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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2020年11月04日
昨日、川崎戦完勝は、試合後コメントで、絶好調ミシャ!が出ましたね。
○リーグ趨勢ハイプレス戦術へ、本物・真に有効なハイプレスは、<コンサ・マンマークハイプレス>に在りを証明
○<コンサ式トータルフットボール>の真髄を証明
○マンマークハイプレスと、試合中途フルチェンジ転換、コンサ式ミシャ戦術との、<ハイブリッド戦術転換>を証明
○既存選手育成・成長による<チーム進化>を証明
、とした瞬間は、ミシャに取り、歓喜に満ち溢れた時と事実でした。
今シーズンに留まらず、ここ最近での「最強チーム完成」に到達した筈の川崎根幹打破を主眼とする、「パスサッカー封じの川崎パス交換阻止」の<コンサ・マンマーク戦術>、更に、その中の「最前線バトル〜ハイプレス」は、ハイプレス目的「相手ビルドアップをターゲットに、ボール奪取とそこからの相手ゴール寸前ショートカウンター〜大チャンスを多数回構築」を連発させた「コンササッカー」が、国内サッカー界・シーンに、「サッカー根幹のパス交換阻止」と「最強ハイプレス」の衝撃を強烈に与えた瞬間で、ミシャを始め、コンサ全チームに、会心の内容と現実でした。
現実プレーとして、
川崎・ビルドアップ対象選手の、DF谷口、ジェジエウ、両サイド、アンカー守田は、事前想定通りに、その餌食となり、ビルドアップパス阻止、更に、ボール被奪取を受け、結果、ハイプレスにやや遠くなるGKソンリョンからの、前線放り込み・ロングフィード連発で、封止度は60〜70%の高成功率まで上昇し、川崎本領のビルドアップ型パスサッカーを封じたものでした。そのため、川崎インサイドハーフ旗手、脇坂は当然、FW家長まで、中盤底まで、コンサマークを引き連れながら、ボールを貰いに来る事態も頻繁し、川崎前線の攻撃力は骨抜きとしたものでした。
コンサの「ゼロトップ型マンマークハイプレス」の、強烈攻守力は、鮮烈な衝撃でしたね!
更に、本ブログでも、今後の有力試合展開戦略として、「マンマーク型ハイプレス」と「既存・コンサ式ミシャ戦術・ハイタワー型」の局面毎・転換併用型、試合途中チーム一斉変換「試合展開戦略」型、と二つのハイブリッド戦術があります。昨日試合は、「途中チーム一斉変換」試合展開戦略型を選択、川崎は、突然の、チーム一斉変換に、対応不能で、そのギャップを突き、ハイプレス〜ショートカウンター成功に、高シュート精度FWのロペス・ドドにより、複数得点獲得、との事前想定通り内容を実現でした。
ミシャの事前想定的中通りの実戦プレーとなり、一気にミシャはヒートアップ!
そこで、本ブログテーマ、試合後ミシャコメントの中の【ミシャからのの謎かけ】が出たものでした。
その謎かけを再掲載すると、
『今日の選手起用は、右サイドと左サイドがいつもと逆、反対でしたが、その意図は?』とのリポーター問い掛けに対する答えで、
ミシャ『1980年代のバルサ、ストイチコフとサリナスと言えば、その意図が解るでしょう!』と、反対に、リポーターとJ関係者への謎かけ応答だったものでした。
では、その答えです。
80年代のバルサとは、正確には、
1988〜1996のバルセロナを指し、右ウィング・FWストイチコフ、左ウィングサリナスが居た、クライフ現役時期のバルサで、<エル・ドリーム・チーム>と称され、チャンピオンを席巻し、それ以降のサッカー進化に大きな転換点を与えたチームですね。
時代は、その直前・ACミランサッキの<プレッシングフットボール全盛>期→「カテナチオ・守備主導戦略」全盛状況の中、「サッカーは死んだ」との消極型サッカー全盛への反攻が、バルサ・トータルフットボールの攻撃型サッカー出現、となったものでした。その中で、5トップ前線を構築した、左右ウィングが、ストイチコフとサリナスですが、両選手共に、共通項目が、
元々FWで高決定力・高ドリブル突破力・レフティー・高アシスト力と、サイドハーフポジションを、ウィングと変化させた選手で、超攻撃型バルサを構築した選手でした。
余談ですが、両選手共に、Jリーグに移籍・プレーしていますね。ストイチコフは、1998〜99柏、サリナスは1997〜98横浜マリノスでプレーしましたが、Jリーグで、トータルフットボールのかけらも不可能であり、単なるFW選手としてのプレーで、その全貌が発揮された物では無かったのですね。
と言う事から、正解は、
トータルフットボールで、左右ウィングも、高得点力と、アシスト・ドリブル突破のチャンスメークの高い選手を配置し、「コンサ式トータルフットボール」〜流動性の高い選手・ポジションと役割変換とする、トータルフットボーラーによる、フットボールを、マンマーク守備戦術を加えて、激しく・速く・高精度の、攻撃と守備が一体プレーの攻守シームレスな、強力攻守を実現・実体化するスタイルを狙った、との回答です。
流石に、コンサ式トータルフットボール、との呼称表明は「大き過ぎる表現」として、前回本音を僅か一度だけ、発表・発言しましたが、本心は、常に胸にしっかり据えて、監督しているものですね。
思わず、完璧なサッカー実現で、漏らした本音で、多くの賛同の声を期待していたため、漏らした謎かけでした。
目指す所、姿は、
凄く、大きく、強く、光輝溢れたサッカー、スタイル、チーム、そして、チームスタッフと選手達です!
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