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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 残12試合目標設定に則り前進・第22節名古屋戦

2020年10月12日

残り12試合、
<2020終了時点でチーム力上昇~その証明こそが、ラスト4連勝にてシーズン終了>を目的として、4ステップを前進し、
(1)クール 10/10・湘南H~10/14・名古屋A~10/18・鹿島H
(2)クール 10/24・横浜FC~10/31・G大阪A~11/3・川崎A
(3)クール 11/11・FC東京A~11/14・鳥栖H~11/21・清水H
(4)クール 11/28・広島A~12/5・C大阪H~12/12・大分A~12/19・浦和A~「ラスト4連勝」~でシーズン締めくくると設定。
各クール毎「チーム力上昇ステップ・到達目標」は、
全クール〔新戦術「マンマークハイプレス」フルタイム実施〕を追求、
2021開幕時点チーム構築を目標として
(1)クール・・チーム中軸選手選定にてトップチーム再構築・選定
(2)クール・・各ポジション毎「第1・2順位」20名選定
(3)クール・・完成チーム実戦最終テスト。勝利のパフォーマンス追求
(4)クール・・戦術と編成「完成」し「完勝スタイル」構築・4連勝達成。
その(1)クールの初戦・第21節湘南戦を「勝利」結果と共に、「中軸選手選定のための候補選手テスト結果」獲得し、「問題選手はボランチ宮澤1名」「他選手は適格評価」の結果。
続く・次戦第22節名古屋戦は、その第2試合で、前試合起用選手を軸に、候補選手を変更起用する態勢が濃厚。
詰まり、<前試合起用選手起用チームAの修正版>の実戦テストです。
フィジカルコンディションは、一端「累積疲労解消」していて「減少していた筋肉量回復」状態での第21節実戦は、「加重体重減少・高強度トレーニング」との効果となり、次戦の連続起用は「充分可能」で、寧ろ「身体が軽く、キレも上がった・ベストコンディション」です。
ここに、「コンディショニング万全の前試合スタメン外れ選手」が加わり、チームコンディションは「万全」で、「走力・プレースピード・強度」は高いものが約束されています。

そんな、次戦の展望です。

1.対戦相手「名古屋」現況
現在の戦績は、
順位5位 勝点39 12勝3分6敗 得点32・失点20・得失差12
             リーグ順位  8位   2位    2位
上位(ACL参加圏内)・3位チームとの勝点差「3」~1試合差で、
中断明け・10試合・7勝1分2敗・得点18・失点7と、絶好調で上位へ手が掛かるも、ここ10試合・5勝1分4敗・得点13・失点12と一進一退状態にペースダウン。
その躍進と停滞は、
得点力は低下させるも、「リーグ2位の強力な守備力・堅守」実現により、昨シーズンチームカラーだった「攻め勝ち」パータン⇒攻守バランスによる「守り勝ち」パータンへチェンジが結果を出し、中断再開明け後10試合好成績を実現、しかし、上位寸前まで順位アップの時点で、「累積疲労」により堅守レベルダウンと、「得点力更に低下」が原因となり、「得点・失点同数=勝利と敗戦が交互」と、ここ10試合戦績停滞となったもの。

前シーズン9月の監督交代「風間⇒フィッカデンティ」で、今シーズン、前監督風間スタイル「攻撃型・パスサッカー」・「リーグ最強攻撃得点力優先で守備・失点は増加」 ⇒ フィッカデンティの定番スタイル「完全リアクションサッカー」・「守備最優先・攻撃は速攻主体(堅守速攻型)」へ全面チェンジし、
フォーメーション「4ー4ー2・パスサッカーでワイドスペース」型⇒【4ー2ー3ー1・前線4枚と守備6枚を分離の守備バランス・堅守速攻】型へ変更。
起用選手も激変、<守備力の高い選手と前線に個の力で突破出来る優秀選手配置>へ変更。
頼みのFWジョー・選手変更に嫌気の和泉・宮原を流失、
新加入は、現監督の分身FW金崎・相馬・マテウス・阿倍・稲垣と、他チームの主力選手を引っこ抜く強奪加入を、資金力で実現、そのままチームスタメン起用でチーム構築。
残留した、前シーズンの主力・中軸「シャビエル・米本・シミッチ」は起用・試合入りも遠のいています。
チーム編成のコンセプトは「チーム・組織プレー優先の選手では無く、個の力、単独プレーで成立出来る選手」でチーム構成です。
しかし、この徹底した、「高能力選手」でチーム編成した「リアクションサッカー」は、或る意味、現代サッカーの一潮流です。
セリアA「カテナチオ」は過去の、現在は殆ど実践チームは無くなったスタイルですが、プレミアで復活し、「堅守・速攻」の本来「弱体チーム戦術」を、強豪チームが「高能力選手で実施すれば、より堅守・高能力選手でより速攻」が実現、とのスタイル、です。
しかし、「絶対要件」は「高能力選手」で、「高能力パフォーマンス」が発揮されてこそ、の戦術で、「特定選手の集中起用で、累積疲労でパフォーマンスダウンすれば、唯の選手」となり、肝心の絶対要件が弱低下・喪失気味となります。
一点特筆は、攻撃回数・シュート数・決定率の推移・変化で、
2019 攻撃回数3位・シュート数4位・決定率11位
2020    11位     14位     4位
と攻撃の回数・シュートは激減、しかし、シュート決定力は大きくアップで、戦術と選手変更を証明しています。

まさに、名古屋の現状は、「悪循環」に入りました。
・・・特に、週「中」試合となる<水曜試合>は、名古屋敗戦試合・前回9/30水曜、前々回9/23水曜、と「中3日・水曜」試合は<名古屋の鬼門・敗戦濃厚>試合です。
次の、週「中・水曜」、「中3日」試合こそ・・第22節コンサ戦!
行けます!!

