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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜56)新スタイル誕生後の初戦、しかしBチーム起用で?

2021年04月26日

前試合リーグ11節仙台戦後半で飛び出した「コンサ・新スタイル」は、その後の各種解説でも、その<インパクトの強さ、圧倒的な戦力>に驚きの指摘と、今後の威力発揮予想・期待を評されたものでした。
あらためてその「コンサ・新スタイル」とは、
最前線3枚・・・外国籍FW
両サイド2枚・・金子と小柏の両ストライカー
インサイドハーフ・トップ下・・チャナティップ
アンカー・・荒野
守備ライン3枚・・岡村かミンテの守備型CB、田中駿太、福森の攻撃参加型CB
GK・・菅野、小次郎の現代型GK
で、
①これまでの3-2-2-3型を、3-1-3-3型とより攻撃バランス・選手数傾斜
②マンマーク型ハイプレスは踏襲するも、中盤4選手は、マンマーク+カバーリングのゾーン併用。結果、激しいオールコートプレスにまでは到達せず、ボール奪取ラインは、「最前線から中盤」へ比率変化させる。〜最前線奪取数は減少、中盤奪取増加ですが、現在の実態も、パフォーマンスダウンや連携低下で、この傾向が顕著となりつつあり、この新スタイルで、実態に合わせたままとし、現在の試合と同程度のボール奪取となるもの。
③最前線とサイドの5トップに、高さ3枚と、得点力選手のストライカー5枚で、コンサ特徴の「多数回決定機に、多様な選手がシュート」を活かし、且つ課題「低決定力改善」する、現実的で、威力抜群の解決策となるもの、
その代償は、
④オールコートプレスのレベルダウンで、具体的には、ボール奪取ポイントが、やや低下するもの、
⑤最前線のバックアッパーは、中島とガブリエル
 サイドは、ストライカー力低下大の、菅・ルーカス・田中宏武、突破力維持
 インサイドハーフ・トップ下は、駒井
 アンカーは、深井・高嶺・田中駿太、無尽蔵な運動量△宮澤、小野
 守備ラインは、守備型CB高さ・スピードと強度〜ミンテと岡村、
     攻撃型CB攻撃参加・起点パサーは、柳、スピード△宮澤、将来中村
 GKは、菅野と小次郎、ややダウン大谷
 コンサの選手構成に、合致していて、サブ・交代選手層も問題無し。

少し脱線で、チャナティップと駒井のシュート力と、パス能力との相関関係について
 〜両選手共に共通点が、<高いパス能力、と、低いシュート力>です。
高いパス能力は、パステクニックと判断の高さにより、<成功率の信頼性と意表を付くターゲットとタイミング>ですね。
 所が、その能力からは、同様に、高精度のターゲットポイントへのシュート、相手の意表を突いたシュートも可能な筈で、どうしてシュート力が低下するのかが、とても理解困難となります。
しかし、よくよく考えると、パスとシュートの根本的相違点に思い当たります。それは、「二人プレーか、単独プレーか」のプレー構成人数にありますね。どちらも、パサー、シューターも、一見単独プレーの様で、シュートは、純然たる単独プレーに対して、パスは、パサーとレシーバーの2人プレーで、パサーと同様に、レシーバーの能力も、成功の必須構成と言う点です。実は、高いパス能力、と言うのは、半分しか表しておらず、高いレシーブ能力がありパス両立となります。詰まりは、駒井やチャナティップのパス能力の高さは、そのパスを受けるレシーバー選手の優秀さが必要となる訳です。と言う事で、駒井、チャナティップの高パス能力は、両人のパサー能力と同時に、ターゲット選手のレシーブ能力が高い事となり、プレーを構成する2人の能力で、対するシュート力は、シューター単独のプレーで、そこから、駒井とチャナティップのパスも、ピンポイントを突く精度は無く、レシーバー選手能力により補完されたもので、かたや、シュートは他選手の補完は無く、精度の低さの補完がないまま、と言う事です。パスとシュートの根幹の相違点で、面白い所ですね。
 
 しかし、リーグ戦で完成形を目指す「流れ」で、ルヴァン杯は、その為の、予行演習・トレーニング目的も兼ねた展開となっています。
そうは言っても、ルヴァン杯GS突破こそ、今シーズン、残された主要目標として、実現への意思と意欲が高まっています。
現状、コンサには、戦術適合までコンディションアップ〜パフォーマンスアップに至っていない選手が多く、その戦力化・戦力アップは相当に大きいもの。
ルヴァン杯での、活躍こそ、その証明となるとして、サブや若手選手が活躍を期するところ。
確かに、戦術適合性が低く、課題多い選手が起用の中心、柱となります。

戦術は、新スタイルには到達不能なため、オールコートプレス、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャスタイルで、激しいポジションチェンジ実行やそこでの連携不足の課題を克服するトライとなります。
サブの位置にある各選手が、実戦経験値を加算し、課題改善の中、コンディションとパフォーマンスアップを図ります。

対戦相手福岡は、J2を席巻した堅守守備力を、シーズン当初、J1の球際強度、スピードで威力を低下されていたものの、慣れと経験値により、対抗する強度とスピードに進化し、一気に威力発揮・回復となり、戦績急上昇中です。
ルヴァン杯は、リーグ戦主軸選手の起用もあり、若手やサブ選手の押し上げもあり、リーグ戦同様に大きく戦力上昇となっています。
前回対戦の様な、圧倒的な戦力差前提とは、大きく変化し、J1サブレベルの対戦で、戦力差は均衡となりました。
対戦内容は、堅守で高い位置からのハイプレス攻撃的守備が前面となり、コンサのビルドアップが、突破出来るか、ワイド展開の、サイド突破、DF裏スペース突破、コンビネーション中央突破、攻勢時多彩パターン攻撃が突破するかが、攻守のポイントとなるものです。
予想試合結果は、「2-1の僅差勝利」予想です。

メンバー予想は、Bチーム主体で、
 スタメン
       ジェイ 
    ドド     青木
  菅  高嶺   荒野  ルーカス
    中村 岡村 柳
       大谷

 サブ
   中島、田中宏武、宮澤、小野、深井?、ガブリエル⁇
   阿波加

こんな所でしょう。
強い精神力ー闘志、勝利意欲、集中、で、
走り勝ち、スプリント勝ち、球際勝ち、
事前想定通りプレーの実現で、精度と判断の適正化・スピードアップ、高いターゲットポイント狙いシュートが、試合成否のポイントです!
全サポーターの総力結集で、激闘での勝利を果たしましょう!


post by yuukun0617

23:16

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