第一原発から３０キロ圏内の南相馬市。
避難先から、人が戻ってきています。
屋内退避地域には
４万５千～６千人くらい住んでいますが
３割近くが戻ってきていると思われます。

ただ、物流が・・・
燃料は官主導の物流で
不自由しなくなりました。

しかし、新聞は配達されません。
郵便も配達されません。
当然、宅配便は届きません。
コンビニは２４時間営業でない。
スーパーはやってない。
個人商店の方々が独自の仕入れで頑張っている。
病院は外来のみ。

さて、こんな被災地で今朝事件が発生しました。

ガソリン節約のため、今日も歩いて出勤。
桜の名所の公園の前に差し掛かったところ
憂いのある表情を浮かべた犬が
こちらを窺ってました。
こいつ、おやじの後をついてくるのか？
と、思いながら
そいつの前を通り過ぎた途端

ウッーという、うなり声とともに
右足にガブッとｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!! 

この、ヤロー！！

いきなりアドレナリン全開
その犬に殺意を覚えました・・
蹴りを入れたる！！
と、そいつと睨み合ったのですが
奴も野生の本能に目覚めたのでしょうか？
おやじの蹴りが届かない距離で
間合いを保っているのです。
そいつに、にじり寄ると、引く
その繰り返しで
埒があかないので
あきらめて会社に向かいました。

しかし、腹の虫がおさまらない。
足にもはっきりとした咬傷が残りましたし
今も痛むし・・
会社の隣にある保健所に通報しました。

場所と、犬の特徴を言うと
どうも昨日も咬まれた人がいるようです。

通報から１時間後
保健所で犯人ならぬ
おたずね者の犬を捕獲したとの連絡がありました。

保健所の人の話では
現場周辺を中心にやや広い範囲を捜索したけど
こいつしかいなかったよ、とのこと。
で、奴とご対面したのですが・・・

５０過ぎの中年おやじの記憶の曖昧さ
もう少し小さかったような
もう少し可愛い顔をしていたような・・

この犬も、飼い主が避難してしまって
何らかの拍子で鎖から離れてしまったのかもしれません。
中には、犬を放して避難した人もいるようですが。


と、まあ他愛もない事件でした。

東電福島第一原発からの半径３０キロの線。
地図上に引かれた線で
誰にも見えない線です。
しかも、国境線のように
軍隊が配備されているわけでもない。

ところが、この線の内と外とでは
えらい違いがある。

政府は、生活するうえで
不都合があるから自主避難しろという。
そのおかげで、
この線内の区域は
放射能汚染されているかのように思われ
民間の物流は、未だに機能していない。

そんな街、福島県南相馬市に
この４、５日の間で変化が現れはじめた。
人々が街に戻り始めたのです。
戻ってきた事情は、人それぞれでしょうが・・・

夜、灯りのついている家を探すのが難しかったのが
今は１０軒のうち２軒くらいは灯りがついている。
個人商店は営業を始めたところもある。
コンビニも３店舗が８時までの営業を始めた。
地元の信金も営業を再開した。
昨日は、営業中のスナックもあった。
今日は、３軒の床屋が店を開けていた。
犬の散歩をしている人も３人見かけた。
重機で仕事をしている人
材木屋で仕事をしている人もいた。
ガソリンも官主導による供給ではあるけど
３時間も並ぶことが無くなった。

あとは、郵便が再開してくれれば
何とか最低限の生活をしていくことができる。

こうやって、やっと復興に向けて動き出したのだから
政府は避難指示区域の拡大という愚かなことは
やらないでほしい！！
良くも悪しくも原発の状態が落ち着いており
環境放射能測定値も全く問題がないのだから。

３０キロ圏内の
自主避難、屋内退避が解除され
早く人間になりたい！
早く普通の生活をしたい！

【追記】
　２０キロ圏内には
　津波被害による遺体が多数あると思われますが
　遺体収容はほとんど手つかずの状態のようです。

やっと、ガソリンの給油にありつけました。

８時１５分に家を出て、
８時４０分ころ
ＧＳの手前約５００メートル地点で
大行列の最後尾に並ぶ。
３時間半後の１２時すぎ
無事給油完了。
１６１円／リッターでした。

