、コンサ13本Vs名古屋21本は、特に、コンサゴール付近でのラストパス=決定機=シュート機会を全く停止・阻止出来ず、名古屋の自在なシュートを許し大量失点に至った、との事を証明してしまいます。
大分は、広島の攻撃を阻止し、唯一の広島決定機にパス交換を許し失点した敗戦で、「中盤~終盤ライン守備力」を示しています。
コンサは「前線~中盤~最終盤全てでの守備崩壊」となったものでした。しかし、その原因こそが、基本である「パス交換・成功率」の極度の低迷・ミス多発により、ボールロスト~相手ボール奪取からのカウンターとの「自滅パターン」でした。
つまり【パス成功率の低さ=パス交換停止によるパス数減少】のW減少が全ての元凶という事でした。
大分の戦術は、
基本【3-4ー2ー1】と、相手チームや試合中の改善策としての【3ー4ー1ー2】を併用しています。
攻撃項目はパス項目以外は全項目、守備項目は被シュート数以外は全項目、走行距離・スプリント数も本当に同数値、フォーメーション・パス戦術まで同一で、実は、Jリーグで「コンサらに最似チーム」です。
流石に、ミシャ戦術の真髄・システム可変はありませんが、「守備時ブロック守備、攻撃型パス戦術、多彩攻撃パターン」は同一で、選手起用も「特定有力・中核選手の起用」ではなく、「チームプレーによる戦力構築・形成型」で、近時ではその中からのHERO・活躍選手も出て来ましたが、基本戦略は「チームにスターは要らない」とのミシャと同じ戦略です。
この類似・相似スタイルは、当たり前ですね。監督片野坂は、元サンフレッチェの生え抜きSBで、指導者は大分から始まり、G大阪コーチの後、2010年サンフレッチェ広島のコーチに就任、2012・13のリーグ制覇。この時の広島監督がミシャで、ミシャチルドレン・ミシャ戦術の信奉者ですね。
という事で、次節大分戦は「師弟対決」という事で、コンサ式ミシャ戦術Vs片野坂導入大分ミシャ戦術の闘いです。
マスコミにはあまり注目・リリースがありませんが、新旧、本家・分家対決です。
片野坂・大分ミシャ戦術は、2016・J3導入、「経験値3年目」対して、
コンサ・本家ミシャ戦術は、2017・J1導入で、「経験値2年目」で、
実は、大分の方が、先輩・導入経験累積は大きいです。
しかし、コンサは「堅守・ブロック守備」の土台と、積極選手獲得での戦力急上昇が加わり、ややコンサ戦力が明らかに上、です。
しかし、低パフォーマンスと低精神力、ミス多発があれば、一気に逆転してしまいます。
2.コンサの戦術・試合展開 予想
そんな謂わば、「弟分チーム」との試合展開は、
両チーム攻撃を交互に反復する「攻撃試合」必至で、「決定力とミス発生度」が勝敗の決め手となります。
試合開始 ~ 15分 両チーム、ボール奪取毎に、攻撃を反復する展開。
~ 30分 コンサは「スタート後決定機3回の中での得点獲得」
~ 45分 激しい攻守交替の中、鋭い攻撃からの「撃ち合い勝負」
コンサ先制で前半戦終了<1ー0>
後半開始 ~ 60分 激しい攻守交替
選手交代で、攻撃活性化し、
「追加点」獲得 <2ー0>
~ 75分 大分の攻勢で、1点返される(失点)
選手交代で活性化 <2ー1>
~ 90分 激しい攻防が反復し、コンサは守り切り
< 2ー1 >撃ち合い戦・勝利・勝ち点3獲得
との展開を予想します。
当然、戦術・フォーメーションは、大分と同一戦術<ミシャスタイル>です。
基本フォーメーションは、最新型の
【3ー4ー1ー2】 対する大分は、基本【3ー4ー2ー1】で、
コンサのチャナティップ・トツプ下、武蔵・ロペス2トップ、対、
大分の藤本1トツプ、小塚・オナイウの2シャドー ですが、
決め手は唯一つ「スピード」です。
大分の連続ショートパス、特にワンタッチパスは、驚異のスピードを有していますが、成功率・連続回数が未だまだ課題です。対して、
コンサのスピードは、「パス・飛び出し・ドリブルの複合系」で、スピード+多彩=対応・守備の困難さが最大の特徴です。
ビルドアップは、コンサはシステム変化の可変システムです。大分は、ボランチのDFラインへの位置低下は同一ですが、CBのSB化では劣ります。
最も大きな相違点が「個々の選手能力(判断・ポジショニング・テクニック・フィジカル・スピード・走力そして精度が優位選手)」で、コンサは大きく上回ります。
更に、優秀プレイキッカーを持つコンサは「セットプレーもストロングポイント」です。
3.コンサメンバー予想
という事ですが、選手コンディションが低迷状態ですね。
コンサのフィジカルコンディションは、どうでしょうね?
➀トレーナー能力
➁トレーニング環境
➂選手自己コントロール の3点がポイントですが、➁トレーニング環境=寒冷地によるデメリットは矢張り大きいです。突然の天候悪化による悪影響は、多数回発生しています。その代償が、「寒冷地のメリット」=夏場の快適・最適環境で、1年を通すと、損得は清算されますね。
という事で、「寒冷期間はしばらく辛抱」~「夏場、他地域地獄期間では、存分に利点発揮し、勝ち点・順位アップ」です。
では、
予想スタメン
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 荒野 中野
福森 宮澤 進藤
ソンユン
SUB
岩崎IN(左FW) ⇔ チャナティップ交代
⇒ ロペス(トップ下へ移動)
⇒ 武蔵(右FWへ移動)
白井IN(右SH) ⇔ 深井交代
⇒ 中野(左ボランチへ移動)
ルーカス・ミンテ・金子・藤村
菅野
選手が少な過ぎる!
ジェイ・小野・早坂・駒井・石川・中原・・・何とかなりませんか!
これまでの「浦和・広島戦」は「捨て去ったミシャ戦術の残骸チーム対戦」でしたが、次節「大分戦」で、正真正銘・ミシャ戦術の「本家・本命対戦」が実現出来ますね。J1リーグの新たな愉しみ「名物対戦」で~す!
2019年04月02日
J1リーグは、第1節~第3節まで一貫して増加して来た「攻撃優先」指向に対しての反作用・対策が、「守備主導・攻守バランス型チーム」にて用意・準備され、第4節での試合対戦で発動し、具体的には、「攻撃型チーム」の攻撃時に、
➀「より自陣近くのブロック守備」体制で対抗し、「ゴール近くまでの侵入~シュート機会」数を、最終「シュートの得点阻止」局面でのDF・GK密集ブロックで徹底阻止。➁➀によりプレッシャーとシュートコースが狭められ、更に成功率を低下させる局面となり、攻撃型チームの「成功率」低下。➂「攻撃型チーム」の特徴・共通リスク課題の「相手カウンター」を集中的に狙われ、特に、スピードとフィジカルの強さを加えられて「強力カウンター」反復で失点。との対策・具体的戦術。
つまり、「守備主導や攻守バランス型(戦術)チームからの反撃」は、相手チーム戦術・対策が想定を上回り「戦術負け」となりました。
しかし、12日間の中断・インターバル期間を経過した第5節では、どんな動向となったものでしょう?
試合データから、その動向と次節への展開・展望を分析します。
1.試合データ~第5節J1リーグ~
第3節⇒第4節⇒第5節の動向を。
主要攻撃項目 ~リーグ平均値~(得点=失点、決定率=被決定率)
得点 シュート数(本) 枠内数 決定率% PA内数(本)
3節 1.6 13.5 4.4 11.5 8.6
4節 1.0 13.3 4.2 7.5 7.7
5節 1.3 12.2 3.4 10.9 7.1
※得点力+0.3点アップ、シュート・枠内数は減少傾向、決定率+3.4%改善
コンサ 得点 シュート数(本) 枠内数 決定率% PA内数(本)
3節 5点 24本 5本 20.8 21本
4節 1 13 4 7.7 10
5節 0 13 3 0 8
※全項目、急低下。チャンスメイク・決定力・シュートポイント全て低下。
基礎項目
パス数 同成功率 30m進入数 走行距離 スプリント数
3節 487本 77.6% 39回 107km 167回
4節 490 78.4 41回 114 169
5節 506 77.7 43回 114 169
※パス数・進入数(=攻撃数)・走行距離は着実に増加、成功率・スプリント数は維持。
コンサ パス数 同成功率 30m進入数 走行距離 スプリント数
3節 520本 83.3% 42回 119km 155回
4節 518 83.2 34 113 178
5節 428 73.4 40 117 186
※パス数・成功率=ゲームメイク力激減・リーグ平均以下の低レベル状態、攻撃数・走行距離は回復、スプリント守備が急増
試合数値からの結論は、「攻守バランス・守備主導チームよりの反撃は継続、その対抗策は、パス数増加と決定力改善で、シュート数=ゲームメイク数は低下させても、パスの精度で「支配率=ボール保持時間拡大」、シュート精度改善にて、「得点獲得(力)拡大」としたもの。
この「パス数・精度、シュート決定率」の改善が出来たチームのみが、勝ち点獲得チームとなったのが、第5節でした。次戦・第6節では、益々その傾向・動向が進展し、「パス数・精度、シュート決定率」を改善したチームが「勝ち点獲得」となるもの、となります。
2.コンサ状況
コンサについては、第5節・リーグの勝利の方程式・勝利条件とは「正反対」のチームプレイ・状況に転落し、次節までの改善が、連敗脱出・勝利獲得の絶対条件です。
「パス数・精度、シュート決定率の改善」は、
➀GK・DFラインからの「ビルドアップ」パス交換の精度が、その後のゲームメイク量と直結の失点数を決定付けますね。・・・この「リーグ最低ランクのプレイ」を、第4・5節で完全喪失したのは、大苦境です。しかし、ここは「担当選手のポジショニング・基礎的プレイの回復・改善」の問題で、本質は、選手のテクニック・フィジカルの問題・レベルではなく、「意識・認識」そのものの問題で、「適正な判断を欠いた原因は、プレイへの不安感・自信の無さを理由とした『誤ったプレイ、遅滞だらけのスピードとタイミング、冷静で正確な判断の喪失』」であり、ミシャの指導の見せ場・力の見せ所で、一気に「改善・回復」も可能です。
➁シュート決定力も、本質は、➀と全く同一で、「前線選手の意識・認識のもんだいそのもの」ですが、「適正なトレーニングによる習慣付け」の外的改善も可能ではあります。ただし「適正」なトレーニングの方法=「適正トレーニング・メニュー」も問題で、即効力ある適正メニューのシュートトレーニングか否か、もミシャの力の見せ所です。
第5節は、名古屋・風間監督のコンサ分析と対策が「完全炸裂・成功」となりました。これまでも、全チームが、対コンサチーム分析と対策を仕掛け、たびたび、その術中に陥り、敗戦・苦戦の経験も累積されています。前回第5節も同様ではありますが、大きな相違点があります。
対戦対策により「コンサのチーム戦術・プレイを、ほぼ全てマークされ、フリー状態・時間帯も全く無く、予定・想定プレイの実践を大きく阻止されたもの」でしたが、
~ほとんどの試合プレイ選手が『その厳しい局面の打開への意思・意欲・姿勢、そのトライ』を完全に失った~点は、これまでの全試合では起きなかった事態でした。
選手の自信と判断を全て奪われた完全敗北試合のダメージは、今後の試合で、「厳しくなると『また第5節の再発』との恐怖感がトラウマとして刷り込まれてしまい、払拭・脱却は相当期間が必要」との懸念が高いです。
当初から予想されていたコンサの弱点「若いチーム」=「成功実感の累積が乏しく、順調時には「勢いに乗れる」が、逆境時は、「不安の無さから、不安定さが発生、回復の経験も無く、立ち直り難い」、とのポイントがありました。
職人・ミシャでも、手を焼きそうな懸念点が、チームにやって来てしまった、かもですね。
この解決方法は、唯一つのみですね。『成功体験の累積』による精神(=自信)の強化、です。
このため「試合では、先制点獲得」「安定したプレイの徹底により基礎固めとし、ギャンブルプレイは当面回避」「起用メンバーに『経験者や強いハート選手』を加えた形成」「適正トレーニングを徹底・とことん実践し、トレーニング上の自信・成功感獲得」などは、必須条件となります。
2019年03月31日
前ブログでは、超撃ち合い試合を予想するも、大外れ‼️
失点は、ほぼ予想通り。
予想外は、無残なコンサ無得点•得点力。
先ず、失点原因は、想定通り、
①コンサビルドアップを完全マーク型で狙われ、そのポジションでの何十回もなったボールロストは、名古屋ショートカウンターの餌食。
名古屋の事前予定通りに、ゲーゲンプレスとショートカウンターで、仕留められ。
②パスミスとトラップミス、チャージミスのオンパレード何十回発生で、当然失点直結。ミスの多い順は、ダントツワースト1−福森、a.ポジショニングが上ずり、開けたスペースを菅がカバーするが、高さ・身体・体幹で負け、甘いチェックとスペース管理の守備低下、菅の攻撃への推進力消滅の原因、b.甘い相手との距離感で、全くチャージにならない、c.1失点目は、チャナティップのクリアミス、福森が攻撃時底となってしまい、第1カウンターチェック者にかかわらず、ポジショニング上ずりで、カバー位置を開け、カウンターの第1チャージを喪失、また、2失点目は、不用意に飛び込み、ソンユンのラストセービングを邪魔したもの、と2失点の元凶。
ワースト2位−進藤 相手カウンター選手との間合いを詰めが甘く、全くチャージにならなかった。ワースト3位 深井 今までで最低のパフォーマンス、ポジショニング、動き出しが全て遅れ、身体もプレイも全くキレを欠く。
コンサの守備崩壊の仕組み、メカニズムは、
深井のキレの無さが発端で〜動き出しがあまりに遅い事から福森が飛び出し、3ボランチかの様な密集となるも〜深井と福森も相手スピードに付けず、ボランチの位置はフリープレイを許す状態に陥る〜福森が飛び出した元スペースのカバーを遅れ気味で菅が行うも、コンサ左サイドは、がら空き、フリースペースとなり、相手右サイドからの自由な突破、そのカバーに中央の荒野も左に引かれ、そのカバーにルーカスも左にスライドじ〜コンサ右サイドもスペースが空き自由な突破を許す事となった。
左右のサイドフリースペースから、自由にパスが入り、そのパス起点は、どんどん、ペナルティエリアに近づき、ペナルティエリアライン辺りからのクロスやスルーパスがフリーで入り、ラストパス、決定機の連続、多発から、沈着なシュートがあり、大量失点となった訳。
始まりは、深井〜福森〜菅〜荒野〜ルーカスとリスク・スペース発生の連鎖となりました。
そして、
③情け無い点ですが、名古屋に走り負け。これで、決定的。コンサの美徳だった、全選手、ひたすらに、真摯に、走り抜く、との姿勢、精神が欠けていた。
これじゃあ、勝てる訳無いわ‼️
つまり、身体は動かない、気持ちも入らず、真剣さを欠き、ミスだらけ、ボーとプレーし続けた、試合。
鼻から、勝負になってません。
試合開始3分で、第5節は終わってしまった!終わらせてしまった!
