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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ これが今の真実の戦力・期待と想定を外した勝利喪失試合

2020年12月13日

選手自身から「悔しさと惜しさ」が溢れ出る感想・コメントは全然無く、ここまでのいわゆる「惜しかったコンサ試合」と同一の「価値・意味・受け止め」しかない事がめいはくとなりました。
一方で、「激しい歯軋り」が聞こえて来る様な「ミシャの悔やしみ・怒号の姿」とは、「極端な監督と選手との意識差」に<強い驚き>を、更に、「甘いコンサ選手意識」に<強烈に恐れ>を抱きますのは、皆さんも同様ではないでしょうか。
こんな「選手の体たらくな意識・姿」は、リーグ上位のチーム選手では「絶対に在り得ない」ものであり、正に「コンサ選手の低レベル実像」を思い知らさせる所です。
そこに、「進藤・C大阪移籍」報道が重なり、「自らの実力不足を知り、深い改善への決意のもと、確実・着実に自己能力を上昇し、求めるポジションを再び掴む」との真っ当な「選手姿勢」と大きく乖離し、「ポジションを期待し、自己変革・改善の道から逃げる、他チーム移籍」は「選手生命そのものの成長停止・将来の自己破綻」にしかならない、との「不成功例」は枚挙に厭わない程、多数ですね。コンサから「同様パターン」で離脱した選手達の「その後」は、例外の「西大吾」以外、大筋で成功選手は皆無です。
正攻法は「自己プレーのレベルアップによるポジション奪取」しかありませんし、唯一の絶対的成功への道ですね。
同様に、
現在の「課題解決が見えないチーム現状」は、「個々選手のプレー実行度=真剣プレー度」「個々選手の個別課題・問題点の改善未取り組み」との「選手個々の取り組み姿勢」が原因です。
コンサ選手の最大の特徴は「チーム一体力=全員一致で追求する真剣さ・泥臭さ・互いにカバーし合うチームプレー」だった筈ですが、今のコンサプレーには、「それこそが不足部分」です。
本当に選手は、その特徴を捨て去り、変質してしまったのでしょうか。
前書きの「コンサ選手意識に強烈な恐れ」を抱いた理由・内容です。

残念ですが、前試合で「確実に証明された事実」こそが、
【コンサは、リーグ上位争いを可能とする選手・チームの力には、全く到達していない】でした。
 当然、来シーズン・チーム目標で、出来もしないチームと選手が、(自分)勝手に、「リーグ上位獲得獲得・優勝実現」と夢を見る事は、「成功の確率は全くありません」。どんなに贔屓目に見ても、可能性は「1%」しかありませんね。
 <現実逃避し、重要で根幹に近い問題点・課題点程、改善・解決は資金力のせいで「優秀選手獲得が出来ない」ため不可能>、と社長自ら「公言」している、更に、試合後に「優秀選手を獲得出来ないチームであり、限界ある」との監督勝利失敗の言い訳コメントをするチームには、「選手自身・自己変革」の改善努力はいつまでも放棄し続け、結果、リーグ下位での「降格圏争い」に混入するしかないのでしょうか。
社長・監督層から始まり、選手個々の「自己変革と改善努力徹底」の道による、「王道・正攻法のチーム成長過程前進」は当面不可能なのでしょうか。
 前書き「強い驚きと強烈な恐れ」を払拭する動きが、チームに皆無・どこにもない、とは思いません。しかし、一部重要・根幹選手に「その暗雲」が訪れ、チームが「混乱と停滞」に入ってしまった事は間違いありませんね。
一方で、そんな「体たらくとは真逆の真剣プレー」に徹し、益々ヒートアップさせている選手は、複数存在し、チーム低迷の助っ人・心臓は確かに働いています。筆頭が「大学トリオ3選手」と守護神「菅野」、続いて、ミンテ・ルーカス・白井・ギリギリ宮澤、更に、故障の荒野・チャナティップですね。
 問題児は、筆頭の「福森」・ジェイ・ロペス・駒井・菅・ドド。その中間に、進藤・深井・中野、そして、新加入のウーゴと、小次郎・小柏・中島、復帰の中村洞耶はこれから。不明が、藤村・濱・カウィン。ですね。
問題選手は、意外に「限定5選手」に集中し、チーム全体への波及は不可思議ですが、「得点獲得失敗と失点敗因」そのもので、<当該・問題選手次第>で、「集中特訓」指示・指導のタイミングです。

