カレンダー

プロフィール

中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

検索

〜進化〜79)典型的[惜引き分け]試合!

2021年06月07日

ロペス・チャナ、ジェイまで欠いた状況こそ、2020.7.23第7節・彼のマンマークプレッシング開花・横浜FM撃破の歴史的勝利を掴んだ試合前状況の再来でした。
その闘いは、
札幌ドームで、3-1(前半2-1、後半1-0)の快勝で、14SH9、5CK5、19FK21
得点者は、駒井・荒野・金子ー天野で、リーグに衝撃を与えた<荒野CFのゼロトップ・マンマークプレッシング初実施>でしたが、ミシャは、その再現試合方針を、選択。
その時の、CF荒野ーSTチャナ ・駒井、でしたが、CF荒野ーST小柏・駒井と、ほぼ同スタイル。サイドは、ルーカス・中野嘉大コンビ→金子・青木のNewバージョンとなるも、ボランチ高嶺・深井、ディフェンス田中駿・宮澤・福森、GK菅野は、完全同一。
運動量とスプリント力は同レベル以上、加えて、リーグトップのドリブル力、より洗練されたパスワーク、何よりも、球際強度を向上させ、選手個々の能力がより発揮される中、より高い戦術理解と戦術連携、戦術経験値も重ね、パフォーマンスを拡大させています。

その結果、試合内容は、
<ラストプレー精度不足=シュート力・得点決定力のシュートプレーの低さ>のみ、試合ピースを欠き、そこに至るプレーはほぼ完璧な想定通り内容・展開を実現し、文字通り「最後のピースだけ不足」となり、勝ち切る事に失敗で、「よく出来たものの、大変惜しく、残念な結果」となりました。
試合スタッツも、13SH9、4CK4、14FK13と、2020⑦節にほぼ同スタイルの最近似値で、3-1だけが、1-1に止まったとの相違点です。
更に、決定機数は、21決定機9回と、大差が付いていた試合で、勝利しなければ可笑しい試合!となっていたものです。
両試合共、得点決定力のFWが不在の戦術で、シュートを打った選手能力に左右され、これだけからは、
<シュート決定力は、退化・レベルダウンの現況>が顕らかに証明されてしまった!試合だ、と言う事です。
GKと、1:1局面だけでも、7回あり、たった1回しか、突破出来ないのは、明らかに、シュート選手の問題です。シュートは、サッカーで、数少ない<単独完結プレー>ですね。シュート選手以外、誰も、サポートやヘルプはあり得ません。
荒野の試合後コメント「GKは、良くPKシュートを止めたもの」に、大ブーイングと、大失望と、入れられないのは当然も納得したのは、私だけでは無いですね。
八面六臂の大活躍の荒野が、最も重要で、大切な単独プレーで、甘さとレベルの低さを晒した瞬間!でした!活躍は、台無し、帳消しで、大事なプレー、PK能力は低い!とのレッテルがおでこにしっかり貼られたぞ!ですね。
しかし、
前半は、両チームの、リーグトップを競う<ハイプレス勝負>は、コンサ完勝で、厚別の風と芝もありましたが、横浜FMのハイプレスは強度が高いものの、コンサパスワーク・コンビネーションで、ボール喪失〜横浜FMボール奪取成功は、皆無と、ハイプレスを無効化。
逆に、コンサハイプレスは、元々の横浜FMの欠点<相手ハイプレスに、ロングパスで回避する対応力の弱さ=ハイプレス回避力低レベル=ビルドアップでのボール喪失>が、そのまま露呈、仕方ない前線へのロングフィードも、その殆どが、パス不成功で、パスサッカーの根幹の、パス成功率は、ミドル・ロングレンジでは、30%以下。
ビルドアップではボール被奪取、ロングパスでボールロストを繰り返し、攻撃組み立てが作動出来ない展開が続きました。コンサハイプレスの成功回数は、前半8回、後半5回の13回は、当然、ショーカウンターから決定機に繋がり、決定機回数21回の大量機会を産み、コンサの、リーグトップ決定機構築力が、その実力通りにパフォーマンスされたものでした。
後半、選手故障アクシデントが重なり、試合中フィジカルコントロールと別な選手交代となり、チーム全体フィジカルがやや不安定となり、運動量とスプリントの緩みが発生、運動量緩みはポジショニングの遅れ、スプリントの緩みがプレッシング強度の緩みと攻撃スピード、ポジショニングの遅れに繋がり、横浜FMに、ショートパスを許し、パスワーク・ビルドアップから、僅かな回数ですが、決定機を与えました。しかし、後半も、大半はコンサ支配展開で、決定機数も、コンサが圧倒。
試合全体を通し、<コンサ決定力の低さ>が試合結果を左右し、<絶対勝利>試合を、<引き分けにまで、引き下げた>惜しい試合結果、との内容でした。

コンサは、現況の様な、FW得点源を欠く状況下でも、対川崎戦、今回の対横浜FM戦も、前半の圧倒、後半も有利にも拘らず、試合結果は見放される試合が、現在の定番・典型となっています。
どんなに、多数で、よりゴールに近い局面を作っても、ラストプレーだけで、全てを消し飛ばす、と言う事ですね!
残念ですが、これが、現在のコンサ!です。
思い知らされた試合となりました。

提案です!
コンサに、シュート専任コーチを、常時配置までは要りませんが、定期的に設置し、全選手が攻撃参加のコンサで、全選手にシュートプレーをトレーニングする、事は、費用も安く、効果は絶大で、順位アップを一気に図る策との内容です!

選手は当然、チームスタッフの奮起しか、この改善はあり得ません。
他力本願で、どんな優秀選手を獲得しても、同じです。


 


post by yuukun0617

08:07

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする