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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~(29)ルヴァン杯GS第1節試合内容と次戦・リーグ戦第2節名古屋戦展望

2021年03月04日

本日、今シーズンの過密日程がその厳しさ・牙を露出した「中3日」のルヴァン杯GS第1節福岡戦をギリギリの勝利結果を掴み、次戦まで更に深刻な「中2日」で、豊田スタジアムのアウェイ戦となり、前日移動のため「金曜現地入り」のために「明日1日+明後日午後移動で午前0.5日の1.5日」となります。過密日程は、早や<過酷>日程に変化しています。
本日試合内容と次戦名古屋戦展望には、この「過酷日程」が最大要因となったものでした。
そんな、本日ルヴァン杯試合、続いて、次戦「名古屋戦」展望に取り組みます。

1.本日・ルヴァン杯GS第1節福岡戦内容
ルヴァン杯は、リーグよりの公式試合スタッツリリースが無く、データ値はシュート数のみしかありません。
前半 コンサ7本 福岡6本
後半  同 1本 同 3本
計   同 8本 同 9本  との数値からは、
コンサの試合基準シュート数15本には、約半減で、
<極めて不出来な「シュート数=決定機数」>との評価しかありません。
Bチームだから仕方が無い、との単純理由は、言い訳にもならず、
<トップチームの数値(前試合23本)>の1/3であり、
<決定機構築力は1/3>しかない、との証明となったものでした。
試合起用の個々選手に「優れた点と同時に大きな問題点・課題点」が顕著で、優れた点があっても、トップチームに入れる能力・力には不足している、との現実を証明したものでした。
この試合の「数少ない良かった点は、勝利の結果とそれへの意思」しかありませんね。
傑出プレー(トップチームレベル)は、攻守に亘り「皆無」でした。
問題・課題プレーは局面毎に多数で、「精度・速度・強度」不足、「戦術理解と連携(組織・連動プレー)実現」に問題の主因があり、「個々選手の理解不足」が根幹原因でした。
・・一言で表現すると「コンサのプレーは実現出来なかった」という事です。
「勝利結果」を獲得できた理由は、対戦チームも同様に「弱体化戦力チーム」だったから、が最大理由で、「強力チーム(鹿島・鳥栖のBチーム)」対戦では、同様勝利獲得は極めて至難、との内容です。
本日の守備「マンマークハイプレス消滅・自陣ゴール前でのミスプレーだらけ・強度とカバー連携貧弱」は、J1では通用困難。
攻撃「コンビネーション皆無・スピード停滞・低精度」で「決定機が8回」も出来たのは、それ以上に「相手・福岡の守備強度・速度・連携が低かった」からです。「J1レベル守備」には、「決定機構築は殆ど困難」は濃厚です。
こんな「低レベル・Bチーム」が、この酷い試合内容を「反省・レベル急上昇急務」の機会とし、急上昇出来れば、当初想定の「Wトップ(同ハイレベル)チーム編成」に近づきますが、このままのレベルから「離脱・脱却」出来なければ、「トップチーム固定化」となり、「過酷日程」の今シーズン進行で、早々に、「トップチーム・パフォーマンス低下」の緊急事態化も、大きく懸念される所です。
こんな「体たらくプレー」の脱却を期待するものです。
試合内容は「論評にも値しない低内容試合」で、大きく失望です。
もう一度<本日スタメン全選手の反省・自覚・覚醒・奮起・改善を期待する>ものです。
 
「Aチーム選手の本日試合流用」は、3選手(小柏・田中・ルーカス)を「30分限定」起用に留まり、次戦に「ややハード実戦トレーニング実施」との内容となり、次戦名古屋戦で「より身体が軽く、キレを増す」効果を期待できる
点は、良かった点で、「Aチーム戦力温存し、次戦コンディショニング良好で迎えられる」とのミシャコメント通りでした。

2.次戦・リーグ戦第2節名古屋戦展望
前ブログで記載の通り「第1節のコンサパフォーマンスの試合数値」は「驚異的なハイレベル」を証明し、一瞬の<首位>は、リーグ随一のコンサ攻撃力との評価・判定を得ました。
次戦・名古屋戦でも、本日試合後ミシャコメント「Aチーム温存出来、名古屋戦は、横浜FC戦の再現を図る」との決意表明通り、<圧倒的コンサ攻撃力で、名古屋にも大勝・リーグ連勝・公式戦3連勝>を掴みます。
では、先ずは対戦チーム「名古屋」現況から。
➀名古屋現況
最初に、第1節・福岡対戦「2-1」勝利。しかし、前半4分・後半10分FWマテウス2発で先制・追加点獲得するも、後半25分から消極姿勢で、福岡猛攻を受け、37分オウンゴールで一気に緊迫化し、ギリギリ辛勝で、「淡白な試合運び」に、未だまだ「パフォーマンス低レベル状態」を証明していました。

