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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2021年06月23日
他チームは、ルヴァン杯、ACL試合も重ね、「中3日日程」リーグ戦・19節の水曜日試合で、代表組は復帰するも、五輪組長期離脱のまま、主力選手離脱、更に、Wワイドて、シーズン終了後の、選手層整備期間であり「夏の移籍市場本格化」で、主力選手突然離脱も重なり、選手層、フィジカルコンディション、チーム構成力で、混乱状態のチームが多発です。
そんな中、我らがコンサは、C大阪・ACLグループリーグ戦入りのため、対戦19節試合が延期となり、水曜日試合日程は消滅。前試合から「中6日」通常日程で、試合疲労・コンディションを最適に解消・改善、通常通り対戦準備が可能な期間・時間で、最適準備を実施しています。
直近リーグ状況は、代表日程を取り上げ終了、五輪日程とACLグループリーグ戦を中心に、リーグ戦・ルヴァン杯・天皇杯が絡む日程で、同時に、前記「夏の移籍市場本格化」で主力選手離脱と獲得動向で、チーム力〜全体選手構成力・戦術変化対応力・シーズン課題対応実績・選手疲労等コンディション・連携組織力変化、が変動し、プラス方向もありますが、マイナス方向チームも多数となっています。
劇的対応として、監督交代を決断・実行したチームは、
J1で、横浜FM・G大阪・横浜FC(早川知伸)・鹿島の4チーム、
下位カテゴリーで、大宮(高木琢也)・相模原・鹿児島・今治・山形(佐藤尽代行→石丸)・鳥取・長崎・讃岐・愛媛のなんと9チームの総計13チームで監督の異常事態。
それだけ、
①今シーズンの「過密日程とチーム維持・コントロールの過酷さ」、同時に、
②ハイプレス戦術全盛の様に「戦術強度急上昇」、
③<球際・デュエルW水準化>を狙いリーグがレフェリー基準変更により「プレー強度急上昇」、
④走行距離とスプリント力の「走力」、
⑤球際と各プレー成功率直結の「スピード」、
⑥それら全体の基礎の「判断スピードと正確性」を強烈に問われるシーズンとなっているものですね。
しかしそんな過酷シーズンだからこそ、そこでの成功・成果は、大きな成長となり、チームを一気に激変可能なシーズンとなりました。
コンサは、その数少ない【急成長チームへの道を着々と進行】しております。
では、対戦展望を。
1.対戦相手「鹿島」現況
シーズン当初、昨シーズンと同様、大低迷からスタートした鹿島も、監督交代の荒技で、得意の<負けない試合>パターンを確保し、現在の戦績は、
順位7位 勝点29 19試合 8勝5分6敗 得点29・失点21・得失差8にまで上昇。
直近戦績は、公式戦10試合〜5勝3分2敗と好調でしたが、リーグ戦5試合〜1勝2分2敗と、意外に負け越しの戦績と低迷で、得点4・失点5と失点が上回る状況で、戦績上昇の勢いは、かなり限定的です。複数失点は、鳥栖と川崎のリーグ上位攻撃チーム対戦で、守備型チーム対戦はやや優位としています。
詰まり、堅守は維持するも、攻撃・得点力は下降気味で、得点不足が、戦績低迷の原因です。
直近2試合の闘い方から見えた問題点は、
6/20日18節仙台戦1:1引き分け
①前線と中盤守備陣が分離し、守備、特に相手カウンターは、前線5選手の帰陣無く、守備5枚のみで、二分され、間の中盤にスペースが生まれる分離状態。
②攻撃カウンターも、前線3選手の個別突破で、中盤以降の押し上げは無い。
③パス交換が極めて少なく、壁パスや連続ショートパスのコンビネーションは全く使わい。
④攻撃は、パス交換では無く、ドリブル、スルーパス、PA外からのシュートと、全て[単独プレー]のみ。
⑤シュート数の多さは、あくまでも個々選手の単独プレーによるもの。
6/23水19節大分戦0:0引き分け
①「中2日」の過密日程で、8選手をターンオーバーで、前回試合のチームプレーとは相違。チーム一体戦術の浸透・徹底は低レベル
②ビルドアップが、選手距離間が遠く、ショートパス交換は全く無く、個々選手の持ち上がり主体で、個々選手能力によるもの。
③ハイプレスも時々レベル。
④球際の強さは、個々選手の体幹強度のみによる。
⑤自陣でボール奪取・保持からの切り替えが遅く、大分ハイプレスにしばしば餌食となり、自陣ゴール前でのボールロスト多発。
⑥大分狙いは、DFライン裏・背後スペースを狙われ、より自陣ゴールラインに近づく低守備ライン。
⑦ゲームメーク力、決定機構築力は極めて乏しい。
⑧シュート数激減
⑨パス精度も低く、76.1%。
と、問題点だらけで、
チームの戦術強度は極めて低く、優秀個々選手の能力に依存するだけとの現況で、スーパー能力によるスーパープレーだけが唯一の試合打開法では、<連続引き分け>しか掴めないものである事を証明しています。
現状、リーグ下位チーム対戦で、連続引き分けしか出来ない実力と言う事です。
選手起用は、3選手連続起用・8選手スタメン変更のターンオーバー起用でしたが、チーム戦術が大きく変動し、チーム共通統一戦術の欠如を証明しています。
これでは、連携による組織プレーが成立しないのは当然で、一言で言えば「完全に、連携トレーニング不足」でチームプレーでは無く、個々選手の固有プレーの集合で、文字通り、旧スタイル・過去の南米スタイルです。
