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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2021年05月21日
今シーズンの過酷日程は、ほんの一瞬「中6日・通常日程」復活で、累積疲労解消週間となるも、前リーグ戦5/18・14節川崎戦の激闘試合から、連続「中3日」日程・5連戦に突入し、次試合・リーグ15節清水戦は、3試合目となり、選手の累積疲労は一気に悪化する段階となります。しかし、コンサは、これまでのルヴァン杯スタメン選手起用を変更し、主力・中軸選手ベンチ入りも回避の、徹底ターンオーバー起用で、主力選手を温存を選択、実行したものです。
対する清水は、快勝した前節・仙台戦からメンバー変更は2人にとどめた一方、ボランチにCBが本職の立田、左SBに片山起用、後半、更に、河井、鈴木の主力投入し、主力選手を投入し、結果は横浜FMに敗戦で、ルヴァン杯GSは、他チーム敗戦による、他力の2位通過となったものでした。
そんな、試合前条件での、次節対戦を展望してみます。
1.対戦相手「清水」現況
現在戦績は、
順位16位 勝点12 14試合 2勝6分6敗 得点11失点19得失差△8
と、降格寸前の降格圏争いの真っ只中で、シーズン前に、降格寸前の最悪展開シーズンとなっています。
直近戦績も、10試合公式戦は1勝5分4敗、リーグ戦では、3/21大6節柏戦勝利以来、8試合勝利無しで、ここ5試合は、0勝3分2敗で勝点「3」は、リーグ最低内容で、降格圏は真っ直ぐ進行の最悪状況が継続中。
リーグランキングは、得点16位、失点14位で、攻守共に低戦力で、改善は全チーム対象です。
しかし、シーズン前の移籍争奪戦では、
選手補強という点で見れば、今オフの主役と言っても良い清水。
監督を智将元C大阪監督・ロティーナを招聘し、選手数、選手実績やチーム貢献度で大きなプラス評価を集め、昨シーズンの不甲斐ない成績から一気に飛躍し、上位狙い、期待できる選手層が揃った。特に、チーム弱点の守護神GKは、北九州正GK永井加入、日本代表GK権田修一獲得で一気に改善。最終ラインも、大分屋台骨鈴木義宜、左右SB・WB片山、MF原獲得で、ヴァウド共に堅守。中盤サイドアタッカーMF中山克広、FWは、ポルトガル現役1部チアゴ・サンタナ、J2・18得点FWディサロ燦シルヴァーノ、ターゲットマンFW指宿洋史獲得と、チーム本気度を証明する獲得、選手構成を実現した訳でした。
しかし、シーズン開始後の展開は、第1節鹿島戦3-1勝利スタート以降、想定外の試合内容レベル、結果で、一度も浮上も無く、ひたすら転落を進むのみでした。
その原因が、今シーズン取り組んだ、監督ロティーナ、多数入れ替えとなった選手が、チームに合体・融合に、時間を要し、新戦術浸透と実践プレー実現は、甚だ困難となった点にあるものでした。
ロティーナ・サッカーは<保有選手能力主導戦力構築スタイル>で、現代サッカーの主流〜高戦術によりより高い戦力実現の「戦術主導サッカー」とは、一線を隠す、やや旧型スタイルとなります。
ミシャやポステゴグルーを代表とする<戦術主導選手構成戦力構築スタイル>が最新型サッカースタイルで、昨年清水は、元クラモフスキー監督で、超攻撃型守備のハイプレスハイライン、ポジショナルプレーサッカー戦術を展開、実践し、<戦術主導>スタイルサッカーそのものでしたが、
ロティーナサッカーのチーム構築は、<選手能力を最大化する事が、最大チーム力>達成との思想で、チーム連携のための修正はあっても、原則は、選手個々能力とセンスが基本となり、チーム構築は、
第一段階〜守備は堅守布陣縛りのみで、選手個々の自由スタイル=自己がしたいプレーを、フリーにさせ、その中で、システムやポジション変動も辞さない、スタイルで、連携追求で、補正・修正を図って行く
第ニ段階〜かなりの試合数の経験値累積で、連携・チームプレー構成となり、よりチームプレー指向はモデルチェンジを図り、チーム力をアップ
となりますが、現時点は、選手個々のプレーが主体となり、チーム連携プレーレベルは当然、低レベルとなっている状況です。
代名詞が【システムに囚われず、選手ありき、で采配を振るう。選手が力を出せるやり方を選ぶのは当然だ】で、それで、「人材」が居れば、優秀選手が居れば、一気に高チームパフォーマンス到達となるものです。
東京ヴェルディは、J2-5位と6位、C大阪は、J1-4位となるも、「人材」を産む監督で、C大阪-坂元、清武、藤田、瀬古、水沼、奥埜はその典型で、人材育成をする貴重な監督です。
フォーメーションは、選手が一番理解済みの基本型「4-4-2」、攻守バランスで、個々能力主導スタイルです。
第ニ段階では、初めて「ポジション的優位」を目指すポジショナルサッカー戦術が始まり、「自分自身で考えてプレーする」選手が、ピッチで周りを見渡し、どういう状況なのか、どうプレーすべきかが、分かる選手となる、とのチームを構築するスタイルです。
しかし、そんな優秀監督の唯一の弱点が、【選手育成前でのチーム戦績低迷】で、現況です。清水が、現状戦績に目を奪われ、将来性、優秀選手育成戦略を逸脱する事は、寂しく、大きな誤りですね。清水からも、C大阪同様、優秀選手多発を期待します。賢明なチーム経営、運営を期待するところですね。
とは言え、現状の清水は「絶好の勝利獲得チャンス大」対戦チームで、確実に仕留め、勝利獲得を実現するところです!
