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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜69)昨夜試合評価

2021年05月20日

昨夜のルヴァン杯GS最終節・鹿島戦は、札幌ドーム始まって以来初のサッカーハイブリッド芝コートの入れ替え失敗となる機器故障が回復せず、メイン席がサポーター裏、サポーター席がメイン位置との、超異例環境で、かなり異常な雰囲気で一杯となる、在る意味「史上に残る試合」でした。
しかし、試合内容は、両チーム共に、リーグ戦で示すチーム力には程遠い内容で、「低レベルの均衡試合」にしかなりませんでした。
結論を先に上げると、
①試合起用選手クォリティは、リーグ戦スタメンレベルに、大きな差があり、当然、総合されるチーム力は、更にレベル低下
②気温湿度が最適な試合環境であっても、運動量不足、動き出しの遅さ、それらにより、強度不足、が明らかで、両チーム共、目指す戦術の必要能力・水準に到達しておらず、「戦術以前の基礎能力、その能力発揮の意識・意欲」の問題が明白化された。〜ルーカス、荒野、ミンテ、ガブリエル
③戦術理解が、適正内容に至らず、不適正理解と理解不足が随所に現れた選手が有り、選手毎の戦術理解の格差が明白化〜柳、青木、中島
④スタメン選手で、起用した選手の低意識、集中不足やミス多発は、チームコンビネーションを、途中停止・停滞させ、無得点と、相手チャンスを自ら差し出す大リスク機の主因で、大いに失望したもの〜駒井の目に余るプレーミスは、10回以上で、流石のミシャも後半交代せざるを得なかった。
両チームの試合スタッツは、
      決定機数  シュート数
コンサ 前半 7回     4本
    後半 3回     4本 
    合計10回     8本
鹿島  前半 2回     6本
    後半 2度     5本
    合計 4回    11本
となりました。
リーグ戦で破竹の勢いで、大進撃真っ最中の鹿島も、頼みの戦術〜ハイプレス・ハイラインの攻撃型守備が、選手の寄せや球際強度が低く、コンサのゆっくり型ビルドアップもチャージ出来ず、完全に戦術不発でした。
しかし、鹿島も、前リーグ戦から、スタメン10名ターンオーバーで、そもそも試合起用、揃えたメンバーは、スタメン落ち選手が殆どで、スタメンに到達しない原因が有る選手達で、そのままならば、当然の、想定内試合内容と結果、と言う事です。
 と言う事で、試合内容やチームプレーを議題にする意味は乏しく、関心事は、個々選手能力やポイント程度ですね。

[評価選手]
・田中宏武〜4〜5回サイドドリブル突破チャレンジがあり、2度成功、1度決定機へのラストパスを成功させ、ドリブルとパスのストロング実現。体幹の当たり負けが多発し、フィジカル強化は根本課題。連携と判断の改善と、経験値積み上げで、ストロングプレーの実現数、チーム戦力アップとなります。
・菅の左CB〜ミシャシステム可変で、SBポジションは、普段のSH守備のSBプレーと同一で、通常の福森同様、ゲームメーク起点プレー、サイド突破、サイドの田中宏武と連動コンビネーションも、効果的で、起用適正は、合格。
[課題選手]
・ガブリエル〜スプリントスピード、キレが低く、想定するプレーを実現出来ない状態。フィジカルコンディションの上昇が、喫緊課題。しかし、テクニック、体幹は充分トップ水準で、ジェイ・ロペス並みのレベルで、有望選手。早くフィジカルコンディション良好への到達を願います。
・戦術理解レベル課題選手は、ドド、中島、青木、柳、岡村。
・試合意識課題選手が、駒井・荒野で、集中力〜気抜けと、走り不足。
・フィジカルコンディション課題選手が、ミンテ・ルーカス・ガブリエル。
・シュート精度課題選手が、ドド・中島・青木。
となります。

試合成果は、想定内の、スタメン候補選手の実戦テスト、サブ選手のコンディションアップトレーニング、に尽きる事となった試合でした。



post by yuukun0617

12:35

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