今週は、オフは絶対有りませんね。ミシャは、怒ると徹底トレーニングに入り、次節のコンディション調整も二の次として、精神が立ち直るまで、超ハード、スパルタトレーニングとします。
明日のトレーニングからが見ものです!
戦犯選手は、指名され、ハードのさらにハードトレーニングが待ってますね‼️
しょうがありません!
不甲斐ない試合をした責任を取らなければ、次には進めません!
当然です!
2019年03月27日
本日のトレーニングは、定例10:00〜スタートが、移動して、14:30〜となっています。
これは、代表組の帰札・合流の上、各選手のフィジカルコンディションを確認し、チームプレーとのフィッティングの点検のためのスケジュールです。
今日のトレーニングは、最重要価値のトレーニングになります。
各選手の代表戦でのコンディションは、良好な状態ですが、岩崎とチャナティップの長距離移動のダメージが大きそうですね
次節対戦への影響は、スタメン起用の際、試合フルタイムは保たず、途中交代のタイミングが大事となりそうですが、問題があるとすれば、チャナティップだけだと思われます。
交代候補の岩崎は、昨夜試合での2得点で、ノリに乗ってますので、期待大ですね!
いずれにしろ、明日の前々日移動があり、次節起用選手は、二本建てでの決定となりそうです。
つまり、ロペス、ルーカス、深井、菅、福森、宮澤、進藤、菅野までは当確で、第一弾として今日決定。
武蔵、岩崎、チャナティップ、ソンユンは、明日朝のコンディション回復度を見て、問題無ければ第2段当確。ここに、体調不良荒野もその扱いで。
サブメンバーは、菅野は当確ですが、白井、小野、石川、中野も第一弾当確で、それ以外は、明日朝の候補選手コンディション次第となりそうです。
次節まで、あと3日間は、移動はあるも、コンディションは充分可能で、代表戦の後遺症は無いものとなりそうで、それだけでも良かったですね。
しかし、活躍組 チャナティップ・岩崎 と、不完全燃焼組 武蔵・ソンユン、それぞれ、次節での活躍のエネルギー充填・爆発寸前、である事は、何よりの収穫です。
次節での大活躍の姿が、ハッキリと目に浮かんで来ます‼️
*ジェイは、やっぱり間に合わないのですね。武蔵の代表戦を観て、ポストプレーは、ジェイかロペスを強烈に実感しました。後半、乱打戦でのジェイ投入は、絶対的な切り札となりますね!早く帰って来て〜‼️
2019年03月26日
前ブログで、当面の試合目標を【第5〜7節・3連勝・勝ち点9獲得】と設定しました。その根拠・理由は、前ブログの通りですが、今シーズン最終目標の為には、必達目標です!
しかし、対戦チーム名古屋は、攻撃型の看板のまま、強力守備も手に入れ、今シーズン、眠れる虎を起こしたかの様な、鮮やか戦績を刻み、コンサを瑞穂スタジアムで、食い尽くそうと虎視眈々と準備中です。
前ブログでの対戦想定の結論は、
〈コンサの先制、更に追加点で、試合をリードし、超撃ち合い・叩き合い試合に持ち込む展開〉で、最終試合結果は、【 4ー3 】での撃ち合い勝ち、が最有力対策、との内容でした。
昨シーズンの名古屋は、リーグ最弱の守備力により、強力攻撃力のみでの、撃ち合い試合しか無かった訳ですが、今シーズンは、先制しそのまま守りきりの勝利パターンも入手しています。
次節の最悪試合展開が、そのパターンで、その今シーズンの得意な展開に絶対にしない事が、ポイントです。
では、コンサの予想です。
1.戦術・試合展開
超撃ち合い試合との試合展開の為には、
コンサは、
「スピード」勝負による守備陣突破~現在、リーグではコンサのみstyle
・・・名古屋の超強力守備陣も、最速状態のコンサ攻撃は、阻止不能、触れることも、触ることも出来ません。
パススピードは当然、ポジショニングスピード、スペース・ギャップを突くスピード、そのための、判断とチーム共通意識のスピードで「マッチアップでの勝ち」を取り、「相手プレイ前のタイミングでのプレイ」で、名古屋堅守・強力守備陣をズタズタに破り、崩します。
この戦法・戦術は、「全選手一体となり連動出来る時間」は現行フィジカルから、限られますが、試合開始後5分〜25分の20分に勝負を賭け、先制点と更に追加点の2得点を獲得。その後、名古屋の激しい攻撃・反撃が開始されますが、攻守のバランスは時間経過と共に崩れ、攻撃優先、特に、名古屋SBの守備戻りが鈍り、守備を低下させての攻撃体制が続きます。名古屋の激しい攻撃で、失点もあり得ますが、後半開始から、再度「コンサスピード攻撃時間」を作動し、その時間帯は10分程度で終了しますが、試合は「超撃ち合い」展開となり、そのまま、試合終了まで、撃ち合い継続の激闘とするものです。
纏めると、
コンサの最強攻撃戦術【超スピード攻撃】を試合開始5分〜25分、後半開始〜55分の計30分、謂わばコンサ【ストロングタイム】を仕掛ける展開です。
これで、間違いなく俺試合展開の主導権を握る事が出来ます!
戦術は、最新型【3-4-1-2】基本フォーメーション、可変システムです。
攻撃時間(攻勢時)は、DFラインをハーフラインまで上げ、全FP選手相手陣内布陣、
逆に、守備時には、D'3rd上付近にDFラインを布陣し、【5-3-2】フォーメーションでのブロック守備。 今シーズンのコンサ失点は、セットプレー1失点以外は、ほぼカウンターでの6失点で、守備時のブロック守備は未だ破られていない堅守です。
コンサの守備は、偏に「対カウンター対策」に尽きますね。
※ちょっと横道ですが、コンサの左サイドは、結局「菅」で固定ですね。その理由が、この堅守と関連しますが、コンサのサイド選手の特殊性です。
コンサのサイドは、
攻撃時には、最前線・5トップの一角として「最前線選手」WGになります。
しかし、相手と均衡・一進一退局面では、中盤選手で、相手パス交換阻止・ボール奪取、一転して、攻撃起点の「中盤選手」SHです。
そして、相手カウンター・攻撃時には、どこにポジショニングしていようと、一気に最終盤・5バックの一角の「最終盤選手」SBです。
この3ポジション・3役を要求される「リーグ随一過酷ポジション」がコンサのサイドです。最大の過酷条件が、➀最前線~最終盤までを、カバー・上下する運動量とスピード➁試合経過での激しい累積疲労に負けずに動き続ける意識・闘志・責任感の2条件となります。他チームでも、SBの攻撃参加はしばしば見ますが、10回中2~3回で、コンサの様に「10回中10回」ではありません。
この過酷な条件から、辛うじて働ける選手は「菅」のみで、期待の「中野」はSB不十分、「白井」もフルタイム(10回中10回は短時間で、2~3回に低下)は無理、「石川」も意外に、菅~石川~白井~中野、の運動量ですが、全時間帯は無理。
右サイドも同様ですが、駒井は合格でしたが、途中でガス欠となり、途中交代が必要でした。今シーズンは、駒井のボランチ定着により、ルーカスの攻撃力を期待に、SB役は進藤・荒野でカバーし起用継続、しかし、続く早坂も石川と同様に高い運動量と精神力がありますが、カウンター時のスピードに難あり、となっています。
菅は、過酷な条件の中、定着・起用されていますが、その代償が「リーグトツプランクの運動量・スピード獲得」が期待されます。将来のポジション・スタイルは、宮澤の様に「全く不明」ですが、その獲得した「実力」は大きな開花と成る事をお約束しましょう。
試合展開は、
試合開始 ~ 5分 コンサ<スピード攻撃>攻勢
~25分 先制点・更に 追加点獲得
~45分 名古屋攻勢開始となり、撃ち合い試合。
名古屋得点し< 2ー1 >勝勢で前半戦終了
後半開始 ~55分 コンサ<スピード攻撃>
追加点獲得 < 3ー1 >
~65分 名古屋攻勢再開で、撃ち合い試合。
名古屋追加点獲得< 3ー2 >
コンサ選手交代で活性化
~75分 コンサ選手交代で補強・活性化
~90分 激しい撃ち合いの中、両チーム追加点獲得
< 4ー3 >で、試合終了
との試合展開。
2.コンサメンバー
コンサ練習ブログでは、代表組以外では、ジェイ・中原・駒井・荒野の姿が見えませんね。小野は復帰している様です。
激しい撃ち合い試合、<スピード攻撃>2時間帯作動のためのメンバーを選択です。
(スタメン)
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 荒野 ルーカス
福森 宮澤 進藤
ソンユン
(サブ)
岩崎・白井・中野・石川・小野・早坂
菅野
※荒野離脱は体調(風邪?)、2日間で直して。
離脱の時は、代替はボランチ宮澤・石川CB、サブにミンテ
ですね。
スタメンに、判断スピードの遅い選手は禁止です。
途中の「撃ち合い・混戦」でなら、テクニック型やスピードの遅い選手も有り得ます。小野は、ワンタッチパスの名手で、判断スピードも速く、スピード攻撃の条件は十二分に持っていますが、唯一つ、スピードアップ持続時間が「20分」はありません。後半開始~の10分間なら、可能ですね。小野の起用法も、ポイントとなりそうです。
強敵にまで大成長・ステップアップした名古屋を撃破する対策は、しっかりあります! しっかりトレーニングでチーム共通理解とし、がっちり実践で、撃ち合い勝ちの達成となります。
2019年03月25日
1.これからのシーズン展開
さぁ〜! リーグ戦再開・幕開け試合は、今シーズン、実力が現れ始めた新興 名古屋戦。ちなみに、次のリーグ中断は、6/1リーグ第14節広島戦となり、名古屋戦以降、7週間連続日程となり、今シーズンのポジションを決定付ける最重要ターンとなるものです。
今シーズンの全体展開を見ると、今期は長期中断期間は無く、昨シーズンの様な、チーム立て直し、再建できる期間は無い事となり、結果として、次のターンの戦績・ポジション・順位が、チーム戦力・ベクトルとなり、シーズン最終結果に繋がるとの想定が濃厚です。
今シーズン目標;リーグ戦上位=3位以内のため、このターンは、リーグ戦10試合を、【勝ち点21】と予測され、7勝0分3敗〜6勝3分1敗のどちらかしかありません。
コンサの攻撃優先・攻撃型戦略は、勝ち点獲得上は、勝利数にこだわり、その分、敗戦数も一定程度許容され、達成確率は上がるものです。
「負けない・守備主導」戦略では、引き分け価値を中心とするも、勝ち点21獲得は、試合数21は無く、10試合で10勝ち点にしかなりません。この戦略は、降格回避戦略のチームでのみ、あり得る戦略で、リーグ上位を狙うチームではあり得ません。
何れにしても、7勝0分3敗以上を狙います!
その為、どのチームを勝利ターゲットとするかは、重要戦略となりますが、ミシャは全試合勝利狙いと設定しますネ。
確認で、第5節節〜第14節対戦チームは、5名古屋(2位)・6大分(3位)・7C大阪(14)・8横浜FM(7位)・9磐田(16位)・10神戸(6位)・11松本(12位)・12FC東京(1位)・13G大阪(9位)・14広島(4位)
この順位を尊重すると、1位FC東京、2位名古屋、3位大分に敗戦、他の7チームに勝利、との展開が見えて来ますが、
現実・実戦感覚では、横浜FM7位、FC東京1位、広島4位との対戦に負担感、高難易度を感じますね。
この3チームに共通するポイントが、「試合巧者・相手ストロングポイント消し優先型は」で、現コンサのチームカラーから、やや苦手ジャンルチームです。
コンサは、「超?攻撃型サッカー・コンサ式ミシャ戦術」で、攻撃最優先の「殴り合い勝負」での「攻撃力・得点力勝ち」を得意パターンとしていますね。
「攻撃優先」「パスサッカー」「走り勝負」どの戦略・戦術ともに、コンサは、相性の良いチームとなります。その反対に、前節鹿島を代表とする「高プレー強度」「コンサ攻撃パターンを全て対策・対応・防御型」チームが苦手となる訳ですが、現コンサの戦術は、選手個々の能力アップによる、というレベルまでは達して居らず、戦術上の論理的優位で、勝利している段階だからです。しかし、武蔵・ロペス・ルーカス・駒井・チャナティップの戦力構成により、個々選手の能力による戦力向上も加わり始めている所です。この「個々の能力が戦術のパワーに加わる」事は、コンサの戦術阻止の基本対策「インテンシティーの強い個の力で、コンサの個の選手プレーを潰す、停止させる」を打破する、「潰す相手プレー、停止させる相手プレー」を上回り、躱し、外し、突破するとの改善・進化です。
という事で、本ブログでは、
当面の試合目標を【第5~7節・3連勝・勝ち点9獲得】としましょう。
2.次節対戦チーム名古屋点検
次節への日程は、
月曜 名古屋対策全体トレーニング
火曜 Aチーム候補 対策トレーニング
Bチーム Aチーム補助
水曜 Aチームほぼ決定 対策トレーニング
Bチーム Aチーム補助
木曜 Aチーム 朝フィジカルトレーニング 後 移動
Bチーム 戦術基本トレーニング
金曜 Aチーム チームブログには(愛媛県)との記載でしたが
(愛知県)と1漢字誤りで、現地トレーニング
Bチーム 戦術基本トレーニング
土曜 Aチーム 第5節名古屋戦
Bチーム TM 設定?