そんな選手が組み合ったチーム構成による「現戦力のレベル」は、「長期間・継続改善不能課題」を持つ「攻守力」であり、「得点獲得・失点防止は限定的」からの脱却・改善は困難で、「リーグ上位チームに勝利し切るチーム力には未到達」という事が、今シーズン到達結果となったもの、ですね。
ミシャがどんなに言おうと、ノノがどう言おうと、「この現実」はしっかり受け止めるしかありません!
このままだとすると、「来シーズンは、リーグ下位・降格圏争いは高い確率で突入してしまう」との想定となり、
今後「当該問題選手の大変化・チーム根幹を大きく改善する特定選手の大活躍」が無い限り、その通りの結果・試合展開が濃厚です。

せめて、ラスト・最終戦で「そんな悪予想」を払拭する様な「チーム大改善・大進歩」を僅かに期待します。・・「その可能性」は<僅か>ですが・・!

では、「幻滅・問題プレーと挽回しようとする真剣選手・真摯選手プレー」混在の前試合を点検しておきましょう。

1.試合内容~試合スタッツ(速報値)より確認
試合後ミシャコメントでの「総評」は、
「前半は、
 前節試合と同様に、チーム全体低パフォーマンスで、プレス・マークが無く、戦術作動せず攻守停滞した。そんな中、クリアー・プレー遅延によるボール被奪取とポジショニングミスによるフリー攻撃を許した、ミス起因失点。更に、2・3回の決定機に得点獲得失敗。
 後半、パフォーマンスアップにより、(攻撃作動し)何回も決定機を作るも、得点獲得は1点のみと失敗。勝点1、では納得出来ない(勝利とならない)、残念な結果。」でした。
〇過去再三に亘る、「不注意・集中力を欠くミスプレーでの失点」で想定試合展開・コントロール破綻
〇過去長年の未改善課題「決定機での酷い得点獲得力」で、3・4点獲得失敗
との指摘。

どちらも、組織・連携のチームプレー・戦術では無く、「個々能力の酷い程の低さ、失敗改善努力放置の無責任」の特定個別選手問題で、
資金力がある他のチームであれば、当然の事として、
「能力を持つ選手との保有変更~問題選手放逐・必要選手加入」で根本解決を図るものです。
しかし、コンサでは「そんな資金力は無い、そもそも選手育成により能力改善と進化を図り、その解決とする」、とのチーム根本戦略の元、「選手放出」戦略は「必要最低限に止める」としていますね。
しかし、「選手側・意識面」からは、「課題未改善でも、その分、別途機能し、成果があれば、功罪半ば・長所と短所が混在でも、保有選択」との根本扱い・対応から、「特定・個々選手固有課題の解決・改善が、限定的・中途半端・不徹底」でも許される、との<甘えの構造>が成立しています。
特に、「個々選手能力課題」とされても、<特段の努力=【特訓・練習後トレーニング・自主トレ】>の改善実践は、全く見えませんし、実際、全く実行は有りませんね。詰まり、特段の指示も無いまま「改善努力をしなくとも、特段問題は無い」との問題意識のままでは、<長期未改善・改善放置>は許されている、との自己認識ですね。
改善する意思が無ければ、乏しければ、「改善は永遠にあり得ませんし、チーム課題は、いつまでも続くしかありません」ね。

