カレンダー

プロフィール

中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

検索

~進化~38 勝点△2ロスト試合!~どこに勝てるのか!

2021年03月18日

 「勝点3獲得」絶好試合で、「甘いシュート、得点獲得プレー不足」のみが原因で、「大量得点獲得・完勝・勝点3」試合を、引き分け結果として、勝点△2マイナスとしてしまった「失敗試合」でした。
「<惜引き分け>ではありません。<大失敗引き分け>試合」との内容でした。

1.試合内容ポイント
 対戦予想とは大きく違った試合となりましたが、今後、別チームも「対コンサ対策」として「有力選択肢」とされる事もあり得る、展開となりました。
それは、ハイプレス・ビルドアツプ等の「各チーム戦術を放棄」し、「自陣布陣・ロングボール放り込み戦術」です。
 しかし、「ショートパスサッカー型ゲームメイク放棄」の代償は<一瞬のカウンター・チャンスしかない>との「極めて減少する決定機数」ですが、
その「僅かなチャンス」に懸け、<相手コントロールミス・甘いプレー>と<ベストワンチャンスプレー>のチャンス拡大局面のみ「決定機」とし、それ以外は、「自陣でスペースを埋め、PA・ゴール前を固め、シュート阻止を徹底し、相手得点阻止」に徹し、ボール保持では、GK・DFから「前線選手へのロングボール・フィード」に徹する、とのスタイルでした。
その結果は、
・<僅かな得点チャンス>のため「得点獲得」は極めて低い成功率=殆どは「0・無得点」
・<超守備的・堅守>で「相手得点は大幅減少」
  ➝【 引き分け狙い・幸運なら勝利チャンスも 】
    との超々守備型戦術でした。

 智将ロドリゲスが、現在のチーム戦略・取り組みを停止してまで、そんな極端な戦術を選択した理由は、
・「走力で劣後しない」との対戦大前提のため、昨年主体・ベテラン層を一層した「走れる選手」起用で、そのため、「試合起用固定化傾向」のところ、
「中2日」試合で、肝心の「走力」維持が困難、との想定。
・「前線選手・杉本」を「速攻で一定評価」
・「コンサ・マンマーキング」により、コンビネーション・パスとの対策も効果なく「ビルドアップ崩壊」想定
・「コンサ式ミシャ戦術」(ビルドアツプへのハイプレスに、ロングフィードにより、ポスト・サイドを起点としたショートカウンター展開戦術)により、コンサビルドアツプ阻止プレー、そのものを無効化される。
・「コンサビルドアツプレベル」は、単純プレスも「GK・DFライントライアングル」で全回避されるもの。
➝これらから、
・コンサのビルドアップ阻止は、諦め・放棄。
・自陣に選手を固め、スペースを全てカバーし、一定ゲームメークを許容するも、シュート阻止・得点阻止に徹する。
・コンサのマンマーキング回避のため、攻撃への切り替えは、前線ロングフィード・カウンターを原則とし、ビルドアツプ・コンビネーションパスサッカーは放棄
 ⇒ フォーメーション【 5-4-1 】で、「引き分け狙い」に徹する、
となったものでした。

 この戦略・対策は、コンサ対抗策として、現状では「有効策」だ、という事も証明された試合でした。
それは、
 コンサの現時点・最大弱点が【シュート決定力~決定機に得点獲得する力】である事は、前々シーズンより、延々と継続し続ける課題で、全く有効改善策も結果も無いまま、ミシャ「決定機構築までは、監督の仕事・責任範囲だが、得点を奪う力は、選手個々問題で、トレーニングも出来ないもの」とのコメントが、継続され続けています。
そのコンサ欠陥から「どんなに決定機を構築されようと、決定力課題のコンサは、その決定機数の得点獲得は不能」との想定・判定をされています。

超強力チーム~川崎・名古屋など~は、「その決定機構築数」も、看過できない、阻止を図りに来ますが、中堅~弱体チーム対戦では、そんな「割り切り・徹底」選択し、今回の様な「極端戦術・対策」対戦も、出現予想される所となりました。

この対策は、一点しかありませんね!
 ~ 【シュート決定力の上昇・改善】 のみという事です。

昨日、コンサシュート状況は、~速報値・公式数は大幅減少の模様?~
シュート数18本 枠内数4本 無得点 
ロペス 5本 枠内2本 精度(枠内率)40%  〇
金子  5本 枠内0本 精度(枠内率) 0%  ☓
駒井  4本 枠内1本 精度(枠内率)25%  ☓
田中  1本 枠内1本 精度(枠内率)100% 〇
福森  1本 枠内0本 精度(枠内率) 0%  ☓
菅   1本 枠内0本 精度(枠内率) 0%  ☓
深井  1本 枠内0本 精度(枠内率) 0%  ☓

