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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2020年11月09日
実は高熱発熱しコロナも疑われる体調となり、ひたすら安静を守りましたが、無事コロナの疑いも無くなり、復帰です。その間、複数チームでのコロナ感染があり、益々環境は、不透明で、余談を余さない状態に突入してしまってますが、こんな時だからこそ、チーム、サポーター一団となって、力強く前進ですね!
では、明日FC東京戦展望を。
1.対戦チーム「FC東京」現況
現在戦績は、
順位6位 勝点47 29試合 14勝5分10敗 得点42 失点39 得失差3
得点7位 失点9位 得失差8位に拘らず、順位6位、リーグ上位(ACL出場圏)3位は、勝点1差で、勝負強く狙っている所。
しかし、ここ6試合は、1勝5敗と急激な戦績低迷に苦しんでいる状況で、直近3試合連続複数失点と「堅守・速攻」とのチームスタイルと真逆の試合内容です。
その原因は、当初、累積疲労による戦力ダウンでしたが、ここに来て日程が正常化し、その原因は解消し、新たに発生したものが「戦術選択」です。即ち、FC東京も、今シーズンのリーグ流行「ハイプレス」を選択しましたが、多くのチーム同様「ゾーン型ハイプレス」で、次の3つの問題点が発生。
その1が、本来「自陣布陣型堅守・速攻」をハイプレスの為「前線を上昇」させるも、その距離間があり「ハイプレス成功率が最低ランク」と不発。「ゾーン型ハイプレス」の欠点です。
その2、本来戦術「堅守・速攻」をその配置のまま「前進させる」も、しばしば「前線のみ上昇」し「中盤・守備陣」間のスペース発生。チームのコンパクトネス(縦・横幅)は、従来は「縦も横も狭い陣型けでしたが、現在は、縦に広く・緩く、横は狭い「縦長陣型」となっています。ハイプレスの代償「ハイライン」の裏スペース広大化を嫌い、「ミドルライン」気味がしばしば登場し、前線と守備陣の間スペースリスク、その局面「数的不利」状態など失点多発となっています。
その3が、最も致命的な内容ですが、「ハイプレスが可能な時間帯」は「試合開始直後から、ほぼ15分程度の僅かな時間帯」でしか無く、その後、ハイプレスでの消耗度により運動量低下選手が発生。ベテラン層中軸の選手起用が原因。
FC東京は、本来、堅守速攻・自陣布陣で、
・自陣内での「ブロック守備」を高守備能力選手が行い、失点数の少なさ
・一転自陣ボール奪取から、スピードと突破力のある前線選手によるロングカウンター
・堅守とカウンター得点で、試合をコントロールし「僅少差でも勝利・勝点3獲得」
を指向するチームでしたが、「ビルドアップ」サッカー全盛への対抗策として、「ハイプレス」選択は避ける事が出来ず選択したものでしょうが、「選手フィジカル・体力、戦術一体共通化」のハイプレス必須条件の不足による不成功であり、簡単に修復は困難です。
フォーメーションは、
「4-1-2-3」と「4-4-2」の併用ですが、「3バックチーム」対策は「4ー1-2-3」の「ハイプレス仕様」が殆どです。
戦術は、
・ハイプレスは、指数はリーグ3位、しかし成功率はリーグ10位40%
・ロングカウンターが依然主力で、ハイプレスからのショートカウンターは比較的少ない
・得点パターンは、セットプレー~クロス~スルーパスの順
・失点パターンは、ショートカウンター~クロスの順で、ハイプレスを外されたパターンが最多です。
選手は、ほぼ固定選手起用で、元代表クラス多数手の高能力選手層で、現在は累積疲労蓄積も無く、フィジカルの問題は在りませんが、「常時過重走力」を求められるハイプレス型選手とは、逆の「運動量は多くないが、瞬発力・スピード型」の選手層で、現行戦術に適合は難しい状況です。
この様に、「堅守」のレベル低下、ハイプレスも時間制限、戦術混迷と強敵・FC東京の戦力も低下していて、大きなチャンスが来ていますが、「勝利への執念・貪欲さ」だけは変化無く、コンサ最強力発揮は必須です。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサに取っての今残シーズンは、次年度・未来への貴重なチーム形成期間となりました。
その準備、体制作りは着実に進行し、選手構成と個々選手のレベルアップ・向上となっています。しかし、札幌を中心とした環境は、益々深刻化を深めていて、いつ大きな影響・制約も想定しなければならない状況となり始め、一日・一日の大切さ、一試合毎の貴重さは、その重みを大いに増しています。