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー想定
前節の課題点は、「マンマーク戦術」の必須能力として「スプリント速度」が表面化し、マーク相手とのスピード勝負の成否が、そのマーキング効果に直結する事を確認しました。
前ブログ記載内容を再記載しておきます。
「起用スタメンのマンマーク相手」との「走力スピード」勝負の対比一覧
    ~スプリント速度対比・km/hで、コンサ速度順記載です~
DFミンテ 34.8 マーク相手 FWタリク32.8 勝負〇
SH菅   33.6       SH岡本 32.6   〇    
ST金子  33.6       DF田中 34.2   △
FWロペス 33.2       DF大野 30.5   ◎
MF宮澤  31.8       MF斉藤 29.0   〇
ST駒井  31.1       DF舘  32.6   ☓
DM荒野  30.3       DM金子 31.7   ☓
SHルーカス30.0       SH石原 31.7   ☓
DF田中  29.9       MF三幸 25.2   ◎
DF福森  28.6       FW松田 29.5   △
5勝5敗となっています。スピードで優位なマーキングは有効、劣後はマーキング効果低下です。そして、問題化は゛「ボランチ宮澤」で発生。
「気合いのスプリント」で対抗するも、その代償「パス能力喪失」との展開が発生。宮澤の普段の平均スピード27.6km/hは、上記一覧の中では、一段レベルダウンの「遅さ」でした。ここ最近、「宮澤」起用は、スピードのあるFWとのマンマークで「振り切られる事」必至との理由で「DF起用」困難でした。前節では、同様に「福森」も「相手FWへのマンマーク」はそのままでは困難で「失点起点のウィークエリア・コンサ左サイド」の発生原因でした。「田中・ミンテ」のスピードが、コンサ守備陣に必須で、起用継続となっている真因です。この様に、「マンマーク戦術」では、担当マーク選手との「スピード勝負」が表面まで現実の問題点・ポイントとして浮上します。【重大ポイント;スプリント速度の必須性】が浮上でした。
次節でも、
当然同一課題が浮上します。
次節で「起用」される選手全員の「選択・評価ポイント」です。
また、もう一つの重要課題点が、継続している「シュート精度」課題です。
前節・コンサ選手データは、シュート数順記載。(枠内数・枠内率)・評価
金子 5本(3本・60%)得点2・決定率40% ☆☆☆
駒井 3本(1本・33%)得点0・決定率 0% ▲
荒野 2本(1本・50%)得点0・決定率 0% △
ロペス1本(0 ・ 0%)   0・    0% ✖✖
ルーカス 1本(0 ・ 0%)   0・    0% ☓
菅  1本(0 ・ 0%)    0・    0% ☓
田中 1本(0 ・ 0%)   0・    0% △
「シュート14本」は数値だけ見れば適正に近く見えますが、
「精度」が極めて低く、「決定率・決定力はこのままでは改善はあり得ません」。徹底・個人練習が必要で、対象もFW・前線だけでは無く、シュートした選手全員です。しかし、その取り組みは、一部選手のみで、改善努力が手付かずでは、是非もありません。このまま放置なら、選手を責める前に<コーチの怠慢として厳しい指摘と非難を免れる事は許されません>!

では、戦術・試合展開展望です。
コンサ新戦術は、色々な評価を受け、直近では、吉原宏太「マンマークはしなかった」とのコメントまでありましたが、実際は、選手毎の「試合中のフィジカルダウン」の差により、チーム連動の「フルタイム作動」までのパフォーマンスは難しく、「意図的に、作動する時間帯と、従来戦術を選択する時間帯を使い分ける」事としているもので、現在、作動時間帯を「拡大」する事が、挑戦項目です。詰まり、宏太氏の表現では正確性を欠き、「戦術」のチーム獲得への一段階として、致し方ない選択をする局面もあった、という事ですね。
いずれにしても、新戦術「マンマークハイプレス」の徹底・追及は不変のチーム戦略で、次節も同一です。

