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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 残りシーズンでの天王山・ハイプレス合戦・川崎戦展望

2020年11月02日

残るシーズン試合数は、いよいよ「あと8試合」にまで詰められましたが、
終盤戦目標とステップは、
<2020終了時点でチーム力上昇~その証明こそが、ラスト4連勝にてシーズン終了>を目標として、4ステップを前進し、
(1)クール 10/10・湘南H~10/14・名古屋A~10/18・鹿島H
(2)クール 10/24・横浜FC~10/31・G大阪A~11/3・川崎A
(3)クール 11/11・FC東京A~11/14・鳥栖H~11/21・清水H
(4)クール 11/28・広島A~12/5・C大阪H~12/12・大分A~12/19・浦和A~「ラスト4連勝」~でシーズン締めくくると設定。
各クール毎「チーム力上昇ステップ・到達目標」は、
全クール〔新戦術「マンマークハイプレス」フルタイム実施〕を追求、
2021開幕時点チーム構築を目標として
(1)クール・・チーム中軸選手選定にてトップチーム再構築・選定
(2)クール・・各ポジション毎「第1・2順位」20名選定
(3)クール・・完成チーム実戦最終テスト。勝利のパフォーマンス追求
(4)クール・・戦術と編成「完成」し「完勝スタイル」構築・4連勝達成。
現在の試合目標は、
チーム構築を目指し、第1クールで起用テスト・選出の候補選手から、第1・2順位で、20選手を並べ直した[Aチーム構築]でしたが、「菅・コロナ禍離脱」もあり、【戦術熟成】を軸に展開し、第2クール最終戦・次節川崎戦となります。

しかし、前試合から「中2日・連続アウェー試合」は、通常あり得ない「過酷日程」で、「限定数で遠征中選手」は、連続試合起用で、フィジカルコンディションは最低レベルでの「実戦・試合実施」必至です。
流石に、前節試合ベンチ入り選手のフィジカルダウン・リカバリー不足が顕著で、札幌居残り組からの「選手補強・入れ替え」が実施ですね。
或る意味、次戦へのテコ入れで「札幌から川崎入りの選手」が、実質的(プレー実態)主役となる次戦とも想定されます。
では、次戦展望です。
1.対戦チーム「川崎」現況
昨シーズンからの「リーグチャンピオン・川崎の集大成」=完成形を目指す残りシーズンとなっていますね。既に、圧倒的なリーグ戦績から、他チームの追随は実質に終了し、リーグチャンピオンは手中とし、残りシーズンは、その確定時期を待ちながら、勝利上積みを重ねて、ひたすら「チーム完成度を追求」とのベクトルとなりました。
そのため、戦績優先戦略から、積極的に若手選手の登用育成を実施し、次シーズン最強体制への整備・形成に、戦略転換となっています。
現在戦績は、
1位 勝点68 25試合 22勝2分1敗 得点70 失点20 得失差50は、歴代チャンピオンチームでも、断トツトップ戦績ですが、
得点圧倒的1位・失点圧倒的1位で、攻守共、他チーム追随も不能なレベルで2位以下を引き離した、圧倒的1位のチーム力です。
毎試合・平均得点2.8点(対比コンサ1.2点・+1.6点の大差)、平均失点0.8点(対比コンサ1.8点・△1.0点)は、「大人と子供、トップリーグと3部リーグレベル、WレベルとJFLレベルに匹敵の大差」。
対戦チーム全て、通常戦術での「挑戦」は全て「一蹴」されますが、
【唯一・川崎を阻止の可能性あるチーム・対戦が、<コンサ・マンマークハイプレス>】です。
「マンマーク型ハイプレス」の狙い【パス交換封止】の根本サッカー封鎖戦術のみが、川崎・現代流・最新パスサッカーへの有効対抗策となります。
戦術は、
昨シーズンまでの[4-2-3-1]を、より攻撃バランスの【4-3(1-2)-3】は完全モデルチェンジですが、
ポイントは、
➀前線4枚(-3-1)⇒前線5枚(-2-3)と「+1枚増加」
 ・・・「(ゾーン型)ハイプレス」戦術実施
➁ボランチ(2枚)⇒アンカー+偽SB(3枚)と「+1枚増加」
 ・・・バイタル・ミドルボール起点での「数的優位」
➂本来のコンビネーション・スピードパスサッカー
の3点実施にあります。
「川崎ハイプレス」は、現在リーグ1位実績成果で、ハイプレス指数(実施確立)71・成功率46.4%、
対するコンサハイプレス・実績値は、ハイプレス指数47.4・成功率44.6%のリーグ3位・・(2位横浜FMで、この3チームが3トップ・ハイプレスチームですね)。コンサと成功率は均衡するも、その実施率は、遥かに川崎が上回っています。
最多得点の理由こそが、<ハイプレス成功=相手ゴール付近でのボール奪取~ショートカウンター・・高シュート決定力・・⇒大量得点>であり、
最少失点の理由こそが、<相手陣での攻撃的守備(ハイプレス・最前線守備)と中盤「数的優位」で相手攻撃阻止・ブロック・・シュート機会極小化・・⇒最少失点>となっています。

