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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2021年03月24日
コンサ公式戦引き分けを挟んで3連敗を止める一戦で、その後の日程も、中6日の通常日程で、余裕もあり、戦力ダウンチームでは無く、トップチーム戦力を投入し、負の流れを転換させ、連敗阻止とする試合実現が、必須事項となっていますね。
前ブログで記載の通り、シーズン目標・上位=3位以内獲得のためには、
今後の試合毎目標、シーズン進行を、
戦績基準<2勝1分1敗>ペースとなりました。
一方、次戦のルヴァン杯・チャンピオン獲得への道は、グループステージGS第2試合目で、初戦勝利で、順調スタートとなり、次戦は、連勝によりGS突破確実化を目指す試合。リーグ全体では、代表戦・U-24戦招集により、活躍中選手がチーム離脱し、チーム戦力は大きく変動しています。コンサは、残念ながら田中駿太1名のみでしたが、逆に、戦力ダウンの少ないチームとなり、その相対影響ではやや有利となっています。
そんな状況の試合展望を展開しましょう。
1.対戦チーム〜鳥栖 現況
現在、破竹の勢いで、リーグに旋風を吹き荒らす大活躍となっています。
順位3位 勝点14 6試合 4勝2分0敗 得点10 失点0 得失差10
リーグランキング 5位 1位
は、敗戦0チーム現在4チームの中、首位川崎をも凌ぐ、唯一の<失点0での敗戦0>チームです。
[参考]1位 川崎 負0 失点4
2位 名古屋 負0 失点1
3位 鳥栖 負0 失点0
5位 広島 負0 失点7
2020シーズンでは、
順位13位 勝点34 7勝15分12敗 得点 37失点43得失差ー6
リーグランキング 14位 7位
から、守備は更に強化し、攻撃も大幅改善、との変化、進歩の現状で、シーズン前順位予想で、最有力降格候補チーム、とは劇的転化とのスタートダッシュ成功を達成しています。
その原因が、現代サッカー本流となっている戦術進化によるもので、「戦術による勝利・成功」です。
その内容は、
監督金明輝の就任3年目となり、チーム伝統スタイルの「堅守・速攻」スタイルから、
攻守での<アクティブサッカー>指向で、
最新流行「ポジショナルプレー」+「強力デュエル・プレッシング」で、チーム強度は、昨シーズン走行距離2位、スプリント4位、今シーズンも、走行距離2位、スプリントは18位は低下。
ポジショナルプレーとは、「ゴールを取ると言う目的のためにポジション(位置)で相手より優位に立つということで、ゴールを取るため、より突破が出来るプレーが効果的となるポジションでの優位の連動により、ボールを相手ゴールの近くまで運ぶ」戦術ですが、「より突破に効果的なポジション」のため、選手毎に、ポジションを激しく変化させ、常時可変するシステムとなります。昨シーズンは、「4-2-3-1」からの可変でしたが、今シーズンは、「5-3-2」の守備システムから、→「4-4-2」、→「3-5-2」、→「3-4-3」と多種多様に可変し、更に、そのシステム内でも、選手が激しくポジション転換し、ローリング・ポジション転換の左サイドDF・ボランチ・サイド4選手、更に、上下や横での転換が、前線・サイド選手、DFラインスライド、SBの偽SBの3ボランチ、と、
相手チームのシステム、プレーに連動して、システム可変と選手ポジション転換で、変化するもので、ここまで完全形でのポジショナルプレー実行は、鳥栖以外には無いレベルです。
その結果、ゾーン型攻守チーム対戦では、数的優位とポジション優位を奪い、アクション型=攻撃的守備、攻撃を展開し、ボール支配も優位となり、今シーズンボール支配率川崎をも凌駕する、58.4%の断トツ1位で、各試合で、ゲーム支配・コントロールしている内容となっています。
個々の選手が、決して高能力選手と言う事では無く、2〜3年前の経営破綻状況からで、資金力は乏しく、「高い高能力選手」獲得は不可能で、むしろ、高年俸選手は、積極売却し、若手や獲得資金が高く無い選手を集める選手構成でした。但し、「デュエルの高い選手」=「走れる、速い選手」揃いで、その中から編み出された、鳥栖ならではの戦術でした。
矢張り、リーグトップの戦術・戦略家である、金明輝監督ならではのチームスタイルです。
現在までのリーグランキングは、
ゴール ランキング5位 〜コンサ7位
シュート ランキング5位 〜コンサ1位
枠内数 ランキング5位 〜コンサ3位
決定率 ランキング10位〜コンサ13位
パス数 ランキング4位 〜コンサ5位
30m侵入 ランキング6位 〜コンサ5位
PA内侵入 ランキング11位〜コンサ1位
攻撃回数 ランキング18位〜コンサ11位
失点 ランキング1位 〜コンサ10位
意外な事に、コンサと極めて近い、相似数値が並びます。
戦術優位のチームスタイルも含め、アクションサッカーの現在代表チームの対戦となります。