<リーグ最強の名古屋守備陣・堅守Vsコンサマンマークハイプレス>の対戦。
コンサ新戦術は、
「相手最終ラインからのビルドアップ」を狙う、「ハイポジション・最前線からの強襲」で、名古屋の「堅守」に襲い掛かるスタイルですね。
名古屋の「高能力GK・DF」は、Wレベルのスペースカバー力と精度の高いパス、強力なシュートストップを全て備えたGK、スピードと強靭を兼ね備えた万能型CB、スピードと強烈な運動力、高いパス起点力のSBで、「ボールへの寄せスピード・強度」は、リーグ平均水準では、全くチャージ到達せず、マンマーキング・当然ハイプレスも成功は在りません。<過去最高の寄せ速さ・強さ・回数>が必須となりますが、それが可能な選手を前線起用が必須前提は絶対です。「スピード・運動量」が「マンマークハイプレス」成否の決め手です。
コンサ戦術「マンマークハイプレス」以外の従来戦術は、ポストプレーは高さと強さ、プレー予測で殆ど封じられ、サイド攻防も「右サイドのスーパープレー」以外は機能せず、中央のコンビネーションパス交換も、名古屋の狙い所真っ只中で「ボール奪取連発」が濃厚となります。
名古屋の「堅守・守備力」のレベルは、リーグ平均水準の攻撃内容では、充分に阻止されてしまう、という事で、コンサの成否は「マンマークハイプレス」に賭けるしか無い、とも言えます。

試合展開は、
上記の通り、
全体は、「名古屋堅守へ、コンサ前線から、全員マーキングでパス交換自体阻止~ボール奪取からハイスピードショートカウンターを、多数回仕掛け続ける」展開で、
コンサが、そのテンション・緊張度低下させた瞬間、名古屋の強烈カウンターが襲い掛かって来ます。
そんな、コンサ攻勢が続き、コンサが、一瞬の甘いチャージやミスプレーの瞬間、名古屋強襲・カウンターをあびる「超緊張感一杯・一進一退試合」です。
コンサ新戦術が「フルタイム作動」に至っていない現状では、大きな危機局面が数回発生は想定しない訳にはいかないですね。
想定試合展開
試合開始 ~ 21分 コンサ・マンマークハイプレスで攻勢、
    (飲水タイム)決定機獲得し、先制点獲得
     ~ 45分 名古屋速攻で「失点」
           「 1:1 」
後半開始 ~ 67分 コンサ活性化で攻勢、
           決定機に追加点獲得
    (飲水タイム)選手交代で活性化
     ~ 90分 コンサ攻勢・名古屋速攻の応酬を凌ぎ切り
           【 2:1 】で辛勝! との予想です。

メンバー予想
上記の通り、対戦マーク相手とのスピード勝負が、戦術成否を決定します。
名古屋の予想は、 
  ※数値は、スプリント速度です。

         ランゲラック
    オジェソク  中谷  丸谷  吉田
     31.5  27.5  28.2  30.0      
        稲垣    米本
        29.7    28.0
     マテウス  前田   相馬 
      32.0   32.5   30.4
           金崎
           30.4
対するスタメン
           ロペス
        金子     駒井
     菅   高嶺   荒野  ルーカス
        福森 ミンテ 田中
           菅野
 マンマーク対戦は、  
   ~圧倒優位◎・優位〇・僅差同等△・劣勢▲・大きく劣後☓~
    金崎30.4ーミンテ34.8 ◎
    相馬30.4ー田中 29.9 △
    前田32.5ー荒野 30.3 ▲
    マテウス32.0ー福森 28.6 ☓
    稲垣29.7ー高嶺 31.6 ◎
    米本28.0ー駒井 31.1 ◎
    吉田30.0ールーカス 32.9 ◎
   オジェソク31.5ー菅  33.6 ◎
    中谷27.5ー金子 33.6 ◎
    丸谷28.2ーロペス33.2 ◎   で、
   マッチアップは、<7勝1分2敗>で全体は「スピード勝で、コンサマンマーク・ハイプレス成功」となります。ただし、前田ー荒野、マテウスー福森の2マッチアップでは「到達失敗・フリープレー」が想定され、カバーを想定するものです。
   同様に、
サブ選手も、
   進藤32.6・ジェイ32.1・ドド31.5・白井30.0・宮澤28.8・深井25.6
 ですが、宮澤・深井は「マンマーク戦術」のスプリント速度で問題があります。
因みに、他選手では、
   チャナティップ32.6・檀崎32.1・小柏31.7・早坂30.7・中野27.9で、
中野以外選手は新戦術適合です。

実際、試合想定では、相手陣形・起用選手を予測し、対戦「マッチアップ」を想定しますが、「スピードの勝ち負けが、そのままマーキング効果そのもの」となるため、選手起用選択を検討する中で、考慮される事項ですね。

新戦術に適合で問題となる「スプリント速度の低さ」は、宮澤・深井・中野が顕在化している、との事で、
ただ、即座に「起用機会喪失」とはならないのは、試合で「フルタイム作動」とはならず、最終盤「従来戦術」との選択時には「キーマン」としての役割を果たすもので、「限定起用」が正しい捉え方となります。

名古屋戦は、リーグ最強守備陣の打破を目標に、これまでの最高スピード・強度を果すべく、積極果敢に勝負する試合となります。
最高レベル到達の「ご褒美こそ」が、超緊迫試合の勝利獲得となります。

サポーターの全力発揮で、掴み取りましょう!!
 


post by yuukun0617

19:30

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