とにかく、この地方では車なしで生活できません。
ガソリンを給油できたことで
取り敢えず、ホッとしました。
１１時からの仕事には間に合いませんでしたが・・・
職場のみなさん、ごめんなさい。

ちなみに、
このガソリン狂想曲の様子を取材してたのでしょうか？
【読売】の腕章を着けた
若い女性が走り回っていました。
この方、うちの社員にそっくり。
○●さん、どうしたの？
と、思わず声をかけそうになりました。
【読売】の腕章に気付かなければ
声をかけるところでした・・・


【追記】
４月３日のチャリティー・マッチ
ゴン隊長がＵ－１８チームに交じって
盛り上げるんでしょうか？
まあ、何がしかの趣向はあるんでしょうね。

被災から２週間。
ガソリン不足は深刻。

明日、約１０キロ先のＧＳで
９時から１１時まで
給油できるという情報が入りました。
玉砕覚悟で８時に家を出て
給油待ちの列に並ぶつもりです。
ただし、給油できなかったら
戻ってくることができるのか微妙なところ・・・
それくらいガソリンの残量がありません。

１１時から仕事なんですが
間に合うのかこれも微妙なところ・・・

とにかく、明日ガソリンの給油ができて
仕事にも間に合ったら
これが唯一の明るい話題になるのでしょうな。

首都圏では
飲料水の放射性物質の問題

北海道では
知事選の話題が中心になりつつあるでしょう。

東北地方の窮状も忘れないでください・・

宮城県や岩手県は甚大な被害を被りましたが
復興に向けて
ゆっくりとした動きがあるように聞こえてきます。
しかし、ここ福島県浜通り地方では
震災から復興のめどすら立っていません。
原子力災害により
未だに第一原発から半径２０キロ以内は立ち入り禁止です。
特に、第一原発の立地町
大熊町、双葉町が元に戻ることはないと思います。

そんな中
屋内退避対象地域（第一原発から半径２０～３０キロ）では、
既に圏外に避難した人も多く、
店舗が閉まっており、
生活物資が届きにくくなっているので
「（住民は）飢え死に寸前だ。避難勧告を出すべきだ」
（斉藤鉄夫公明党幹事長代行）だと・・・

'バッキャロー！！
必要な物資をこの地域に運んでくるのが
てめーらの仕事だろ！！
この地域に入ってくる気骨のある人材を探せ！！
無責任な避難勧告なんてやめてくれ！！'

中年おやじの怒りの声を聴いてくれてありがとうございます。
ちなみに、うちの会社の連中も同じ意見でした。

日中は、まだ車が走ってました。
放射線のスクリーニングを受けて
避難する人たちの車が。

夜、４０分歩いて帰ってきました。
もうガソリンが底をついているので・・
何と、２台の車を見かけました。
まだ、人がいたんだ・・・
ちょっと驚き！

うちの会社もこの街から
いつ撤退するのか
もう秒読み段階のようです。

ここに残っても
灯油やＬＰガスが無くなれば
風呂にも入れない、炊事もできない・・・
ＡＴＭも全てストップしているので
金も引き出せない・・・
新聞も郵便も来ない・・

かといって、会社と一緒に動いても
住む所がない・・・

もう、八方ふさがり
まるで、今のコンサと同じだ
なんちゃってね。


一部には、もう手遅れだという声もある
東電福島第一原発の事故。

この街
南相馬市に人が戻ってくるために

頼みますよ
自衛隊さん、警視庁さん、消防の方々、東電さん！
それと、政府の方々もね。

本日、パーソナルスポンサー証が届きました。
ささやかながら、
チームの活動資金として使ってもらいましょう！

さて、今日は
ホーム遠征計画の行程表素案を作成しましたよ。

台風等の天候による交通機関のトラブルが少なく
何とか、やりくりして休みも取れそうな時期
ということで
７月の愛媛or水戸戦に照準を合わせてみました。

行きは
仙台空港からＪＡＬ様でのフライト。
早割で１万７千円くらいですかね？
そして、実家に一泊。
試合当日は、ＪＲで移動し
上野幌駅から歩いてみようと思います。
　30分くらいですかね？
　わが家から職場まで、よりは近いみたいです。