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
前試合・ルヴァン杯GS鹿島戦で、主力温存のターンオーバーで、明日試合には、トップチームスタメンメンバーが揃います。
前リーグ戦14節川崎戦の激闘の中、確かな手応えとして確認した[今シーズン追求戦術と試合展開スタイルの、戦術実践度=チーム力の確立・上昇]が、<当面の最大課題>となり、次戦、能力・条件が揃った選手起用で、追求徹底です。
その戦術と試合展開とは、
①オールコートプレッシング、マンマーク型ハイプレス戦術で、攻撃連動の攻撃的守備戦術
②コンサ式ミシャ戦術〜パスサッカーのビルドアップ・コンビネーション型前進と中央突破、ワイド展開は、サイドとDF裏スペース攻略で、サイド突破-クロス攻撃、DF裏からのラストパス、を併用し、加えて、コンサ式となる、ビルドアップ阻止の相手ハイプレスへの対抗策で、前節・サイドへのロングパスのポストプレーからショートカウンター展開、そのため可変システム、流動ポジショニングと、ビルドアップ進化型戦術。
③派生のセットプレー攻撃、反復サイドチェンジで相手陣揺さぶりでギャップ・スペース構築など、多彩多様パターン攻撃戦術
試合展開は、試合開始から、①戦術と②の中のミシャ戦術③戦術を実施、後半選手交代に伴い②コンサ式ミシャ戦術は戦術転換と、<試合内戦術転換スタイル>
となります。
その戦術の高い実践度実現、成功の絶対条件が、試合三原則<走る、闘う、規律を守る>で、更に、<集中徹底>、最大ポイントが<球際強度>と<切替スピード>です。
川崎戦は、戦術実践度が今シーズン最高レベル到達となり、同レベル実現で、リーグトップレベル戦力の試合を指向するものです。
試合展開は、川崎対戦は相手強大チーム力のため、前半はコンサ試合コントロールの超拮抗試合、後半一瞬のミスで先制失点以外は、同様に拮抗試合、となりましたが、
次戦清水チーム力では、攻撃的守備は低レベル、攻撃も個々選手能力が中心で、川崎対比で大きく減少です。
そのため、試合開始直後から、試合コントロールは、コンサ優勢で、実現し、先制点・追加点獲得が想定されます。
最終試合結果予想は、【 3ー0 】完勝予想です。
試合起用メンバーは、
スタメン候補では、駒井・菅はルヴァン杯GS鹿島戦出場影響考慮ですが、その他トップチームメンバーは、フルコンディションで試合起用可能です。
スタメンは、オールコートプレッシングメンバーで、
チャナティップ・ミンテ・ルーカスのコンディション次第ですが、
ミンテ・ルーカスの試運転・テスト起用で、身体のキレやパフォーマンスは、今後のフィジカルコンディション上昇の中で改善、チャナはどちらでしょう。
チャナ が可能なら、
ロペス
チャナ 小柏
ルーカス 深井 宮澤 金子
福森 ミンテ 田中駿
菅野
チャナ が未だなら
ロペス
小柏 金子
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 田中駿
菅野
サブは、戦術転換の主役〜ジェイ
ガブリエル、青木、高嶺、駒井、岡村
大谷
清水撃破を実現❣️
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