で、3日間で、名古屋対策です。
では、名古屋の現況です。
順位2位 勝ち点9 3勝0分 1敗 9得点 3失点 得失差6
2018シーズン
順位15位 勝点34 12勝5分17敗52得点59失点 得失差-7
今シーズン、得点数はリーグ1位は昨年4位が拡大、しかし、今シーズンの驚異が失点数が激減の3位で、昨年ワーストの同数17位から一転した点です。
この変化は、どこにあるのでしょう?
サッカー戦略「徹底したパスサッカー・攻撃優先戦術」は、今シーズン益々度合いを強め、攻撃力・得点力を維持・拡大している基盤です。昨シーズンは、そのため➀高い位置のDFライン設定を突くカウンターリスク➁ビルドアップをDFライン前後で狙われ、相手ショートカウンターからの失点多発の、ロングカウンター・ショートカウンターのリスク管理失敗が、リーグ最低失点数とした原因でした。
今シーズンのボール保持位置・DFライン設定は、昨シーズンとほとんど同一です。
しかし、決定的に変化したのが、フォーメーションで、昨シーズン【4ー4ー2】と【3ー4ー2ー1】の併用型で、対戦相手により選択型。
対して、今シーズンは、対戦相手による選択を【4ー4ー2】のみに固定。メンバーは、昨シーズンの中心CBはそのまま、2CB(丸山・中谷)として起用、LSBに鳥栖中軸の吉田を移籍獲得、RSBに中堅宮原と4DF陣が安定化。
丸山FC東京2017・中谷柏2018・宮原広島2017・吉田鳥栖2019と、助っ人・優秀DF陣が、連携向上・戦術習得し、チーム定着したものです。
更に、ボランチに、FC東京中軸の米本を獲得、ポルトガル1部のバリバリボランチシミッチとのWボランチで、
➀3バック脇スペースが、4バックで縮小・消滅
➁強力4DF+強力2ボランチで、守備力・ボール奪取力が急上昇
により、失点が一挙に激減したものです。
両サイドハーフ+前線2+Wボランチ攻撃参加+SB攻撃参加で、「強力攻撃力」を維持し、加えて、強力DF・Wボランチ・名手GKランゲラックで「強力守備力」チームに変貌したものです。
加えて、今期獲得新戦力の即戦力化に成功しています。
先ほどの、SB吉田・Wボランチ米本・シミッチに加え、FW赤崎(レンタル)・RWHマテウス・追加投入の切り札昨年特別指定で今季A契約の早大相馬と多国籍軍の活躍があり、前記の2017~2018獲得選手と合計すると、全選手多国籍軍のチーム構成となります。ここまでの徹底は「チーム戦略」であり、当面、高能力・レベル多国籍軍によりAチーム構成とし、その影響を期待しつつ、「育成選手でのチーム形成は将来に委ねる」ものとの、割り切った・現実論です。
昨シーズンは、それが故の「連携不具合・戦術理解不徹底」で、低戦力に甘んじていましたが、今期は、既に現実の結果に至っている、という事です。
いずれにしても現況は、「やや攻撃を低下させて、守備力を拡大するフォーメーション変更をするも、なおリーグ最上位攻撃力の攻撃主導型で、強力攻撃+強力守備のバランス型に変化し、新戦力も戦力拡大に寄与し、リーグ2位としている」という事です。
ちなみに、前節試合データを対比コンサで記載しておきます。
攻撃
チーム 得点 30m進入数 シュート数 枠内数 決定率 パス数 成功率
名古屋 0 60回 14本 6本 0% 606本 80.7%
コンサ 1 34回 13本 4本 7.7% 518本 83.2%
守備 全体
チーム 失点 被シュート数 被決定率 支配率 走行距離 スプリント数
名古屋 1 13本 7.7% 61.3% 109km 157回
コンサ 3 14本 21.4% 53.9% 113km 178回
得点パターンは、
セットプレー 1点
クロス 2点
ショートパス 4点~44.4%
こぼれ球 1点
その他 1点 ショートパス・スルーパスでの得点が得意です。
失点パターンは、
PK 1点
クロス 1点
スルーパス 1点 セットプレー防御・カウンター防御は完全作動しています。
3.名古屋対策は
攻撃力は互角、パスサッカー基礎のパス数は名古屋優位・精度はややコンサ
守備力は名古屋優位、走力はコンサ、との数値です。
やはり、名古屋のフォーメーション転換は、シュート数の減少との試合数値で、攻撃力低下を示しています。また、昨シーズンはリーグ最低ランクのクロスが、今シーズンは、SB攻撃参加もあり、リーグ中位まで上昇していますが、コンサが優位です。
この様に、攻撃力は高水準・穴だった守備も一掃して強力守備力に変貌し、順位2位の通り、高戦力を証明しています。
コンサは、「撃ち合い真っ向勝負」を挑みますね。風間監督は、「この殴り込み・真っ向勝負」は受けて立つ性格ですね。という事で、
コンサ「強力攻撃力」Vs名古屋「攻撃・強力守備のバランス型」ではなく、
Vs名古屋「攻撃優先+強力守備付型」との闘いになると予想します。
ここに、大きく・或る意味唯一の付け込む隙間がありそうです。
つまり、オープン型の試合展開に持ち込む事が大事で、
そのための絶対的条件が「先制点・追加点の獲得」です。そうすると、風間監督は「バランスを崩しても、攻撃力強化の追加策を取り、益々、撃ち合い勝負の舞台となる」との展開です。
しかし、逆に「名古屋先制」の場合は、冷静な試合展開で「攻守バランスを取り、失点絶対阻止=コンサ攻撃の阻止力拡大」との展開となり、「0ー1」との結果で見えてしまいます。
名古屋の強力守備陣の攻略法は、ただ一つだけありますね。
・「強力フィジカルの体幹・当たり勝ち」での守備陣突破~湘南・鳥栖style
・「ハイテクニックで、個々の戦い勝利・連続」による守備陣突破~神戸style
・「戦術上の優位による」守備陣突破~横浜FM・浦和style
・「高インテンシティー」のマッチアップ勝利による守備陣突破~鹿島style
どれも、名古屋はブロック出来ます。
〇「スピード」勝負による守備陣突破~現在、リーグではコンサのみstyle
名古屋の超強力守備陣も、最速状態のコンサ攻撃は、阻止不能、触れることも、触ることも出来ません。 実際、リーグには阻止可能チームはありませんね。
しかし、その最速コンサ攻撃の継続時間・回数が課題です。
少なくとも、試合開始直後に、作動開始し20分間作動し、その間、<最初の決定機を必ず得点とする>事で、更に追加点獲得となる「20分で2得点」を達成・掴み取れるものです。
その後の試合展開は、撃ち合い合戦の壮絶試合となり、試合結果は「コンサ4得点ー名古屋3得点」の1得点差の勝利が濃厚です。
ミシャの謂うところの「お客さんに最高に面白い試合」ですね。
間違いなく「大勝負!!」で、コンサのシューターは「シュート決定率100%」を追求しなければならない、決定機は全て得点実現ほ目指す闘いでもあります。
2019年03月23日
次週土曜の第5節・名古屋アウェイ戦を見据えて、コンサのトレーニングは、積雪の邪魔・チャチャが入り、想定外のメニュー変更です。
前節・鹿島戦敗戦は、マスコミ的には「完敗」の評価が続いていますが、実は、そんなに「悲観・深刻状態ではありません」。
そのポイントをテーマにブログ記載してみます。
1.前節鹿島戦・敗戦の意味~鹿島チーム戦術と関連して
前節の評価は、ほとんどが、「完敗・個と個の戦いで勝負負け」との内容でした。
本当にそんな完敗・問題点多数の状態なんでしょうか?!
少し、点検してみましょう。
先ず、そのための材料を試合データから、コンサVS鹿島 を対比します。
コンサ 鹿島 対比
全体
支配率 53.9% 46.1% コンサ〇
走行距離 113km 110km ドロー
スプリント数 178回 168回 ドロー
攻撃
得点 1点 2点 コンサ×
30m進入数 34回 34回 ドロー
パス数 518本 372本 コンサ〇
同成功率 83.2% 80.1% ドロー
シュート数 13本 14本 ドロー
PA内数 10本 9本 ドロー
枠内数 4本 5本 ドロー
決定率 7.7% 21.4% 鹿島圧倒コンサ×
クロス数 16本 14本 ドロー
同成功率 25% 35.7% やや鹿島△
守備
被シュート数 14本 13本 ドロー
タックル数 12回 30回 鹿島圧倒、コンサリーグ最少
クリア数 18回 28回 鹿島厚東、コンサリーグ最少
インターセプト数 1回 2回 ドロー
被決定率 21.4% 7.7% 鹿島圧倒、コンサリーグ最少
との試合データ。
試合の基本となる「走力」は、両チーム同値。ボール支配なよる試合全体コントロールも、ほぼ均衡。
攻撃は、回数、ゲームメイク力のシュート数、シュート精度の基礎となるシュートポイントのPA内シュート数も同値、攻撃ラストのシュート精度は、枠内数同値ですが、唯一の相違点で、試合勝敗の分岐となった決定率、との点検結果です。
つまり「試合基礎レベル・内容は、完全均衡状態、攻撃も、ビルドアップ~ゲームメイク~枠内シュート数までは、完全同レベル。攻撃のラストとなる、枠内シュートまでは同レベルで、【より厳密なシュートのタイミング・ターゲットの質の違い】でした。
しかし、試合評価で、完敗とまで酷評される根本原因が、守備項目では明白です。
被シュート数の「鹿島ビルドアップ~ゲームメイク~シュート」回数は同値で、基礎守備力は同レベル・均衡が数値は証明します。
しかし、その間の守備項目を注視すると、
コンサの タックル・クリアの極端な低数値が注目されます。ここで、「攻撃型サッカー」では「守備項目減少」との意見が出そうですが、これは「間違い」ですね。「攻撃型サッカー」により、仮に、圧倒的ボール支配で、試合全体が「攻勢・攻撃続行」状態であれば、物理的に「相手の攻撃時間が減少し、必然的に相手攻撃数が減少し、コンサ守備数が減少となります」が、支配率数値の通り、攻守時間=攻守回数は均衡していて、鹿島の攻撃回数=コンサ守備回数は、試合数値で点検した通り、均衡・同数値でした。
という事で、同回数の守備回数に拘わらず、その守備項目値=守備プレー数に「コンサは異常な数値」が並んでいる、と言う事になります。
その結果は、リーグ最低の被決定率=DF・GK守備が作動せず、2失点となった、とのものでした。
言い換えると<コンサの守備では、タックルとクリアーをしない>との結論になります。そんな極端なプレーを選択している理由は、何でしょう?
結論を先に記載しますね。
コンサの「極端に低いタックル数・クリアー数」は、
➀守備での相手選手との距離・タイミングの甘さ
➁パスサッカー戦術=「簡単にクリアーはせず、パスを狙う」の認識の甘さ、の2つの理由が原因です。
実は、この点が、前節・鹿島の戦術と密接に関連して来るのですね。
視点を変えて、鹿島の戦術を点検してみます。
鹿島は、リーグ随一・唯一の「インテンシティー(プレイ強度)戦術チーム」です。
インテンシティーは、一般的に「プレイ強度」と置換されますね。
しかし、その意味は、単純な「強靭な身体能力・激しい激突」プレイとの意味ではありません。
インテンシティーの定義は、色々とあるとされますが、
➀フィジカル直結の意味ではなく、「相手プレーを阻止や突破する強い力」
・・フィジカルの強靭さで、阻止や弾き飛ばしの突破は時代遅れです。例えば、あの都倉は、強靭な身体を持っていましたが、決して突破力ある選手ではありませんでしたね。相手DFはそんな体力・身体勝負で負ける選手は、J1には居ませんし、そのレベルの選手は、リーグ・ダウンを繰り返しています。
➁必須能力は、「相手選手との厳しい間合いとのポジショニング、相手選手にプレー時間を与えないスピード、相手選手の将来プレーの予見・想定の厳しさ、相手プレーに先行するタイミング・独創性の厳しさ」とされます。
・・この典型例選手が、コンサに在籍していますね。~~<チャナティップ>です。あんなに身体条件は優位でない選手に拘わらず、「インテンシティー選手」です。
良く、高インテンシティーの代表例として挙げられる選手が「イニエスタ・Jリーグでは遠藤」ですね。 身体能力・テクニック、と同時に、戦術理解と「プレー強度」を厳しく追求する「頭脳・精神」の3つが条件です。
そして、鹿島の戦術が「インテンシティー戦術」です。
鹿島は、システム・フォーメーションによる「論理的・物理的戦術」でもなく、「走力至上」戦術でもなく、また、極度の「守備力」主導戦術でもありません。
Jリーグ創設以来、リーグ・アジアのトツプリーグを戦う中、最大優先の戦術が完成したものでした。それが、極度の偏重・偏向・主導・優先は、勝利に直結しない、その最短・必須手段が、「攻守バランス型フォーメーション」+「インテンシティー重視・優先」との戦術です。
最大の特徴が、
<相手選手との間合い・距離感はギリギリまで迫る位置取り>・・・甘い位置は相手プレーを許す
<相手プレーに先行するチェック・タックル・クリアー>・・・相手攻撃を断ち切る
の2点をチーム全体、選手全員が徹底し、厳しいプレーの連続となります。
一見、「リアクション戦術」とみられかねないですが、「相手戦術のストロングポイント阻止、カウンター主導」ではありません。
結果として、「相手攻撃を、インテンシティー戦術作動でボール奪取~カウンター」との局面も多数発生しますが、「ボール支配率を上げても、攻撃主導も取れる戦術」で、実際は「攻守バランス」フォーメーションとしている訳です。
この様に、この2つのポイントを見て、<個と個の戦い>と捉えられるのですが、前節のコンサ戦でも、全くその通りに作動した訳ですね。
2.次節への展望
でも、皆さん!「安心して下さい!」
そんな「インテンシティー戦術」との超絶・ハイレベル戦術を持つ、また、高いレベルで実践するチームは、「鹿島」のみの1チームだけですね。
~指向するチームは、FC東京・横浜FM・名古屋・神戸・広島の5チームが狙っていそうですが、戦績の縛りや、選手層、また、大人の事情もあり、そのレベルは、「作動したり・しなかったり、その戦術を指向したり・しなかったり」と問題外。
次節対戦の名古屋も、監督風間の妄想・夢の中にはありそうですが、指向・実践している戦術は、「甘い 選手との間合い、タイミング」のオンパレードです。
しかし、コンサの守備の偏重しているウィークポイント・リスク濃厚
「極端に低いタックル数・クリアー数」は、
➀守備での相手選手との距離・タイミングの甘さ
➁パスサッカー戦術=「簡単にクリアーはせず、パスを狙う」の認識の甘さが原因でした。
この「インテンシティー」点検の中に、コンサの改善対策・糸口がありましたね。
第2課題改善策「相手プレー予測のアップ・そのためのポジショニングの修正改善・プレイタイミングの早期化の修正改善」ですね。
現在、トレーニング・メニューとなっている筈! た・ぶ・ん!!
