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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜 Happy birthday forミシャ・23節鹿島戦勝利!

2020年10月18日

チーム全体が<良い試合内容での勝利>を、これ程望み、その実現を全力果たす試合は、外には有りませんでしたね。
チーム全選手・チームスタッフ、サポーターのオールコンサが願ったのは、
【ミシャの63歳誕生日と、日本、今はコンサに、深く膨大なサッカーの全てを教え、育み、その成長を支え続けて来た「偉大な行い」への感謝・尊敬を、良い試合内容による勝利で、形とする】、事でした。
<<ミシャへのバースデーウィンゲーム>>!

この強い意識と想いは、チームを、前節名古屋戦でのコンサパフォーマンスとは別次元に上昇させ、リーグ最強ランク復活となった鹿島との、個別選手毎の「強烈マッチアップでの接戦・勝利達成」を実現しました。
ここ数試合の中では、最高パフォーマンスに到達したのが「プレー強度」で、寄せの速さ・強さ・頻度で、マンマークプレスは、大幅上昇。その中のハイプレスには、今シーズン平均データがありますが、コンサ平均・ハイプレス指数(ハイプレスを掛けた度数・割合)48.4%、同成功率(ボール奪取とパス阻止率)44.2%が、ここ最近では、ハイプレス指数30%、成功率30%まで低下していたものが、本日試合では、ハイプレス指数55%、同成功率50%まで上昇し、ハイプレスだけでなく、ミドル・ロープレスでも同様で、チーム全体で、プレスの指数と成功率が急上昇し、「マンマーク作動成功回数が急増」、鹿島のビルドアップ、ミドル・ハイポジでのゲームメークは、大停滞となり、鹿島ボール奪取、決定機を奪い、ハイ・ミドル・ローポジで急増した、コンサボール奪取から、ショート・ミドルカウンター、コンサビルドアップ展開が機能し、試合全体で、コンサ支配・コントロールでの「1-0ウノゼロ勝利」を掴み取ったものでした。
正に、ミシャが求めていたスタイルとプレーが展開され、ミシャの言う「勝利に値する内容」のサッカーが実現出来たもの。但し、求めていた質は、未だまだ課題は残り、特に、シュート精度改善による得点獲得は、コメントにも「あと、2点取れていたもの」との通りでした。

では、その試合ポイントを確認しましょう。

1.試合ポイント~試合スタッツより~
試合展開を、試合スタッツ推移で確認します。

試合を4分割ー開始~➀~飲水T~➁~HT~➂~飲水T~➃~TU。
    コンサ              鹿島
      ➀ -➁ ー➂ ー➃   ➀ -➁ -➂ -➃
支配率% 52 ー48 ー47 ー46  48 -52 -53 -54
走行距離 26 ー31 -31 -42  26 -30 -29 -27
スプリント  28 -36 -44 -42  38 -38 -50 -34
同速度km/h  -29    -29     -29     -29
シュート  1  3  5  3      1   3   3   2
枠内数   1  1  0  1      0   0   2   0
得点    0  1  0  0      0   0   0   0
パス数  145 -105 ー102-83  105 -144 -150 -113
成功率   79 ー76  -76 -74   69 -73 -73 -73
A'3rd内パス数ー31     -26      ー56     -48
成功率     -65     -73      ー72     -65
ボールエリア占率推移
 前半 コンサ32% ミドル42% 鹿島26%
 後半 コンサ30% ミドル45% 鹿島25%

試合データ・スタッツでしたが、以下の通りポイントが明らかです。
(1)ボール支配時間は鹿島が長く、パス交換・攻撃機会も鹿島優位と「鹿島は前掛かりの積極姿勢・攻勢を展開」しました。
支配率は、➀~開始から飲水Tまでコンサ、以降は、鹿島がやや優位。ボール占率は+6~5%コンサ陣内多い、とのデータは、コンサエリアでボール=プレーが多く、鹿島が押し込んでいた状態を証明。パス数も➀のみコンサ優位ですが、大半は鹿島優位で、A'3rd内パス=相手陣攻撃パス交換も、大幅鹿島優位。「鹿島のパス交換・ボール保持展開」だった。
(2)「走る」は、互角・接戦。
走行距離・スプリント・速度も互角数値で、リーグ基準以上「走力」の鹿島と互角まで、「走り」ました。
出色は、前節問題・失点起因選手;宮澤・福森のスプリント速度は「福森30.3Km/hで前節<+4km/h>、宮澤28.6km/hで前節<+1km/h>」と頑張り、相手担当マーク選手のスプリント速度と互角~上回るとの頑張りを試合後半まで維持しました。前節の酷いプレーで、危うくなった「首も皮1枚で繋げられた」ものでしょうね。
(3)シュートチャンス数・シュート精度も互角。
パス成功率が、両チーム共にチーム平均82%より「鹿島△10%・コンサ△6%ダウン」は、両チームの「パス交換阻止力」の守備によるもので、鹿島中盤堅守、コンサマンマークプレスが機能した証明数値です。結果、コンサも、決定機回数減少しましたが、それ以上に鹿島は、大半のチャンス可能機会をコンサに潰され、通常より「△4~5本減少シュート数」。
「コンサ・マンマークプレス」が機能。
両チーム共に「低いシュート精度・枠内率」が、得点獲得数を減少させる原因。

参考;コンサ個別シュート内容は、
荒野 3本 枠内1本 
駒井 2本 枠内1本 1得点獲得
ドド 1本 枠内1本
ルーカス・ミンテ・菅・田中・金子・ロペス1本 枠内0が、6選手。
12本撃って、3本しか「枠内」にも飛ばせられないシュートは、シュートではありませんね。攻撃最後の「決定的プレーでのキツクミス」ですね。
「シュート精度は大問題」~得点出来なければ「勝つ事は不可能」ですので。
(4)決定機回数は、
コンサ前半4回~1得点 後半4回 計8回で、1得点
鹿島 前半1回     後半2回 計3回は、ほぼ決定機を阻止出来、勝利の要因です。

2.総括
試合早々「試合の入りは鹿島優位」で開始し、当初は、鹿島のハイプレス・ボール奪取~最速攻撃が展開され、鹿島陣でのハイプレス作動の機会も乏しかったですが、前半飲水タイムで、局面転換し、鹿島ハイプレスは停滞、コンサビルドアツプ・チャージが急減、ボール奪取ライン・位置も下がり、コンサのコンビネーションパス交換、サイド突破、スペースへの飛び出しの多彩パターンが作動し、鹿島自陣ボール保持ーのコンサハイプレスも有効化し、ショートカウンター~決定機構築~金子のボールロストへの再奪取~福森・駒井のショートカウンター炸裂の先制点獲得、後半は、コンサマンマーク・ハイプレスは作動・機能し、決定機を複数回構築するも、シュート精度の低さにより、追加点獲得失敗、鹿島カウンターを弾き返し、ギリギリで勝利。

しかし、勝因は「高い集中力でミスが少なく、速度の速いプレー」「寄せの強度復活」「走り負けなかった」「マンマークハイプレス」機能で、
今後課題は、「寄せ強度は更に強度アップ」「シュート精度改善」でしたね。

☆勝利の乾杯は、絶っていたクラシック!! 絹の泡で、勝利を味わいました。次戦も「乾杯!」を目指し、行け!コンサ!

 


post by yuukun0617

23:12

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