失点となったプレーについて記載しておきます。
コンサ・ビルドアツプの過程で、発生。
第1起因は、「福森」のシステム可変の「サイドポジション・アップ」の遅滞です。「福森」は、DF位置から、ビルドアツプパスのターゲットポジションへ移動する「システム可変」をしますが、その移動が「スプリントせず、歩く移動」で、「速やかな既定ポジションへの移動」はせず、そのため、「ボール保持者・菅」は、「福森位置取り」を待ちました。
第2起因が、「福森位置取り・パスターゲットとしてルックアップ(顔上げで準備完了のアイコンタクト)待ち」のため、「ボール保持」を続け、「福森へパス出しの寸前に「知念」のチャージが到達し、「ボール奪取」した点。菅は、本当なら「速やかに、福森へビルドアツプパス出し」としたい所でしたが、「福森の位置取り遅れ」が発生しても、「規律=事前指定プレー=戦術」通りの「福森へのパス出し」を判断し、「知念チャージを許す」事態となったもの。「戦術で想定した通りのプレー」では無く「守備位置」でのプレーの基本・根本価値観~「安全なプレー」からは<クリアー>のプレーしか無く、その<プレー選択ミス>が、菅のミスプレー。・・安全に「クリアー」して置けば良いのに、「無理な選択」が、相手による「ボール奪取」を成立させた、との内容。
第3起因が、「福森」のカバー”サボリ”。菅がチャージされ、ボール被奪取の瞬間、「福森・ポジションアップ」「菅剥がし」により「福森のDFしていたエリア」は空白・フリー状態となるも、そのまま「アップポジション」を維持したままで、即座に「元々の福森DFエリア・カバー」への帰陣・スプリント」によるエリアカバーを不実施で、そのまま「フリースペース」放置としたもの。この「福森の帰陣・カバー不実施」の無責任プレーは、多数回発生し、「失点原因の主因の一つ」で、現コンサ順位・低迷の元凶です。
その「福森起因問題パターン」は、他チーム周知で、全チームから「コンサ守備を破綻させる主狙い」として、狙われ、本試合でも、全くその通りの失点となりました。
この通り「一見、菅のミスプレー」に見えたものも、実像は「福森の第1起因と第3起因のW起因」により、「勝利未達の原因は、福森課題」でした。
<最終盤でも、全く改善の欠片も無く、再現された「福森」失点パターンを、そのまま来シーズンも課題残留・継続させる積りでしょうか。

もう一つの「決定機での得点獲得力=シュート精度」は、FWジェイ・ロペス・ドド・金子・駒井・チャナティップの個々課題そのものですが、これだけ多数選手が同一課題の改善問題となるのであれば、
それは「チームとして改善取り組み」を指導・実践させ、「個々選手での能力獲得」成果を、厳正管理する事は絶対運営事項です。
選手毎に「課題詳細分析」~「改善ポイント判別し取り組みテーマ決定」~「個々選手毎、改善ポイントに最適な改善方法設定」~「改善メニューの実施管理」~「トレーニングでのテスト」で改善効果テスト~「実戦での改善」、を個別に「メニュー」化、「実行管理」で、計画的・確実成果を獲得する仕組みが必須です。
「選手個々での意識・正しい知識と理解・適正な改善方法・改善訓練の実施管理」があれば、意外に「早く、その改善努力は成果を生む」ものです。
何故なら、「シュートプレー」は「メンタル・得点可能な方法の正しい理解と実践」との「ヘッドワーク」が「プレーの半分以上を占めるもの」だからです。苦しんでいる=自覚していて、その改善・脱却方法に苦慮している選手が殆どだからですね。

では、試合全体を点検です。
先ず、戦術と選手起用は、スタメン「攻撃強化型マンマーク・ハイプレス」と想定された「FWジェイ・駒井・金子型とボランチ深井起用」で、スタートで、又、ベンチ入りでは「FWロペス・ドドで、期待のウーゴは除外、更に高嶺ベンチスタート」となりました。
では、
恒例の試合時間帯4分割(前半後半の飲水Tと、HTで分割した➀➁➂➃時間帯)で、推移を確認です。
     コンサ     大分     [判定]
        ~前半~
項目   ➀  ➁   ➀  ➁
支配率  52 54  48 46%  コンサ優位
走行距離 30 30  30 31km  互角
スプリント数 45 40  47 55回  ➁大分スプリント勝ち
 同速度  29.7   未判定 km/h 前半・速度低下 
シュート数  2  3   2  1 本  ややコンサ優位
同枠内数 1  0   1  1 本  やや大分優位
決定機    3      1  回  コンサ優位
得点   0  0   0  1 点   
パス数  142  173  120  123本  コンサ圧倒
同成功率 78 84  77 79%  ➀➁前半低精度
A'3rd内   49     27 本  コンサ攻勢数値
同成功率   67     33 %    〃
        ~後半~
項目   ➂  ➃   ➂  ➃
支配率  56 55  44 45%  コンサ優位継続
走行距離 27 34  27 35km  互角
スプリント数 39 58  47 57回  ➂大分圧倒
 同速度  31.0   30.5km/h 互角
シュート数  2  8   2  3 本  コンサ優位
枠内数  1  0   2  0 本  コンサ著しく劣後
決定機   10      3  回  コンサ圧倒
得点   1  0   0  0 点  
パス数  143  106  73  95 本  コンサ圧倒
同成功率 83 81  75 75%  コンサ優位
A'3rd内   69     42 本  コンサ優位
同成功率   61     59 %  コンサ優位