こんな超・難敵 鹿島は、コンサ後半戦での「攻撃力=『鉾』の鋭さ」の成長を測る「試験試合」で対戦です。
それまで、コンサの第1課題「シュートのタイミング・ターゲットの修正改善」も加えて、ラスト1週間、徹底トレーニングで、「名古屋撃破・複数得点差勝利」達成です!!
2019年03月22日
国際Aマッチデーのインターバルで、コンサトレーニングは、前試合から二日目。
前節・鹿島敗戦の改善課題への取り組みが始まっています。
トレーニングに参加選手は、代表組4選手;ソンユン・チャナティップ・武蔵・岩崎を除くと、駒井・小野・ジェイ・中原の姿がありませんね。
この12日間では回復・リカバーは無理の様で、現在戦力は改善困難との予想となります。
という事で、Aチームの戦力強化のためには「本来戦力の発揮を阻害する要因・課題の改善」のみとなります。
「トレーニング」の真価が問われる局面です。
では、前節のコンサ課題点、そしてリーグ全体動向を、試合データより点検・確認しましょう。
1.リーグ全体動向
第1節~第2節~第3節と、「攻撃優先」指向が増大し、「攻撃数値・得点値」の攻撃力・得点力が増加してきました。
しかし、その増加ベクトルは、第3節で「ピークアウト(頂点通過)」し、ベクトル(動向)は、その「攻撃力」が高い状態のまま「攻撃ー守備が均衡状態」となりました。特に、個別チームで、攻撃力主導により、勝ち点獲得を進めてきた「好調・上位チームに変調」チームか産まれ始めました。
前節順位 → 今節戦績と順位
1位 名古屋 → 0ー1負 2位
2位 F東京 → 1ー0勝 1位
3位 横浜FM → 0ー2負 7位
4位 コンサ → 1ー3負 10位
5位 神戸 → 1ー1分 6位
6位 大分 → 2ー0勝 3位
7位 広島 → 1ー0勝 4位
しかし、第3節~>第4節のリーグ平均値対比では、主要数値はほぼ同水準値で、変化はなく、「唯一の変化値」が「決定率・得点」でした。
数値対比
項目 得点 シュート数 枠内数 決定率 失点 被決定率
➂節 1.6点 13.5本 4.4本 11.5% 1.6点
➃節 1.0点 13.3本 4.2本 7.5% 1.0点
対比 -0.6点 同一値 同一値 -4% -0.6点
これ以外項目は、
パス数490本・同成功率78.4%で攻撃数値は前節と同数値。
失点数と被決定率は得点と同一ですね。
守備項目数値、走行距離114km・スプリント数170回・30m進入数40.9回も前節と同一値。
つまり、
第4節の決め手・キーポイントは、
「シュート決定率低下とそれに起因する得点減少=被シュート率も低下と失点数も減少」でした。
前節までの上位チームは、「高い攻撃力・得点力」スタイルチームでしたが、一転して、「決定率急ダウン」により、「得点獲得が減少し、失点自体も減少するも、勝利に到達しない展開」となったものでした。
課題点は、【決定率】改善が、最大・最重要課題です。
更に、その「決定率急落の原因」が問題で、改善への近道があるかもしれませんね。想定される関連項目としては、シュート数・枠内数・PA内シュート数が有り得ますね。
前節上位陣数値を見てみましょう。
今節戦績 ( 第4節ー第3節 の増減値 )
1位 名古屋× シュート数△3 枠内△3 決定率△11.8% PA内数△3
2位 F東京〇 シュート数△3 枠内△2 決定率+1.4% PA内数△5
3位 横浜FM× シュート数±0 枠内±0 決定率△14.3% PA内数△4
4位 コンサ× シュート数△11 枠内△1 決定率△13.1% PA内数△11
5位 神戸 △ シュート数△4 枠内△1 決定率△4.1% PA内数△5
6位 大分 〇 シュート数△6 枠内△2 決定率+10.7% PA内数±0
7位 広島 〇 シュート数+2 枠内+3 決定率△1.7% PA内数+1
リーグ平均 シュート数△0.2%枠内△0.2%決定率△4% PA内数△0.9
シュート・PA内シュート数は、コンサ以外は、毎試合ほぼ同数値、しかし、決定率はチーム毎に大きく変動し、コンサ・横浜FM・名古屋が大きく低下していました。
ここでの結論は、
【シュート数=チャンスメイク数=攻撃組み立て力は、変化なく、
シュートポイントの変化もなく、
シュート精度=決定率、のみ課題】という事でした。
なんども記載の通り、「シュート精度」=「テクニック・戦術の問題ではなく、シュートの意識・判断の問題」です。
そんなに一斉に、「攻撃型・攻撃主導チーム」に「シュート認識・判断」の低下が発生するのは、おかしい・有り得ませんね。
という観点から、想定してくるのが、次の推論です。
第1節~第3節まで一貫して増加して来た「攻撃優先」指向に対しての反作用・対策が、「守備主導・攻守バランス型チーム」にて用意・準備され、第4節での試合対戦で発動した、というものです。
具体的には、「攻撃型チーム」の攻撃時には、
➀「撃ち合い局面での、オープンスペースの展開」を「より自陣近くのブロック守備」体制で対抗し、結果としては、第3節までと同様な「ゴール近くまでの侵入~シュート機会」回数となるも、最終「シュートの得点阻止」をDF・GK密集ブロックで徹底阻止。
➁「第3節と同レベルのシュート」で試合開始するも、➀のシュートブロックが成功し、益々プレッシャーとシュートコースが狭められ、更に成功率を低下させる局面となり、攻撃型チームの「成功率」低下を誘われた。
➂「攻撃型チーム」の特徴・共通リスク課題の「相手カウンター」を集中的に狙われ、特に、スピードとフィジカルの強さを加えられて「強力カウンターられて」を反復され、失点となった。
という対策・具体的戦術が原因でした。
つまり、【単純に、シューターのプレイ精度に責任を課すのは誤り】という事で、原因は【第4節のシューターの個別能力・意識では無い】ですね。
「守備主導や攻守バランス型(戦術)チームからの反撃」は、一見、「個々のマッチアップ・対戦での競り負け」と選手の責任問題にされ兼ねませんが、そんな単純ではなく、相手チーム戦術・対策が想定を上回る「戦術負け」が本当でした。
2.コンサ特徴
ほぼ、1.で記載の通りですが、コンサは「シュート数が激減=チャンスメイク回数が激減」が重大ポイントですね。
コンサの最大のストロングポイントで、チームの売りの部分が「ゲームメイク力=チャンスメイク力」ですが、そこに直接・ダイレクトに手が入れられた訳で、重大課題点です。
第4節のシュートポイントは、「PA内シュート数10本・79.3%」とここも一見問題なさそうですが、実は、異なっていました。
10本中の5本は「PAライン上」で実質は「適正シュートポイント=PA内数は、5本・38.4%」まで低下していました。つまり、相手陣への侵入不足が「シュート精度=枠内数ダウン=決定率ダウン」の原因でした。
【コンサの課題は、シュートポイントをよりゴール近くとする=更にもう1本の侵入パスでの崩し】となります。
【更に、シュート数減少は、相手陣内へのパス交換成功率に直結していて、パススピード・タイミングのアップ】が課題となります。
得点獲得失敗の課題と改善策は以上ですが、
もう1点、失点減少への対策は、
【相手カウンター対策】で、➀第1コンタクトのミスプレイ・甘いプレイ排除➁リスク対策の意識・認識、ポジショニングの是正・改善となります。
コンサのベース・基盤戦力の問題ではなく、相手チームからのコンサ対策への対策の問題で、改善・解決策は、戦術・狙いのより徹底、プレイレベルアップに帰結していますね。
という事が前提で、現行トレーニングのメニュー・実践となっていますね。
~~~な~る程!! と感心しています~~!
2019年03月18日
前ブログで、「どんなミスも失点直結」とする鹿島、との指摘をしましたが、第4節の強敵・鹿島は「コンサ選手には巨大・強大・圧倒的なチーム」と見えてしまう、認識での試合スタートとなり、「のびのびプレー」とは真逆の「萎縮プレー」が、特にカウンターリスク局面で多発しました。また、試合スタートから、いつも通りに「反復攻撃」するも、「想定より手前・早い手順での、鹿島の壁・ブロックでストップ発生」が繰り返させ、「悩みながらの攻撃」に変化し、いつもの「攻撃の多様さ・スピード・キレ」は萎縮型で、スケールが縮む攻撃でした。
その原因は、マスコミリリースで指摘の通り、「個の戦い」で勝ちきれなかった、との指摘が多数となっていますが、
これは、コンサを知ってる方なら、熟知・承知している内容で、
その「個VS個」の戦いの単純型を、「個VS連携組織」の戦いに転換する、とのスタイルがコンサスタイル・コンシャ型ミシャスタイルですね。
しかし、昨日試合は、特に鹿島カウンター・リスク対応で、第1チェック局面での「選手のミス」が発生し、カバー選手は「鹿島の鋭さ・スピード」に立ち遅れ「カバー・連携組織守備」が作動できませんでした。
実戦での「選手ミス」は完全に撲滅は困難で、必ずどこかで発生しますね。特に、重要局面だからこそ、過度な緊張感・意識で身体・プレイのスピード・キレが若干遅れ、後追いプレー系のミスが発生するものです。
だからこそ、問題と課題は、「そのカバーの力・スピード・組織連携力」の発揮にあります。昨日は、その点は「惜しかった」部分ですね。
もう一度記載しておきます。【問題・課題は、ルーカス・宮澤・進藤のミス・個の力の問題ではありません。そのカバーの遅れが真因で、更にその原因が、相手プレー想定・予想力の甘さ・不十分さにあり、今後のトレーニングでの改善により解決するものです。】
もう1点は、【シュート成功率】をミシャは指摘しています。
試合速報データでは、
コンサ 鹿島
得点 1点 3点
シュート数 13本 14本
枠内数 4本 6本
決定率 7.6% 21.4%
鹿島はいつもの決定率、コンサは△5%超の低下。
実は、シュートポジションが両チームで大きく相違していました。
鹿島は、PA内比率は80%、対して、コンサは60%未満でいつもの△20%低下となっていた印象でした。つまり「シュートポジションが、いつも通りのゴールの付近ではなく、遠いポジションと離れ、枠内数・決定率が低下」となったものでした。実は、「あと1本ゴールへ進むパスが足りず」にシュートを打たされた、という事態によるもので、鹿島のゴール付近「堅守・守備」の固さによるものでした。
【課題は、もう1本・ゴールに進むラストパス】で、パスターゲット・パススピード・精度の改善・向上により、改善可能です。
全体のスタッツは、シュート項目以外では、
コンサ 鹿島
ボール支配率 53% 47%
走行距離 113.8km 110.9km
スプリント 178回 168回
支配率・走りも問題ありません。
バス数 502本 349本
成功率 82% 82%
パス交換も問題ありません。
CK数 8本 1本
問題・課題点も無く、全体は通常通りの内容と数値が証明しています。
という事で、課題点は「明白」で、改善も「明白」な試合でした。
12日間のオフタイムは、1日完全オフ「4日間特別トレーニング可能」+1日完全オフ「6日間・通常シーズン日程」となります。
この通り、シーズンスケジュールの「トライ可能期間の4日間」で、「今回敗戦の課題克服・対処」「戦力再整備」期間としましょう。
2019年03月15日
水曜の凡戦の暗雲も、一転、吹き飛ばした木曜の「代表」入りリリースで、コンサのアゲアゲ、イケイケの勢い・ベクトルは復活・活性化です。
このままの流れで、ホーム第2戦・第4節鹿島戦を迎えましょう。
コンサの代表選手は、3選手かと思いきや、4選手でしたね。
サムライ・ブルー(JFAの正式名称ですね)・・武蔵
U22(カテゴリーはFIFA・U-23)・・岩崎
U17(国際Aマッチデーはトレーニングのみ)・・大和
U15(2/11~15トレーニング実施済)・・MF佐藤 未来也君
皆さん、現在、コンサの日本代表4選手です。頑張って!
