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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 今、求めるものはなにか?の第21節湘南戦

2020年10月07日

1.「今、求めるものはなにか?」
 コンサの2020シーズンへの評価は、シーズン終了後に行う事が良いでしょうが、「途中評価」として、<チーム動向、更にその前提となる「取り組みの内容と方法」の是非>は、当然、常に机上に上ります。
その際、尽きる所「今、求めるものはなにか?」が問われ、その内容こそが、「行動・判断基準」となって来ます。
では、コンサに取って、
「今、求めるものはなにか?」の答えですが、
想定される答えには、
①戦績上昇 〜未勝利等回避
②2020終了時点でのチーム力上昇 〜2020終了時点で連勝達成
③2021シーズン内でのチーム力上昇 〜2021シーズン当初時点での連勝達成
と、目的の優先順位と、その時期感で、分かれます。
では、正答は、
【➁ 2020終了時点でチーム力上昇~連勝にてシーズン終了】ですね。
➀の「成績のために戦術と起用選手変更」は、監督交代論が前提となり、ミシャに4箇年継続で「チーム変革・チーム力急上昇」を託したチーム戦略の変更が前提となります。また、現在の戦績が「チームに大きなダメージ・打撃となる」のならば、議論も起き得ますが、今シーズンの戦績・順位は、コロナ禍によるリーグ内容修正により、<リーグ上位・3位以内到達か、それ以外か>の「二択」でしか意味なく、リーグ上位が困難となった現状、「戦績・順位」に意味・価値は殆ど無くなり、唯一在り得るのは「リーグ内、チーム力ランキング」の客観データ、に尽きます。
、と言って、2021シーズンスタート時点でチーム整備未了となる➂では、他チーム対比でも、大きく立ち遅れ、通常レギュレーション復活想定の2021シーズンで、スタート不調に繋がり、チームは「大きな打撃・ダメージ」となってしまいます。
という事で、正答➁「2020終了時点でチーム力上昇~連勝にてシーズン終了」との結論は、自明ですね。

そんな「2020終了時点でチーム力上昇~連勝にてシーズン終了」のための最短ステップが問題となります。
最終盤での連勝は<3~4連勝>としたいもので、
残る13試合で、ラスト4試合〔11/28・30節A~12/5・31節H~12/12・32節A~12/19・34節A〕に向け、
(1)クール 10/10・湘南H~10/14・名古屋A~10/18・鹿島H
(2)クール 10/24・横浜FC~10/31・G大阪A~11/3・川崎A
(3)クール 11/11・FC東京A~11/14・鳥栖H~11/21・清水H
でラスト4試合の
(4)クール 11/28・広島A~12/5・C大阪H~12/12・大分A~12/19・浦和Aとなります。
この様に、
4つのクールに分類されますが、
各クール毎の「チーム力上昇ステップ・到達目標」が設定されます。

全クール〔新戦術「マンマークハイプレス」フルタイム実施〕を追求し、
(1)クール・・チーム中軸選手選定にてトップチーム再構築
      「大学小次郎・小柏離脱」の中、中軸選定
      ;2021開幕時点チーム構築
(2)クール・・トップチームに継ぐサブ選手選定でチーム構成完成
      中軸選手に「第1・2順位」20名選定
(3)クール・・完成チームで、実戦最終テスト。
      「勝利」必達のパフォーマンス追求
(4)クール・・戦術と編成「完成」て、「完勝スタイル」構築
      4連勝達成のパフォーマンス完成

となります。
(・・コンサ首脳陣での、次戦以降計画もそんな所・似た物と想定します。)

という事で、
次戦21節~22節~23節の2H・1Aの
第1クール3試合目標
【チーム中軸選手選定にてトップチーム再構築「大学小次郎・小柏離脱」の中、中軸選定;2021開幕時点チーム基本部分構築】 を実戦テストの中で追求です。

では、そんな次戦・第21節湘南戦の展望です。

2.対戦相手「湘南」現況
現在の湘南は、戦績、
順位18位・最下位 勝点9 
  2勝3分14敗 得点14・失点32・得失差△18
前シーズンの同時期戦績は、
順位11位     勝点23
  7勝2分10敗 得点23・失点27・得失差△4 で、対比すると、
得点力大きく低下、失点数増加、と「攻守でチーム力低下」となっています。
直近4連敗中で、「得点0・失点6」で、失点も「1.25点/試合」ですが、「得点が全く取れず」シュートも20本(5本/試合)で「シュート精度・決定力が無く」、特にここ2試合総計「4本(2本/試合)」では、シュート機構築力も乏しく、極めて得点不能な攻撃力崩壊状態です。

前シーズンと大きな相違点は、
シーズン前に、前シーズンスタメン・主軸選手5選手流失し、代替として、リーグ最多の15選手獲得を果し、GK谷・DF大岩・馬渡・MF茨田・福田・三幸・FW石原が定着し、スタメンとなりましたが、
「湘南スタイル」の「走力勝負」の、
「堅守、攻撃へのトランジットでチーム一丸怒涛前進」の「殺到・なだれ込み戦術」
~【ストーミング戦術】で「時間の優位」(数的優位やポジション優位では無く、「時間」の優位)を支配する高等戦術ですが、
その大前提が【極端に多い運動量とスプリント数】を絶対条件とするものです。
「ストーミング戦術」は、リバプール・ライプツィヒで大注目の最新戦術で、その内容は、
ボール保持(ポゼッション率)は全く意識無く、「意図的にボールを捨てる」事も(事前に、「どこでボールロストするか」をプラン化します。)し、
「相手ボールを全員で狩り」に行き、ボール奪取からのショートカウンター狙い~「カウンターアタック」を徹底、相手に「プレー時間を与えない」姿勢で、【守備時こそ絶好のチャンス機】となります。
そのためには「圧倒的な走力」「動きながら考える」「戦術理解」の3条件を必要とします。