昨年は、
順位3位 19勝6分9敗 得点45 失点28 得失差17
           12位  1位  2位
コンサは、
  12 10勝9分15敗 得点47 失点58 得失差△11
強力守備力と低攻撃力の典型的な「堅守・速攻型」チームでした。
特に、GKランゲラック・DF丸山・中谷・ボランチ稲垣・米本と超強力守備陣に、DF木本・森下・ボランチ長澤獲得で、ボランチシミッチ流失しても、更に強化となった。
しかし、「低得点攻撃陣」は、金崎・長期故障離脱で、CF山崎のみ、柿谷・斉藤獲得も、前田・阿倍・シャビエル・マテウスの豊富な2列目選手の増加で、CF絶対的不足の改善・解決は無く、シュートもPA内意識は乏しく、ミドル・ロングシュート比率が高く、決定率=精度は高くも、決定機構築数=シュート数とより近い位置でのシュート数が乏しく、得点力獲得改善には至っていない。
〔参考〕前試合「ギリギリ辛勝」の試合数値は、
   得点 30m侵入 PA侵入 シュート 枠内 PA内数 決定率
名古屋 2  33  12 10  6  7本 20%
コンサ 5  49  25 23 11 19本 21.7
平均 1.25  40  11 12  4  8本 10.7
 で、名古屋の侵入・突破不足、よりゴールへ侵入した位置でのシュート数不足が原因で、得点獲得不足を招くものでした。

➁戦術等
 フォーメーションは、昨シーズンから固定継続の[4-2-3-1]型ですが、左サイド吉田・マテウス・相馬からのクロス・カットイン攻撃がメイン・ストロングパターンで、中央突破・右サイドは「シューター」役、また<「ハイプレス」は少なく、自陣堅守~個々タイト強力守備力+ブロック守備の堅守で、ボール奪取し、ビルドアツプは少なく、サイド展開と、単一・少数パターン攻撃が、攻略点です。
[有効対抗策]は、左サイド突破を封じる事で、対戦する「コンサ右サイド・積極・活性化の攻撃突破」で、「名古屋自陣守備に押し込む」対策が絶好策となります。・・右サイド「金子・ルーカス」の積極攻勢・突破が勝負の第1ポイントです。
また、強力DF陣も、唯一スピード攻撃にやや弱点があり、「ショートパス失点33%」と最大失点パターンてす。また、セットプレー対抗も、速いプレスキツクへの反応がやや遅く「セットプレー失点30%」も狙い処です。同様に、スピードクロスパスも狙い目で、リーグ最強守備陣も名古屋自信の「対人守備力の強度勝負」を回避し、<スピードと連係プレー(コンビネーション)勝負>は、確実に得点獲得が狙えます。

この様に、強力チームですが「守備型」チームで、コンサ・マンマークハイプレスの最適「ビルドアップ」型ではありませんが、「スピード・コンビネーション攻撃、サイドとDF裏等スペース強力突破」で、充分攻略可能チームです。

3.次戦コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
コンサの戦術は、「対戦相手毎も対策準備」ではなく、「どんな相手にも、より強力に同一戦術徹底を図る」との戦略・方針ですね。
「相手の特徴、ストロング・ウィークも、コンサ本来戦術の実施強度上昇で対抗」する事で、今回対戦も、何の迷いも無く、
コンサ・トレードマーク
「マンマーキング・ハイプレス戦術を中心に、ミシャ式コンサ戦術」を徹底し、多彩パターン攻撃~コンビネーションで中央突破とワイド(サイド)突破を組み合わせ、反復連続サイドチェンジ戦術、サイド・DF裏等スペースへ飛び出し戦術、派生セットプレーの多彩攻撃、
「攻撃型守備=マンマーキング・ハイプレス」で相手ボール交換(パス)自体阻止、相手陣深くでボール奪取とそこからのショートカウンターと守備・攻撃連動一体プレー戦術、守勢時は、ブロック組織守備と多彩パターン守備を展開します。

試合展開は、コンサ「攻撃型守備=マンマーキング・ハイプレス」で、ボール奪取から、コンサ攻勢時間拡大を図り、その中、多数決定機に決定力あるシュートで、複数・大量得点獲得し、「得点勝ち」勝利を図ります。
想定試合展開は、
試合開始~20分 コンサ攻勢継続、名古屋カウンター狙いの緊迫状態
         ハイプレスからのショートカウンターで先制獲得
     45分 コンサ攻勢継続、追加点獲得
         <2-0で前半戦終了>
後半開始~15分 コンサ攻勢継続、緊迫状態
         選手交代で活性化
     45分 コンサ攻勢再奪取し、追加点獲得
         <3-0完勝>想定です。

起用想定メンバーは、
温存「Aチーム」で、前・第1節と同メンバー

想定スタメン
       ロペス
    チャナ   小柏
 ルーカス        金子
     宮澤   駒井
   福森  ミンテ 田中
       菅野

同サブ
    ドド・菅・深井・高嶺・岡村・柳
    小次郎
 ですね。さすがに、「小野」はオフです。

名古屋戦こそが、コンサの強烈攻撃力・戦力を証明する試合となります。
公式戦3連勝・リーグ戦連勝で、開幕スタートダッシュ成功を達成です。



post by yuukun0617

00:49

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