では、アゲアゲ・イケイケの勢いで、次節鹿島戦の予想です。
1.戦術・試合展開
昨シーズンのACLチャンピオン・強豪鹿島をドームに迎えますが、前回ブログの通り、鹿島は、今季スタート時、移籍離脱と新規加入による保有選手層の低下、主軸選手の故障長期離脱から、戦力ダウンの回復は未だ困難状態で、特に攻撃力が低下したままで、攻守バランス力・勝負強さは、守備主導に変化した状況が続く苦境状況です。
ここまでの3試合データ上からも、
コンサ 項目 鹿島
4位◎ 攻撃ポイント数 7位
6位〇 パス P数 7位
1位◎ クロス P数 9位
1位〇 ドリブルP数 3位
8位〇 攻撃回数 11位
1位◎ シュート数 6位
2位◎ 得点 8位
5位◎ 決定率 9位
~~~攻撃項目は、全項目 コンサが圧倒しています~~~
14位 被攻撃回数 3位◎
15位 被シュート数 9位◎
12位 失点数 7位〇
11位 被決定率 8位〇
====守備項目は、全項目 鹿島優位です====
4位◎ 走行距離 11位
12位△ スプリント数 10位△
ーーーー「走り・運動量」はコンサ圧倒ですーーーー
更に、
コンサ得点得意パターン占率 鹿島失点弱点パターン
スルーパス・・42.9% VS スルーパス・・66.7%
と、完全に一致しています。
つまり、
コンサの大得意・スルーパスからの決定機-得点は、
鹿島堅守の中での最弱点・スルーパスによる失点となる、という事です。
また、今季は未だ得点獲得にはなっていませんが、
コンサの看板・得意パターン-セットプレーによる得点は、
今季の鹿島のもう一つの弱点です。ここにも「得点獲得イメージ」が濃厚です。
注目の鹿島選手は、
・鹿島の現在の拠り所・堅守を担うWボランチ;レオシルバ・永木コンビは、リーグ最強ボランチコンビで、ボール奪取力・適正ポジショニングの能力は図抜けています。このうちの「レオシルバ」コントロールが最注目ポイントで、コンサ「チャナティップ」がスピード・強度は互角で徹底マークで征する事が重大です。永木は「深井」でカバーです。
・FW2枚~伊藤・土居は、パス供給元を抑えれば、驚異は普通レベルとなります。
そのため、
・両サイド~安部・レアンドロの抑え込み、両サイドバック~安西・内田の制約がポイントです。ここは、菅・深井・福森、ルーカス・進藤・荒野で、ゾーンの複数守備により制約・抑制を掛け、自由なパス供給阻止を掛けます。
・最後に、GK対決も重要で、クォンスンテVSソンユンの韓国代表勝負です。
実は、ここに名前の挙がらなかった選手~コンサ宮澤・武蔵・ロペスが、自由自在にプレイ可能で、試合展開を決定付けるキー選手となること・濃厚です。
という事で、
予想される試合展開です。
試合全般を通して「コンサ超強力攻撃力 VS 鹿島堅守守備力」が展開されます。
コンサ攻勢(攻撃フォーメーションにより、連続・反復攻撃時間帯)が多数回発生し、スピード、スペース・ギャップを突く攻撃をポイントとする多彩・多様パターン攻撃、サイドよりのクロス、DF裏への飛び出し攻撃、多数回・連続サイドチェンジの揺さ振りによる陣型崩し、それぞれの派生のセットプレーと「リーグ最強攻撃」を多数回仕掛け、決定機に武蔵・ロペス・チャナを中とし、他の多数選手も得点可能者・スナイパーとなる攻撃で、複数得点獲得を実現します。
鹿島の弱点、陣型揺さ振り、ギャップとスペースを突くスルーパス攻撃は、鹿島の堅守を断ち割り、決定機から得点必至!です。
守備面は、
攻勢の中、「鹿島の強力ボール奪取」から「カウンター・逆襲」が数回発生するでしょう。リスクは「コンサ攻勢」時も高い注意を集中し、「適正ポジション」取りの上、カウンターに対する第1ディフェンス局面が「勝負場面」で、鹿島カウンターのスピード低下・停滞を絶対課題として対抗し、第2ディフェンスのタイミングを確保出来るかが、ポイントです。
この鹿島カウンター第1ディフェンスが成功すれば、ほとんどのカウンターは阻止出来ます。
また、鹿島は、安易ミスは即失点となる相手チームですので、「ミスゼロ!」の一瞬も緩めない集中力と「相手よりも走り勝ち」を徹底・追及との真摯な、チャレンジ魂を持った「ストイックなプレイ、精神力、闘争心」が必須です。
想定試合展開は、
試合開始 ~ 20分 鹿島カウンター仕掛けの緊迫した中、コンサ攻勢・波状攻撃
30分頃までに 「先制点獲得」
~ 45分 一進一退もあり、緊迫の中「1ー0」で前半戦終了
後半開始 ~ 60分 鹿島攻勢があり、コンサ・ブロック守備にて緊迫状態
60分 選手交代で活性化
~ 75分 コンサ攻勢獲得、「追加点獲得」
75分 選手交代・活性化
~ 90分 終盤・鹿島逆転への攻勢、コンサブロック守備
「 2ー0 」完勝を獲得。
を想定します。
戦術
鹿島【4ー4ー2】・攻守バランス型の筈が、やや守備主導。しかし個々選手高能力から、強力ボール奪取からのカウンター型。
選手マッチアップのため、
コンサ・新戦術【3ー4ー1ー2】基本システム・超攻撃システム可変型
ボール奪取(攻撃へ切替)→【4ー1ー1ー4】
コンサ攻勢 →【3ー2ー1ー4】
トツプ下【-1ー】にチャナティップ配置型ですね。
守備時 →【5ー3ー1ー1】ブロック・密集組織守備
です。
特に「前線からのボール奪取(最新流行ゲーゲンプレス)」~「ショートカウンター」は、最新の大得意得点パターンです。当然「最前線での守備=相手DFラインへのタイトチェック」は相手の守備陣よりの「自由なビルドアップ」を阻止し、相手攻撃を大きく阻害し守備力にも直結します。
「前線からの守備」のカバー領域も、コンサ能力の向上に従って、どんどん拡大し、現在は、相手ゴール付近~ハーフラインまでの広大スペースをカバーしています。これも、コンサ前線選手の隠れ必須能力「走行量・運動量・フィジカル」を持つ選手である事が条件で、「ジェイ」が立ち遅れた真因です。しかし、他チームにも、そんな前線選手さらに群(複数選手)は、有り得ませんね。コンサの「驚異=脅威」ポイントです。
2.メンバー
Aチームは、メンバーが固定しました。これは、決して良い事ではないですが、Aチーム入りが可能な候補選手は、Bチームから探すのは困難です。何回も記載しますが、同一トレーニング、ほぼ同一フィジカル(プロJリーグ選手であれば極端な格差はある筈もないですね。)、更に、テクニックもほぼ同一、なのに、酷いプレー格差が発生する原因は、ただ一つしかない、ですね。
「頭=認識・意識・理解・意欲」!!
「甘い経験を累積」と「過酷な中必死での経験累積」の差は激しいかもしれませんが、それも、学習・習得意欲意識で克服可能です。
「甘い累積」により、現在「Bチーム」選手なら、直ぐ改善できる、とも、性根から変わらない限り無理、とも言えます。しかし、Bチームに、Aチーム入りが可能な選手はギリギリで「既にサブの菅野・石川・小野・白井・早坂」程度、「サブの岩崎・中野・ミンテ」は△。それ以下は、無理レベル。
という事で、メンバーは固定。
要注意は、替えの利かない・掛け替えのない選手ですので、フィジカル・コンディションです。ルヴァン杯への起用は回避は、当然となります。
予想スタメン
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 荒野 ルーカス
福森 宮澤 進藤
ソンユン
サブ 岩崎・白井・中野・石川・小野・早坂
菅野
60分 白井 ⇔ ルーカス
75分 菅 ⇔ 中野
チャナティップ ⇔ 石川(勝勢時)
スタメンは、現時点で、リーグ最強ベスト3のチームメンバーですね。
【 2ー0 】完勝・リーグ戦3連勝・勝ち点3獲得を、
全コンサの総力を結集し、「コンサ祭り」で、掴み取りましょう!!
2019年03月14日
ルヴァン杯の苦い暗黒は、日本代表リリースで一機に吹き飛び、輝く光で快晴となりました。
武蔵の活躍は、誰もが驚き・期待するもの、岩崎は、華麗なるミシャサッカーの申し子に成れているのなら、との期待可能性U22、大和は有力候補として将来を見越したU17の選出。
何と言っても、
武蔵は、現在の強烈プレイ評価により大きな期待=大迫の代替・ポスト大迫までの期待ですが、
岩崎は、現在の力の評価というよりも、過去の実績+期待可能性で、今回は試験・テストのための選出です。今回テスト次第で、次回以降代表入り継続がかかるもので、結果が求められています。
大和は、多めの有力候補として継続観察とのスタイルで、長期間の勝負。
第4節以降の「国際Aマッチデー」には、ソンユン・チャナティップ・武蔵・岩崎が、実戦で活躍します。コンサの休止期間中のお愉しみですね。
一方で、ジェイ・中原の故障離脱濃厚ですね。
ここまでの両選手は、チームのプレイスタイルチェンジの速度に追随出来ず、AチームとAチーム選手の「勢い」に完全に乗り遅れ、焦燥感一杯のプレイに陥っていました。一旦「強制冷静化・沈静化」し、更なる焦りも増大する所ですが、不運の中、一握の砂を掴む事も大切でしょう。
リターン後の変身・活躍に期待します。特に、ジェイの力が必要となる場面が、必ずやって来ます。
では、そろそろ本題に。
1.対戦チーム鹿島現況
順位8位 勝点4 1勝1分1敗 得点3 失点3 得失差0
昨年シーズンは
3位 勝点56 16勝8分10敗 得点50 失点39 得失差11
得点数はリーグ6位、失点数が6位 しかし、得失差は4位で、ACLではチャンピオン、FIFA2018CWCで4位とチャンピオンシーズンでした。
今季は、得点力が、昨年1.47得点/試合→今季1得点/試合と減少、守備力は、失点数が昨年並みで維持するも、勝利確率が激減、今季戦績は、出だしは失敗気味。
得点力減少は、例年襲う「有力選手複数流失」により直接的に、戦力急減となったもの。DF昌子、西、三竿、MF小笠原、の主力流失、得点源FW鈴木故障離脱、
新加入FW伊藤、昨シーズンは離脱で今季主力のDF内田、3年目フレッシュ安部、中軸FWセルジーニョ、MF土居、レオシルバ、レアンドロ、永木、GKクォンスンテの活躍はあるも、ゲームメイク力・得点力の攻撃力が大きく低下しています。
実試合データは、
シュート数 1節21本 2節 8本 3節15本 と安定せず
枠内数 5本 1本 5本
決定率 4.8% 12.5% 6.7% と低率
逆に、守備項目
被シュート数1節11本 20本 9本
被決定率 18.2% 5.0% 0% と先ず先ずのデータ
勝敗 負け 引き分け 勝ち
決定力不足 攻撃力不足 守り勝ち
と、攻撃力のレベル低下が数値化されています。
戦術・フォーメーションは、
一貫したシステムで、
【4ー4ー2】攻守バランス型、を一貫して追求しています。
昨シーズンは、セットプレー得点=クロス得点で、両パターンの攻撃でしたが、今季は、クロス攻撃が停止・消滅し、セットプレー得点が主体となっています。
2.攻略ポイント・対策
攻撃力は低下するも、守備力は堅守を維持しています。GKクォンスンテ守備力、中盤底のレオシルバ・永木のボール奪取力と適確ポジショニングは堅守の中軸です。しかし、DF陣の空中戦勝利率、サイドチェンジ・クロス、特に、連続ショートパスによるマークずれ、スペース発生が弱点で、コンサトップ下チャナティップによる、ボランチどちらかに絞った徹底マークで、チャンスが産まれます。
また、最新「新戦術」が作動すると、スピード・意表を突く創造性・連携プレイで、鹿島守備陣は、くぎ付け状態に転落し、チャンスメイク・シュートチャンスとなります。
一方、相手カウンター威力は、昨年シーズンレベルには到達して居らず、コンサDF・ボランチの守備力上昇が早く、強く機能します。
コンサの「新戦術」が作動している時間帯は、得点獲得チャンスです。
2019年03月14日
皆さん!ショックから少しだけは、脱却、サヨナラ出来てますか?
期待が高い事は、裏切られた時の反動・反作用の大きさが凄くなる、
との事をあらためて、思い知らされました!
少なくとも、
Bチーム選手はJ3以下のパフォーマンスもあり得る。
J1近くランクからJ3以下まで、同一選手が行なっており、
選手本来の能力・限界プレイ力が原因ではあり得ず、
そこから帰結する原因は、
選手の意識・認識・考え方以外、何物でもない、ということですね。
選手のメンタルは、誰が責任を持つ領域でしょう。
監督やコーチ、それとも選手、はたまた、我らサポーター⁇
答えは、全部、全員にありますね。
唯、その割合、度合いは、ハッキリと明確です。
選手80%〜監督コーチ15%〜サポーターも5%くらいではないでしょうか!
甘えている=プレイの甘さの80%は選手が個人として整えるもので、それが出来ない選手は、コンサチームには不要です。
しかし、選手コメントには、全く反省、自己点検もかけらも有りません。
だから、サブに居る、甘んじているんだ、という事ですが、
唯一の救いが、サブは今季昇格以外は、他チームからの選手で、コンサで育成された選手は居ない、との点です。中原も、コンサの心は最早持っていない、何処かで捨てて来たのかなぁ。現在aチーム選手とBチーム選手との、決定的な、しかし、埋めきれない溝、格差は、プレイ能力というより、心、頭の中にある、という事ですね。
ミシャは、愛情たっぷりの育成を主軸とする監督、指導者ですが、絶対認めない、拒絶する、指導外とするポイントが、選手の真剣度、真摯度、取り組み姿勢で、ここは、選手の最低かつ最高となる、唯一の条件だ、という事です。
ミシャから、烙印候補、近い将来見放されないか、心配ですね。
ゲームは、連続勝ち点獲得!とのリリースのマスコミも有りますが、チーム力が崩壊して明日はありませんよね。
選手の猛省と劇的変化の行動が、今後の各選手の将来を決めます!
ミシャが、目を皿の様にして、注視してます!
2019年03月12日
明日、ルヴァン杯第2節長崎戦は、どんな結果が待っているのか。
皆さんも、ワクワクと、どんどん盛り上がって来ていますか。
リーグ戦では、コンサAチームの「別格レベル・ランク」を証明しましたが、
明日ルヴァン杯戦でも、コンサBチームの「強烈さ・強力さ」も、同様「圧倒的な試合内容・結果」で証明しましょう。
本当に愉しみ・・です!!