この様に、次戦・川崎戦も、前節・試合・G大阪戦と並び「ハイプレス合戦・第2弾・最強ハイプレスと勝負」となります。
<ハイプレス合戦の天王山試合>で、【リーグトップのハイプレスはどちらか?!】を競う試合です。
しかし、決定的な差が、【シュート決定率】で、
リーグ1位 チャンス構築率「17.4%」シュート成功率「14.3%」
コンサ
リーグ4位    同   「12.5%」   同   「8.3%」
とチャンス構築成功率は、ややコンサ劣後、しかし、シュート成功率・決定率は、大きく乖離・劣後で、
仮に、コンサチャンス数(シュート数)で、川崎・シュート決定率があれば「得点55点」リーグ3位水準とります。
別データでも、
川崎・ゴール期待値とゴール実現値は、
リーグ1位 ゴール期待値「2.466」実現値「2.8」~+0.334
コンサ
リーグ4位    同  「1.639」 同 「1.2」~△0.439

結論は、
➀ハイプレス実施実績は、両チームリーグトップ水準で、やや川崎優位
➁チャンスメイク数は、両チームリーグトップ水準でやや川崎優位
➂シュート決定力は、川崎リーグトップ、コンサリーグ最低で、川崎圧倒
➃中盤守備・ブロック力は、川崎リーグトップ、コンサ戦術上リーグ最低
と、攻守で、川崎優位です。
こんな強力チーム対戦で、
唯一の突破点こそが「マンマーク・ハイプレス」で、「ハイプレス成功」と「川崎パス交換阻止の成功」です。
ハイプレスで
「ハイプレス最前線でのボール奪取~ショートカウンター」成功数をいつも以上に上昇・増加させる点と、
「ハイプレス成功しなくても」、パスターゲットにマーキング封鎖により、「パス交換そのものを阻止・制限の成功数」を増加させる点、
に尽きます。

また、川崎も「中2日」日程でコンサ戦ですが、ホームの連戦で、且つ、全試合の前は、13日間も空白で、フィジカルダウンは限定的で、次戦・コンサ戦は、フルコンディションが濃厚です。更に、超豊富な「選手層」は「代表レベル揃い」で、今シーズン・特例「5選手交代」も、フル活用し、「ハイ能力選手が、交代により、常にハイコンディションで、走り回る」試合内容を確立しています。・・<フィジカルダウンでの突破口はあり得ません>

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
戦術
上述の通り、<ハイプレス合戦・天王山リーグトップを競うハイプレス勝負>となり、「ハイプレス~最前線ボール奪取~ショートカウンター」狙いと、それ以上価値のある「川崎パス交換阻止~マンマークプレス」の度数・回数と、成功率をとことん追求が、唯一の「川崎撃破法」で、これ以外は「一見均衡の様でも、川崎勝利」しか無く、
コンサが取れる・採るべき唯一戦術が、
【ゼロトップ・マンマーク型ハイプレス】となります。
G大阪での、ややマーキング甘い、強度・スピードがやや低下「マンマーク型ハイプレス」では、殆ど「ハイプレス・パス交換封止が到達せず、失敗」にしかなりません。
最強度「マンマーク型ハイプレス」は【ゼロトップ】で、守備力(ボール奪取力)とマーキング強度維持力(フィジカル)で、劣後しない選手起用の「ゼロトップ・最強度選手起用」との結論です。

試合展開も、
「ハイプレス合戦=ボール奪取合戦=相手ゴール前ショートカウンター合戦」と<超緊迫・激しく多数回の攻守転換・決定機構築勝負試合>ですね。問題は、両チームの「決定機(シュート)での得点実現力~決定力」で、「得点」が相違する、という事。
川崎は、全選手が「シュート決定力(意識・技術)」を保持するのに対し、コンサは、前線選手も含め、「シュート決定力~意識・判断・技術~が低い能力」だという事で、【強烈なシュート意識・シュート精度意識の意識改革】が唯一の対策でしょう。チーム合言葉は「沈着冷静な高いシュート意識・精度徹底」です。
想定試合展開は、
「ハイプレスが互いに作動により、ボール奪取交互成立し、攻守転換が異常な程急増し、結果、互いの攻撃阻止となる超緊迫試合」想定と、
逆に、「ハイプレス成功により、激しい得点獲り合い」想定、
とのどちらかに収束との展開が濃厚です。
予想展開は、
前半~「互いに、ハイプレス作動により、互いに相手攻撃停止」の「超緊迫試合」展開
後半~一転、両チーム共に「ハイプレス作動で成功局面多発」となり、「ショートカウンター炸裂~得点獲得合戦」展開 と想定します。
試合開始~HT 「ハイプレス作動、相手攻撃阻止連発~攻撃停止」
        「 0-0 」
後半開始~TU 「ハイプレス成立~ショートカウンター~得点獲得」勝負
        「 2-2 」濃厚の【 3-2 】・・3点目獲得が試合結果の決め手となり、
        「 3-2 ハイプレス勝負・得点獲得勝ち 」との想定


メンバー予想
【ゼロトップ】です!

好調ロペス・ドド、復帰チャナティップも、今回スタメンは外します。

スタメン    
      駒井  金子
        荒野
   白井 高嶺  宮澤 ルーカス
     福森 ミンテ 田中
        菅野

  鉄板「ゼロトップ」メンバーです。

サブ
    チャナティップ・ロペス・ドド
    中野・深井(ジェイ)・早坂(石川)
    カウィン
    ※(ジェイ・石川)は、当日コンディション次第で判定

※コンサの大きな課題「ゼロトップ・マンマークハイプレス」は、メンバーが極めて限定され、「サブ・途中起用交代で、ゼロトップ維持困難」ですね。
という事は「ゼロトップ」チーム構成時間帯選択で、<どの時間帯・局面に集中作動させるか>が最大ポイントです。

最強「ハイプレス」チーム川崎の撃破で、<コンサハイプレス優位>を証明する試合としましょう!!
     


post by yuukun0617

15:01

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