昨シーズンは、圧倒的な皇帝・川崎に、一敗もせず、2引き分けと、選手能力優位型チームに対しては、かなりの対抗力を発揮していましたが、マイナスイメージ(▼ω▼)ジーー未だまだ多く、チーム評価が低く、そんな印象が強かったですが、今シーズンは、そんなチームを、複数得点差の完勝で撃破し続けており、甘い認識や理解では、大敗もあり得ます。
戦術と選手が一体、合致した強力チームとの対戦です。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
累積疲労と酷い敗戦ショックを振り払うため、予定外の2日完全オフ対応となり、明け日からは、酷い敗戦後のお決まり<最強度・覚悟トレーニング>を実施し、起き上がれ無い程、激しいトレーニングで、汗と共に、悪意識やイメージ、感情も出し切り、精神上悪物・不要物の除去を図りました。
その上で、絶対にしてはならない<禁止行為>を、全員で理解共有し、統一意思の再確立を行いました。
<禁止行為=走らない・闘わない・規律を守らない>はチームで徹底!、としておきましょう。
次戦鳥栖戦は、上記の通り、リーグトップの実力・戦力チームとの対戦です。
コンサは、<最強レベル戦術・プレー>しか、勝利の途・方法はあり得ません。
戦術は、<フルパフォーマンス>の、「オールコートプレッシング守備で相手パス交換阻止」、「マンマーク型ハイプレス」、「コンサ式ミシャ戦術」〜ビルドアップのコンビネーション中央突破、ワイドのサイド突破、ポストプレーとサイドへのロングパスをからのショートカウンター、「反復サイドチェンジ」、「派生セットプレー」により、攻撃型守備と多彩多様攻撃を実施。より速く、球際が強いパスサッカーを目指し、複数得点獲得型の試合目指します。
最高距離140km以上、スプリント数180回以上は最低基準です。
それでも、鳥栖には、互角〜劣後で最低ラインです。
<走り切り、スプリントし切らなければ>、勝利の目は遠退きしてしまいます。
特に、ポジショナルプレーで、厳しいマークと数的不利、を突破するには、ハイスピードの、ワンタッチ・高精度パスの最速連動パスしか、躱す事は出来ません。
試合展開は、今シーズン、最高レベルの緊迫試合となり、互いに戦術の打ち合い、仕掛け合いが展開され、一瞬も目を離せない、激しい攻守を切り替わりしあう展開となり、互いに複数得点を狙い合う、得点獲得勝負で、2得点で引き分け、3得点で勝利を争い合う試合が想定されます。
想定では、鳥栖は、前半戦、無得点・無失点となるも、後半、コンサマーキングの外れ、ズレにより、複数得点チャンスとなり、決定力の差により、試合結果が決定されるものと想定します。
コンサは、前半に決定機複数回構築、シュート精度改善の決定力次第ですが、前半で先制点獲得、後半で、2得点獲得に、試合結果•成否が掛かります。
想定の試合結果は、
【 3-2 ギリギリ勝利】との想定です。
メンバーは、
リカバリー組が本格参戦。
チャナティップはフル試合、青木亮太も完全リターン、中野嘉大もOK。
荒野拓馬も遂に、完全練習参加し調整中。ドド・柳はもう暫く、リカバリートレーニング。不明なジェイと、昨年末の大学サッカーから連続と、実戦での累積疲労が根本原因のため、リカバリー期間が長期化した小柏は、未だまだ、リターン時期は未定。
ガブリエルも、入国への秒読みが近づき、待望の高能力選手合流も見通さる段階が近づいています。
取り敢えず、3選手は、起用制限は無し、です。
代表で離脱は、田中駿太のみ。
スタメン
ロペス
チャナティップ 金子
ルーカス 深井 宮澤 青木
福森 ミンテ 岡村
菅野
サブ
高嶺・中島・小野・菅・中村
駒井(前試合問題の駒井もベンチ入り)
小次郎
矢張り、FPは全員ベンチ入り、のフル起用体制が継続です。
サブメンバーに、強力ストロングタイプが皆無なのが、寂しいですね。
明日、前日現地入りで、移動で、候補メンバーは、本日夕刻にチーム発表です。
明日朝、最終確認の上、福岡へフライトでの現地移動し、夕刻調整。
本日、代表戦もあり、刺激は満載。選手のモチベーションと、闘う意識を証明し、前試合の悪夢と叱責を吹き飛ばす活躍を期するものです!
ブログアップタイミングで、驚きの、中野嘉大、鳥栖は期限付き移籍リリースがありました。
本日サブメンバーから除外となり、代替として、荒野拓馬のベンチ入りもあり得ます。
本人は、期限付き移籍には、当初不承諾からの了承、との経緯がコメントリリースされ、せめてもの発言でした。
鳥栖から要請が以前より有り、チーム判断として「不要・離脱合意」で、本人説得、との経緯が推定されます。戦術不適合、本人要望と未合致、と言う事でしょうね。かなりの確率で、買取条件付きのチーム離脱、と推測出来ます。
故障選手のリターンも始まった事で、一気に進行したものですね。
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