<今こそ、この試合・この練習に全力で当たり、最高の成果を獲得する時期>となりました。
コンサの残る8試合実施出来る幸運を感じ、「チーム形成最終盤」を急ぎましょう。
では、次戦での
戦術は、次年度の主戦術と想定している「マンマーク型ハイプレス~コンサ式トータルフットボール」戦術の完成度上昇を図ります。
直近、「マンマーク型」を、「特定ポジション限定型」「特定時間限定型」を「コンサ前線FW・チャナティップ選手」起用を試行する中で、選択実施もありましたが、「最強選手構成=ゼロトップ(守備力ある前線選手起用)」がトップレベルで、その折衷型として有力な試合戦略が、
「試合全般・マンマークハイプレス~後半途中で、外国籍選手交代起用で、マンマークハイプレス緩和・攻撃力強化型へのチームチェンジパターン」が最有力です。
「ゼロトップ型」の欠点だった「シュート精度・決定力の低さ」も、実戦の中で鍛えられ、「シュートタイミング・精度、シュート恐怖心も改善・克服」され、上昇して来ていますが、「コンサ・有力外国籍選手の攻撃力・得点力」は図抜けており、「折衷型」は、次年度「試合3名交代制」に戻っても有効策として、完成形を目指すべき戦略です。
コンサは、既に、多様な戦術を保有する「最多戦術保有チーム」に進化してしまいましたね。凄いです。
FC東京は、試合開始直後「ハイプレス・ミドルライン」を仕掛けて来ますが、コンサビルドアツプへのハイプレスを、ロングフィード・コンビネーションパスで外すと、ミドルエリアにはスペースがあり、一気に多彩攻撃を仕掛けられる状況で、ポイントは「ミドルエリアでの攻撃遅滞・バックパスを排し、速い攻撃に繋げる点」です。相手前線選手の帰陣前「コンサ数的優位・陣形緩み状態」を突く事です。
また、FC東京のビルドアツプこそ、チャンス局面で、コンサマンマーク型のパスコース封じ型ハイプレスに対しては、成功率の低いロングボールしか手段は無く、ロングボールクリアー力の高いミンテ・田中・福森、その二次ボール奪取力の高い高嶺・宮澤で、封じてしまいます。
試合展開は、
試合開始当初のFC東京活性化時間帯は「均衡状態」、しかし、前半・飲水タイム後、試合状況は大きく転換、コンサハイプレス成功~ショートカウンター時間帯に変化し、先制点獲得で、前半終了。
後半開始直後も10分程度、FC東京の活性化となりますが、その後「自陣・堅守速攻狙い」に変化し、FC東京陣内で、FC東京ボール保持の瞬間、コンサハイプレス炸裂し、ショーカウンターの餌食多発。
そして、後半飲水タイム前後、外国籍前線選手投入で、コンサ「折衷型戦略・緩和型ハイプレス」に戦術転換し、その攻撃力を全開し、コンサ攻勢時間帯とするものです。
試合開始~15分 FC東京・活性化で、「均衡状態」
~45分 コンサ・マンマークハイプレス全開
ハイプレス・ボール奪取からのショートカウンター多数で
先制点獲得
後半開始~10分 FC東京・活性化も短時間で、
コンサ・マンマークハイプレス炸裂し、攻勢
追加点獲得
60分 選手交代で、活性化と戦術転換
「緩和型ハイプレス・攻撃強化型」、
~90分 コンサ攻勢し、追加点獲得
【 3-0 完勝 】との試合展開想定です。
メンバー予想
前記の通り、試合開始・スタートのスタメンは、「ゼロトップ型」、途中選手交代で「外国籍選手起用・攻撃強化型」の選手起用です。
スタメン
チャナティップ 駒井
荒野
金子 高嶺 宮澤 白井
福森 ミンテ 田中
菅野
・・「80年代バルサスタイル(とのミシャコメントでしたね)」
注目のミシャ太鼓判・金子と白井の両サイド・両レフティー!!
サブ
ジェイ
ドド ロペス
金子 高嶺 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 田中
菅野
ジェイ ⇔ チャナティップ
ドド ⇔ 駒井
ロペス ⇔ 荒野
ルーカス⇔ 白井
早坂・石川・カウィン
サブも重要な役割となります。
コンサは、追及戦術完徹の覚悟で、必勝を目指す闘いとなります。
充分に「複数得点勝利」濃厚であり、次々戦「中2日・鳥栖戦」へ、チーム一丸で勝ち抜きですね。
残念ながら、FC東京戦現地参戦は、さすがに「ドクターストップ」が掛かり、現地参戦断念となりましたが、心は「味スタ・コンサ応援席」に在り、一緒に応援です。
全サポーターの総力結集で、コンサ完勝を勝ち取りましょう。
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