2点ほど、注目ポイントを見てみましょう。
1.「2種登録選手」
リーグの選手登録・第1ウィンドー(期間)は、3/29期限で終了しますが、各チーム、締め切り日前に、ほぼ選手保有編成・チーム形成は最終盤期となっています。
「1種登録選手」
トップチーム・・Aチーム、
サテライトチーム・・Bチームで により、
リーグ登録=試合出場可能選手は形成されますが、
1種チームには所属しないが、リーグ試合に出場可能な選手を「2種登録(選手)」として、リーグに届ける制度ですね。
例示すると、
「U-18チームの優秀選手が、
将来の昇格契約・試合起用トライ・1種チームと同一トレーニングでの英才教育等々の目的・狙い」で、
「2種登録」として選抜としてされ、リーグへ届け出をするものです。
厳密には、「2種登録=B・C契約」と混同されそう(そんな事は無い!でしょうが・・)ですが、「2種登録選手」と「A・B・C契約」とは全く関係ありません。1種・2種の登録は、1種チーム所属か、2種チーム所属か、の所属チームの区別だけで、実際に「2種登録・A契約選手」もたびたび実在します。しかし、多くのケースは、A契約条件には到達しておらず、B・C契約条件の「B・C契約選手」となっています。
そんな「2種登録選手数」が、今シーズン、チームにより激変しています。
一覧にすると、本日時点、
11名 FC東京
9名 C大阪
5名 横浜FM
4名 磐田
3名 コンサ・大分
2名 神戸・鳥栖
1名 名古屋・仙台
0名 鹿島・湘南・松本・清水・G大阪・広島・浦和 7チーム
となっています。この数値から、単純に「育成選手のトップチーム登用」のチーム姿勢の違い、とするのは早計です。というのも「今季昇格とした育成選手数」は関連として合算されます。また、育成選手加入の観点からは、「他チーム2種選手の獲得数・高校選手の獲得数」も該当しそうです。
しかし、そうは言っても、現時点の「自チーム育成選手候補数」である事は間違いなく、「0」はチーム戦略と言われても言い訳しようはありません。
「自チームでのコンセプト・カラー・戦術による一貫育成」を目指すチームは、上位5チームだけ、と言えそうです。
このポイントこそ、そのチームの将来を形作りますね。
コンサは、<一貫した成長ビジョンに向かって進んでいる!>との証明です。
2.リーグ得点王
3節終了時点の得点王は?! シュート 決定率
1位 ロペス コンサ 4得点 15本 26.6%
2位 武蔵 コンサ 3 11 27.2
エジガル 横浜FM 3 10 30.0
武富 湘南 3 3 100
赤崎 名古屋 3 6 50
アデミウソンG大阪 3 9 33.3
藤本 大分 3 8 37.5
8位 伊藤 鹿島 2 8 25
レアンドロ 川崎 2 7 28.5
滝 清水 2 3 66.6
ジョー 名古屋 2 9 22.2
小野瀬 G大阪 2 3 66.6
ビジャ 神戸 2 13 15.3
サロモンソン広島 2 7 28.5
現在、輝くゴール1位は、ロペス、2位武蔵の、1・2!!
注目点は、この得点獲得2点までのランキング選手では、
シュート数 1位 ロペス
2位 ビジャ
3位 武蔵
4位 エジガル
までが10本以上選手で、チーム毎のシュート数に直結しています。
感心・感嘆は、14選手中、ビジャ以外は、決定率20%以上は当然で、今シーズンの得点急増の隠れた理由・真因が、この高決定率にあります。
つまり、今シーズンは、「20%以上決定率」が得点ランキングインの条件となりました。
因みに、ジェイは、シュート数4本・得点0決定率0%です。
コンサの「ロペス・武蔵」へのシュート機会提供は、益々加速・増加して行きます。この結果、そのまま「ロペス得点王・武蔵2位」も夢では無い、ですね。
今後の愉しみが、また一つ増えました。
2019年03月11日
今節の公式試合データリリースから、突出したポイントが見えて来ます。
リーグ全体とコンサを点検致します。
併せて、明日のルヴァン杯第2節長崎戦の予想展開も行いましょう。
1.第3節リーグ概況〜第3節試合データから直近状況を示します。
リーグ全体、
第1節の守備>攻撃傾向が、第2節では、守備<攻撃、
とバランスが変化しました。
更に、この傾向は、第3節で継続・進行しています。
最多得点の5得点;コンサ~3得点;神戸・名古屋~2得点;清水・大分・G大阪・FC東京・横浜FM・川崎と、9チームが複数得点獲得。1得点;浦和・磐田・鹿島・広島・仙台5チームとなり、14チームが得点獲得です。
図示すると、(数値はチーム数)
第1節;得点11・複数得点5
< 第2節;得点12・複数得点7
< 第3節;得点14・複数得点9 、
と右肩上がりの上昇曲線で、増加・拡大しています。
当然、その反動として、失点数は比例し、急悪化となっていますが、これは、
「守備力低下」と言うよりも、
「守備力は微増のほぼ現状維持、対して、攻撃力は急上昇」との内容であり、
これこそが「攻撃優先の試合戦略がリーグ全体の流れ・主流となった」との証明・現実化です。
この潮流・変化は、
コンサ・名古屋・横浜FM・川崎、の様に「意図している戦略」=「攻撃サッカー」チームの活躍、多くのサポーター・関係者の要望、選手の本来希求するサッカー観と意識、そして、最大インパクトが≪ワールドワイドのサッカー潮流≫、からもたらされた「最新戦略」となったという事です。
そして、その「最新潮流・変化」への対応は、チーム毎に、千差万別で、
「攻撃サッカー」志向4チームは年数を累積して来た長期戦略・チームカラー・コンセプトとしていましたが、
逸早く、世界潮流から対応の、神戸・G大阪・湘南・大分が加わり、
今シーズンの多得点獲得実績チーム・リーグ主導チームとなっています。
一方、対応・反応が立ち遅れ・鈍いチームは、
得点力不足が弱点・懸念点として顕著・顕在化し、低迷状態です。
広島・仙台・鹿島・浦和・松本・C大阪・鳥栖は、他チームに得点力の劣後から、劣勢・低迷状態です。
「現状の改善・対策」の観点からは、
絶好調チームはそのまま順調も良いですが、
出遅れチームには、
a.戦術は適合するも新選手等からのチーム連携・熟成不足、
b.適合戦術を高いレベルで実施出来る選手の不足、
c.戦術の誤りで選手層は揃っていても低迷、
d.戦術も選手層も不足、 の対策4パターンがあります。
この脱出・改善への容易度は、
a.<c.<b.<d. となりますね。
a.該当チームは、シーズン進行の中、チーム力上昇し、何れどこかのタイミングに改善できます。
c.該当チームは、「監督の考え方or監督交代」があれば、チームフィットで改善します。~監督次第のケース~
b.該当チームは、例えばシーズン終盤までの様な「ロングレンジ・トレーニング」でのみ、選手能力が急増・上昇により、改善に近づきますが、シーズンは終末となり、間違えば「リーグ降格危機」ですね。
d.該当チームは、監督・選手交代しか即効策は無く、当面改善不能と最悪状況です。
指摘チームを分類すると、
広島ーc.、仙台ーb.、鹿島ーa.、浦和ーc.、松本ーd.、C大阪ーc.、鳥栖ーc.」、これに、守備+攻撃戦術の失敗の 清水ーc.が加わり、
最短で改善のa.鹿島、
それ以外は、時間が掛かり、容易度は、c.浦和・C大阪・鳥栖、b.仙台、d.松本の順となっています。
第3節試合データからも、(・・リーグ平均値)
得点 ➀節 1.1点<➁節 1.2点<➂節 1.6点
シュート ➀ 12.9本<➁ 13.1本<➂ 13.5本
枠内数 ➀ 4.5本>➁ 4.2本<➂ 4.4本
PA内数 ➀ 7.5本<➁ 7.7本<➂ 8.6本
決定率 ➀ 8.2%<➁ 9.3%<➂ 11.5%
第2節の枠内数以外の全項目が、凄い勢いで、<拡大・上昇しています。
【リーグ全体が《攻撃中心・攻撃優先》を指向して進行・変化中】です。
注目の個別チーム数値は、
得点 シュート数 枠内数 PA内数 決低率
コンサ 5点1位 24本1位 5本8位 21本1位 20.8%1位
名古屋 3点2位 17本4位 9本1位 10本6位 11.8%7位
F東京 2点4位 16本6位 6本4位 12本2位 6.3%13位
神戸 3点2位 17本4位 9本1位 12本2位 11.8%7位
・・・・
浦和 1点10位 7本16位2本12位 6本11位14.3%2位
磐田 1点10位 7本16位2本12位 3本18位14.3%2位
鳥栖 0点15位 7本16位1本17位 5本15位 0% 15位
コンサは、段違いの絶好調数値で、枠内数以外全項目で、リーグ1位・それも2位と段違い・別ランクの大差の実績値です。
一方で、攻撃チームだった筈の「浦和・広島」の攻撃力転落は、ミシャ戦術を放棄した「ツケ」がここに表れている最低の姿です。
実は、パス数値も、コンサ520本・成功率83.3%に対して、浦和360本・成功率64.4%、広島350本・成功率72.9%で、ミシャの遺産はどこにも残っていないチーム、となった事を証明する驚きの数値でした。
2.ルヴァン杯第2節・長崎戦予想
前節明日対戦の長崎は、湘南相手のBチーム同士対戦。
湘南のAチームサブ選手6名中心チームに対して、長崎メンバーは、Aチームサブの起用は4選手に留まり、スタメン・サブともBチーム中心のチームでした。
しかし、その純然たる「Bチーム」が、ルヴァン杯チャンピオン・湘南「A+Bチーム」を撃破したのですね。
試合展開は、前半から、湘南チーム戦術「ストーミング戦術」で、「前線からボール奪取⇒ショートカウンター」が作動し、湘南・先制、前半湘南攻勢となりましたが、後半・(ルヴァン杯では計測が無く、データは不明ですが)走行距離とスプリントが急減し、長崎攻勢が作動し、同点・逆転となった試合展開でした。この通り、本来戦力差はあり、そのままであれば「湘南勝利」が濃厚でしたが、「Aチーム・サブ起用での前試合疲労によるフィジカル低下」があり、後半戦力ダウンが原因でした。
明日対戦の長崎チームの起用選手は、湘南戦と同一メンバーがほぼ確定的です。
対戦の大前提として、コンサは、湘南の<二の舞となる>事の無い様に、試合全般、「試合コントロール」が出来る選手起用、とする事が重要です。
長崎の戦術・システムは、【4ー4ー2】・Wボランチ・オーソドックス攻守バランス型・堅守速攻とセットプレー狙いですが、Bチームのプレイ能力はダウンし、J2下位~J3程度です。
湘南戦試合データでポイントは、シュート数4本・決定率50%で、ゲームメイク力は低くも「高い決定力」で得点獲得し、主体はゾーンディフェンスの堅守で守り抜く、とのスタイルです。
という事から、コンサの対策は、そんなに「至難な対戦」対策ではありませんね。
「甘く見て、手を抜く」と湘南の様な「罰が当たり」ますが、真摯に、懸命に、いつも通りの「Bチームプレイ」で十分撃破・完勝出来る相手です。
コンサ戦術は、「コンサ式ミシャ戦術」で、基本システム【3ー4ー2ー1】型でしょう。ここは、今後のトレーニング成果により、Bチームも必ずや、Aチームの新戦術基本システム【3ー3ー2ー2】型にバージョンアップとなりますが、現時点では、未だこの基本システムです。Bチーム・メンバーには、新戦術をプレイする(潜在)能力はあります!~ジェイのプレイスピードアップが最大のポイントとなって今が~
明日は、可変システム・ミドルポスト戦術・多彩多様戦術・両サイド突破とクロス・セットプレーと「J1トップレベル攻撃力」をBチームながら、全面発揮し、複数得点・多数得点獲得が濃厚です。守備力は、堅守・速攻時代・2017シーズン以来の「ブロック・組織連携守備」で対抗しますが、Bチームも、Aチーム同様「取られたらそれ以上取る」との「超攻撃型」です。
試合展開は、明日は、試合開始早々より、コンサ攻勢が開始され、ほぼ試合全般に継続し、開始20分までに先制点獲得となれば、前半、更に1得点、後半も追加点獲得で、【 3ー0 】完勝との試合展開予想です。
メンバーは、
ジェイ
岩崎 檀崎
白井 中原 小野 中野
石川 ミンテ 早坂
菅野
SUB;藤村・中村・濱・大和
阿波加
トレーニング代わりに原則起用無しで
荒野・宮澤
と予想します。
※ロペスの帰化・代表参戦に、一票!!
漢字名は、もう前例で用意されていますね。
前呂比須も、大喜びです!!