試合後は
まず、ラーメンを食べて（これも下調べしたし）
ネットカフェで観戦記を書いて
一人祝勝会で盛り上がってと。

そして、
２２時ちょうど発の急行はまなすで青森へ。
その後、青い森鉄道線、ＩＧＲいわて銀河鉄道線、ＪＲ線を
乗り継いで１７時ころ帰宅予定。
別に鉄おやじじゃないんですけど
北海道＆東日本パスという、おトクな切符ならば
１万２千円くらいなんですね。

この計画だと、往復の交通費が３万円で足ります！
遠征費用をこつこつと貯めていくぞ～と。

あとは、遠征に出る気力を萎えさせるような
酷い成績でないことを祈ります。
これ、結構マジですよ！
だって、夜行列車に揺られて
次の日は１０時間も列車に乗るなんて
オーバー５０のおやじには
すっごく、キツイことなんですから・・・

前のパソコンが壊れ、筆ぐるめで作成した
住所録が使えなくなりました。
バックアップは取ってありましたけど
今のパソコンに入ってるのは筆王。
これって、互換性ないんでしょうね？
というより、バックアップしたＣＤはどこ？

そんなわけで
ストックしてあった年賀状から
エクセルに打ち込みましたけど
３時間かかりました・・・
中年おやじの作業はこんなもんです。

出力は、日を改めてだわ・・・

チームは13位でフィニッシュ。

私ことですが、
Ｊ's　ＧＯＡＬの勝敗予想で
トップ１０を密かに狙てたんですが・・
前節までは２０位台にくらいついてたんですけど
結局は４５位でフィニッシュでした・・・こちらです
コンサの予想を
引き分けにしてしまったからな・・・

ちなみにＪ１の勝敗予想は
１５８位でした。

山瀬や甲府の藤田が契約満了したとか
ナイジェリアから練習生が来たとか
結構サッカーネタがないわけではないんですけど
思いっきり、プライベートなネタになっちゃいました。


うちのかみさんが１０日間ほど入院し
先週退院してきました。

入院したのは
福島県の県北地方にある伊達市（※）の医療機関です。
　※伊達市は、平成の大合併で
　伊達郡の町村が合併して誕生したんですけど
　北海道に伊達市があるから伊達市を名乗ることができるのか
　と物議をかもしたこともありました。
　おやじの家からは、車で１時間１５分くらいです。

乳腺疾患の手術を行ったんですけど
全摘手術ではないので、
（病理検査の結果待ちですけど）
おそらく
放射線照射をすることになるのでしょうね。
でも、その医療機関にある放射線照射の機器は
ピンポイントで患部に照射できる高性能機器のため
乳腺疾患向きではないのだそうです。
　より、正確にいえば
　時間をかけて照射すればいいんだけど
　そうすると、照射を真に必要とする他患の治療に
　影響が出るからなのだそうです。
そのため、乳腺科の患者には
他院を紹介してるのだとか。

さて、問題はどこで放射線照射をするか
なんですけど
ここから一番近いのが県立医大
車で１時間１５分くらいですけど
一山越えて行かなければならないんですね。
月～金、毎日計２５回通うことになるのですけど
これからの時期
山越えはキビシイ！
山越えの途中から県立医大まで至る道路は
雪が降ると、もうツルツル、
ちょっとくらいの雪が降っても
除雪はしないわ、塩も撒かないわ、という区間が延々と・・・
かといって、公共交通機関は時間的に困難。
ていうか、金銭的に無理！（片道約２千円もかかるし）

それで、どうやら隣の県の医療機関に
行くことになりそうなんですね。
こちらは、車で１時間２０分くらい。
国道６号線を走行する分には
雪の心配が殆どありませんから。
失業中のかみさんの弟が
運転してくれると思います。

という訳で、車で３０分以内の所に
満足な医療行為を受けられる所が
ないんですね。
まあ、我故郷も似たようなもんかもしれませんけど・・・

それよりも
お金がいくらかかるんだろうな？
そっちの方も心配だし・・・