湘南は、逸早く、2018シーズンにトライを開始し、2019シーズンはより「堅実型へ修正」するも、今シーズン・リーグのレギュレーション変更「降格無し」で、一挙に「挑戦のシーズン」とし、本格取り組み開始でシーズンインとなったもの。
そのため、フォーメーションのシーズン変遷は、
2018・・主戦術「3-4-2-1」で当該戦術「3-3-2-2」併用
2019・・主戦術「3-4-2-1」で当該戦術 封印
2020・・主戦術「3-3-2-2」で、3試合のみ「3-4-2-1」併用
と、今シーズンは全面展開としています。
しかし、このため、大前提の3条件
・「圧倒的な走力」~「固定スタメンで累積疲労で破綻し、故障続出・パフォーマンス急減」
・「動きながら考える」
・「戦術理解」   の2項目につき、新加入選手がレベル低下し、「戦術通りのパフォーマンスに未到達で、相手への寄せ速度・強度の低下」を招き、戦術機能度低下となり、「強烈守備力と強烈カウンター」不発で、守備力低下⇒失点急増、攻撃力低下⇒得点減少、となったもの。

結論は「Wレベル最新戦術ストーミング戦術の全面採用・実践による挑戦」とのシーズン設定・戦略が、
・選手層の薄さ・弱さにより、過酷日程による累積疲労により、フィジカルダウン過重での、パフォーマンス低下、故障離脱続出を産んだ。
・戦術理解の選手毎バラツキ・高低は、チームプレーでも、個別プレーでも、戦術機能レベルに未到達。
となり、
・個々選手の「走力・フィジカル・戦術理解・戦術実践」の成長を獲得し、次期「代表クラスの若手有望選手を複数生み出す」成果にはなった。
というもの。
しかし、現在値は、選手層復活・復帰には遠く、弱体化した選手層で、挑戦の戦術をトライするも、「作動時間短時間」しか機能していません。

次戦、コンサ対戦では、主力5選手が離脱し、若手・レベルダウン選手が代替起用で、事前戦力比で、圧倒的な優位となります。戦術機能でも大差となり、試合展開は、試合開始直後のみ「試合対戦」となりますが、その後、湘南の攻守でのブレーキダウンからは、コンサ優位の一方的な展開となります。

3.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
上記の通り、コンサ・残シーズンの「ステップ目標」・「毎試合目標」達成を目指す「前進」シーズンとなります。
一方で、湘南は、今シーズン目標も、一部の個々選手の成長程度しか目指す事が困難で、次戦以降も、厳しい試合状況が継続しそうです。
そんな、次戦のコンサは、
戦術は、
新戦術の完成度アップで、当面「作動時間」延長で<フルタイム作動>を目指しますが、そのための前提が、「試合中フルタイム走り切る・走力とフィジカル」の確保で、実戦の中で<追求>し、個々選手・チーム全体の成長を図ります。新戦術の成否・強度の決め手は「寄せの速さ」に尽きますが、それこそが「走力とスプリント力のフィジカル」と「判断スピード」です。「走る力」と「球際」と「判断・意識」の、<ミシャ・試合三原則>となります。
戦術内容の「マンマークハイプレス」の攻撃的守備とショートカウンター、攻撃時間帯・攻勢時のミシャスタイルの多彩攻撃で、「攻勢時最終(ハイ)ライン裏スペースの被カウンター対策・Wストッパー配置」も戦術実戦として定着し、新戦術の完成度アップを図ります。
試合展開は、
コンサ圧倒・試合支配・攻勢の「完全試合」展開を目指します。
想定試合展開は、
試合開始 ~ 10分 湘南・ハイプレス・ストーミング作動し、
           コンサ・マンマークハイプレスで対抗
           均衡状態
     ~ 21分 湘南パフォーマンス低下から、
           コンサ攻勢~先制点獲得
     ~ 45分 飲水タイム明けも、コンサ攻勢継続
           追加点獲得
           「 2ー0 」前半終了
後半開始 ~ 65分 開始直後からコンサ攻勢
           追加点獲得
    飲水タイム  選手交代で活性化
     ~ 90分 コンサ攻勢
           追加点獲得で
           < 4ー0 >完勝 の想定です。
メンバー予想
スタメン=トップチーム・Aチーム編成
〔特別指定選手抜き〕
       ロペス
    駒井     金子
  菅   高嶺 荒野  白井 
    田中 ミンテ 進藤
       菅野
サブ
   ドド・福森・宮澤・深井・ジェイ・中野
   カウィン
〔故障起用回避;チャナティップ・ルーカス〕

これで完勝です。  



post by yuukun0617

19:15

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