「複数得点差での完勝・勝ち点3獲得」を掴み取りましょう。
2019年03月10日
【サポーターブログ】は、数々の・多くの方の、歓喜と激励と感謝で溢れていますね。
コンサ関係者・選手とスタッフとサポーターが一体となって、
この勝利を味わい、浸り、愉しむと同時に、これからに・未来へ繋ぐ事・決意を示されています。
それだけ≪全員が・皆さんが、待ちに待った姿≫であった、という事ですね。
本ブログでは、一言だけにしておきます。
コンサ関係者全ての方あてへ
【ここに、歓喜・慶び、これからへの未来・そのための自信を確認する感動を有難うございました!その努力と姿は誇りです!】
では、今後につき、重要ポイントを確認しましょう。
「シーズン日程の確認」です。「日程の過密・タイト度は、コンディションスケジュール、シーズン展開、期間目標に直結」となります。
1.シーズンスケジュール
今シーズンのコンサは、
A.J1リーグ戦・・最終節に上位=3位以内目標:未だチャンピオン目標ではありませんね。
B.カップ戦
➀ルヴァン杯(LC杯)・・目標はチャンピオンです。
➁天皇杯(天杯) ・・・目標はチャンピオンです。
この結果、
・リーグ戦3位以内⇒ 賞金1位3億 +理念強化金15.5憶-201910億
2位1.2憶+理念強化金 7 憶-20194億
3位0.6憶+理念強化金 3.5憶-20192億
・1位ゼロックス杯とACLグループリーグ出場資格
・2位ACLグループリーグ出場資格
・3位ACLプレーオフ出場資格
・ルヴァン杯優勝⇒ 賞金1位1.5憶(2位0.5、3位0.2憶)
・天皇杯優勝 ⇒ 強化費1位1.5億( 同上で、ルヴァン杯と同額設定)
・ゼロックス杯とACLグループリーグ出場資格
となり、
通算獲得賞金(強化費)1億+理念強化金3憶(以降3年間・初年度2憶)
ゼッロクス杯出場・ACLプレーオフ出場資格(勝利でグループリーグ参加)との表彰・出場権獲得です。新選手獲得資金への使用が、以前議論となりましたが、経営上の資金項目選択の問題で、そのまま「資産増額の資金は新加入選手・戦力資金に直結」となります。(余談;そのまま選手年俸・新選手獲得移籍金等の支出とは出来ませんが、チームから支出される「施設費・育成費等」の「運営費」に充当し、その負担減少分を「新戦力強化費」と費目変換し、チーム「新戦力強化費」から「強化資金」とする、という事です。実際、該当チームで実施され、「新戦力獲得の源資」となっていますね。)更に、新戦力獲得による「チーム強化・成長りスピードアップ」となります。
これが、今シーズンの「具体的目標」で、その目標達成に向けたシーズンとなるものです。
ミシャの夢の様な目標は、【選手の共通目標】となっています。当然の事、われわれサポーターの目標ともならなければおかしいですね。と言っても、社長は、そんな夢の様な目標というより、現実的=昨シーズン達成値が少しでも上がれば良し!・OK!とのスタンスですが、これは「経営者としての、謂わば、『監督への契約条件』の表明」で、本心は監督ミシャ・選手と共通の目標ですね。
ここまでの、リーグ2試合・ルヴァン杯1試合も、そんな「シナリオ」に則って進んでいる訳です。
では、本ブログテーマにトライしましょう。
2.上記シーズン目標・日程に準拠してスケジュール確認
この目標通りに進み・成功すると、今シーズン、コンサはリーグ戦34試合・カップ戦全てで42試合の試合数で、リーグ第1節~天皇杯決勝まで、「2月23日~翌1月1日」の期間となります。
どこかで見た数値ですよね! ・・そう! J2のリーグ戦試合数と合致しています。イメージ的には、J2リーグ戦をより長い期間、+1か月の期間で対戦していく、とのイメージですね。(J2は、これにカップ戦の天皇杯のみプラスとなりますが、最大8試合プラスの50試合で、前Jリーグ杯のルヴァン杯のリーグ戦は加えなかった理由です。)
では、リーグ戦第1戦から最終戦を見ると、W杯シーズンの昨シーズンとは根本的に異なるシーズン日程です。
今シーズンは【長期中断期間は無いシーズン】となりました。
昨シーズンは、「長期中断期間」がW杯の出場リーグ戦、W杯本戦日程から、2回の長期中断期間が発生し、その影響は、
➀タイト・過密日程多発
➁中断期間でのチーム力整備
➂同 新戦力導入によるチーム改善・変形
が、シーズン戦績とその後の各チーム形成、そして、今シーズンのチームに繋がりました。
そんな、良い点も、悪い点も出して、大きな影響の源となった「中断期間」が消滅した、今シーズンです。
しかし、そんな今シーズンも、「長期」ではありませんが「9日間~13日間の中断期間」が発生し、その期間・インターバルを挟み、シーズンが8期間に分けられています。
第1期 リーグ 1節~4節 試合数 6期間23日 過密度3.8日/試合
~インターバル12日間~
第2期 リーグ 5節~14節 試合数14期間64日 過密度4.5日/試合
~インターバル12日間~
第3期 リーグ15節~20節 試合数 9期間37日 過密度4.1日/試合
~インターバル13日間~
第4期 リーグ21節~天杯(16)試合数10期間47日 過密度4.7日/試合
~インターバル 9日間~
第5期 リーグ27節~L準決➁試合数 4期間16日 過密度4日/試合
~インターバル 9日間~
第6期 天杯準々決 ~31節 試合数 4期間18日 過密度4.5日/試合
~インターバル13日間~
第7期 リーグ32節~34節 試合数 3期間15日 過密度5日/試合
~インターバル13日間~
第8期 天杯準決 ~天杯決 試合数 2期間12日 過密度6日/試合
日程の過密度の要注意期は、
1位・・第1期2/23リーグ第1節~3/17リーグ第4節が、3.8日毎実戦試合となり、最過密期となっています。
次の要注意は、
2位・・第5期9/28リーグ第27節~10/13ルヴァン杯準決の、4日毎実戦試合。
3位・・第3期6/14リーグ第15節~7/20リーグ第20節の、4.1日毎実戦試合。 となります。
この日程からの結論は、
(1)インターバルが最大13日間は「ミニキャンプは困難・フィジカルコンディショニング程度」しかし、7回の機会・回数があり、シーズン全体に「フィジカルコンディション・タイム」が準備されています。タイトな選手起用も、次の期間までのインターバル。フィジカルコンディション期間があり、可能となる「選手には優しいシーズン日程」となりました。
(2)過密度は、最高で「3.8日周期」ですが、実際は「中2日」が6回、「中3日」が17回、合わせて「23回」発生しますが、AチームとBチームの併用で対応可能です。今シーズンも、「ターンオーバー型選手起用=A・B2チーム編成」が必須です。
(3)連戦期間の最長期間は、64日間・第2期14試合~47日間・第4期10試合~37日間・第3期9試合~23日間・第1期6試合の順となっています。そのまま、シーズン戦績への影響・反映度となります。
という事です。昨シーズンのイメージは一掃し、今シーズンは、インターバル期間のリカバリー期間を持った「連戦実戦集中期間」が8回有る、とのイメージとなります。
3.第1期 試合目標の設定
第1期は、<リーグ戦1節~4節>、全試合数6、集中期間23日、3.8日/試合の平均日程、その後に、インターバル・フィジカルコンディション期間12日間となります。
6試合は、ルヴァン杯水曜夜試合2試合とリーグ戦土曜3試合・日曜1試合から、
「中2日」1回、「中3日」3回、「中6日」1回で構成され、定例シーズン日程「中6日」はたった1度しかない「例外日程」です。
しかし、「Aチーム・Bチーム」の完全分離=チーム間の交換は避け行わない、であれば、A・Bチーム毎では、「中6日」「中7日」日程に変化します。
このため、シーズン序盤期・当面は、<「中6日」日程を各選手毎に適用>との起用方針を選択・判断とする事としています。
チームとしては、次試合LC第2節・長崎戦から、試合目標<公式戦連勝・リーグ戦第4節まで公式戦3連勝>を目指す、となりますが、リ
ーグ戦に絞れば<リーグ戦・第2節~第4節まで、3連勝>を目指します。
もう一度、試合目標・スローガンを。
リーグ第4節まで、
<公式戦3連勝、リーグ戦3連勝>です。
4.第3節清水戦
コンサ完勝、その後の「クラシックで乾杯!」まで、事前想定通りでした。
得・失点を【 3-0 】としましたが、プラス+2点ずつ加えた【 5-2 】の完勝。 清水の守備陣は、想定通り「戦術の失敗から、守備陣崩壊、個々選手守備能力を遥かに超えた攻撃力で対応策不能、方法喪失」となり、一番のショックは、清水ヤンヨンソン監督で「対策が崩壊、あらたな対抗策も立案不能状態の停止状態へ転落し、試合最後まで立ち直る事はありません」でした。対戦の瞬間に、「もうお前は死んでいる」状態で、試合前に勝敗・試合内容が決定付けられ、ほとんどがその通り進行し、偶然・幸運も作動しなかったもの、でした。
前線3選手プレイは、あの神戸・無敵艦隊・無敵チーム再来の「スーパーメンバープレイ」も遥かに超えた「リーグ最高水準」に到達し、更に進化・成長への変化・変態真っ只中です。交代・途中出場の「ジェイ・中野」は、決して低レベルのプレイでは無く、昨シーズンよりステップアップしたものでしたが、「残念ながらレベルダウン」~スピード喪失・相手陣突破力低下・精度低下・攻撃力低下、となりました。
Aチームスタメン;今回スタメン前線3選手とルーカス、Bチーム;途中出場・前回LCスタメンメンバーは変化させられませんね。
第3節全試合終了し、順位4位・順位はこの時点意味がありませんが、勝ち点6チームのトップにいる事は大きいです。勝ち点グループのトップは「得失点差」の大きさ・評価で、上位争いの中で「最重要ポイント」ですね。
これまでの・昨シーズンまでのコンサは「得失点差」はどちらかと言えば、「苦手項目けでしたが、今シーズンは一変しました。
実は、「得失点差」こそが、チームの「バランス力・総合チーム力」の指標で、「チームの質」指標です。今シーズン、一気に「チームの質」が急上昇、との事を証明する、ポイントです。
2019年03月09日
夢の世界が始まりです!
選手・スタッフも、我らサポーターも、4ヶ月待ったホーム戦が戻って来ますね。
それも、一段と逞しく、大きく、洗練された姿は、
夢以上の別人ならぬ別チームとして!
ミシャの声と声援は、止まりませんね。
凄い試合、夢のような試合、華麗で釘付けとなるスペクタルサッカーに浸透され、味わい尽くし、感動で一杯となる試合を、ひたすら宣伝し、拡散し、道民、市民の隅々にまで行き渡らせたい、との想いを披露し続けています。
。
ミシャのこの拡声は、我らサポーターへ向けると同時に、選手へ向けたメッセージです。
ミシャお得意の選手運転術の一つですが、
今回の多数回の拡声は、選手に求めるサッカー、試合内容、プレイの根幹を「絡めて手法」で伝達したい、という事ですね。
ミシャの根本思考、価値観、人生観に、
「夢は実現するもの。
そのために、先ず、しっかり夢を描く事、見る事。
それから、ひたすらに努力、実現への追求を追い求める努力をする事。
そうしていると、ふっと気が付くと、
夢は現実になっている。」
との信念があり、サッカーでその追求、徹底が図られています。
コンサも、その過程を、「道」を通り、歩いて来ました。
そして「その現実」となった日が、「今日の試合」である、という事なんですね!
選手へのメッセージの意味は、
ここまでの数々の努力への賞賛と現実となっている事実を、強烈に自覚、意識させたい、訳です。
我々には、選手、チームスタッフとミシャの作り上げた作品を、多くの方々、サポーターへのご披露で、
【存分に楽しんで下さい!愉しいですよ!】とのメッセージです。
今日は、心の底から、全身で、思いっきり味わい尽くしましょう!
その期待通り、夢の世界と実現を見せてくれます!
その中で、我らサポーターは、渾身の力を込め、最大の声援で応えたいですね!
今日は、夢の世界、実現をする、奇跡の日です!
2019年03月07日
昨日のコンサ・ヤングBチームの活躍は、またまたリーグに大きな反響と多数の高評価を獲得しました。
昨日、横浜FM・Bチームのメンバーの豪華さも驚きですが、詳細にプレイ分析をすると、<Bチームとされている理由>も明白でした。「シュート26本に対して得点1」との<プレイ精度>が起用選手そのものに起因し、Aチーム入りが出来ない理由という事です。
そして、この事は、そのまま、コンサも、各チームでも共通事項です。
しかし、コンサは、Bチームスタメンは「Aチームと同一戦術」(実際は、最新型ではありませんが、基本戦術は同一)で、他チームでは、システム・戦術は低レベル・別戦術を採用している点が注目されるポイントです。「プレイ精度・創造性」は未だまだでしたが、昨日も記載の通り「プレイスピード」はAチームに引けを取らない・遜色ない「リーグ最高レベル」でした。
昨日のルヴァン杯Bチームプレイは「チーム力・起用選手個々能力の高さ」を証明する試合となったものでした。
昨日ベンチ入り・プレイ選手とスタッフは、一日遅れの今日朝一で、帰札し、前節リーグ戦スタメン選手と合流し、長かったキャンプを終えて、北海道・札幌の安住の地に戻りました。
この過酷な・厳しかったキャンプの成功と成果は、リーグ戦・ルヴァン杯カップ戦で証明される形で、シーズンに繋がり、チーム力の進化・成長を進行させています。
待ちに待った、ホーム初戦、リーグ第3節清水戦の展望に移りましょう。
1.対戦チーム清水現況の点検
➀今シーズン戦績は、
順位 戦績 得点 失点 得点/試合 失点/試合
16 0勝1分1敗 3 5 1.5 2.5
コンサは、
7 1勝0分1敗 2 2 1.0 1.0
昨シーズン
8 14勝7分13敗 56 48 1.6 1.4
戦績から、今シーズン、
攻撃・得点力は、昨年同水準を維持し、リーグ5位の得点獲得ですが、守備が崩壊し、リーグ最下位の失点数に降下しています。昨日、ルヴァン杯・Bチームも同傾向で、その原因が問題です。
昨年は、「4ー4ー2」(Wボランチ型)を、守備力強化・失点数減少と、攻撃力強化のため、今シーズン、最新流行型の「3バック」にシステム変更。
導入当初は、全チームが守備力優位の状況の中、「得点力が減退、守備力は強化」となりました。実戦テストとなるキャンプ中TG戦績は、地域・学校系のトレーニング用試合を除く、JFL・Jリーグ・海外有力チームとの「真剣TG」で、
1勝1分1敗・4得点・3失点となり、
得点(攻撃力)はリーグ12位、失点(守備力)はリーグ3位との内容でした。
しかし、シーズン開始後、リーグ戦と昨日カップ戦のA・Bチームともに、攻撃力・得点力は前年並みに回復するも、リーグ戦進行の中、リーグ全体の攻撃力アップと同時に、「3バック本来の弱点」のカバー・守備、選手のポジショニング・連携組織プレイの甘さ、ミス多発により、崩壊状態に転落している現況という事です。
システム・フォーメーションは、「戦術」そのものでは無く、「戦術を実現するための仕組み・仕掛け」ですが、「戦術掘り下げ・その狙い目的の全員共通理解と実践意識」が大前提で、その「戦術の混乱、理解不足、経験無く不慣れ、理解の不安定」に起因しているとのマスコミ指摘が連発している状況で、容易・即効力のある改善は大変難しい状態に入ってしまった様です。
結局、攻撃的な前線・中盤選手と守備に不安定で保守的・守備的な守備陣の陣型は、選手グループ分断、前線とDF陣とバラバラ、オープンスペースの展開が多発、という事です。
しかし、絶好調・リーグ最強認識となったコンサへのアウェイ戦・対策では、そんな現況から、積極型サッカーではなく、消極的・守備的・カウンター狙い型戦略を採用する可能性も高いです。清水本来の攻撃型サッカーであれば、「穴の多い守備陣・オープンな相手陣」に対して、コンサの大得意な攻撃がフル発揮となり、複数得点・大量得点獲得が望めますが、守備型を選択した場合は、コンサ攻勢・試合コントロールとなり、多彩攻撃のテストとなり、やはり複数得点獲得・相手カウンターのみ注意で「無失点」の完勝の可能性が濃厚です。
最直近、リーグ前節の個別項目データ・現況を確認しておきましょう。(コンサ値)
得点2 失点4
(2) (0)
攻撃 シュート数17本➅位 枠内数9本➁位 PA内シュート数11本➃位
(23 ➀位 6本➃位 12本➁位
決定率11.8%➅位
(8.7%➆位)
パス数 394本⒁位 成功率79.7%➈位
(560本➆位 82.7%➆位)
守備 被シュート数20本⒃位 被決定率20.0%⒄位
(16本⑾位 0.0%➀位)
全体 支配率38.7%⒁位 走行距離115km➇位 スプリント185回➇位
(52.7%➇位 121km➀位 175回➉位)
※攻撃数値、特に枠内数・決定率の「シュート精度」は高く、FW北川の優秀さが現れています。シュート数=ゲームメイク力とパスは、コンサの優秀さが際立っています。
※守備項目は、酷い数値で、破綻状態を示す数値です。全体項目での「走力」もコンサ優位ですね。
➁選手構成は、DF中核フレイレ・角田、MF白崎・村田・枝村、FWミッチェルデューク・クリスラン の中軸が流失、代替に、有力3ブラジル選手を新加入・獲得するも、DFヴァンデルソン定着しかなく、最有力のエウシーニョが故障離脱、頼みのFWドゥグラスも心臓疾患で離脱し復帰見通し立たず、ギリギリで守護神GK六反の復帰はあるも、選手構成は困難状態。唯一の好材料が、FW北川の好調継続程度。
実績の豊富なベテラン選手が多く、また、育成・若手成長株も含んだバランス型チームですが、ベテラン層起用から、毎試合試合後半のフィジカル低下と途中レベルダウン選手投入、累積疲労からの離脱も懸念点です。
2.対コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
実に簡単・明解ですね。
ルヴァン杯起用から、次節リーグ戦が明確に見えますが、「隠す必要は全く無い」とのミシャ認識の様。
ミシャは「コンサ強力チーム力の客観的評価と自覚」との強烈な自信の下、粛々と、淡々と、確実に対戦準備中です。
戦術は、前節の「新ミシャ戦術」・【3ー4ー1ー2】、チャナティップトップ下・武蔵・ロペス2トップ型、ルーカス・菅サイド、深井・荒野ボランチ、進藤・宮澤・福森3DF、GKソンユンで決まり!!