10年以上継続するジーコのテクニカルダイレクターの弊害かも知れません。時代遅れ、、カモ。それでも、優秀選手を集め、守備の決まり事のみで、個々選手が好きな様にプレーする自由スタイルは、選手能力を発揮させ、突出選手を産み出す力にはなりますが、高い組織プレーチームとの対戦では、1:1勝負では無く、1:複数選手の数的不利勝負で、高い個々能力も封じられるのは当然の結果となっています。
更に、選手の累積疲労が重なり、心身共にパフォーマンス低下要因だらけです。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
コンサは、19節延期で、益々実施試合数の差が拡大し、最少G大阪15試合に続く、コンサ・横浜FM17試合で、標準19試合に△2試合、最大川崎21試合には△4試合で、この試合数差からの勝点が標準チームには最大プラス6勝点で、現在勝点25・11位は、修正勝点31・6位となります。リーグ上位・3位の名古屋勝点37・20試合には、試合数△3差で、想定修正後勝点差は、僅か「3差=1試合差」の距離感です。
このため、ここからは、上位への肉薄期間として、<勝点3獲得=勝利>しか無いシーズン展開です。
リーグ最強の球際強度と、攻守切り替えの速さと最速カウンター、を誇っていた鹿島が、大きくレベル低下、強度を下げている現況で対戦は、絶好のタイミングです。
対戦戦術は、
①ロペスとジェイ除外で、コンサ式ミシャ戦術が変化しています。
それまでの、前線ポストからのショートカウンター戦術は、圧倒的な空中戦勝率のターゲットが消滅で成功率低下となり、そのポスト狙い戦術から、
<DFライン裏・背後狙いからのショートカウンター型>に変化しました。
②両選手不在代替の副産物となる[最前線選手の守備強化]で、より前線守備力の強度が拡大し、<マンマーク型ハイプレス、オールコートプレッシング>の両戦術の実践度が大きく上昇。
①②の結果、攻撃型守備、攻守の一体・連動と切り替え速度、球際強度・プレースピードの項目が急上昇し、球際強度・戦術実践力が成長、全員攻撃・全員守備、コンビネーションパスサッカーと、個々選手能力炸裂が両立し、
リーグ最強ビルドアップ力の中央突破、ワイドなサイドとDF裏スペース突破、特に、反復サイドチェンジで、スペースを作り出すサイド突破はコンサのおはこ・ストロング。縦、斜めに速く高精度長短パスが展開、高速ドリブルが多数選手・局面で飛び出し、多彩・多様攻撃パターン数は、リーグ最多。最後の詰めとなる、派生セットプレーも、リーグ最高プレスキックから、高空中戦勝率ターゲットと、出し手・受け手が揃うストロング。
川崎・横浜FMレベル到達の戦術強度で、リーグトップレベルのフリープレー型戦略と真反対チーム対戦となります。
想定試合展開は、試合開始直後、両チームが積極的に主導権争奪も、鹿島は、10分程度で、消極性が上がり、堅守速攻姿勢。そのため、コンサ攻勢、鹿島はボール奪取〜カウンター狙いの展開を想定ですが、鹿島はコンサのパスコンビネーションとプレースピードから、想定通りのボール奪取成功とならず、コンサが一方的に波状攻撃の、コンサ支配展開。その中、コンサハイプレス成功からのショートカウンター、サイドとDF裏突破、反復サイドチェンジ、ドリブル突破、スルーパスコンビネーションで、多数回決定機構築し、多数シュートで、先制・追加点獲得を想定。
後半再開後も、短時間拮抗も、その後コンサ攻勢・コントロール試合展開となり、後半飲水タイム前頃に、選手途中交代で、ドド・中島・ガブリエルのFW型で、カウンター狙いとして、追加点獲得を図り、最終結果【 3-1完勝 】想定です。
メンバー予想は、
ジェイ・小柏、檀崎はなお入国待機中で除き、選手はチーム復帰。
深井が戻ったのは荒野・駒井の起用負荷が軽減し、大きなプラス。
スタメンは、ここ暫くの最実績メンバー、
荒野
チャナ 金子
青木 高嶺 深井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブ
FW; ドド、中島(ガブリエル)
SH; 菅、
DMF; 駒井
DF; 岡村、柳
GK; 小次郎
ジェイ、小柏が復帰が待たれますが、スタメン・サブ共に、かなり定着・固定化が進みました。大量保有戦略チームと対比すると、少な過ぎる選手保有と見えますが、一方で、リーグ最強戦術強度レベルにまで到達すると、試合起用レベル選手の限定があり、選手数では無く、試合起用レベル選手の数が重要、となります。
そのため、コンサでは、高い戦術理解・習得が最大必須課題となるため、よりトレーニング量や効果の上がるトレーニング内容徹底の問題で、選手の個々能力の以前の克服課題で、単純に、高能力選手を獲得だけは戦力化・強化とはならないものですね。
現在在籍のサブ選手、レンタル中選手も含め、試合起用レベル到達への道は開かれ、その育成・成長の成功が必要となります。
ソンユン・武蔵・進藤、そして、ロペス流出の代替も、全てこのサイクルを突破、クリアーした、田中駿太、高嶺、金子、小柏であり、それに続く若手選手です。
次戦20節鹿島戦も、コンサ完勝を勝ち取る試合です。
全サポーターの総力結集で、掴みましょう!
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