※1-前半の低パフォーマンスは、「走力は互角で、スプリント負け」がその実体でした。「スプリント負け・スプリント速度減退」=「マンマーク・プレス強度の激減」により、「戦術機能停止・減退」となったもの。決定機数は大分を上回り、大分の唯一の決定機は、DF位置での「ミスプレイ」由来のため「失点」したもの。
※2-後半開始直後は、スプリント数減退のままだったが、➂➃時間帯と急上昇し「戦術機能再開・復活」。その結果、決定機は急増するも「シュート精度=枠内数」は極度の「劣後レベル」が原因で、得点獲得は「最少1点」のみに止まる低状態を改善出来ず、勝利のための追加点獲得失敗。
※3-[総合評価]前半の「DF位置でのミスプレー・失点」と、試合全般での「決定機での得点獲得レベルの極度の劣後レベル~シュート精度の酷いレベル」が、勝利未到達の原因。

試合スタッツからも、分析通りの問題点・課題点・ポイントでした。
このパターンは、今シーズン全期に亘る共通・同一内容で、シーズンの中で「改善には至っていない」現状を証明し、<このままでは>来シーズンも、同一パターンが継続してしまう、との展望が確定するものです。

2.ラスト・最終戦へ
前試合で、スタメンどころでなく、ベンチ入りも無かった「期待のウーゴ」は、トレーニングでは「そんな問題は無い」状態の様で、次戦最終戦1試合しか「次契約へのプラスプレー」を証明する事は無くなりました。
<背水の陣で「スタメン起用~複数得点獲得」で、「コンサ最重要チーム課題;得点機得点獲得力改善」と「次シーズン・必須戦力として契約更新」のダブル課題解決>を図る、との期待と想定ですね。
同時に、
ノノラジで、漏らした「来シーズン選手構成」のための「当面課題」は、➀本どの選手が(複数年)契約済みで、来季も所属継続、➁一部選手のみ「移籍・契約更新」交渉・検討、との現状から、
表面化した「進藤・C大阪移籍・残留交渉」と「他の移籍申し入れ案件」交渉の有無、
レンタル中のローン側「カウィン」、レンタル側「中村洞耶」「岩崎」の各交渉、
そして「ウーゴ・再契約」、
更に、「不透明・契約非更新選手」の有無、
新加入交渉中「岡本大八」、更に「新規加入交渉」の有無、
最後に「育成からのトップチーム・2種登録」
と6テーマが活発化しています。

前々ブログで検討の通り、「育成計画」に則り、既に「必要選手数は充足」し、「チーム育成選手中核化」「有力外国籍選手保有」「必要有望選手追加獲得」もほぼ完了し、残されたテーマは「より戦力上昇となる選手の入れ替え(新規加入と放出)」と「有力若手選手の先行的な追加獲得」となっています。
また、新戦術「マンマーク・ハイプレス」導入の「現状・成果・課題」検討は、シーズン後のチーム指導陣により「重要検討テーマ」ですが、最終戦での「最終結果・内容」は、そのまま最重要研究・分析対象試合として活用されます。
可能な限り「ハイレベル」で「研究材料」となる事が、その後「ハイレベル化」に繋がりますね。


 


post by yuukun0617

21:28

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

343

Re:~進化~ これが今の真実の戦力・期待と想定を外した勝利喪失試合

2020/12/14 20:07

進藤で移籍金取れる確率は、来年のヴェルディが2014年湘南を上回る勝ち点で独走昇格かつ来年のJ1でACL圏に入り込む確率ぐらい低いと思った方がいい。 フランチャイズ・プレイヤーは、スポーツ用語で長期にわたって同一のチームの第一線で活動し続ける選手を指す。狭義では入団から引退まで同一のチームに、最狭義ではプロデビューから引退まで出身地・出身校の地元チーム一つだけに在籍し続けた選手を指す。サッカーではバンディエラ(Bandiera。旗頭)とも呼ばれる。NFLではフランチャイズ・プレイヤー制度として制度化されている。

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