多彩・多様、安定感と創造性、流れるようなスピードとピンポイント精度、そして、高さと強度、圧倒的な走力、一瞬の緩みもない「集中・チャレンジ・勝利得点獲得意志」、互いの緊密協力・連携によるブロック中核堅守、「試合中、サッカーの真髄を愉しみ、追及する」姿勢と姿で、圧倒です。
≪第2節の再来と拡大・発展・進化≫を目指し・完全勝利=複数(大量)得点・無失点試合を追求する試合てなりました。
システム図で選手を図示すると、
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 荒野 ルーカス
福森 宮澤 進藤
ソンユン
サブ(こちらの予想が難しいですね。)
ジェイ・藤村・白井・濱・ミンテ・小野
阿波加 ??? 直前のフィジカルで選択ですね。
いずれにしても、次節は、途中交代は極力避け、あっても1選手程度で、スタメン選手が試合全時間帯起用が原則となる試合で、前半戦から全開ではなく、試合開始後~20分、後半60分~80分に<集中・攻勢>を掛け、その他時間帯は<均衡>とするフィジカル消費のプレイを意識するものと思います。
試合展開予想は、
試合開始 ~ 20分 コンサ攻撃態勢とし、先制点獲得を図る。
≪ 1ー0 ≫
~ 45分 コンサ優勢での均衡状態を狙い、
≪前半 1-0≫。
後半開始 ~ 60分 コンサ優勢での均衡状態狙い
~ 75分 コンサ攻勢を仕掛け、追加点獲得。
≪追加点 2ー0 ≫
75分選手交代で活性化
~ 90分 コンサ優勢の中、カウンターで追加点獲得
≪ 3ー0 ≫完勝を狙う。
次節メンバーは、Aチーム・Bチーム完全分離・2チーム制との日程対策から、清水野チームスタッフも、我々も、選手起用は既に決定気味で、戦術も想定されている、との認識、となりますね。
清水は、現在、対戦対策を懸命に策定・準備中でしょうが、「解っていてもやられてしまう」との「横綱勝負」をコンサがしている、という凄い状況です。
この状況に「驚愕と共に大声援」ですね!!
我々は、ホーム初戦への準備・フル動員へ向けGO!!ですね。
2019年03月06日
三ッ沢競技場のルヴァン杯第1節横浜FM戦は、激闘の中、コンサ想定内「勝ち点1獲得・引き分け」の結果。
グループリーグ戦は、J1チームが、軒並み敗戦。
昨年チャンピオンだった湘南が降格J2長崎に、J1現在3位FC東京がJ2柏に、また、C大阪は昇格組大分に、清水が昇格組松本に、J1現在5位G大阪が同11位磐田に、同15位仙台は同18位鳥栖にと、上位チームの筈が、ことごとく敗戦しました。
その共通原因は、リーグ戦と徹底「ターンオーバー」したBチームの「チーム力の差は全く無い」事による、との結論を証明するものでした。
そして、コンサも、
実は同一状態で、リーグスタメン選手は、スタメン起用どころか、ベンチ登録にも含まない徹底した「別チーム」化を選択し、
完全Bチームメンバーで、スタメン・サブの選手起用・チーム形成としたものでした。
対する横浜FMチームは、リーグ戦前節大活躍の「三好」を含み、サブ・Bグループと言うのは間違い、と言える程の豪華メンバーで、
「名前のとどろくスペシャル選手揃い」で、他チームなら充分Aチームと言える選手レベルのチームを形成しました。
そんな状態での対戦は、
そのまま個々選手能力を合算すれば「圧倒的に横浜FM優位・コントロール」で「試合結果は横浜FMの圧勝」が、世間の下馬評でしたが、なんとコンサは、「引き分け・勝ち点1獲得」とした訳です。
実際、ルヴァン杯第1節での引き分け試合は、この対戦と神戸・名古屋戦のみでした。
この意味は、
【コンサBチーム力は、他チームAチーム匹敵水準・横浜FMBチームと良い勝負】となる実力がある、との証明をした事です。
しかし、実際のプレイレベルでは、Aチームとの差が「独創性・精度」では大きく「決定力・チャンスメイク力」の質・量の違いに繋がりましたが、リーグレベルと比べると、実は、上位・優位ランクで、またその「スピード」はAチームにも匹敵する「質」がありました。
個々のプレイでは、
前半・試合開始~30分の時間帯、
ミスプレイが、同一選手に多発し、横浜FMの一方的・攻撃態勢となりましたが、相手選手への対抗ペイント・手段が、理解の上対策出来始め、
その後、試合展開・プレイ内容とレベルが安定化し、コンサの攻勢時間帯も出来ました。
この結果、
今後のルヴァン杯試合は、今節対戦チームよりチーム戦力低下があり、今節の「得点・勝ち点獲得」の「プレイと自信のメンタル」により、充分「勝ち点獲得継続」が可能です。
また、【次節リーグ戦のスタメン選手11名は、特別負担が全く無く、通常日程通りの万全なフィジカルコントロールが可能】となりました。
次節リーグ戦の「ベンチサブ選手の選択」は難しくなりましたが、スタメンは万全です。
今試合大活躍で、Aチーム入り候補選手は「ジェイ・小野・白井・中野」が挙げられるパフォーマンスでした。その選手は、フィジカルコントロール次第ですが、ベンチ入れの可能性が高いですね。
試合データ(速報値)は、
前半 後半 全体
コンサ 横浜 コンサ 横浜 コンサ 横浜
シュート 5 8 6 18 11 26 本
との内容で、
コンサは、前半30~45分と後半開始~60分の30分は、コンサ攻勢時間帯となりました。
横浜は、前半~30分と後半60~90分の60分、横浜攻勢時間帯となったものでした。
しかし、横浜FMのシュート26本も撃って、やっと1得点のみは、大問題の低決定率として課題です。
2019年03月05日
コンサAチームの”華麗な発進!”を受けて、今度は、Bチームの活躍の番!!
果たして、大活躍・会心試合となるのか、禍根・心残り試合にしてしまうのか、
どちらかは、選手が選択します。
コンサは、A・Bチーム選手は、同一トレーニングの中からそのパフォーマンスにより、分かれます。
「ミシャ」の浦和戦後の「武蔵」についてのコメントに「(武蔵)の、トレーニング時の取り組み姿勢の良さ」への評価がスタメン起用の理由として挙げられていましたが、トレーニング時の「パフォーマンスだけでなく、取り組み姿勢との精神面」も重要な選択項目である事は、驚きで、通常チームでは、「パフォーマンス一本」ですが、コンサでは「一体感醸成・チームスプリット」に繋がる「意識・精神面」も重視されており、その事も、コンサキャンプ・トレーニングが他チームより優秀な成果とする、大きな理由です。
と言う事で、AチームとBチームの「能力・チーム力差の大きさ」を証明する試合です。
同時に、キャンプを打ち上げて、帰札の途中試合、全選手で現地入り、試合起用と試合応援の全選手参戦。そして、その後、全選手で、待ちに待った札幌へ帰りますね。
リーグ戦に続き、ルヴァン杯での「勝利」のお土産を持って帰りましょう!!
では、その内容展望を。
1.ルヴァン杯チーム
今シーズン、ミシャ・チームの目標は、➀リーグ戦上位と同時に、➁カップ戦での優勝と、同レベルで追及する、との姿勢ですね。
となると、リーグ戦に起用のAチームを、そのままカップ戦・今回はルヴァン杯戦に投入か、というと、それは原則有り得ませんね。
フィジカルコントロール(週毎に、トレーニング~実戦~リカバリー~の循環でフィジカルコントロール)からは、
日程が、リーグ戦・カップ戦通算、
毎週2試合とならず、毎週1試合であれば、すべてAチーム起用となりますが、
現行日程の毎週2試合では、リーグ戦Aチーム、カップ戦Bチームと分離するしか方法がありません。
この観点からの結論が、≪BチームのAチーム化=強化≫となります。
実は、ミシャが「今シーズン、リーグ戦と同時に、カップ戦も狙う」との本意は、「カップ戦担当のBチームのチーム力上昇」があり、「上位・優勝」も狙える状態となった、との意味でした。
という事で、明日、ルヴァン杯第1節で≪コンサBチームのチーム力の証明!≫となります。当然、カップ戦での活躍選手は、Aチーム起用・入りのチャンスを掴みます。「野望・希望を持った選手」には、Aチーム入りも賭けたプレイとなる訳です。
しかし、残念ながらと言うべきか、Bチームへ、Aチームからの梃入れも必要なレベルでもあります。・・「Aチームの誰を、Bチーム梃入れ・ヘルプに入れるか」で、その選手は、ルヴァン杯第1節から、中2日での「第3節リーグ戦起用」も考慮した上での選択です。
では、Bチームを検討しましょう。
➀Aチームから、Bチームへ起用可能選手は、
サブ・ベンチ選手 菅野・キムミンテ・小野・岩崎
サブ・途中起用 石川(1分)・早坂(13分)・ジェイ(13分)
スタメン・交代 ルーカス・ロペス(81分)・菅(94分) ですが、
サブベンチ・サブ途中起用の6FP・1GKは◎、スタメン3×
➁Aチームベンチ入りを逃した選手GK1・DF2・MF5・FW0の7FP・1GK
➀+➁で、GK2・DF4・MF7・FW2から、スタメン+サブを選択です。
その前に、ルヴァン杯のレギュレーション・試合条件を確認です。
・J1チーム外国籍5名、J2チーム同4名(提携国選手除く)
・スタメンに21歳以下選手1名以上起用(自チーム育成の縛りは無し)の2条件。
戦術理解+プレイ能力+意識(経験と意欲)で並べると
GK ・・菅野・阿波加
DF ・・石川・キムミンテ・濱・中村
サイド ・・中野・白井・早坂
ボランチ・・小野・藤村・中原
シャドー・・岩崎・檀崎・(中野・藤村・早坂)
FW ・・ジェイ・(岩崎・早坂)となります。(2種登録組は未だ無理。)
このままでFPの選手数は、
スタメン10+交代3で、符合していますね。
では、
スタメン:
ジェイ
檀崎 岩崎
中野 藤村 小野 白井
石川 ミンテ 濱
菅野
SUB: GK 阿波加
FP 早坂・中村・中原
選手交代はここまで。
ベンチ入りにあと3名分あります。
念のため+いざの時のトレーニング代替起用で、
武蔵・菅・宮澤
です。
2.戦術・試合展開
Aチームの新戦術【3ー4ー1ー2】は、トツプ下チャナティップの代替がBチームには居らず、選択は困難でしょう。小野も代替は可能ですが、ボランチが手薄となり、チームバランス上、トツプ下起用選択は困難と思います。
という事で、「コンサ式ミシャ戦術」となりますが、今シーズンの追加戦術、
「ミドルポスト戦術」=相手陣中盤・バイタル付近に、ポストを置き、そこへのボール配給~そこからの展開(スルーパス・サイド攻撃パス・裏スペース攻撃等)のスピード・精度アップの新戦術、はターゲット「ジェイ・岩崎」のダブルターゲットとなり、機能させられます。岩崎・檀崎のドリブル突破、中野・白井のサイド突破、ジェイの高さとゲームメイク、岩崎・檀崎のDF裏への飛び出しと、多彩攻撃となり、カップ戦の「若手・育成を含む事での、各チームBチーム起用・レベル低下」の中では、強力攻撃陣を形成出来るものです。
Bチームも、Aチームに習って「攻撃的サッカー」を展開です。
可変システムは、コンサ式ミシャ戦術で、
【3ー4ー2ー1】~攻撃~【4ー1ー4ー1】~【3ー2ー5】
~守備~【5ー4ー1】ブロック・密集組織型守備。
試合展開は、試合開始から攻勢を取り、先制点~追加点獲得と複数得点獲得の試合展開を目指します。
試合開始 ~ 15分 開始後、攻勢。先制点獲得
~ 30分 攻勢維持、追加点獲得
~ 45分 攻勢の中「2ー0」で前半戦
後半開始 ~ 60分 均衡状態、60分選手交代で活性化
~ 75分 再度攻勢、追加点獲得
~ 90分 試合全般コンサ攻勢の中
「 3ー0 」で完勝!
こんなルヴァン杯第1節を目指しましょう!!
Bチームも、【超攻撃型サッカー】の完成と、【勝ち点3・完勝】を!!
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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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