バーやポストに当たるシュートが「惜しい」との感覚は、正しくなく「枠外シュートそのもの」です。
ミシャ「昨日、FWはロペス一人だけ、それ以外に、FWいない」とのコメントの意味は、「このシュート精度」を示すもので、「FW相当レベルに未到達選手をFW起用」している事に「根本原因」があり、「FW選手として、永年、練習と経験を積み上げて獲得して来た、シュート力・決定力」を「MF・SH選手」が保持している事は殆ど期待できない、との意味です。
しかし、「徹底したトレーニング~他選手と、比べ様も無い程の練習(量)を徹底」する事で、その改善はあり得ますし、糸口もあり得ます。しかし、そんな「練習徹底する選手は、全く出て来ません」。詰まりは【選手の改善意識の強さ・真剣度】の問題で、将来の代表選手・活躍選手となれるか否か、の分岐点です。
コンサ選手は、ミシャから「決定力は自分達の問題だ」と言われ続けているのにも拘らず、「改善への意思と努力が無い、見えない」事は重大なポイントであり、ここまで、何年間も改善停止のまま、改善努力放棄~「どこかで、高能・・実際は、永遠に近い程、獲得不能・・未改善」との安易な解決で良いとしている事が不可解です。
ミシャは、問題を理解し、その改善の乏しさも理解するも、全く納得していませんが、ノノ始め、チームも、なにより、選手自身が「無自覚・無認識」な点が、甘いチーム・いつまでも「上位到達不能」チームとなってしまいます。

根本からの改善、特に「選手自身の猛省と徹底改善意識と努力開始」を強く強く期するものです。

2.試合内容確認
では、簡単に、試合内容を、速報試合スタッツで確認しておきましょう。
最初に、結論ですが、
問題点は、「シュート決定力・得点獲得」のみで、それ以外は「合格点・高いレベル」という事でした。
試合4分割で、➀~前半飲水T・➁前半後半・➂~後半飲水T・➃後半後半で記載。
     コンサ       浦和  
    ➀  -➁  -➂  -➃   ➀  -➁  -➂  -➃
支配率 62% -58% -58% -59%  38% -42% -42% -41% コンサ支配
走行距離26km-31km-26km-32km   27km-31km-27km-33km 互角・両少数
スプリント数38回-35回-31回-44回  43回-45回-39回-59回 コンサ意図浦和大
シュート4本-5本-6本-3本  2本-1本-1本-5本 コンサ圧倒
枠内数 1本-0本-2本-1本  0本-1本-0本-2本 互角
パス数 146 -264 -163 -136本  60 -119 - 97 -76本 コンサ圧倒・支配
成功率 81% -82% -82% -81%    71% -81% -80% -78% ややコンサ優位


・コンサは、➀➁➂➃の数値が同レベルで、試合全般・ボール支配・長短パス活発化・高パス成功率で、<決定機構築>となり、多数シュート数達成も、枠内数では、浦和とほぼ同数で「枠内へのシュート数」に差が無く、「無得点による、引き分け」も相当でした。
 つまり、攻撃集約点「決定機数」は、相手超守備戦術に対しても、通常通りの「多数回決定機数」獲得で、問題ないが、「最後の得点獲得プレー」の低レベルにより、シュート精度を欠き、得点は遠い状況。
・被シュート数も少なく、コンサ守備も一定パフォーマンス発揮の評価。
☆「唯一・シュート精度・決定力」があれば「大量得点勝利」必至の試合内容。

試合後ミシャコメント「チャンスが沢山あるのに、得点を奪いきれず、相手の僅かなチャンスを決められた敗戦も覚悟しなければしけない試合で、その意味で、勝点1はラッキー」は、<皮肉・婉曲断罪>そのもので、皮肉屋ミシャの本領発揮の内容。「本気で、ラッキー」とは思ってはいけない事は、お気づきの通りで、逆に、「得点獲得出来ない選手達への、痛烈な皮肉・プレー非難」と言う事でした。

<いい加減に、目を覚まし、枠内のターゲットに素直に、実直に、淡々と着実にボールを運べ、そんな事も出来ないのか?!>との叫びでした。

次戦も、まったく同様、「シュート決定力」が「勝利獲得・達成」の最大懸念・問題で、その改善は必須、答えは、今求められています。




post by yuukun0617

10:20

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする